dカードと楽天カードはどちらがお得?還元率・特典・使い勝手を比較!

クレジットカードを比較するときに「ポイント還元率」「お得」を重視しているという方は多いんではないでしょうか。

還元率が高いと定義されるのは「1.0%以上」のクレジットカードです。

ドコモが発行する「dカード」と、楽天が発行する「楽天カード」は、還元率1.0%以上で知名度が高いクレジットカードです。

どちらもポイント還元率が高く、年会費無料なカードなため、どちらにするか迷っている方も多いのではないでしょうか。

ここではdカードと楽天カードをポイント還元率・使い勝手・特典などのすべての項目から比較していきます。

※本ページにはPRが含まれます。

まずは各カードの基本情報をおさらい

カードの比較をするにあたって、まず楽天カードとオリコカードザ・ポイントの基本スペックをみていきましょう。

楽天カード dカード
年会費 無料 無料
ETC年会費 540円 無料
通常還元率 1.0% 1.0%
最大還元率 3.0% 5.0%
国際ブランド VISA・Master Card・JCB・AMEX VISA・Master Card
電子マネー 楽天Edy iD
ApplePay 対応 対応
海外旅行傷害保険 利用付帯

ざっと比較してみました。こうして表にしてみるとあまり違いがないようにみえます。

一般的には楽天市場を使う方なら楽天カード、ドコモユーザーならdカードと言われています。

楽天カードの主な特徴

楽天カード

楽天カード
カード年会費 永年無料
ETC年会費 540円
ETC発行手数料 無料
還元率 1.0%
電子マネー
申し込み資格 満18歳以上
  • 還元率が常に1.0%以上
  • 楽天市場でポイント還元率3.0%以上
  • カード年会費無料

楽天カードは2008年から2018年まで10年連続顧客満足度NO.1あを誇っていたカードです。

楽天カードが発行されたのは2005年なので、3年でここまで人気になり日本で今一番カード会員数が多いカード。

楽天カードマンのCMで永年年会費無料!のフレーズでご存知の方も多いと思います。

主な特徴は以下の通りです。

  • 通常還元率1.0%
  • 楽天市場で3.0%還元
  • 独自のSPUプログラムでポイント還元率がアップしやすい

ちなみに2019年の顧客満足度NO.1は「JCBCARDW」です。このカードについては後述していきます。

dカードの主な特徴

dカード

dカード
カード年会費 無料
ETC年会費 無料
ETC発行手数料 無料
還元率 1.0%
電子マネー
申し込み資格 満20歳以上

 

  • 還元率が常に1.0%以上
  • dポイント加盟店多数でポイントが貯めやすい
  • ローソンでの利用で自動的に3%OFF!合計5%お得

dカードはドコモが発行する高還元率クレジットカードですが、ドコモユーザーはもちろん、ドコモ以外の方にもメリットのあるカードです。

今スマホ決済が話題ですが、還元率が高いd払いが使えるカードでもあります。

  • dポイント特約店やdカード特約店で還元率がアップする
  • 貯まったポイントを携帯料金の支払いに使える(ドコモユーザーのみ)
  • ケータイ補償が最大1万円付帯する(ドコモユーザーのみ)

dカードはポイント特約店が多いのでポイントが貯まりやすいです。

その他の特典はドコモユーザーの方しか利用できませんが、補償はポイントの使い道が広がります。

楽天カードVSdカードの年会費で比較

楽天カードとdカードは、どちらも年会費無料のクレジットカードです。

追加で料金がかからないので年会費がかからない点では互角に見えます。

しかし、ETCカードの年会費に注目してみましょう。

クレジットカード クレジットカード年会費 ETCカード年会費
楽天カード 無料 500円
dカード 無料 無料

楽天カードはETCカードの年会費が通常500円かかってしまいます。

楽天カードでも会員ランクが上がれば年会費は無料になりますが、楽天カードを使っていく必要があります。

全体の年会費から見ると、dカードに分配が上がります。

ちなみに、楽天カードのETC年会費を無料にする方法については以下の記事をご覧ください。

楽天カードVSdカードを還元率で比較

楽天カードとdカードの一番比較したいポイントが「ポイント還元率」ですよね。

楽天カードもdカードも通常還元率は1.0%です。どちらのクレジットカードも100円で1ポイント貯まるため、ポイントは貯まりやすいカードと言えます。

しかし、楽天カードで楽天市場で使ったり、dカードをドコモの携帯やローソンなど、使う場所やシチューエーションンによって、もらえるポイント還元率が違ってきます。

dカードのポイント還元率

dカードは通常100円に付き1ポイント貯まりますが、dカード特約店ではさらにポイントが追加でもらえます。

特約店としては以下のお店が挙げられます。

特約店 ポイント還元率
ローソン 5.0%
ENEOS 1.5%
JAL 2.0%
dトラベル 3.0%
JTB 3.0%
三越伊勢丹 1.5%
高島屋 3.0%
AOKI 3.0%
 コナカ 3.0%
 dショッピング 3.0%
 スターバックスカード 4.0%
 サカイ引越センター 4.0%

dカードはローソンで常に還元率が5.0%になります。

  • dカードの提示…還元率1.0%
  • dカード決済…還元率1.0%+3.0%

家や学校・職場の近くにローソンがあって日常的に利用する方は、楽天カードよりdカードがおすすめです。

楽天カードは楽天サービスに限り還元率が大幅にアップする

楽天カードは楽天市場や楽天グループで還元率が大幅にアップします。

楽天市場や楽天トラベルなど楽天系のサービスを利用すればするほど、還元率はアップし、最大16%になります。

サイト名 ポイント還元率
楽天市場 3.0%
楽天トラベル 2.0%
楽天ブックス 1.5%
楽天市場(アプリ経由) 1.5%
楽天SPU 16%

楽天カードはSPUというポイントアッププログラムがあり、条件を満たせば還元率を最大16%にできます。

楽天SPUのプログラムについての概要は以下の記事を参考にしてください。

使えるショップは楽天系のサービスに限りますが、ポイントアップの機会はdカードより多い印象です。

楽天カードは加盟店でさらにポイントアップ!

楽天カードはネットで還元率アップするお店は限られていますが、その分街中でポイントアップの機会があります。

例えば、以下のお店でポイントが100円につき最大3ポイント貯まります。

  • ENEOS
  • エースコンタクト
  • ハート引っ越しセンター
  • サカイ引越センター

【総合結果】楽天カードの方が還元率は高い

通常還元率は楽天カードもdカードも1.0%ですが、それぞれ優遇される店舗が異なります。

ローソンやJALをよく利用する方は、dカードがおすすめですし、楽天系サービスを利用する方は楽天カードがお得です。

しかし、総合的にみればポイント還元率は楽天カードに軍配が上がります。

楽天カードは楽天市場で常に3.0%で、SPUプログラムを使うと最大16%まで還元率をアップさせることができます。

楽天カードVSdカードのポイントの使い方で比較

クレジットカードのポイント還元率がいくら良くても、ポイントが使いにくくても意味がありませんね。

楽天カードとdカードをポイントの使いがってで比較してみます。

楽天カードでは「楽天スーパーポイント」、dカードでは「dポイント」が貯まります。どちらもポピュラーなポイントなので、ポイントの使い道に困るということはないでしょう。

楽天スーパーポイントとdポイントを、有効期限や電子マネーで比較してみましょう。

dポイント 楽天スーパーポイント
ネット通販での利用 dマーケット 楽天市場
スマホ決済 d払い 楽天ペイ
電子マネー iD Edy
Amazonでの利用 d払い 利用不可
マイルへの交換 交換不可 ANAマイルへの交換

(交換レート50%)

有効期限 48ヵ月

期間限定ポイント

12か月

ポイント獲得によって延長

期間限定ポイントあり

dポイントと楽天スーパーポイントは実店舗はもちろん、スマホ決済や電子マネーにして使うことで二条に広範囲で使えます。

ただし、楽天スーパーポイントは楽天市場で使えるものの、Amazonでは利用できません。

楽天市場ではなくAmazonでの利用が多い方はdカードの方がおすすめです。

ポイントの使い勝手としてはdカードも楽天カードも互角…といったところでしょうか。

楽天カードVSdカード審査難易度で比較

楽天カードとdカードの審査条件や審査難易度を見てみましょう。

dカード 楽天カード
入会条件 満18歳以上(高校生除く)

個人名義であること

18歳以上(高校生以上)

楽天会員であること

審査スピード 最短5分 最短3分
審査~届くまで 1~3週間 1週間前後
審査難易度 易しい dカードより易しい

dカードと楽天カードの入会条件は18歳以上(高校生除く)で同じです。

しかし審査はdカードより楽天カードの方が低いと言われています。楽天カードは主婦や学生・アルバイト・フリーターなど収入が低い方でも審査に通過した事例がたくさんあります。

楽天カードは流通系のクレジットカードであり、発行枚数が多いのでdカードより審査難易度が低い傾向にあります。

しかし楽天カードもdカードも基本的に過去の金融事故がなく、ある態度の収入があれば審査に通過できると思われます。

楽天カードVSdカードの保険を比較

海外旅行保険や国内旅行保険の項目を楽天カードとdカードを比較してみます。

dカード 楽天カード
海外旅行保険 付帯
国内旅行保険
ショッピング保険 付帯
旅行系優待サービス 手荷物宅配優待

海外レンタカー割引

Wi-Fiレンタル割引

ハワイラウンジ

その他の特典 ケータイ補償サービス

楽天カードには海外旅行保険が利用付帯していますが、dカードには海外旅行保険が付帯しておらず、国内旅行保険はどちらのカードも付帯していません。

まぁ年会費無料のクレジットカードなので、海外旅行保険には期待しない方がいいです。

楽天カードには海外旅行保険が付帯していますが、条件は利用付帯です。

年会費無料で海外旅行保険が充実したクレジットカードが欲しい方はエポスカードやdカードの上位カードのdカードGOLDを選ぶようにしましょう。

dカードにはケータイ補償付帯

dカードには海外旅行保険や国内旅行保険は付帯していませんが、「ケータイ補償サービス」が付帯しています。

ケータイ補償サービスはドコモユーザーかつdカードを持ている方が受けられる特典で、ドコモで購入したケータイが1年以内に事故で修理不可能になってしまった際に購入費用の一部を補償してくれるサービスです。

修理不可になったら、新端末の購入金額または頭金や事務手数料のうち最大1万円を補償してもらえます。

ドコモユーザーでケータイ補償が欲しい方はdカードがおすすめです。

楽天カードとdカードの2枚持ちってどうなの?

楽天系サービスも使うし、ローソンも使う…という方は、2枚を検討する方もいるでしょう。

ドコモユーザーであれば楽天カードとの2枚持ちをする方もいるかもしれませんが、基本的に楽天カードとdカードの2枚持ちは極力控えた方がいいでしょう。

まず還元率の高いカードを2枚持ってしまうと、ポイントが分散してしまうので効率的にポイントが貯まりません。

またdカードで貯まるポイントはANAマイルで、楽天カードはJALに交換可能なので親和性がありません。

細かく使い分けられる自信があるなら考えてもいいですが、親和性が悪いのでポイントが分散し、お得感が薄れてしまいあす。

【総合発表】楽天カードVSdカードどっちがお得…?

dカードと楽天カードをポイント還元率や特典から比較してみました。

楽天カード dカード
年会費 無料 無料
ETC年会費 540円 無料
通常還元率 1.0% 1.0%
最大還元率 3.0% 5.0%
国際ブランド VISA・Master Card・JCB・AMEX VISA・Master Card
電子マネー 楽天Edy iD
ApplePay 対応 対応
海外旅行傷害保険 利用付帯

年会費はどちらの無料で還元率1.0%なので、ポイントは貯まりやすいです。

しかし、あなたがドコモユーザーならdカードでもいいですが、そうでない方は楽天カードの方が総合的にお得です。

海外旅行保険は利用付帯ですが、付帯しています。買い物も楽天市場をよく利用する方はポイントがかない効率的に貯められますよ。

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