ETCカードは自動車ユーザーであれば、1枚は持っておきたい便利なカードです。
ETC割引による高速道路料金の割引や料金所のスムーズな通過による渋滞の緩和、ETCマイレージサービスによるポイントなど利用者にさまざまなメリットを与えてくれます。
一方で、ETCカードの利用にあたっては年会費がかかるケースもあります。
「できれば年会費無料のETCカードを利用したい」と考える人も少なくないでしょう。
そこで、今回は三井住友VISAカード所有者が付帯サービスとして発行することができるETCカードについて、無料で利用する方法について解説します。
三井住友VISAカードをすでに持っている人、無料で利用できるETCカードが欲しい人などはぜひ参考にしてみてください。
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三井住友VISAカードのETCカードは年会費無料で発行可能
三井住友VISAカードの付帯サービスとして利用できるETCカードは、初年度に関しては年会費無料で利用することができます。
では、2年目以降はどうなるのでしょうか?
2年目以降も無料で利用できる?
三井住友VISAカードのETCカードについては、2年目以降でも条件をクリアすれば年会費は無料となります。
その条件とは、前年度に1回以上ETCを利用していて、請求があればOKというものです。普段から車を利用する人であれば、決して難しい条件ではないため、ほぼ無条件に近い状態で、年会費無料で利用できると考えていいでしょう。
また、三井住友プラチナカードの会員の人も年会費無料となります。
一方で、前年度に全くETCを利用していない人、三井住友プラチナカードの会員ではない人は、2年目以降の年会費として500円(税抜)がかかることになります。
年会費自体は決して高い金額ではありませんが、できれば、年会費の発生は避けたいところです。
家族カードも無料で発行できる?
クレジットカードにはカード契約者の家族のみが所有できる家族カードというカードがあります。
これは、カード契約者の信用情報をもとに、審査なしで発行できるクレジットカードであり、発行されるカードは、本カード(カード契約者が使っているカード)とほとんど同じ機能を有した状態となっています。
なお、家族カードの利用料金に関しては、本カード契約者の請求に合算されます。
三井住友VISAカードの場合、この家族カードからでもETCカードを発行することができます。家族カード経由の場合、発行できるのは家族カード1枚につきETCカード1枚です。
ちなみに、本カードの場合、カード1枚につき発行できるETCカードは1枚と決まっています。2枚目以降が欲しい場合は別途新たに三井住友VISAカードを作成する必要があります。
一体型ETCカードは発行していない
クレジットカード会社によっては、ETCカードとクレジットカードが一体になったカードを発行しているケースもあります。
しかし、三井住友VISAカードに関しては、一体型のカードは発行していません。クレジットカードとETCカードがそれぞれ別々になった状態でしか所有できないので注意してください。
年会費初年度無料の三井住友VISAカードクレジットカードがおすすめ
ETCカードを作るための大前提となるクレジットカードの中には、年会費が発生するものもあります。しかし、年会費無料のカードの方がいい、と考える人も少なくないでしょう。
今回取り上げている三井住友VISAカードに関しては、年会費が初年度無料、2年目以降も条件をクリアすれば年会費が無料もしくは割引になるカードも少なくないため、年会費を抑えたいという人におすすめできます。
三井住友VISAカードのETCカードは年会費無料でポイントがたまる
三井住友VISAカードのETCカードは先ほども紹介しているように、年会費が初年度無料、次年度以降も前年度に1回以上の利用があれば年会費無料で利用することができます。
また、ETC料金の支払いに応じて、ワールドプレゼントポイントを貯めることもできます。ワールドプレゼントポイントは、1ヶ月の利用料金1,000円ごとに1ポイントを貯められます。この1ポイントは5円相当の価値を持ちます。
もしETCの利用料金が1,000円未満でも、クレジットカードの支払い料金と合算できるため、無駄なくポイントを獲得することができます。
貯めたポイントに関しては、日用品から食品、家電、車などの景品と交換できるほか、ANAマイレージなどの各種マイレージとの交換、他のポイントサービスへの移行、ギフトカードの発行、ふるさと納税、電子マネーのキャッシュバックなど、さまざまな方法で活用することができます。
ETCをよく利用する人であれば、三井住友VISAカードのETCカードはぜひとも持っておきたい1枚だと言えるでしょう。
三井住友VISAカードのETCのカードはどんな人におすすめ?
ここまでは、三井住友VISAカードとそのETCカードについて紹介してきましたが、これらのカードはどういった人たちにおすすめできるのでしょうか。確認していきましょう。
年会費でETCカードを発行したい人
三井住友VISAカードのETCカードは先ほども紹介しているように、初年度は年会費無料で利用することができます。また、2年目以降もETCの利用があれば年会費無料のままとなります。
そのため、年会費をかけることなく、ETCカードを所有したいという人におすすめできるカードだと言えます。
ETCの利用でポイントをお得にためたい人
三井住友VISAカードのETCカードは、ポイントサービスにも対応しており、利用に応じてポイントを貯めることができます。また、貯めたポイントはさまざまな用途に活用できるため、ETCを日常的に利用している人で、ポイントをお得に貯めたいという人にぴったりだと言えます。
ちなみに、三井住友VISAカードのポイントサービスではありませんが、ETCマイレージサービスを利用することで、ETCの利用に応じてポイントを貯めることができます。貯めたポイントは、ETC利用料金の支払いに充てることができます。
まとめ
今回は、三井住友VISAカードのETCカードを年会費無料で利用する方法について紹介しました。
初年度は無条件で年会費無料となるETCカードですが、2年目以降でも前年度に1回でもETCを利用していれば年会費無料となるため、高速道路などの有料道路を普段から利用している人であれば、実質無料で利用し続けることが可能です。
年会費の他にもポイントサービスにも対応しており、ETCを頻繁に利用する人は、効率よくポイントを貯めることができます。貯めたポイントが豪華な賞品や他のポイントサービスに移行できるなど、自由に選ぶことができます。
年会費とポイントサービスの両方を求める人であれば、三井住友VISAカードのETCカードはぴったりだと言えるでしょう。
ぜひ、有効活用してみてください。