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3Dセキュアとは？
「3Dセキュア」とは、インターネット上でクレジットカード決済を安全に行うための「本人認証サービス」のことです。
VISA・MasterCard・JCB・アメックスなど各国際ブランドが推奨しており、クレジットカードのなりすましや不正利用を防止しています。
ブランドごとに本人認証サービスは異なりますが、総称して「3Dセキュア」と呼ばれています。
国際ブランドごとの呼び方は以下の通りです。
- VISA…Visa Secure
- MasterCard…SecureCode
- JCB…J/Secure
- アメックス…American Express SafeKey
３Dセキュアを導入する理由
３Dセキュアはインターネット上でクレジットカードを安心・安全に利用するために導入されています。
３Dセキュアを導入すること、以下のメリットがあります。
- クレジットカードのなりすましなどの不正利用防止
- パスワードを入力するだけで簡単に決済できる
- 不正利用が発生したときのチャージバックのリスクが軽減できる
クレジットカードのなりすましなどの不正利用防止
利用者側のメリットとして、クレジットカードのなりすましや不正利用の防止ができるという点が挙げられます。
従来、インターネット決済はクレジットカード番号と有効期限など、クレジットカードに記載されている情報を入力すれば決済が行える仕組みになっていまいｓた。
カードに乗っている情報を記入すれば、だれでも決済が可能になっているため、不正利用のリスクがとても高いです。
しかし「３Dセキュア」を利用すれば、クレジットカード番号や有効期限に加え、「カード契約者本人しか知らないパスワード」を設定できるため、不正利用のリスクをグッと減らすことができます。
不正利用が発生したときのチャージバックのリスクが軽減できる
事業者側のメリットとして、「不正利用が発生したときのチャージバックのリスクが軽減できる」という点が挙げられます。
チャージバックとは、クレジットカードの不正利用が発生した場合にお客様の申し出によって注文の取り消しを行うことです。
要するにキャンセル・返金作業ですね。
チャージバックが発生した場合、ECサイトの事業者はお客様へ代金を返却しなければいけません。
チャージバックには手間の時間もかかってしまいますが、３Dセキュアで不正利用を未然に防ぐことができれば、チャージバックが起こる可能性を減らせます。
また、万が一チャージバックが発生してしまった場合でも、取り消し代金はカード会社によって保障されます。
３Dセキュアの利用方法
３Dセキュアを利用するには、３Dセキュアに対応しているクレジットカード会社の会員になり、パスワードをあらかじめ設定します。
例えば、JCBの場合は「MyJCB」三井住友カードの場合は「Vpass」であらかじめパスワードを設定します。
クレジットカード会社によっては、パスワードを設定せずに、SMSでワンタイムパスワードを送信する形が採用されている会社もあります。
家族による不正利用は補償対象外
家族であれば、クレジットカード契約者になりすましてカードを不正用することも考えられます。
この場合は偽造クレジットカードで不正利用されたときと同じように、補償を設けているクレジットカード会社もありますが、補償の対象としないカード会社もあるため注意が必要です。
３Dセキュアのパパスワードが「本人の名前」「誕生日」「携帯番号」など、推測されやすいパスワードだった場合、本人に過失がある、と判断して補償が適応されないクレジットカード会社もあります。
クレジットカードの不正利用や、偽造クレジットカードの補償についてはこちらの記事を参考にしてください。
偽造クレジットカードに注意！スキミングの手口と被害を防ぐ方法
親が勝手にクレジットカードを作ったら…支払い義務はある？被害に合わないための対処法
セキュリティに強いクレジットカード
クレジットカードの不正利用や、ネットでの利用が不安…という方はセキュリティに強いクレジットカードを持っておくと安心です。
セキュリティに強いだけではなく、万が一クレジットカードが不正に利用されたときの補償も付帯しています。
三井住友VISAクラシックカード
| カード年会費 | 初年度無料 1,250円＋税 |
|---|---|
| ETC年会費 | 実質無料 |
| ETC発行手数料 | 無料 |
| 還元率 | 0.5% |
| 電子マネー |
- 国内・海外保険が自動付帯
- カード発行まで最短３日
- 安心のセキュリティ
三井住友が発行するクレジットカードは、大手銀行が発行するクレジットカードのため、安心感があります。
三井住友カードは以下の３つのセキュリティ対策と行っています。
- ICチップ搭載
- 顔写真付きクレジットカードも発行可能
- 24時間365日不正利用を監視
顔写真付きクレジットカードも発行できるため、海外での不正利用が怖い…という方にもおすすめです。
また24時間体制で不正利用をチェックしています。
万が一紛失・盗難で不正利用があった際には、届け出があった60日前にさかのぼって三井住友が損害を全額負担してくれます。
国際ブランドもVISAとMasterCardなので、国内はもちろん、海外でも利用できるお店が多いのもメリットです。
ただし、ポイント還元率が0.5％と高くはないため、還元率を重視したい方には向いていません。
楽天カード
| カード年会費 | 永年無料 |
|---|---|
| ETC年会費 | 540円 |
| ETC発行手数料 | 無料 |
| 還元率 | 1.0％ |
| 電子マネー | |
| 申し込み資格 | 満18歳以上 |
- 還元率が常に1.0％以上
- 楽天市場でポイント還元率3.0％以上
- 楽天Ｅｄｙ・楽天ポイントカードと一体型
楽天カードはクレジットカードの中でもセキュリティ対策が非常にしっかりしているカードです。
- カードの利用状況をメールでお知らせ
- ネットショッピングジに本院認証を行う
- ICチップ搭載カードを発行
- 24時間365日体制で不正利用を監視
ネットショッピング決済に精通している楽天カードだからこそ、きちんと安全対策も取られています。
ネット上でクレジットカード番号を打ち込むのに抵抗がある方は、「楽天バーチャルプリペイドカード」の発行がおすすめです。
利用限度額の中で決済ができるクレジットカードと違って、チャージ分しか利用できるプリペイドカードのため、ネットショッピングでも安心して楽しむことができます。
楽天カードは常にポイント還元率が1.0％以上の高還元率カードです。
ステータス性はありませんが、貯まったポイントも１ポイント＝１円から利用できるため、ポイントを貯めたい方にもおすすめのクレジットカードです。
JCB 一般カード
| カード年会費 | 1250円 初年度無料 次年度も条件次第で無料 |
|---|---|
| ETC年会費 | 無料 |
| ETC発行手数料 | 無料 |
| 還元率 | 1.0% |
| 電子マネー | |
| 申し込み資格 | 満18歳以上（高校生不可） |
- 初年度無料！翌年も条件次第で無料
- 海外・国内旅行傷害保険が最高3000万円付帯
- 最短翌日に受けとれる！
JCBカードは日本の国際ブランドが発行するカードで、業界最大手のカードなので安心感があります。
国産という響きで安心感を覚える方も多いのではないでしょうか？
- 不正利用検知システム
- セキュリティコード
カード利用者がいきなり高額のものを買ったり、いつもと違う行動範囲でカードの利用があった際に、連絡することで不正利用を防止しています。
その他にも「エポスカード」はバーチャルカードを発行できるため、ネットショッピングでも安心して利用することができます。
セキュリティ重視でクレジットカードを選びたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
