世の中には数年前と比べてキャッシュレスが浸透してきました。
スーパーなどでもコード支払いが導入され、キャッシュレスアプリ各社がキャンペーンを実施することで、一気にユーザーが増えてきました。
スマホ画面を使って支払いを行いますので、現金よりも簡単でさらに衛生的なのも受け入れられている要因です。
さらには現金の支払いに比べてポイントが付いたり、キャンペーンが実施されていることが多いのでさらにお得特典が受けられたりと良いことばかりです。
QRコード・バーコード決済ではPayPayが圧倒的に人気なのですが、ポイント還元率から考えると楽天ペイが有利になっています (2020/7/1現在) 。
楽天ポイントは貯まりやすく使いやすいポイントであり、使える機会も多くあるため、楽天ペイはおすすめのアプリです。
そんなキャッシュレスアプリの中でも、楽天ポイントをもらいやすく使いやすい楽天ペイについてお話していきます。
※本ページにはPRが含まれます。
楽天ペイでできること
楽天ペイでできることは、大きく6つあります。
- 使える電子マネーの数が多い
- チャージができる3つの方法
- 楽天ポイントが使える貯まる
- 楽天Edy、Suicaにもチャージができる
- 個人間送金ができる
①使える電子マネーの数が多い
楽天ペイは、楽天全ての電子マネーやポイントを統合して使えるアプリです。
楽天ペイで扱える電子マネーやポイントは
- 楽天ポイント
- 楽天キャッシュ
- 楽天Edy
- 楽天ペイのSuica
の4種類です。それぞれの特徴をみていきましょう。
楽天ポイント
楽天で最も使われているポイントです。
楽天市場で商品を購入した場合や、楽天カードや楽天ポイントカードを使って買い物をすることで、ポイントを貯めることができます。
買い物以外でも楽天銀行のサービスを使ったときや、楽天グループ内のサービスを利用するとポイントがもらえます。
いろいろなサービスやキャンペーンで運用されているポイントのため、とても貯まりやすいポイントです。
楽天キャッシュ
楽天グループ内で使われている電子マネーです。
楽天銀行や楽天カード、ラクマの売り上げなどから楽天キャッシュにチャージをすることができます。
楽天キャッシュは買い物や個人間送金も可能です。
(以前は楽天キャッシュから現金に換えることができましたが、現在ではそのサービスは停止されています。)
楽天Edy
以前はカード形式で使うための電子マネーでしたが、現在ではアプリ内でも使えるようになりました。
楽天Edyは楽天ポイント、楽天カードからチャージすることができます。
おサイフ携帯対応Android端末であれば、スマホでも使うことができます。(iPhoneでは使うことができません。)
楽天ペイのSuica
楽天ペイとSuicaが連動できるようになりました。
楽天ペイからSuicaへチャージができ、Suicaを使って支払いをすることができます。
ただし、おサイフ携帯対応Android端末だけが使えます。
Suicaへのチャージにはポイントがつきますが、Suicaを使った支払いには、楽天ポイントは付与されません。
②楽天ペイにチャージする3つの方法
楽天ペイにチャージをすると楽天キャッシュという電子マネーとして管理され、支払いに使えるようになります。
楽天ペイにチャージする方法は3つあります。
- 楽天銀行からのチャージ
- 楽天カードからのチャージ
- ラクマの売り上げをチャージ
楽天銀行からのチャージ
楽天ペイと楽天銀行を連携させ、アプリ内で楽天銀行の残高を楽天キャッシュにチャージができます。
クレジットカードを持っていない人は、楽天銀行カードのチャージを使います。
楽天カードからのチャージ
楽天ペイと楽天カードを連携させ、アプリ内で楽天カードのショッピング枠を使って楽天キャッシュにチャージができます。
クレジットカードのチャージした金額分のポイントが還元されるのでお得になります。
ラクマの売り上げをチャージ
楽天が運営しているフリーマーケットアプリ「ラクマ」で売り上げがあったときに、その売上金を楽天キャッシュに変えることができます。
ラクマの売り上げを現金で受け取る場合には銀行への送金になりますが、振込手数料がかかってしまいます。
楽天キャッシュであれば、振込手数料はかかりません。 売上が低かったときには楽天キャッシュに変えるのがおすすめです。
③楽天ポイントが使える・貯まる
楽天ペイで買い物をすると、楽天ポイントカードを提示しなくても、自動的に楽天ポイントがもらえます。
貯まったポイントは、楽天ペイの買い物で使うことができます。ポイントを使った買い物であっても、またポイントが付いてくれるのでとても貯まりやすいのが楽天ポイントです。
楽天では常時何かしらのキャンペーンが実施されていますので、必要なキャンペーンがあればエントリーすることによって数倍のポイントがもらえる可能性もあります。
※楽天のキャンペーンはエントリーが必要なことが多いです。
※楽天ポイントを使うためには、楽天会員登録する必要があります。
④楽天Edy・Suicaにチャージができる(Androidのみ)
楽天ペイでは、楽天EdyとSuicaも統合されて同じアプリ内で使えるようになりました。
支払いはもちろん、アプリを使って楽天Edy、Suicaへチャージをすることができます。
楽天Edyは支払いをすることにより楽天ポイントを受け取ることができます。
Suicaではチャージをすることで楽天ポイントを受け取ることができます。
※楽天ペイから楽天Edyにチャージができるのは、現金、楽天ポイントもしくは楽天カードのみです。
※楽天ペイからSuicaにチャージができるのは楽天カード(Visa/Master/JCB)のみです。
⑤個人間送金ができる
楽天ペイを使って個人間送金をすることができます。
個人間送金というのは、アプリを使って他者に電子マネーが送金できる機能です。
楽天ペイを使って他者の楽天ペイアプリやWebの楽天キャッシュへ電子マネー(この場合には楽天キャッシュ)を送金することができます。
受け取る方は、楽天ペイアプリはもちろん、アプリをインストールしていなくても、Web上から楽天キャッシュを受け取れるようになります。
楽天ペイを使うメリット
楽天ペイ(キャッシュレス)は以下の通りです。
- スマホだけで決済ができるから楽!衛生的にも良い
- コンビニなどの実店舗で少額の買い物であってもポイントがつくから貯まりやすい
- 使った履歴が残るので、いつ、いくら使ったかすぐに確認することができる
スマホだけで決済ができるから楽!衛生的にも良い
楽天ペイでは現金を使わず電子マネーで買い物ができます。
支払いはスマホ画面にバーコードを表示したものをスキャンしてもらったり、お店のQRコードを読み込んだりすることで支払うことができます。
硬貨に触れずに決済ができるので、おサイフを出したりする面倒もなく、さらに衛生的です。
楽天ポイントや楽天Edyをつかった買い物も楽天ペイだけでできるので、とても便利です。
少額の買い物でもポイントが貯まりやすい
コンビニなどで少額のお買い物をするときにも、現金であれば支払うだけではポイントはつきません。
ポイントカードを提示すればポイントを付けてもらうことができますが、このポイントカードを探したりすることが面倒くさかったりします。
楽天ペイなら支払いすると同時に、何もせずそのまま楽天ポイントが手に入るので、とても簡単。
そのため、ポイントを付けてもらうことを忘れることはありません。
楽天ペイを使ってポイントをどんどん貯めていきましょう。
履歴が残るので、いついくら使ったかすぐに確認できる
現金を使った買い物ではレシートをもらっておかないと、あとからいくら使ったのかわかりません。
楽天ペイなら購入履歴が残るから大丈夫です。ただし、金額しか残らないため明細はレシートで確認することになります。
楽天ペイのデメリット
こんな便利な楽天ペイにもデメリットがあります。
- 家計簿サービスと連携することができない
- 使えるクレジットカードが限定されている 下記を統合する
- 使える上限金額が決まっている
- 個人間送金の送金可能額が不明確
家計簿サービスと連携することができない
残念ながらマネーフォワードやZaimなどの家計簿サービスと連携することができません。
購入した履歴は手で入力することになります。
楽天ポイントの残高だけであれば連携することができます。
マネーフォワードであれば楽天市場(my Rakuten)で連携することができます。 Zaimであれば、楽天ポイントや楽天市場との連携が可能です。
使えるクレジットカードが限定されている
楽天ペイはクレジットカードと連携して支払いができます。
クレジットカードと楽天ペイを連携させることで、楽天ペイのポイントや楽天キャッシュの残高が無くても、クレジットカードで決済することができます。
支払い時にクレジットカードも取り出すこともなく、サインやパスワードを入力することもないので、手軽に買い物をすることができます。これぞキャッシュレスという感じでしょうか。
そんな便利な楽天ペイですが、使えるクレジットカードに制限があります。
使えるクレジットカード
- VISA
- Master
- 楽天カード(JCBも可)
楽天ペイではVisa または Master または 楽天カードだけが使えます。
JCBカード(楽天JCBカードを除く)やAmerican Expressカードは残念ながら対象外になっています。
※楽天カード以外のクレジットカードで支払いをしたときには、楽天ポイントはつきませんので注意しましょう。
※楽天キャッシュへのチャージができるのは楽天カードだけです。
使える上限金額が決まっている
楽天ペイでは決済できる上限金額が決まっていますが、上限金額はアプリ内に表示がされないため、実際に使ってみるまで分かりません。
クレジットカードを連携させて支払うときには、利用1回あたり最大50万円ですが、クレジットカードの利用可能枠の範囲内になります。
楽天ポイント、楽天キャッシュを使った支払いでは、利用1回あたり最大30,000ポイントですが、これに楽天IDの会員ランク・楽天ペイアプリの利用状況・利用店舗によって、楽天ペイサービス内で上限金額を設定しています。
支払いで使えないときには、楽天ペイでエラーとなり、決済が行われないようです。
しかも、この上限金額を楽天にたずねても回答はできないとなっているので困りますね。
個人間送金の送金可能額が不明確
楽天ペイには楽天キャッシュを指定する相手に送金できる機能があります。
これは便利な機能ですが、送金する上限金額が楽天ペイ内には表示がされていません。
そのため、送金可能金額は、実際に送ってみないと分からないのがデメリットです。
送金可能金額を超えて送ってしまったときには、楽天ペイでエラーが発生します。
その時には、この額は送れないんだなと理解するしか方法がありません。
非常に不親切な仕組みだなと思いますが、まだ開発中なのだろうと理解しておくことがいいでしょう。
個人間送金を使う場合には、低い金額から試しながら送ることをおすすめします。
※私の経験では、5,000円ではエラーで2,000円は送ることができました。
楽天ペイを使うなら楽天ポイントを活用しよう
キャンペーンを有効活用
2020/07/01からポイント還元率があがる「楽天ペイのコード・QR払いで いつでも最大1.5%還元」キャンペーンが実施されています。
楽天ペイを使って、バーコードまたはQRコードを使って支払いをすると、0.5%の還元率(200円で1ポイント)が1.0%の還元率(100円で1ポイント)になります。
楽天キャッシュに楽天カードからチャージ | 1.5% |
---|---|
楽天キャッシュに楽天銀行かラクマからチャージ | 1.0% |
今まで貯めた楽天ポイントで支払う | 1.0% |
楽天カードを紐付けて支払い | 1.0% |
通常よりも倍のポイントを受け取ることができるお得なキャンペーンです。
楽天カードで楽天キャッシュに1度チャージしてから支払いをすると、チャージ分と支払い分のポイントが合わせて1.5%の還元率になったりします。
その分手間がかかりますが、ポイントを増やしたい人は試してみてはいかがでしょうか。
楽天ペイのキャンペーンは不定期に実施されていますが、このようにお得になるものばかりですので、いつの間にか多くポイントをもらえていることでしょう。
知らないうちに多くのポイントがもらえるのが楽天ポイントのいいところです。
ただキャンペーンのときに対象になるのは楽天カードだけで、楽天カード以外のクレジットカードは対象外なので注意しましょう。
楽天ペイを最大限活用するためには、楽天カードは必須のアイテムになります。
楽天ポイントアプリはいれておこう
楽天には楽天ポイントや楽天キャッシュを管理できるアプリが提供されています。
楽天ペイでは楽天ポイントや楽天キャッシュの残高まではわかるのですが、楽天ポイント、楽天キャッシュの受け取り履歴、支払い履歴をみることができません。
履歴を確認するために、楽天ポイントアプリを入れおくことをおすすめします。
楽天ペイと楽天ポイントアプリは連携することができるので、必要なときに楽天ポイントや楽天キャッシュの履歴を確認できると便利で安心です。
楽天ペイのまとめ
楽天ペイは楽天ポイントを効率良くためることができるアプリです。
楽天ペイを介したさまざまな支払い方法で楽天ポイントをためることができるので、使うだけで簡単に楽天ポイントがたまります。
何度かお話しましたが、楽天ペイを最大限活用するためには、やはり楽天カードが必要です。
楽天カード
カード年会費 | 永年無料 |
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ETC年会費 | 550円+税 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 1.0% |
電子マネー | |
申し込み資格 | 満18歳以上 |
- 還元率が常に1.0%以上
- 楽天市場でポイント還元率3.0%以上
- カード年会費無料
楽天カードと楽天ペイに連携させることで、楽天ペイのポイント獲得があがりますので、まだお持ちでない方は楽天ペイの導入とともに作ることをお勧めします。
楽天カードを作る際には、楽天で行われている楽天カード作成キャンペーンも確認してポイントを余すところなく受け取れるようにしましょう。
それでは良いキャッシュレスライフを。