三井住友カードのメリット・デメリット!年会費・手数料・ポイント徹底比較

三井住友VISAクラシックカードのメリット・デメリット!ETCカード・年会費・手数料・ポイント徹底比較 三井住友カード

三井住友が発行している三井住友カード。対応している店舗が多く、日本だけでなく海外でも使いやすいVISAカードということで人気があります。

三井住友カードには様々な種類やランクがありますが、その中で1番ベーシックなカードが「三井住友カード」です。

三井住友カードのメリット

  • セキュリティ対策がしっかりされている
  • 海外旅行傷害保険が付帯している
  • ポイントやキャッシュバックの特典が充実している

三井住友カードのデメリット

  • 年会費を無料にする条件が若干厳しい
  • 基本還元率があまり高くない
  • 特別な優待が付帯していない

三井住友カードは大手銀行発行のステータスのあるカードですが、ポイント還元率・特典は平均並みのため、お得重視の方には向かないカードでしょう。

クレジットカード比較Plusは、三井住友カードを「上位カードを目指すための通過カード」だと考えています。

三井住友カードゴールドや、三井住友カードプラチナを目指したい方におすすめのカードです。

三井住友カードのメリットやポイント制度はもちろん、デメリットも知った上で申し込むようにしましょう。

※本ページにはPRが含まれます。

三井住友カードの基本スペック

三井住友カード

三井住友カード
カード年会費 初年度無料1,250円+税
ETC年会費 実質無料
ETC発行手数料 無料
還元率 0.5%
電子マネー
  • インターネット申し込みで初年度年会費無料
  • セブンイレブン・ファミマ・ローソン・マクドナルドでポイント5倍
  • 利用金額によってボーナスポイントをプレゼント

 

年会費 インターネット入会で初年度年会費無料

1250円+税

入会費 無料
利用可能枠 クレジットカードの利用枠の範囲内
申し込み資格 満18歳以上の方(高校生は除く)
ポイント還元率 0.5%
海外保険 あり
家族カード あり
ETC専用カード あり
カード発行まで※三井住友カード(NL)
  • 最短10秒で審査完了
  • 最短10秒でカード番号発行

※カードの原版発行が最短10秒でおこなわれる訳ではありません。

三井住友カードの年会費は条件付きで無料

三井住友カードは年会費が通常1,250+税かかります。初年度はインターネットからの入会で無料です。

2年目以降の年会費を無料にするためには、「マイペイすリボに登録して年に1回利用する」という条件を満たす必要があります。

マイペイす・リボとは、毎月自分で指定した金額を支払い、指定した金額を超えたら翌月以降に支払う…という支払い方法で、三井住友カード独自のリボ払いの名称です。

翌月に支払った分はリボ扱いとなり、年率15%という高額な手数料がかかってしまうため、あまり推奨できないのですが、回避方法は「リボ払いの上限を限度額いっぱいまで引き上げる」こと。

限度額いっぱいまで引き上げれば、実質一括払いになり、マイペイす・リボを利用してもリボ手数料をかけることなく、年会費も無料にできます。

三井住友カードの年会費を無料で持つ方法とリボ回避術

2021年2月以降は年会費無料条件が変更

2021年1月までは、マイペイすリボに設定した上でリボ払いを利用すれば、年会費が無料になっていましたが、三井住友カードから「マイペイすリボ年会費優遇特典条件改定のお知らせが…」

  • 変更前:マイペイすリボ登録+年1回の利用でOK
  • 変更後:マイペイすリボ登録+年1回以上のリボ払い手数料の支払いが必要

リボ払い支払い限度額を上げて実質一括払いにするとリボ払い手数料が発生しないので、年会費が無料になりません。

つまり年会費を無料にする=リボ払い手数料が必要になってしまいました。

1度だけリボ手数料を支払ってすぐに全額繰り上げ返済すれは、最小限のリボ手数料で年会費無料特典を受けることができますが、忘れたときのリスクが大きいので十分に注意してください。

カードデザインが一新!スタイリッシュな券面に

三井住友カードと言えばパルテノン神殿のイメージがありましたが、2020年2月3日に30年ぶりにカード券面デザインを変更しています。

●変更後

三井住友カード

パルテノン神殿が消え、スタイリッシュなデザインになっただけではなく、従来のエンボス加工がなくなり、カード番号や有効期限も裏面に記載されるデザインになっています。

三井住友カードのパルテノン神殿廃止!デザインで変更された点は?

三井住友カードのメリット

三井住友カードのメリットは以下の通りです。

  • セキュリティ対策がしっかりされている
  • 海外旅行傷害保険が付帯している
  • ポイントやキャッシュバックの特典が充実している

セキュリティ対策がしっかりされている

クレジットカードを使う時、セキュリティ面に不安を感じている方もいるでしょう。

カードを紛失してしまい、不正利用されたら大変です。クレジットカード選ぶ時は、セキュリティ対策がしっかりされているかも重視する必要があります。

クレジットカード会社は色々なセキュリティ対策をしていますが、その中でも三井住友カードのセキュリティ対策はしっかりしています。

写真入りICカードに切り替えることができるため、万が一カードを紛失してしまった時も安心です。カードに顔写真があれば、本人かどうかの確認がすぐにできます。

また、カードの盗難にあった場合も24時間年中無休のサポートサービスが用意されているので、すぐ対応してもらえます。

海外旅行傷害保険が付帯している

海外旅行傷害保険がついているのも、三井住友カードのメリットです。

傷害死亡・後期傷害は最高2000万円、傷害治療費用は1事故につき50万円と十分は補償です。他にも携行品損害や救援者費用など、様々な補償がついているので旅行先で万が一ケガや病気をした時も安心です。

だたし、これらの補償を受けるためには事前に旅行費用をカード決済しておく必要があります。保険が自動付帯されるクレジットカードもありますが、三井住友カードはそうではないので注意してください。

また旅行保険がついているのは海外だけで、国内の旅行では保険が適用されません。

もし国内旅行保険もつけたいなら、三井住友カードAなど、上位のカードを利用するとよいでしょう。

ポイントやキャッシュバックの特典が充実している

三井住友カードには、「ココイコ!」というオリジナルサービスがあります。

これを利用すると、様々なポイントやキャッシュバックの特典が受けられるのです。キャッシュバック特典を利用すれば、カード請求額からその分が割引きされます。

他にもポイントアップするサービスもあるので、利用するとかなりお得です。ただし、ココイコ!を利用するためには、事前にエントリーしておかなければなりません。

エントリーせずにカードを利用しても、特典は受けられないので注意してください。

使えば使うほどワールドプレゼントポイントが貯まる

三井住友カードには、ワールドプレゼントポイントというポイント制度があります。

これは、1ヶ月の利用金額1000円ごとに1ポイントが貯まる制度です。合算の利用金額に対してポイントがつくので、1回の買い物金額が1000円以下でも合計が1000円を超えれば問題ありません。

端数が無駄にならないのは大きなメリットでしょう。コンビニやネット通販など、色々な買い物で三井住友カードを使えば、どんどんポイントが貯まるお得なシステムです。

ただし、国民年金保険料やWAONチャージ、nanacoへのチャージなどポイント対象外になるものもあるので注意しましょう。

ガス料金や電気代などはポイント対象になるので、光熱費を三井住友カードで支払えばポイントを貯めることができます。

貯まったポイントは景品交換や他のポイントプログラムへ移行可能

貯まったワールドプレゼントポイントは、様々な景品に交換することが可能です。

他にもAmazonnギフト券やスターバックスカード、Tポイントなど他社のポイントプログラムへ移行できます。自分が利用しやすいポイントに交換して利用するのもよいでしょう。

ただし、移行先によって還元率が変わる点には注意してください。Amazonギフト券は0.5%、Tポイントは0.45%と若干の違いがあります。

ワールドプレゼントポイントを使ってキャッシュバックを受けることもできますが、1ポイントあたり3円の還元率になってしまいます。ポイントを交換する時は還元率にも注目しておきましょう。

三井住友カード ポイントの還元率と貯まったポイント使い方

ポイントUPモールを使えばポイントが最大20倍

普通の買い物でもワールドプレゼントポイントが貯まりますが、ポイントUPモールを使うことで最大20倍のポイントを獲得することが可能です。

Amazonや楽天市場など、有名なお店も出店しているので、普段からネットショップを利用する方はポイントUPモールを活用しましょう。

ポイントUPモールから買い物するだけで、Amazonなどで直接買い物するよりもポイントが貯まりやすくなります。また買い物しなくても、ショップサイトを訪問するだけでポイントが貯まります。

暇な時にポイントUPモールを覗いてみるだけで、ポイントが貯まるのも魅力です。

三井住友カードのデメリット

三井住友カードのデメリットは以下の通りです。

  • 年会費を無料にする条件が若干厳しい
  • 基本還元率があまり高くない
  • 特別な優待が付帯していない

年会費を無料にする条件が若干厳しい

三井住友カードは、初年度の年会費が無料になっていますが、次年度からは1,250円かかります。

この年会費を無料にする方法があるのですが、その条件が若干厳しいのがデメリットです。

年会費を無料にするためには、リボ払いに登録しなければなりません。

他のクレジットカードは、年間一定額以上カード払いすると年会費無料になるものが多いです。それに比べると、わざわざリボ払いしなければならないのは、若干面倒に感じるかもしれません。

手続きが面倒なだけでなく、リボ払いにするとリボ払い手数料が発生してしまうのもデメリットです。利用の仕方によっては、年会費以上の手数料がかかってしまうこともあるので注意しましょう。

基本還元率があまり高くない

どのクレジットカードを選ぶかで、ポイントの貯まりやすさが変わります。その目安になるのが基本還元率と言われるものです。これはどの程度のポイントが貯まるかの目安になります。

三井住友カードの基本還元率は0.5%ですが、それほど高い数字ではありません。

普通に使っているだけだと、1000円で5円分のポイントしか貯まらないということです。基本還元率1%以上のクレジットカードも多くあるため、それと比べるとポイントが貯まりにくく感じるかもしれません。

特別な優待が付帯していない

三井住友カードは良くも悪くも「普通のカード」です。銀行発行のカードなのでステータスはありますが、特定の店舗が割引になったり、ポイントが貯まりしくみなどは他のカードに比べて目立っていません。

例えばエポスカードは全国にあるカラオケ店や飲食店で30%やドリンク無料などの特典が付帯していますが、三井住友カードには付帯していません。

「できるだけ多くの店舗で優待を受けたい」「ポイントが貯まりやすいお得なカードが欲しい」と思っている方には不向きでしょう。

三井住友カードはETCカードを無料で発行できる?

三井住友カードETCカードは発行手数料は無料ですが、500円+税の年会費がかかってしまいます。しかし、年1回以上ETCカードを利用するだけで、翌年度の年会費を無料にできます。

ETCカードを作る方なら、1年に1回は利用するでしょうから実質年会費は無料と考えてもよいかもしれません。

ETCカードの利用分も、ワールドプレゼントポイントが貯まるのが三井住友カードの特徴です。普段から有料道路の支払いをETCカードでしている方なら、よりポイントが貯めやすくなります。

さらに、会員保障制度があり不正利用された時補償が受けられるのも嬉しいポイントです。

三井住友カードはどんな人におすすめ?

三井住友カードは以下に当てはまる方におすすめできます。

  • クレジットカードのセキュリティに不安を感じている方
  • 頻繁にネットショップで買い物をする方
  • 三井住友カードの上位カードを目指している方

クレジットカードのセキュリティに不安を感じている方

クレジットカードはちょっとセキュリティ面に不安がある、そう感じている方に三井住友カードは向いています。

三井住友カードは、顔写真が入ったICカードに切り替えることができます。顔写真のないクレジットカードは、不正利用された時に気づかない可能性があります。しかし、顔写真が入っていれば店員さんも不正使用にすぐ気づくことができるのです。

顔写真入りのクレジットカードはなかなかないため、セキュリティ面を重視する方に三井住友カードはおすすめです。

ただし、インターネットからの申し込みだと通常のクレジットカードしか発行できないため、後日手続きが必要になります。

三井住友カードの上位カードを目指している方

三井住友カードには上位に「三井住友カードゴールド」や「三井住友カードプラチナ」があります。

三井住友の発行するカードはステータス性が高いため、そういった上位カードを目指したい方は三井住友カードに申し込み、一般カードからのランクアップを狙えます。

上位クラスになれば、空港ラウンジ・コンシェルジュ・グルメ特典が使えるようになりますよ。

頻繁にネットショップで買い物をする方

普段からネットショップで頻繁に買い物する方なら、効率的にポイントを貯めることができます。それは、お得なポイントUPモールがあるからです。

三井住友カードが運営するショッピングモールで、ここにアクセスして買い物するだけで何倍ものポイントが貯まるのです。使い方はとても簡単で、三井住友カードの会員なら特別な登録や手続きは必要ありません。

ポイントUPモールにアクセスした後は、いつもと同じようにネットショップで買い物すればワールドプレゼントポイントが2から20倍付与されます。

楽天市場やAmazonなど大手のショッピングサイトが利用でき、利用するサイトによってアップするポイントが変わります。

ただし、決まったショッピングモールを利用する方は、以下のカードに申し込んだ方がポイントが貯まるようになりますよ。

  • 楽天市場→楽天カード
  • Yahoo!ショッピング→Yahoo!カード
  • Amazon→JCB CARD W・オリコザポイントカード

三井住友カードポイント還元率を他社と比較

カード名 ポイント還元率
三井住友カード 0.5%~2.5%
イオンカードセレクト 0.5%~1.0%
ライフカード 0.5%~1.5%
ミライノカード 0.5%~1.0%
JCB CARD W 1.0%~3.0%
dカード 1.0%~3.0%
楽天カード 1.0%~3.0%

三井住友カードの基本還元率は0.5%で、他のクレジットカードと比べると平均的な数字です。

楽天カードなど人気のクレジットカードと比べると、還元率は低いのでそのまま使っているだけではあまりポイントが貯めやすいカードとは言えないでしょう。

しかし、ポイントUPモールを経由することで、ポイント還元率を数倍にアップさせることもできます。それを上手く活用すれば、還元率の低さをカバーできるでしょう。

三井住友カードが届くタイミングは?

三井住友カード(NL)の場合、最短10秒で審査完了・カード番号の発行が行われます。

また、24時間、最短10秒で即時発行となりますが、場合によっては即時発行できないケースもあるので注意が必要です。

カードの原版発行までは時間がかかるため、この点も把握しておく必要があります。

三井住友カードの引き落とし日はいつ?

三井住友カードの引き落とし日は毎月10日です。

締め日が15日になっているので、それまでに利用した分を翌月の10日に支払うことになります。

ただし、三井住友カードは引き落とし日を26日に変更することもできるので注意してください。

もし引き落とし日が26日だった場合、締め日は毎月末日になります。自分の引き落とし日がいつかしっかりチェックして、忘れないようにしましょう。

引き落とし日がいつか分からない時は、インターネットサービスのVpassから確認できます。もしくは利用代金明細書にも記載されているので、チェックしておくとよいです。

残高不足で引き落としができないと遅延扱いになるので、前日までに口座にお金を準備しておきましょう。

三井住友カードを実際に利用した人たちの口コミ

年代 20代
職業 会社員

クレジットカードは持たない主義だったのですが、ネットで買い物する時ないと不便なので思い切って作ることにしたのです。

せっかくならネットショッピングでポイントが貯まりやすいカードがよいと思い、三井住友カードを選びました。

基本還元率は高くないのですが、ポイントUPモールを利用すればかなり還元率がアップします。お店によっては20倍になるところもあるので驚いています。普段利用しているAmazonでも使えるのでかなり便利です。

年代 30代
職業 会社員

三井住友カードと一緒にETCカードも作りました。ETCカードでもポイントがつくのでお得です。私は週末によくドライブに出かけるので、高速道路をよく使います。

ETCカードは年会費がかかりますが、年に1回利用するだけで無料になるので気になりません。クレジットカードの年会費も、リボ払いにして無料にしています。

これだけポイントが貯まるカードが、無料で使えるのはかなり便利です。VISAブランドなので対応している店舗も多いですし、1枚持っておきたいカードだと感じました。

年代 30代
職業 会社員

海外旅行保険がついているクレジットカードを探していました。大手の三井住友が発行しているカードですし、十分な海外旅行保険がついているので満足しています。

ただ自動付帯はされないので、ちょっと注意が必要です。旅行代金をクレジットカードで払えば保険がつくのですが、いつもクレジットカードで支払いしている人なら問題ないでしょう。

引き落とし日を変更できるのも地味にありがたいです。25日が給料日なのですが、引き落とし日を26日にできるので余裕を持って支払いできています。

三井住友カードのメリット・デメリットまとめ

三井住友カード

三井住友カード
カード年会費 初年度無料1,250円+税
ETC年会費 実質無料
ETC発行手数料 無料
還元率 0.5%
電子マネー
  • インターネット申し込みで初年度年会費無料
  • セブンイレブン・ファミマ・ローソン・マクドナルドでポイント5倍
  • 利用金額によってボーナスポイントをプレゼント

三井住友カードのメリット

  • セキュリティ対策がしっかりされている
  • 海外旅行傷害保険が付帯している
  • ポイントやキャッシュバックの特典が充実している

三井住友カードのデメリット

  • 年会費を無料にする条件が若干厳しい
  • 基本還元率があまり高くない
  • 特別な優待が付帯していない

三井住友カードのメリット・デメリットを紹介しました。三井住友カードは銀行系のカードでステータスもあり、上位カードを目指している方や、セキュリティが気になる方におすすめです。

反対にポイント還元率や店舗での優待を重視する、いわゆるお得重視の方には不向きなカードかもしれません。

メリットだけではなく、デメリットもきちんと理解した上で三井住友カードに申し込むようにしましょう。

タイトルとURLをコピーしました