楽天ゴールドカードは楽天カード(一般)よりも審査基準がワンランク上のクレジットカードです。
「ゴールドカードだから審査基準が高くて無理かも」と感じる人も多いかもしれませが、楽天ゴールドカードはポイントを抑えればそれほど難易度は高くありません。
今回は、楽天ゴールドカードの審査落ちの理由や注意点について解説します。
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楽天ゴールドカードの審査基準!安定した収入がポイント
楽天ゴールドカードの審査に通るためには、入会条件のクリアが必須。
ここでは、楽天ゴールドカードの審査基準について詳しく見ていきます。
楽天ゴールドカードの申し込み資格は2点だけ
楽天ゴールドカードの申し込み資格は次の通りです
- 20歳以上
- 安定収入がある
楽天ゴールドカードの入会資格は「20歳以上かつ安定収入がある」ことです。ゴールドカードの審査基準は一般カードよりも難易度が高く設定されているのが一般的。
しかし、楽天ゴールドカードではパートやアルバイトをしている学生や主婦でも入会の資格は十分にあるため、ゴールドカードの中でも敷居の低い部類に入るといえるでしょう。
在籍確認の電話に繋がらないと審査に落ちる
在籍確認とは、クレジットカード会社が「申込者本人が申請した職場に本当に在籍しているかどうか」を確認する作業。
楽天ゴールドカードの審査基準には安定収入が求められるため、在籍確認は重要なチェック項目の一つです。
在籍確認が取れないと、収入の確約が取れないため審査の通過は難しくなります。
20代・30代・学生・主婦でも十分に審査に通る可能性がある
20代や30代の若年層なら「ゴールドカードの審査は通らないかも」という不安を持つ方も多いでしょう。
楽天ゴールドカードなら、入会資格のクリアとクレジットヒストリーに問題がなければ心配することはありません。
2019年3月時点での楽天カード会員数は1,700万人とクレジット業界の中でも驚異的な数字を叩き出しています。
年々早いスピードで確実に増え続ける会員数を見ると、若い人でも十分に楽天ゴールドカードを持つことが可能と考えられます。
楽天ゴールドカードの審査で見られているポイント
楽天ゴールドカードの審査で具体的に気をつけるべきポイントについて解説します。
過去に滞納を起こしていない信用できる人物かどうか
クレジットヒストリーには、申込者本人の金融商品の利用履歴が記載されています。
楽天ゴールドカードの審査基準で一番重要なのは「支払いにおいて信用できる人物かどうか」ということ。よって、過去に延滞歴があったり金融事故を起こしたりしている場合は信用度が下がります。
クレヒスがしっかりしている人物かどうか
クレジットヒストリーでは遅延歴や金融事故の有無以外にも、完済歴や完済金額の多さも重要要素として扱われます。
つまり、滞りなく支払われた金融商品の数が多ければ多いほど信用度が上がりプラス要素になります。
継続的な収入があるかどうか
楽天ゴールドカードの審査基準には「安定収入」が求められるため、勤続年数が長く年収が多い人の方が、安定収入があると判断されるので有利です。
ただし、楽天ゴールドカードはパートやアルバイトをしている学生や主婦でも審査通過の実績が見られるため、他の懸念事項がなければそれほど収入の多さを問題視する必要はないでしょう。
審査に通りやすい年収は200万円以上
社会人が楽天ゴールドカードに申し込むのであれば、審査に通りやすい年収は200万円以上が目安とされています。
ただし、楽天カードの公式サイトには「楽天ゴールドカード独自の審査基準により発行」との記載があるため、これらの年収基準はあくまでも目安と考えましょう。
楽天ゴールドカードの審査難易度は?
一般的なゴールドカードに求められる年収は約300~400万円以上といわれています。
楽天ゴールドカードは年収200万円以上が審査基準の目安となるため、審査難易度は「ゴールドカードの中では普通または低め」と判断してよいでしょう。
楽天ゴールドカードの審査に通るために絶対に覚えておきたいポイント
楽天ゴールドカードの審査基準をクリアするために、抑えておくべき絶対ポイントをご紹介しましょう。
一番低い利用額で申し込む
楽天ゴールドカードのショッピング利用可能額は最高200万円。入会申し込み時に希望額を記入しますが、希望額が多ければ多いほど審査難易度が上がります。
確実に審査に通過したいなら、必要最低限の利用額を申請しましょう。
クレジットヒストリーを育てる
クレジットヒストリーが少ないと判断材料に欠けるため、審査に通りにくくなる場合があります。
そのため、楽天ゴールドカードの審査に通過するためには前もってクレジットヒストリーを育て上げておくことが大事。他社のクレジットカードや金融商品の利用歴がない場合は、楽天ゴールドカードよりも審査難易度が低いとされている「楽天カード(一般カード)」でクレジットヒストリーを育てましょう。
一般カードで実績を積み、ある程度のクレジットヒストリーができたら、楽天ゴールドカードにステップアップするのも方法の一つです。
複数のクレジットカードに申し込まない
クレジットカードの入会申し込みをすると、履歴が半年間残ります。
短期間に複数のクレジットカードに申し込むことを「多重申込」といいますが、多重申込はクレジットカード会社に以下の理由によって良い印象を与えません。
- お金に困っているのではないか
- カードの複数所有で、自社のクレジットカードの使用頻度が下がるのではないか
- 所有のカードを全て利用した場合、支払いが可能か
このように、延滞を起こしていなくても多重申込をすると審査に落ちる確率が高くなるので注意が必要です。
キャシング枠は低く設定する
キャッシング枠を希望すると、ショッピング枠とは別に審査が必要になり、当然審査基準も上がります。
キャッシング枠をどうしても希望する場合は、必要最低限で申し込みましょう。
楽天ゴールドカードを申し込む方法
楽天ゴールドカードの入会申し込みは「インターネット」のみの受付です。書面や電話での入会はできません。インターネット申し込みでは申込者本人の「楽天会員登録」が必要です。
事前に楽天IDとパスワードを取得しておきましょう。
- 楽天公式ホームページにてカード種別「楽天ゴールドカード」を選択
- ブランドや暗証番号などを選択・入力
- 付帯カードの有無を選択し、サービス利用規約に同意
- 申し込み完了をクリック
楽天ゴールドカードの審査に落ちる7つの原因とは?
楽天ゴールドカードの審査に落ちてしまった場合、一体どのような原因が考えられるのでしょうか?
以下の7項目を落ちた原因の参考にしてください。
原因①クレジットカードの利用実績が浅かった
延滞などのマイナスポイントがなくても、クレジットカードの利用履歴が浅いと審査に落ちることがあります。
先述の通り、クレジットカード会社から信頼を得るためにはクレジットヒストリーを育てておくことが大切です。
楽天ゴールドカードよりも審査基準の低い、他社のクレジットカードや楽天一般カードで実績を作ってから再度チャレンジするとよいでしょう。
申し込み者が信頼できるかどうかは、支払い能力でみる
クレジットカード会社が申込者の支払い能力を判断する材料は、勤務先や年収などの個人属性以外にも、それまでの完済実績が重要なポイントとなります。
遅延のない完済履歴の多さは支払い能力が高いと判断される材料になります。
原因②過去にクレジットカードの支払いを滞納したことがある
クレジットカードの支払いに遅れると延滞歴が残ります。特に重視されるのは数ヶ月にわたって支払いをしなかった場合です。
延滞歴の回数や期間は多ければ多いほど信用度が下がる要因となるため、審査落ちの原因になります。
金融事故とは?どれくらい残るの?
金融事故とは、主に以下のようなものを指します
- 長期延滞
- 自己破産
- 債務整理
- 代位弁済
これらの履歴は個人信用情報機関(CIC・JICC・KSC)に登録されます。事故内容にもよりますが長いもの(自己破産履歴)だと10年間履歴が残ります。
原因③他の金融機関で年収の3分の1以上借りている
貸金業法の総量規制では「全ての金融機関で借りられる金額は年収の3分の1」という決まりがあります。
年収に見合わない借金は、自転車操業を招き金融事故を起こす原因となりうるため、審査落ちの原因になります。
原因④収入が安定していない
楽天ゴールドカードの入会条件「安定収入」は、カード会社がきちんと支払いをしてもらうために設定したものです。
勤続年数が短すぎる・転職の回数が多すぎるなど収入が安定していないと判断された場合は審査に通る確率が低くなります。
原因⑤楽天ゴールドカードを同じ時期に複数のクレジットカードを申し込んだ
先述の通り、多重申込は審査落ちの原因になります。同時期に2~3枚のカード申し込みでも多重申込と見なされるので、注意が必要です。
原因⑥在籍確認が取れなかった
在籍確認が取れないと、本当に「申込者本人が申請した勤務先で働いているのかどうか」の判断ができません。
申し込みでは、会社の代表電話番号だけでなく、所属部署や個人の内線など確実につながる番号を記入しておくことも大切です。
原因⑦申し込みの内容に間違いがあった
申し込み内容に間違いがあると正しい審査ができません。せっかく築き上げたクレジットヒストリーがあったとしても、氏名の漢字やカナ、生年月日などに間違いがあると本人の情報と一致しないため、
審査落ちの可能性が高くなります。
審査に落ちたけど楽天ゴールドカードをどうしても作りたい!改善すべき点は?
「審査落ちしたけれど、再度楽天ゴールドカードに挑戦したい」となった場合、申し込み前に改善しておくべきポイントを見ていきましょう。
収入・借り入れなど審査の項目を改善する
楽天ゴールドカードの審査基準をクリアするためには、収入を増やしたり安定させたりするなど、できるだけの改善を図ることが重要です。
また同時に、借入金額が多いなら再チャレンジまでに少しでも減らす努力をしましょう。
再審査はすぐ申し込まない!少なくとも半年間は待とう
多重申込は審査落ちの原因になります。再チャレンジするなら申し込みの履歴が消える半年後以降にしましょう。
キャシング枠は0円で申し込もう
キャッシング枠をつけると、審査項目が増えるため難易度が上がります。
キャッシング枠を0にすることで審査難易度を下げ、審査通過を目指しましょう。
持っているカードの枚数を見直そう
使用していないクレジットカードを所有していませんか?
複数枚のクレジットカードを持っていると、各社の合計利用限度額が大きくなるため、審査上不利になります。使っていないカードは解約し、必要最低限のクレジットカードだけを持つようにしましょう。
楽天ゴールドカードの審査に落ちたらすぐ申し込まず、改善してチャレンジ!
楽天ゴールドカードの審査に落ちたからといって、すぐに申し込みをしても状況は変化しません。
今回ご紹介した改善点に注意を払い、個人属性やクレジットヒストリーが以前よりも強くなった状態で再度審査に挑みましょう。
楽天ゴールドカードは社会人1年目でも作れる可能性はある
ゴールドカードと名がつくものは、審査が厳しく限られた人しか持つことができないイメージがあるかもしれません。
しかし、楽天ゴールドカードは全てのゴールドカードの中でも審査基準はそれほど厳しくないので、社会人1年目でも十分に審査に通る可能性があります。
- 信用されるクレジットヒストリーがある
20歳以上と安定収入の条件を満たしている - ショッピング枠とキャッシング枠は必要最低限で申請
- 多重申込はしなこれらのポイントに気を付けていれば、楽天ゴールドカードの審査基準は問題なくクリアできるでしょう。