学生がクレジットカード申込時「年収」欄に書くべき収入は?年収0円は審査に影響するのか

学生がクレジットカード申し込み時「年収」欄に書くべき収入は?年収0円は審査に影響するのか 学生カード

大学生になると初めてクレジットカードを持つ方も多いですよね。

クレジットカードを発行するには審査に通らなければなりません。審査に通るためには、申込時に様々な項目を記入しなければならないのですが、学生の方は年収欄をどのように書けば良いか悩んでしまうと思います。

そこで今回は、年収欄に含まれる収入は何か、年収0円でも審査に通るのかなど、学生の方の不安や疑問にお答えしていきます。

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無収入の学生は年収0円でも大丈夫!

学生の場合には、アルバイトをしておらず無収入という方もいるかと思います。「年収0円だと審査に落とされてしまうのではないか」と心配している方、安心してください。

年収0円が理由で審査に落ちることはありません。

それよりも虚偽の報告をしてしまう方が、審査に落ちる可能性が高くなります。収入がないことを不安に思わず正直に申告しましょう。

学生カードの審査では年収は重要視されない

学生向けのクレジットカードは、一般的なクレジットカードよりカード発行がしやすくなっています。様々な面で優遇されているのです。

そのため、学生や若年層がターゲットのクレジットカードは、審査の際に年収の多さが重要視されることはないのです。

学生の年収よりも「親の信用」が大事に

一般的なクレジットカードの審査では、申し込み者に支払い能力があることを証明するため「安定した収入」が必要です。

しかし、学生が申し込み者の場合は両親の信用情報を基に審査が行われます。そのため、年収欄を0円にしても審査に通る確率は極めて高くなります。

つまり、学生の年収よりも親の信用情報が大切となってくるのです。

世帯年収の項目がある場合

世帯年収とは自分も含めた同一の生計の家族全体の年収です。ちなみに、同居、別居は関係ありません。

この項目は申し込み者本人の収入が少ない、もしくはない場合、支払い能力があるか判断する重要なものです。つまり、学生の皆さんにとっては年収の記入欄よりも大切な項目です。

学生の方が世帯年収を記入する際は、「両親のおおよその年収+自分の年収」を記入してください。自分の年収を加えることを忘れないよう注意しましょう。

学生はどこからが収入と認められるの?

アルバイトの収入

アルバイトによる定期的な収入の場合は、年収欄に記載して大丈夫です。

年収欄には平均月収×12か月分を記入しましょう。例えば、毎月5万を平均して稼いでいる場合は年収60万となります。

アルバイトを始めてから1年未満の場合は、今後稼げると予想される見込みの収入を含めて年収として記入して大丈夫です。

しかし、虚偽報告とみなされると審査に落ちてしまうため、多く見積もるよりも気持ち少なめに見積もる方が良いでしょう。

短期アルバイトの収入

短期のアルバイトを毎月行って稼いでいるのであれば、先ほどの1年未満のアルバイトの時と同様予想される年収を記入しましょう。

しかし、単発で短期のアルバイトをしただけの場合は年収に含めてはいけません

派遣アルバイトの収入

派遣アルバイトの場合も、基本的なルールは同じです。

毎月コンスタントに稼いでいる場合は、予想される年収を記入してください。

しかし、単発で派遣アルバイトをしただけの場合は年収に含めないよう注意してください。

親からの仕送りによる収入

学生は、「親からの仕送り+アルバイトで稼いだお金」で生活している方が大半だと思います。

その場合は、仕送り代も年収として計算して大丈夫です。なぜなら、クレジットカードの審査における年収欄は、「毎月確実に入る」金額を知るためにあるからです。

そのため毎月確実に入ってくるお金に関しては、稼いでいなくても年収に含めてよいのです。例えば、1か月の収入の内訳が「仕送り3万+バイト代5万」の場合、年収は8万×12か月で96万となります。

臨時のお小遣い

臨時のお小遣いは年収には含みません

なぜなら、前述したように「毎月確実に入るお金」ではないからです。

そのため、たとえ高額なお金をもらったとしても、毎月確実にもらえる保証がない場合は年収に含めないようにしましょう。

奨学金

奨学金は年収に含めて大丈夫です。なぜなら、毎月確実に入るお金だからです。

また、申し込みの備考欄に記入して対応することも可能です。

どちらを選択しても審査に落ちることはないため、安心してください。

年収を偽って申告するのは絶対にNG

学生の方は年収の欄が本当に0円でも審査に通るか不安ですよね。

アルバイトしていない学生は何となく年収0円が後ろめたく感じてしまい、嘘の申告をしたくなる気持ちも分かります。

しかし、年収を偽って申し込むのは絶対に避けてください。

嘘の申告をしてカード会社にバレてしまうと、信用がた落ちです。信用がなくなるだけでなく、今後新規のクレジットカードを作るとき、車のローンを組むときなど、すべての金融機関の申し込みの審査に影響してしまいます。

年収が0円であっても素直に事実を記入しましょう。

カード会社も学生の収入が低いのは十も承知です。学生の本文は学業ですから、アルバイトをしていなくても審査には十分通りますよ。

アルバイト先に電話はかかってくるのか

クレジットカードを申し込むと、カード会社からアルバイト先に在籍確認の電話がかかってくるという話を聞いたことのある方は多いと思います。

「カードを申し込みたいけれど、在籍確認の電話が不安でなかなか申し込めない」という学生の方も多いのではないでしょうか。

結論から言いますと、在籍確認が行われる確率は19%です。つまり、ほとんどの場合はかかってくることはありません。

しかし同時に、「審査時に100%在籍確認の電話がかかってこないクレジットカード会社」は存在しないということも頭に入れておきましょう。

収入証明書は必要?

クレジットカードの審査において「年収」は重要な項目ですが、原則として収入証明書は必要ありません

つまり、年収は自己申告となっています。

収入証明書の提出は賃金業法で規定されている内容で、クレジットカードのキャッシングやカードローンで50万を超える借入を申し込む際には必須となります。

クレジットカードの審査は割賦販売法という法律を基に行われているため、収入証明書の提出は必要ないのです。しかし、だからと言って虚偽報告をすると審査に落ちてしまうので気をつけましょう。

学生クレジットカードの審査基準は甘い

学生向けのクレジットカードは一般的なクレジットカードより審査の基準が甘くなっています。

ここからは、学生向けクレジットカード特有の審査基準と特典をご紹介します。

「学生」専用枠でのカード審査がある

学生向けのクレジットカードは「審査が甘い」と言われますが、それは社会人では年収0円でクレジットカードを作ることが不可能だからです。

つまり、クレジットカードの審査が甘いのではなく、学生の審査基準が一般的なものとは全然違うということです。

そのため、収入がなくても審査に通る学生のうちに、クレジットカードを作ることをおすすめします。

1~3枚ならカードの審査に通るのは難しくないでしょう。4枚目以降は利用する金額が多くなっていくので審査に通りにくくなる可能性もあります。

学生が年収0円でも審査に通る理由

現在日本ではクレジットカードが多数発行されており、どこのカード会社も囲い込みに必死です。

一番初めに作ったカードを社会人になっても、(あるいは30代になっても)使用している学生は多く、カード会社はこの時期に多くの学生にカードを作って欲しいと思っています。

将来的にゴールドカードやプラチナカードにランクアップする学生もいるかもしれません。そのためカード会社は将来の優良顧客になるであろう学生を審査で優遇するのです。

学生専用カードはお得な特典が多い

学生専用カードは、審査基準が甘い代わりに利用限度額が低いという特徴があります。だいたい5~10万程度が相場です。

しかし、『ANA VISA/Master学生カード』や『学生専用ライフカード』は、海外で利用することを想定しているため、限度額は30万前後まで上げることができます。

また、そのほかにも学生向けのクレジットカードには、お得な特典やポイント還元がついているものが多いです。例えば、『学生専用ライフカード』は海外利用分の5%をキャッシュバックすることが可能です。

このように学生向けのクレジットカードに特典が多い理由は、クレジットカード会社にとって学生が新規開拓客だからです。

自社のカードを今後も利用してもうため、審査基準が高くない学生のうちに、顧客として定着させることが目的です。この機会を大いに活用することが大切です。

初めての学生にオススメなクレジットカード!

最後に、初めてクレジットカードを作る学生の方向けに、審査に通りやすいだけではなく安心でお得なカードを厳選してご紹介します。ぜひ参考にしてください。

三井住友カードデビュープラス

三井住友カードデビュープラス

三井住友カード デビュープラス
カード年会費 初年度無料
2年目以降実質無料
ETC年会費 実質無料
ETC発行手数料 無料
還元率 1.0%
電子マネー
申し込み資格 満18歳以上25歳以下
  • 26歳から自動的にゴールドカードに!
  • 2年目以降も年1回以上も利用で年会費無料
  • 通常還元率が1.0%

18歳~25歳の学生限定のクレジットカードです。

初年度年会費無料に加え、翌年以降も年1回の利用で年会費無料となります。また、ポイントは常時通常の2倍でお得。

最初の1枚として学生から最も支持を受けているカードです。名実ともに圧倒的な信頼感と人気を誇ります。迷ったらとりあえずこちらのカードを持つことをおすすめします。

JCB CARD W

JCB CARD W

JCBCARDW
カード年会費 永年無料
ETC年会費 無料
ETC発行手数料 無料
還元率 1.0%
電子マネー
申し込み資格 満18歳以上39歳以下
  • 海外旅行保険が最高2000万円
  • 通常還元率1.0%
  • Oki Doki ランド経由で最大20倍のポイント

JCBは国内唯一である国際ブランドのクレジットカードです。ブランドイメージも高く、ステータスとして持っている学生も多いです。

年会費無料に加え、ポイント還元率が通常の2倍になります。

学生専用ライフカード

学生専用ライフカード

学生専用ライフカード
カード年会費 永年無料
ETC年会費 実質無料
ETC発行手数料 無料
還元率 0.5%
電子マネー
申し込み資格 満18歳以上25歳以下
  • 誕生月はポイント還元率3倍
  • カード・ETC年会費が無料
  • 海外保険が最高2000万円自動付帯

学生専用ライフカードは、学生のために作られたクレジットカードのため、学生の方に嬉しい特典が盛沢山です。主な特典を2つご紹介します。

1つ目は「海外ショッピング利用キャッシュバックサービス」です。海外でこのカードを利用すると、利用分の5%がキャッシュバックされる仕組みです。

他社のクレジットカードでは決して受けられないサービスで、まさに学生の特権ですね。また、海外旅行損害保険として最高2000万補償されているので、海外へ行きたい学生にはうってつけのカードです。

2つ目は「学生専用お問い合わせ窓口」があることです。カードに関して分からないことがあったら、すぐに電話で聞くことができます。学生専用の窓口のため、一般的なクレジットカードに窓口よりも敷居が低く安心感があるところも魅力です。

楽天カードアカデミー

楽天カードアカデミー

楽天カードアカデミー
カード年会費 永年無料
ETC年会費 540円
ETC発行手数料 無料
還元率 1.0%
電子マネー
申し込み資格 満18歳以上の学生
  • 還元率が常に1.0%以上
  • 楽天市場でポイント還元率3.0%以上
  • 学生限定でポイント3倍

楽天カードアカデミーは、学生専用の楽天カードです。そのため、無収入の学生でも審査通過が可能となります。

また、年会費無料に加えて、楽天トラベルや楽天市場ではポイントが通常の3倍になるため、ネットショッピングをよく利用する学生にはこちらのカードをおすすめします。

まとめ

いかがだったでしょうか?以下はこの記事のまとめです。ぜひ参考にしてより良い学生生活を送ってください。

  • クレジットカードの「年収」欄は、「安定して受け取れる収入」を書く。
  • 学生は年収0円でも高確率で審査に通る。
  • 世帯年収を書く場合は、「両親のおおよその年収+自分の年収」を記入する。
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