リクルートカードは還元率1.2%で楽天カードは還元率1.0%です。
還元率の高さから「どちらのクレジットカードにすればいいのか分からない…」という方も多いんではないでしょうか。
ここでは、還元率や特典・使い勝手を解説していきます。
※本ページにはPRが含まれます。
まずは各カードの基本情報をおさらい
カードの比較をするにあたって、まず楽天カードとオリコカードザ・ポイントの基本スペックをみていきましょう。
楽天カード | リクルートカード | |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 |
ETC年会費 | 540円 | 無料 |
通常還元率 | 1.0% | 1.2% |
最大還元率 | 3.0% | 11.3% |
国際ブランド | VISA・Master Card・JCB・AMEX | VISA・Master Card |
電子マネー | 楽天Edy | iD |
ApplePay | 対応 | 対応 |
海外旅行傷害保険 | 利用付帯 | 利用付帯 |
ざっと比較してみました。こうして表にしてみるとあまり違いがないようにみえます。
一般的には楽天市場を使う方なら楽天カード、ドコモユーザーならdカードと言われています。
楽天カードの主な特徴
楽天カード
カード年会費 | 永年無料 |
---|---|
ETC年会費 | 540円 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 1.0% |
電子マネー | |
申し込み資格 | 満18歳以上 |
- 還元率が常に1.0%以上
- 楽天市場でポイント還元率3.0%以上
- カード年会費無料
楽天カードは2008年から2018年まで10年連続顧客満足度NO.1あを誇っていたカードです。
楽天カードが発行されたのは2005年なので、3年でここまで人気になり日本で今一番カード会員数が多いカード。
楽天カードマンのCMで永年年会費無料!のフレーズでご存知の方も多いと思います。
主な特徴は以下の通りです。
- 通常還元率1.0%
- 楽天市場で3.0%還元
- 独自のSPUプログラムでポイント還元率がアップしやすい
ちなみに2019年の顧客満足度NO.1は「JCBCARDW」です。このカードについては後述していきます。
リクルートカードの主な特徴
リクルートカード
カード年会費 | 無料 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 1.2% |
電子マネー | — |
- 通常還元率1.2%
- リクルートサービスの利用で最大還元率3.2%
- pontaポイントが貯まる
リクルートカードは高還元率のカード1%の還元率のカードと比べて1.2%の還元率を誇ります。
さらに、リクルートのサービス、じゃらんやホットペッパービューティーなどのサービスでお得に使用できます。
- 通常還元率1.2%
- pontaポイントが貯まる
- リクルートサービスの利用で最大還元率3.2%
- 利用付帯だが保険が充実している
また、少しでも節約したい方はリクルートカードからnanacoや楽天Edyにチャージすることでさらに還元率を上げることもできます。
楽天カードVSリクルートカードの年会費で比較
楽天カードとリクルートカードは、どちらも年会費無料のクレジットカードです。
しかし、ETCカードの年会費に注目してみましょう。
クレジットカード | クレジットカード年会費 | ETCカード年会費 |
---|---|---|
楽天カード | 無料 | 500円 |
dカード | 無料 | 無料 |
楽天カードはETCカードの年会費が通常500円かかってしまいます。
楽天カードでも会員ランクが上がれば年会費は無料になりますが、楽天カードを使っていく必要があります。
全体の年会費から見ると、リクルートカードに分配が上がります。
ちなみに、楽天カードのETC年会費を無料にする方法については以下の記事をご覧ください。
楽天カードVSリクルートカードを還元率で比較
楽天カードとリクルートカードの一番比較したいポイントが「ポイント還元率」ですよね。
楽天カードのポイント還元率は1.0%でリクルートカードは1.2%なので、純粋な還元率な高さという点ではリクルートカードに軍配があがります。
しかし、楽天・リクルート系のサービスを使うことによって、ポイント還元率がアップします。
詳しくみていきましょう。
楽天カードは楽天サービスに限り還元率が大幅にアップする
楽天カードは楽天市場や楽天グループで還元率が大幅にアップします。
楽天市場や楽天トラベルなど楽天系のサービスを利用すればするほど、還元率はアップし、最大16%になります。
サイト名 | ポイント還元率 |
---|---|
楽天市場 | 3.0% |
楽天トラベル | 2.0% |
楽天ブックス | 1.5% |
楽天市場(アプリ経由) | 1.5% |
楽天SPU | 16% |
楽天カードはSPUというポイントアッププログラムがあり、条件を満たせば還元率を最大16%にできます。
楽天SPUのプログラムについての概要は以下の記事を参考にしてください。
使えるショップは楽天系のサービスに限りますが、ポイントアップの機会はdカードより多い印象です。
楽天カードは加盟店でさらにポイントアップ!
楽天カードはネットで還元率アップするお店は限られていますが、その分街中でポイントアップの機会があります。
例えば、以下のお店でポイントが100円につき最大3ポイント貯まります。
- ENEOS
- エースコンタクト
- ハート引っ越しセンター
- サカイ引越センター
リクルートカードはリクルート系サービスで還元率アップ
リクルートカードは、リクルート系サービスでポイント還元率がアップします。
具体的に利用するサービスと獲得できるポイントをまとめると以下の通りです。
利用サービス | リクルートカード支払い時の還元率 |
---|---|
じゃらんnet | 3.2%~11.2% |
ポンパレモール | 4.2%~21.2% |
Hot Pepper Beauty | 3.2% |
ホットペッパーお食事券(Hot Pepper グルメ) | 3.2% |
主要なリクルート系サービスが対象となっています。
じゃらんnetやポンパレモールは利用する対象によって適用される還元率が異なります。最低でも3%以上の還元率が適用されますし、ポンパレモールであれば最大21.2%もの還元率が適用されますので非常にお得です。
日頃からこれらのサービスを利用しているのであれば、リクルートカードを発行して支払いを切り替えるだけで格段に支払いがお得になります。
【総合結果】リクルートカードの方が還元率は高いが…
通常還元率は楽天カード1.0%、リクルートカード1.2%なのでリクルートカードの方が還元率は高いです。
しかしどちらのカードもサービスの利用で大幅に還元率が上がります。特に楽天カードは「お買い物マラソン」や「楽天スーパーセール」などのキャンペーンが多いため、楽天系サービスを利用する方は楽天カードの方がおすすめです。
楽天カードVSリクルートカードのポイントの使い道で比較
クレジットカードのポイント還元率がいくら良くても、ポイントが使いにくくても意味がありませんね。
楽天カードとリクルートカードをポイントの使いがってで比較してみます。
楽天カードでは「楽天スーパーポイント」、リクルートカードでは「リクルートポイント」が貯まります。
楽天スーパーポイントはインターネット上だけでなく、街中でも使えますが、リクルートポイントはリクルート内でしか使い道がないため注意が必要です。
楽天スーパーポイントとdポイントを、有効期限や電子マネーで比較してみましょう。
リクルートポイント | 楽天スーパーポイント | |
---|---|---|
ネット通販での利用 | じゃらんやホットペッパーなどのリクルート系サービス | 楽天市場 |
スマホ決済 | ー | 楽天ペイ |
電子マネー | iD | Edy |
Amazonでの利用 | ー | 利用不可 |
マイルへの交換 | ー
(pontaポイントに交換可能) |
ANAマイルへの交換
(交換レート50%) |
有効期限 | 48ヵ月
期間限定ポイント |
12か月
ポイント獲得によって延長 期間限定ポイントあり |
リクルートカードで貯まったポイントはリクルート系のサービスで使うか、Pontaポイントに交換して利用するかのどちらかになります。
Pontaポイントに交換すれば、ローソンやガソリンスタンド、JALマイルへの交換もできます。
しかし一旦Pontaポイントに交換する手間が必要になるため、楽天ポイントの方が使いやすいと感じるでしょう。
ポイントの使い勝手としては楽天カードに軍配があがります。
楽天カードVSdカードの保険を比較
海外旅行保険や国内旅行保険の項目を楽天カードとdカードを比較してみます。
リクルートカード | 楽天カード | |
---|---|---|
海外旅行保険 | 最高2000万円 | 最高2000万円 |
国内旅行保険 | 最高1000万円 | ー |
ショッピング保険 | 年間200万円 | ー |
旅行系優待サービス | ー | 手荷物宅配優待
海外レンタカー割引 Wi-Fiレンタル割引 ハワイラウンジ |
その他の特典 | ー | ー |
楽天カードには海外旅行保険が利用付帯していますが、リクルートカードには海外旅行保険も国内旅行保険もショッピング保険も付帯しています。
保険、という観点ではリクルートカードに軍配があがります。
楽天カード・リクルートカードとも海外旅行保険が付帯していますが、条件は利用付帯です。
まぁ年会費無料のクレジットカードなので、海外旅行保険には期待しない方がいいです。
年会費無料で海外旅行保険が充実したクレジットカードが欲しい方はエポスカードやdカードの上位カードのdカードGOLDを選ぶようにしましょう。
エポスカード
カード年会費 | 無料 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 0.5% |
電子マネー | — |
申し込み資格 | 満18歳以上の方 |
- カード年会費・ETCカード年会費無料!
- 海外旅行保険が最高500万円自動付帯
- マルイで年4回10%OFF・カラオケ30%OFFなど優待点多数
【総合発表】楽天カードVSリクルートカードどっちがお得…?
dカードと楽天カードをポイント還元率や特典から比較してみました。
楽天カード | リクルートカード | |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 |
ETC年会費 | 540円 | 無料 |
通常還元率 | 1.0% | 1.2% |
最大還元率 | 3.0% | 11.3% |
国際ブランド | VISA・Master Card・JCB・AMEX | VISA・Master Card |
電子マネー | 楽天Edy | iD |
ApplePay | 対応 | 対応 |
海外旅行傷害保険 | 利用付帯 | 利用付帯 |
総合結果としては、リクルート系サービスを利用するならリクルートカードがおすすめで、それ以外の方は楽天カードがおすすめです。
リクルートカードは通常還元率は高いですが、貯めたポイントの使い道が限定されてしまうというデメリットもしっかり押さえておきましょう。