横浜バンクカードのメリット・デメリット!ETCカード・年会費・手数料・ポイント徹底比較

横浜バンクカード ETC クレジットカード一覧

横浜銀行が発行する「横浜バンクカード」は、VISA・マスターいずれかの国際ブランドを選べるクレジットカードです。

年会費が無料ながら、神奈川県内の飲食店や行楽スポットでの優待や、はまぎんマイダイレクトの契約者を対象に横浜銀行のATM手数料を無料化する等の特典が付くことが魅力です。

横浜バンクカードのおすすめポイントや、利用する上のメリット・デメリットについて詳しく解説します。

※本ページにはPRが含まれます。

  1. 横浜バンクカードの基本スペック
  2. 横浜バンクカードのメリット
    1. 神奈川県内の飲食店や、商業施設等で横浜バンクカード限定の特典を受けられる
    2. 1枚のカードでクレジット・カードローン・キャッシュカードの3機能を利用できる
    3. ネットバンキングの契約者なら横浜銀行の「ゼロ手数料」サービスを利用できる
  3. 横浜バンクカードのデメリット
    1. 新規申込時の限度額が最大70万円と低め
      1. なぜ限度額が低いの?
    2. ポイント還元率が0.3%〜0.5%と低い
    3. キャッシング利用が横浜銀行ATMに限定される
  4. 横浜バンクカードのポイント制度
    1. 利用額1,000円=1ポイント付与
    2. ポイントUPモール経由の買い物で最大20倍のポイントアップ
    3. 前年度の利用実績に応じたボーナスポイントが付与される
  5. 横浜バンクカードはETCカードを無料で発行できる?
  6. 横浜バンクカードはどんな人におすすめ?
    1. 横浜銀行を給与振込先に指定している人
    2. 横浜市内や神奈川県内で外食やレジャーを楽しむ機会が多い人
    3. クレジット機能とJ-Debitサービスを1枚のカードで使い分けたい人
  7. 横浜バンクカードポイント還元率を他社と比較
  8. 横浜バンクカードが届くタイミングは?
  9. 横浜バンクカードの引き落とし日はいつ?
      1. 支払い方法を変更したい場合は?
  10. 横浜バンクカードを実際に利用した人たちの口コミ

横浜バンクカードの基本スペック

年会費 無料
入会費 無料
利用可能枠 最大70万円(キャッシング枠は5万円又は10万円)
申し込み資格 満18歳以上満70歳以下の安定収入がある方又は主婦の方

満18歳以上の高校生を除く学生の方

満71歳以上で安定収入がある方

ポイント還元率 0.3%〜0.5%
海外保険 なし
家族カード あり(2枚まで)
ETC専用カード あり(家族分を含め無料)
カード発行まで 10日~3週間
更新期間 自動更新(審査あり)

横浜バンクカードのメリット

  • 神奈川県内の飲食店や商業施設等で横浜バンクカード限定の特典を受けられる
  • 1枚のカードでクレジット・カードローン・キャッシュカードの3機能を利用できる
  • ネットバンキングの契約者なら横浜銀行の「ゼロ手数料」サービスを利用できる

神奈川県内の飲食店や、商業施設等で横浜バンクカード限定の特典を受けられる

神奈川県内の飲食店・商業施設470か所(2019年5月現在)での割引・プレゼント特典を受けられる「ハマトク」というサービスが、横浜バンクカード利用者と家族カード保有者を対象に提供されています。

飲食店でのワンドリンクサービスや美容室での技術料割引など、カードの提示だけで受けられる優待も多く、カード利用ポイントには反映されないお得な付帯サービスです。

事前予約が必要かどうかを含め、利用条件をあらかじめ「ハマトク」のサイトで確かめておけば安心です。

1枚のカードでクレジット・カードローン・キャッシュカードの3機能を利用できる

横浜バンクカードでは、1枚のカードでクレジットカードとキャッシュカード両方を利用できます。

利用する場面に応じて、クレジット決済とJ-Debitを介した現金決済を使い分けてもよいでしょう。

同じカードに追加できるバンクカードローンでは、公共料金や他社クレジットカードの引き落としができない場面など、普通預金残高が不足した際に自動融資を受けることができます。

バンクカードローンの申込み条件は、次の3つです。

  • 安定収入がある、満20歳以上満65歳以下の方
  • 横浜バンクカード個人本会員の方(学生・主婦は申込対象外)
  • 横浜銀行での無担保ローン契約が初めての方

借入可能額100万円以下なら年13.6%の金利で借りられて、横浜銀行カードローンより年1.0%分金利が安いのも魅力です。

ネットバンキングの契約者なら横浜銀行の「ゼロ手数料」サービスを利用できる

横浜バンクカードとネットバンキング「はまぎんマイダイレクト」をセットで契約することで、横浜銀行ATMの手数料が無料となる「ゼロ手数料」サービスを受けられます。

コンビニATMの手数料も月3回まで無料なので、外出先で横浜銀行ATMが見つからなくても手数料の心配をせずにお金を引き出せます。

はまぎんマイダイレクトを利用して他の銀行にお金を振込む場合も、月2回までは振込手数料が無料、他行宛に家賃や月謝等を振り込むときもお得です。

横浜バンクカードのデメリット

  • 新規申込時の限度額が最大70万円と低め
  • ポイント還元率が0.3%〜0.5%と低い
  • キャッシング利用が横浜銀行ATMに限定される

新規申込時の限度額が最大70万円と低め

横浜バンクカードは新規申込み時点では、最大限度額が70万円と低めの設定です。

MUFGカードスマートなど新規申込み時点の最大限度額が、100万円のクレジットカードが存在する中、足りないと感じるかもしれません。

家賃や普段の生活費をカード決済しながらボーナス払いで家具や家電を購入しようとする場合に、限度額をオーバーする懸念があるとしてデメリットと考える人もいます。

なぜ限度額が低いの?

高額な限度額を希望するほど審査が厳しくなる反面、限度額が低くなるにつれて審査が緩くなる傾向がみられます。

延滞や過剰債務がなければ限度額30万円以下のクレジットカードを発行できることを割賦販売法で定められていることも、理由の一つです。

カード利用見込客を増やしながら、契約後の支払実績が良好な顧客には限度額アップを提示できる可能性を確保しておくため、新規申込み時点では限度額を10万円~30万円と低く設定するケースがあるようです。

ポイント還元率が0.3%〜0.5%と低い

横浜バンクカードのショッピング利用分は「ポイントサービス ワールドプレゼント」の対象で、1,000円で1ポイントが付与されます。

ポイント還元率は0.3%〜0.5%、銀行系クレジットカードでは一般的な率とはいえ、流通系や通販系などでみられる還元率1.0%のカードと比較すると見劣りしてしまいます。

しかし、横浜バンクカードには、以下のような優待を受けられます。

  • 「ハマトク」やATM・振込手数料の割引を受けられる「ゼロ手数料」
  • ポイントUPモールには最大20倍のポイントを獲得できる店舗も

ポイントが貯まるのを待たずに好きな特典を得られる一面もあるので、カード会社が提供するポイント以外の特典にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

キャッシング利用が横浜銀行ATMに限定される

キャッシング機能は横浜銀行ATMに限定されるので、出先で急に現金が必要になった場合に使い勝手が悪いかもしれません。

キャッシング機能が付いたクレジットカードは他にも多数あるので、横浜バンクカードはショッピング専用で使うという割り切りも必要でしょう。

キャッシング枠を使わず(ゼロ円にする)上で、コンビニATMでの借入に対応するバンクカードローンを契約する方法もあります。

バンクカードローンの方が金利も安くなるため、キャッシングしたい方はバンクカードローンの契約がおすすめです。

横浜バンクカードのポイント制度

  • 利用額1,000円ごとに1ポイント付与が基本
  • ポイントUPモール経由の買い物で最大20倍のポイントアップ
  • 前年度の利用実績に応じたボーナスポイントが付与される

利用額1,000円=1ポイント付与

横浜バンクカードでは、ショッピング利用額1,000円(税込)ごとに1ポイント付与が基本です。

還元率は引き換えるアイテムにより異なりますが、キャッシュバックを選んだ場合は、1ポイントあたり3円(還元率0.3%)でカード利用額に充当することができます。

ポイント

  • 1000円で1ポイント
  • 200ポイントから交換可能
  • 20種類の中から好きなポイントに移行
  • ANAや海外エアライン5社のマイルに交換
  • 厳選された景品と引き換え可能
  • 選んだ交換先により1ポイントあたり4~5円(還元率0.4%~0.5%)のレートが適用されます。

    好みに応じてアイテムを選択するとよいでしょう。

    ポイントUPモール経由の買い物で最大20倍のポイントアップ

    ポイントUPモールには、国内350店舗以上の通販サイトが掲載されていて、日用品からギフト・ツアー商品までジャンルは多岐にわたります。

    横浜バンクカードバンクカードで決済すれば最低でもポイントが2倍、最大20倍のポイントを獲得できます。

    例えば、ポイント20倍のショップで3万円相当の商品を購入した場合、通常30ポイント付与されるところ600ポイント(1,800円~3,000円相当)に増え、お得感は抜群です。

    他にもポイントモールを設けているカード会社は数多く、同じ掲載店でもポイント倍率が異なる場合があるので、利用前の比較は欠かせません。

    前年度の利用実績に応じたボーナスポイントが付与される

    横浜バンクカードでは、前年12月16日利用分~12月15日利用分の買物実績に応じた3段階のボーナスポイント制度が用意されています。

    • 50万円以上100万円未満…「V1」ステージ
    • 100万円以上300万円未満であれば「V2」ステージ
    • 300万円以上…「V3」ステージ

    ショッピング利用分だけが利用実績に反映され、キャッシング・カードローン利用分はポイント対象外なので注意が必要です。

    今年度のステージ 獲得ポイント数
    V1 累計50万円に到達すると50ポイント

    以降10万円ごとに10ポイント加算

    V2 累計50万円に到達すると75ポイント

    以降10万円ごとに15ポイント加算

    V3 累計50万円に到達すると150ポイント

    以降10万円ごとに30ポイント加算

    横浜バンクカードはETCカードを無料で発行できる?

    横浜バンクカードでは、家族分を含め無料でETCカードの発行を受けることができます。

    横浜銀行本支店で申込む場合は、横浜バンクカードと通帳・銀行届出印・本人確認書類を持参して手続きを行います。会員サイト「Vpass」からの申込みも可能です。

    万一ETCカードを紛失した場合でも、横浜銀行に届け出た日から60日前に遡って不正利用額の補償を受けられます。

    車内に置きっ放しにしたり車載器に挿しっぱなしにしたりして盗難に遭った場合は補償対象外なので、車から離れる際は常にETCカードを携帯しましょう。

    横浜バンクカードはどんな人におすすめ?

    • 横浜銀行を給与振込先に指定している人
    • 横浜市内や神奈川県内で外食やレジャーを楽しむ機会が多い人
    • クレジット機能とJ-Debitサービスを1枚のカードで使い分けたい人

    横浜銀行を給与振込先に指定している人

    はまぎんマイダイレクトと横浜バンクカードを同時契約している限り、以下の特典を受けられます。

    • 横浜銀行ATMの時間外手数料が永年無料になる「ゼロ手数料」特典
    • JR東日本の駅に設置された「VIEW ALTTE」の手数料も月3回まで無料
    • コンビニATMの手数料も月3回まで無料
    • はまぎんマイダイレクトから他金融機関への振込が月2回までは手数料無料

    給与振込や横浜バンクカードの利用実績を積むことで、将来の教育ローン・住宅ローンの審査にプラスとなることも考えられるので、横浜銀行で給与を受け取っている人には選ぶ価値が大きいです。

    横浜市内や神奈川県内で外食やレジャーを楽しむ機会が多い人

    ホットペッパー等のフリーペーパーにもお得なクーポンが掲載されていますが、基本的には1回限りの特典利用で、有効期間も意識しておく必要があります。

    しかし、横浜バンクカードの利用特典「ハマトク」なら利用条件を満たす限り利用回数と有効期間は無制限なので、自分の好きなタイミングで特典を受けられます。

    同僚や友人の飲み会でプラスメニューや割引などの特典を利用して、集まった人みんなでお得に楽しめるのも魅力です。

    クレジット機能とJ-Debitサービスを1枚のカードで使い分けたい人

    横浜バンクカードにセットされたキャッシュカードで、デビットカード(J-Debit)機能を利用することが可能です。

    クレジット決済の場合、目に見えて現金が減るわけではないので「使い過ぎが気になる」「できるだけ現金で決済したい」という人にも便利です。

    J-Debit加盟店での現金引き出し(キャッシュアウト)サービスにも対応していて、混雑するATMを避けたい時・買物のレジでそのまま現金を受け取りたい時に利用可能です。

    横浜バンクカードポイント還元率を他社と比較

    神奈川県内を運行する鉄道会社が発行するカードをピックアップしてみました。

    JREカードではSuicaへの、他の4カードではPASMOへのオートチャージに対応していて、チャージ金額に応じて各社所定のポイントが付与されます。

    横浜バンクカードの還元率の低さが気になりますが銀行ならではの特典として、コンビニATM手数料が月3回まで無料となる等の特典「ゼロ手数料」サービスが提供されています。

    カード名 最低還元率 最高還元率
    京急プレミアポイントシルバー(京急) 0.5% 1.0%
    TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO(東急) 1.0% 10.0%
    OPクレジット(小田急) 0.5% 10.0%
    JREカード(JR東日本) 0.5% 3.5%
    相鉄カード(相鉄) 0.1% 0.1%

    横浜バンクカードと鉄道系クレジットカードの2枚持ちで、お得な暮らしを実現してみてはいかがでしょうか。

    横浜バンクカードが届くタイミングは?

    横浜銀行の普通預金口座を持っていない人は、窓口又は郵送での申し込みとなり、銀行に申込書が届いてからカード到着まで2〜3週間かかります。

    郵送申込みの場合は、総合口座とネットバンキングを同時に申し込める「お取引はじめてパック」を取り寄せると便利です。

    既に横浜銀行の普通預金口座を持っている人は、はまぎんマイダイレクト又は公式サイトから申し込むことができ、申込みデータが銀行に到達後10日〜14日程でカードが届く予定です。

    • 横浜銀行の普通預金口座を持っていない人…2〜3週間
    • 横浜銀行の普通預金口座を持っている人…10日〜14日

    普通預金口座を作った時点で本人確認が済んでいるという考え方から、銀行が必要と判断した場合を除き、本人確認書類の提出は省略されます。

    ただし、家族カードの発行を希望する場合は、窓口での申込み手続きが必要です。

    横浜バンクカードの引き落とし日はいつ?

    横浜バンクカードでは、前月16日〜当月15日の利用分を翌月10日に引き落とされます(銀行休業日は翌営業日)。

    夏のボーナス一括払いで利用した分は、8月10日、冬のボーナス一括払いで利用した分は1月10日に引き落とされ、自分のボーナス時期に合わせた月に変更することができません。

    横浜バンクカードのカードローン(たてかえ型)の自動貸付の対象外なので、前日までに引き落とし額を入金しておきましょう。

    支払い方法を変更したい場合は?

    請求内容が確定後も、引き落とし日の3営業日前であればインターネット総合サービス「Vpass」を利用して、リボ払いに変更可能です。

    1件あたり5万円以上の利用であれば、回数指定の分割払いへの変更もできますが、リボ払いと同様に所定の金利が加算されます。

    横浜バンクカードを実際に利用した人たちの口コミ

    20代
    学生

    父が横浜銀行の人と親しくしていたこともあり、大学入学と同時に横浜バンクカードを持つことになりました。

     

    「教科書代を除き、カード利用額は自分で支払う」という条件を厳しく言い渡されていたので、書籍代と洋服代の支払がメインの利用でした。

     

    ポイントUPモールを経由するとポイントがいっぱい加算されて、ちょっとしたお小遣いができたのが嬉しかったです。

     

    「ハマトク」を使って、同じ予算なのに一味違ったランチや飲み会ができたのも、友達受けが良かったです。

     

    40代
    公務員

    格安スマホや格安航空券などクレジット決済しかできないシーンを除いて、買物はできるだけ現金払いを心がけています。

     

    近所でひったくり事件が遭って以降、高額な現金を持ち歩かないようJ-Debit付きの横浜バンクカードを使い始めました。

    レジで現金のやり取りがないので釣り銭の間違いはゼロ、小銭でお財布がパンパンになることも少なくなりました。

     

    お店で利用した履歴がネットバンキングの明細に記録され、Excelで家計簿を付けるのも簡単になったのも、良かったです。

     

    40代
    会社員

    家計の事情でカードローン申込みを検討する中、クレジットカードと同時に申し込める横浜バンクカードに出会いました。

     

    横浜銀行の口座を持っていたので2週間後には審査OKの返事があり、必要額30万円を用意することができました。

     

    クレジットカードの限度額も必要十分な額が設定され、別銀行で作っていたVISAカードから月々公共料金やモバイルsuica定期券の支払をまとめました。

     

    ネットバンキングでの他行への振り込みが月2回無料になる「ゼロ手数料」は、大阪の大学に通う娘への送金に重宝しています。

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