「楽天カードマン」でもおなじみの楽天カードでは、その付帯サービスとして楽天ETCカードを発行することができます。
楽天ETCカードは基本的に年会費500円が発生しますが、場合によっては無料にすることもできるんです。
この記事では、楽天ETCカードの年会費と、それを無料にする方法について紹介します。
楽天ETCカードを無料で持ちたい！という人はぜひ参考にしてみてください。
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楽天ETCカードの年会費は契約しているクレジットカードによって異なる
ETCカードの中には年会費無料で利用できるものもありますが、楽天ETCカードの場合、基本的に年会費が540円（税込）かかります。
決して高い金額ではありませんが、年会費無料のETCカードもあることを考えると少し作ることを躊躇してしまう人もいるかもしれません…
しかし、ある条件を満たすことで年会費を無料にすることができるんです。
楽天ETCカードの年会費を無料にする方法とは
楽天ETCカードの年会費を無料にするには、以下のいずれかの条件を満たしている必要があります。
- 楽天PointClubの会員ランクが、ダイヤモンド会員・プラチナ会員である方
- 楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカード・楽天ブラックカードの付帯サービスで楽天ETCカードを持っている方
この２つに該当しない方は、540円（税込）の年会費が発生します。
年会費を無料にする方法①楽天PointClubでプラチナ会員以上になる
楽天ETCカードの年会費を無料にするための方法の1つが楽天PointClubでプラチナ会員、もしくはダイヤモンド会員になることです。
楽天スーパーポイントを貯めることで会員ランクが決まるこのサービスでは、以下の5つのランクがあります。
- ダイヤモンド
- プラチナ
- ゴールド
- シルバー
- レギュラー
楽天ETCカードの年会費無料の条件である、ダイヤモンド会員とプラチナ会員はそれぞれ最上位ランクとそれに次ぐランクとなっています。
各ランクになるためには以下の条件をクリアする必要があります。
| ランク | 条件 |
|---|---|
| ダイヤモンド | 過去6ヶ月の獲得ポイント数が4,000ポイントで、過去6ヶ月のポイント獲得回数30回以上、楽天カード保有 |
| プラチナ | 過去6ヶ月の獲得ポイント数が2,000ポイントで、過去6ヶ月のポイント獲得回数15回以上 |
| ゴールド | 過去6ヶ月の獲得ポイント数が700ポイントで、過去6ヶ月のポイント獲得回数7回以上 |
| シルバー | 過去6ヶ月の獲得ポイント数が200ポイントで、過去6ヶ月のポイント獲得回数2回以上 |
例えば、プラチナ会員になるのであれば、半年間の間に15回以上ポイントを獲得し、合計2,000ポイントにする必要があります。
1回の買い物で2,000ポイントを獲得しても15回以上とはならないので注意してください。
なお、ランクをキープする際の条件も同じです。
初年度は楽天ETCカード申し込み特典の楽天会員ランクで判定される
なお、ETCカード発行初年度に関しては、ETCカードを申し込んだ段階での会員ランクで判断されることになります。
初年度から年会費を無料にしたい場合は、ETCカードを発行する前に会員ランクを上げるようにしましょう。
２年目以降は楽天ETCカード入会月の翌月の楽天会員ランクで判定される
2年目以降に関しては、ETCカードに入会した翌月時点での会員ランクによって判定されます。
レギュラー会員からシルバーやゴールドになるのであれば、1ヶ月でも十分可能ですが、プラチナ、ダイヤモンドとなると少し難しいでしょう。
やはり2年目以降でも、ETCカードを発行する前から会員ランクのアップに取り組んでおいたほうがいいでしょう。
ランクアップにあと少しポイントが足りないときは
会員ランクをアップさせるために、コツコツとポイントを稼いでいたとしても、「ランクアップにあと数ポイント足りない…（涙）」と言うケースもあるでしょう。
そういった時は、様々な方法でポイントを貯めてしまいましょう。
例えば、先ほど紹介したように、楽天カードを持っていれば、楽天の各種サービスやインターネットショッピング、街の買い物、他のクレジットカードからのポイント移行などができます。
楽天市場でのカードの利用はポイントが2倍、またポイント加盟店でのポイントも2倍になるため、積極的に利用するようにしましょう。
さらに、電気やガス、水道などの公共料金のほか、携帯電話料金、新聞代の支払いを楽天カードで行うとポイントを貯めることができます。
あと少しポイントが足りないと言う時は、こまめに楽天カードを使ってポイントを貯めるようにしましょう。
年会費を無料にする方法②楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードを保有する
楽天ETCカードは、楽天ゴールドカードもしくは楽天プレミアムカードを所有していても無料になります。
楽天ゴールドカードは20歳以上の人が申し込めるカードで、年会費が2,160円（税込）かかります。
また、楽天プレミアムカードも同じく20歳以上の人が申し込めるカードで、年会費が10,8000円かかります。
いずれも年会費が気になるかもしれませんが、楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードには以下のようなメリットもあるんです。
- 国内空港ラウンジが年間2回無料
- 楽天市場でポイント最大5倍 など
ワンランク上のクレジットカードに興味のある人はぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。
楽天ETCカードでどれくらいポイントが貯まる？
楽天ETCカードを使うメリットとして、楽天ポイントが貯められることが上げられます。
楽天ETCカードを利用することで、本カードである楽天カードで利用できるポイントサービス「楽天スーパーポイント」のポイントを貯めることができます。
ポイントは高速道路などの有料道路でETCカードを利用した時、100円の利用で1ポイントが貯まります。
1ポイントは1円の価値があるため、還元率としては1%
これは楽天カードを利用した時と同じ還元率となっています。
ポイントは楽天が展開する各種サービスのほか、インターネットショッピングや街のお店での買い物、他のポイントサービスへの移行など、幅広い用途に対応しています。
以下はポイントが使える一例です。
- 楽天のサービス
- 楽天市場
- 楽天ブックス
- 楽天トラベル
- 楽天モバイル
- 楽天銀行
など
インターネットショッピング・サービス
- 無印良品ネットストア
- ドミノ・ピザ
- BUYMA
- めちゃコミック
など
街のお店
- マクドナルド
- 大戸屋
- IDEMITSU
- ツルハドラッグ
- ミスタードーナツ
- ロイヤルホスト
- ポプラ
- ビックカメラ
など
ポイント交換・移行
- 楽天EDY
- ANAマイル
- 各種クレジットカードのポイントから楽天スーパーポイントへの移行 など
楽天ポイントは幅広い用途は幅広いですね…
このポイントをETCカードの利用でも貯めることができるのです。
楽天を利用しない方、年会費を掛けたくない方は他のETCカードを検討してみよう
「普段楽天のサービスを利用しない」「ETCカードに年会費を払いたくない」という方もいるでしょう。
楽天ETCカードはランクを上げないとどうしても年会費がかかってしまうので、他のETCカードを利用するのも手です。
ここでは、楽天ETCカード以外のおすすめETCカードとして「オリコETCカード」「ENEOSカード」の2つを紹介します。
オリコETCカード
オリコETCカードはオリコカード所有者が発行できるETCカードです。楽天ETCカードとは違い、誰でも年会費無料となっています。
オリコカードでは「オリコポイント」と呼ばれるポイントサービスを展開しているのですが、オリコETCカードの利用料金でもポイントを貯めることができます。
ポイントは100円の利用で1ポイントを貯めることができ、500ポイントから各種ポイントやギフト券と交換することができます。
オリコポイントから交換可能なものには以下のようなものがあります。
- Amazonギフト券
- iTunesギフトコード
- Tポイント
- WAONポイント
- ANAマイル
- JALマイル
- dポイント など
また、本カードであるオリコカードではiD（アイディ）やQUICPay™(クイックペイ)Apple Payに対応しているなど、使い勝手の良さも特徴です。
ENEOSカード
「ENEOSカード」は、ガソリンスタンドのENEOSを展開する、JXTGエネルギーが発行しているクレジットカードです。
このENEOSカードの付帯サービスでETCカードが発行できます。
ENEOSカードのETCカードは年会費無料で利用できますが、ポイントサービスなどに対応しているわけではありません。
ENEOSカードをおすすめする理由としては、本カードであるクレジットカードが自動車ユーザーにとって便利なものであるためです。
ENEOSカードには以下の3種類のカードがあり、それぞれ便利なサービスがついています。
- ENEOS CARD S：年1回カードを利用することで年会費無料。ガソリン、軽油はずっと2円/L引きになる
- ENEOS CARD P：ポイントが最大で3%還元。貯めたポイントは1,000ポイント＝1,000円として給油時の支払いに使えるほか、商品との交換も可能
- ENEOS CARD C：毎月のカード利用金額に応じて、ガソリン･軽油が最大で7円/L引きになる
このように、ENEOSを利用するときに強みを発揮してくれるクレジットカードなのです。
クレジットカードの年会費は初年度無料で、次年度以降は1,250円（税抜）がかかります。
ただし、ENEOS CARD Sは年1回の利用で2年目以降も年会費無料にすることができます。
楽天ETCカードを無料で使う方法はカードのランク上げ
今回は、楽天ETCカードを無料で所有するための方法について紹介してきました。
通常だと540円（税込）がかかる楽天ETCカードですが、条件をクリアすれば年会費無料になります。
楽天カードのランクが既に高い方、もう少しで年会費無料のランクに上がりそうな方は申し込みを検討してもいいでしょう。
楽天カードのランクが上がりそうでないな…と思ったときは他のETCカードを検討してみるのも手です。
