ミライノカードの海外旅行保険の補償額と補償内容とは?

ミライノカードの海外旅行保険の補償額と補償内容とは? クレジットカード

ミライノカードは、海外旅行へ行く際、保険による補償が受けられます。補償を受けられれば、治療などの負担が軽減されるため、海外旅行を安心して実施できます。

しかし、ミライノカードに用意されている海外旅行保険は、適用されないルールなどもありますので、しっかりと条件を確認するなどの対応が必要です。

保険が適用されないようなルールなど覚えておけば、安心して保険を使えるようになるでしょう。

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ミライノカードの海外旅行保険は?

ミライノカードでは、海外旅行保険が用意されています。この保険の内容は以下の通りとなります。

  • 死亡または後遺傷害保険
  • 障害治療保険
  • 賠償責任保険
  • 救護者支援保険

以上の4つが用意されています。この保険を適用させることで、もしもの時の問題を解決させてくれます。特に障害治療保険は、海外旅行でケガをした場合に、大きな役割を果たらしてくれるでしょう。

海外旅行保険ですが、保険ごとに補償される金額が制限されています。補償される金額を超えてしまった場合は、それ以上の補償を受けられなくなってしまいます。1度に補償される金額は以下の通りとなります。

補償内容 補償費用
死亡または後遺傷害保険 最大2,000万円
障害治療保険 最大200万円
賠償責任保険 最大1,000万円
救護者支援保険 最大100万円

以上の金額が補償されます。死亡や後遺障害の保険はかなり大きく設定されていますし、賠償責任を負わなければならない場合でも、最大1,000万円まで補償してくれる安心感があります。

なお、家族カードについては、最大額の50%を上限として補償します。あまり大きな補償を得られないケースが多いため、家族カードを利用している場合は注意したほうがいいでしょう。

ミライノカードの海外旅行保険は安心できるのか

ミライノカードの海外旅行保険ですが、安心できる要素も多数盛り込まれているものの、少し足りない部分もあります。

まず、疾病治療保険と携行品補償が用意されていません。この2つも重要な保険として存在しますが、ミライノカードには用意されていないのです。

もし、この保険を用意したいと考えているなら、ミライノカードGOLDを発行しなければなりません。一般カードでは付与されない点に気を付けてください。

また、ミライノカードの保険は利用付帯となります。ミライノカードGOLDであれば、自動付帯となりますので、安心して利用できる部分があります。

しかし、ミライノカードでは利用付帯という扱いとなり、保険を利用する条件が存在します。この条件をしっかり理解しておかないと、大きな問題が起きてしまうため注意してください。

こうした保険の物足りない部分もありますので、ミライノカードの保険がしっかりしている、補償内容に問題がないと判断できるわけではありません。

色々な部分に足りないものがありますので、利用する際は慎重に判断しておきましょう。

なぜミライノカードの海外旅行保険が使いづらいのか

ミライノカードの海外旅行保険に使いづらい点があるのは、以下の問題が生じるためです。

  • 病気の治療でミライノカードを出しても補償がない
  • 盗難の補償が受けられない
  • 利用条件が存在する
  • 家族カードの補償額が少ない

以上の理由があるためです。こうした理由をしっかりと考えて、最終的にミライノカードの保険を使うかどうかを検討しましょう。

ここからはミライノカードの海外旅行保険について、使いづらい理由を説明します。

病気の治療でミライノカードを出しても補償がない

病気の治療でミライノカードを提示したとしても、補償が受けられないという問題があります。

疾病補償が用意されていないため、利用しても補償でお金を返してもらえないのです。

海外旅行の際は、どうしてもクレジットカードで治療費を支払うことが多くなります。この治療費ですが、国によって大きな違いがあるものの、全体的に日本よりも高額な治療費を請求されます。

これは、日本で用意されている皆保険が存在しないためです。

保険が適用されない以上、クレジットカードで治療費を負担してほしいと考える人も多いのです。

しかし、ミライノカードでは補償が受けられないため、治療費を全額負担しなければなりません。風邪の治療だけで10万円というケースもあるため、できる限り疾病補償を持っているクレジットカードを使ったほうがいいでしょう。

盗難の補償が受けられない

盗難の補償が受けられないため、しっかりと補償されるための保険へ加入しておくなどの対応が必要です。

ミライノカードでは、盗難補償をミライノカードGOLD以上で付帯するサービスとしています。

一般カードのミライノカードでは、こうした補償が受けられなくなっているので気を付けておきましょう。

盗難によって大きな損失が出た場合も、ミライノカードでは補償を受けられません。有料の保険を有効に使うなどの対応を取り、少しでも補償される範囲を増やしておくといいでしょう。

利用条件が存在する

利用条件が存在するというのも、使いづらくしているポイントとなります。

本来であれば、海外旅行保険というのは自動的に付与されているものと考える方もいるでしょう。

しかし、ミライノカードでは、付帯保険という方法を利用しているため、カードを利用して旅行代金を支払わない限り、保険が適用されません。

どのような場合でも、クレジットカードを使わなければならないという問題が生じるため、ミライノカードの保険を適用される場合は気を付けておきましょう。また、本当に利用したほうがいいのか、慎重に考えてからミライノカードを海外旅行で使うといいでしょう。

家族カードの補償額が少ない

家族カードの補償額が半分しか得られないため、補償額が不足して苦労する場合もあります。

これは、海外旅行時に家族も補償対象としてくれるものの、家族カードによって保証できる範囲は狭くなっていると判断してください。

場合によっては、かなり大きな負担を強いられるケースもあるため、しっかりと補償に耐えられるようなお金を準備したほうがいいでしょう。

ただ、家族が補償されないという問題は、家族カードによって解消されています。クレジットカードを持てる年齢であれば、家族カードによって補償を簡単に受けられるのはいいところでしょう。

ミライノカードに付帯されている保険の内容は?

先ほども少し紹介しましたが、ミライノカードには付帯されている保険が限定されています。

この保険については、よくわからない方も多いはずです。

ここからはミライノカードに付帯されている保険について、詳細を説明します。

死亡または後遺傷害保険

クレジットカードを利用している人が海外旅行中に死亡、もしくは後遺障害が残るケガを負った場合に適用される保険です。

ミライノカードの場合、クレジットカードで治療費を支払っている、海外旅行の費用を支払っていると確認された段階で、この保険が支払われます。

最大で2,000万円まで補償してくれる保険ではありますが、死亡するというのは滅多にないことで、あまり利用されるケースもありません。

重要視しないケースが多いため、枠だけ準備してほとんど使われないという補償内容と言えるでしょう。ただ、保険として存在しているかどうかは重要なポイントとなります。

障害治療保険

海外旅行中にけがをした場合は、この補償内容を利用して治療費を受け取ります。

海外旅行では、何らかの形で治療を受ける形もあります。特にケガをして治療を受けないと生活できないと判断される場合は、現地の病院で治療を受けることとなります。この治療を受けた際の費用を、最終的に補償してくれるというものです。

補償額は最大で200万円までに制限されています。海外の場合は、治療費がかさむ傾向があるため、200万円という金額はかなり大きな数字と言えるでしょう。

賠償責任保険

自分が賠償を負わなければならない場面で利用する保険です。海外旅行で何らかの形で物品を破産させてしまった場合、または相手をケガさせてしまった場合などに利用します。

この保険は重要なポイントとなっており、海外旅行中にトラブルが起こらないように調整してくれます。

また、補償した金額で相手への支払いも簡単にできるようになり、負担は軽減されていきます。

この枠ですが、最大で1,000万円というかなり大きな金額が用意されています。これだけ大きな金額が用意されているのは、賠償責任がかなり大きくなる可能性があるためで、重要視されている保険の1つといえるでしょう。

救護者支援保険

親族の助けが必要となった場合に適用される保険です。親族がケガなどによって治療を必要としている場合、救護者支援保険を適用させ、少しだけ治療費の負担を軽減できるというものです。

この保険によって、親族の人も治療を簡単に受けられます。家族カードを持っていない場合でも、一応救護者支援保険であれば負担は軽減されます。

ただ、親族とみなされない人も結構いるため、本当に保険が適用されるのか慎重に考える必要はあります。

ミライノカードと一緒にもっていくといいクレジットカード

ミライノカードでは、補償内容が充実しているとは言えません。より補償内容を充実させるためにも、より多くのクレジットカードを準備したほうがいいでしょう。

ここからは一緒にもっていくといいクレジットカードを紹介します。

REXカード

最大200万円という海外治療保険が用意されています。

疾病などの治療にも使えるため、海外で病気になった際も安心できます。

また、ポイントの還元率が高くなっているため、海外旅行をしているだけでポイントを多く貯められるメリットがあります。

少しでも多くのポイントを得たいと思っているなら、REXを主体として利用しつつ、ミライノカードで海外旅行の費用を支払っていくといいでしょう。

EPOSカード

こちらも海外治療の保険が200万円という大きな金額が用意されています。

また、疾病補償が充実しており、最大で270万円まで補償されます。これもミライノカードにはないメリットと言えるでしょう。

ポイント還元という部分ではあまりメリットはないものの、海外旅行での安心感を強めてくれるという部分では、このクレジットカードを発行しておくと安心です。

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス

セゾンカードの中でも、ゴールドと一般の中間くらいにあるクレジットカードです。年会費は26歳までなら無料としているため、若い人にはお勧めできるカードです。

補償内容がゴールドカードと同じくらい充実しており、若い人が安心できる補償内容を実現したいと考えているなら、このカードを発行したほうがいいでしょう。

仮に27歳以上となった場合でも、年会費の負担は3,000円程度と少ないため、長期的に保有するクレジットカードとしても便利です。

どうしてもミライノカードで補償内容を充実させたいなら

ミライノカードで補償内容を充実させたい時は、ミライノカードGOLDを発行してください。GOLDに変更すれば、その時点で疾病補償や盗難の補償が受けられます。

また、保険は自動付帯となりますので、クレジットカードを利用していない場合でも補償を受けられます。

ミライノカードGOLDは、年会費の負担もあまり大きくありません。年会費の負担がどうしても気になっている人は、ミライノカードGOLDを検討してもいいでしょう。

補償内容も他のゴールドカードには負けないほどの質を誇っているため、安心して旅行へ行けるようになります。

ただ、ミライノカードGOLDでも充実していない補償内容はあります。より大きな補償を狙うなら、ミライノカードPREMIUMを発行してください。

このクレジットカードは、さらに高いランクに属しており、クレジットカードで補償される内容が非常に多くなっています。GOLD以上の安心感を得られるため、海外旅行の不安は解消されます。

ミライノカードは海外旅行補償が少し不足気味

ある程度基本的な部分については、ミライノカードでもしっかり補償されます。

しかし、ミライノカードでは、補償できる内容が不足している他、金額面でも少し足りていない傾向があります。より安心して補償を受けたいと考えているなら、他のクレジットカードを併用するといいでしょう。

また、クレジットカードのランクを上昇させるという選択肢も重要となります。ミライノカードGOLDのように、より高い補償を実現しているクレジットカードもありますので、同じ会社のカードでも補償を充実させる方向で検討するのもいい方法です。

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