クレジットカードでは利用した分の合計金額を集計する日を「締め日」と呼び、締め日でカード利用額を締め切られます。
そのため、いつが締め日なのか把握しておかない状態でクレジットカードを利用していると、想像以上に利用額が多くなってしまうことも。
この記事では、JR東日本グループの「ビューカード株式会社」が発行する、ビューカードの締め日について紹介していきます。
また、締め日と合わせて支払い日・支払い方法について紹介していくので、ビューカードユーザーはぜひチェックしてみてくださいね。
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ビューカードの締め日は月末・支払い日は翌々月の4日
ビューカードの締め日は毎月月末(1日~月末分の利用金額を集計)で、支払い日は利用月の翌々月の4日です。
例えば、1月のクレジットカード利用料金は1月末で締め切られて、3月4日に銀行口座から引き落とされるというわけです。
締め日は土日祝でも変更されない
ビューカードの締め日が土日祝に被っても締め日の変更はされません。
毎月必ず末日に締め切られるので注意しておきましょう。
金融機関が休日の場合は引き落とし日が翌営業日
締め日は土日祝でも変更されないのに対して、引き落とし日は営業日に左右されます。
ビューカードは土日・祝日・年末年始が重なった場合は、翌営業日が引き落とし日になります。
休日にお金を引き出してしまい、休日明けに残高が不足してしまう状況も考えられるため、十分に注意しておきましょう。
締め日・支払い日の変更は不可
「締め日を少しずらして欲しい…!」
「引き落とし日までにお金を用意できないから引き落とし日を変更したい」
上記のようなことを考える人もいるかもしれませんが、ビューカードは締め日・引き落とし日の変更はできません。
毎月決められた日に締め切られて、引き落としされるので、あらかじめ理解しておきましょう。
ビューカードの5つの支払方法
ビューカードの支払い方法は全部で5つから選べます。
利用者の状況に応じて支払い方法を選べるので、どの様な支払い方法があるかチェックしておきましょう。
- 1回払い
- リボルビング払い
- ボーナス一括払い
- 分割払い
- ボーナス併用払い
1回払い
1ヶ月分の利用料を1回の引き落としで支払うのは1回払いです。
最も一般的な支払い方法で手数料もかからないため、金銭的にピンチではない人は、基本1回払いで支払うのがおすすめです。
なお、実店舗やネットなどでショッピング利用すると、基本的には1回払いでの支払い方法が適用されます。
リボルビング払い
リボルビング払いは、支払い額や利用回数に関わらず毎月一定の料金を支払う支払い方法のことです。
月末の締め日時点のリボ払い利用残高に応じて、引き落とし額が変動する残高スライド方式で、支払コースは「5000円コース」「1万円コース」「2万円コース」「3万円コース」から選択できます。
請求時の残高 | 5,000円コース | 10,000円コース | 20,000円コース | 30,000円コース |
1円~100,000円まで | 5,000円 | 10,000円 | 20,000円 | 30,000円 |
100,001円~200,000円まで | 10,000円 | 20,000円 | 40,000円 | 60,000円 |
200,001円~400,000円まで | 20,000円 | 40,000円 | 80,000円 | 120,000円 |
400,001円~600,000円まで | 30,000円 | 60,000円 | 120,000円 | 180,000円 |
600,001円~800,000円まで | 40,000円 | 80,000円 | 160,000円 | 240,000円 |
以後増加額20万円まで毎に | 10,000円増加 | 20,000円増加 | 40,000円増加 | 60,000円増加 |
リボ払いは手数料が高額になるので注意!
利用額と銀行の残高に応じて支払い料金が確定するリボ払いは一見便利な支払方法に見えますが、実はかなり危険な支払い方法です。
というのも、リボ払いでは手数料がかかります。
商品代金+手数料が引き落とされてしまうため、余計な手数料を毎月支払わなければならないのです。
ある程度お金に余裕があるのであれば、一括で支払うことをおすすめします。
ボーナス一括払い
ボーナス一括払いとは、夏と冬のボーナスが支給される月にまとめて支払いをする方法です。
支払いが先延ばしにできるため、高額な買い物でもためらわずに購入ができ、手数料もかからないのでリスクもありません。
「みどりの窓口」「びゅうプラザ」でボーナス一括払いをする場合の引き落とし日は下記の通りです。
利用期間 | 引き落とし日 | |
---|---|---|
夏のボーナス払い | 12/1~6/30 | 8/4 |
冬のボーナス払い | 7/1~11/30 | 1/4 |
分割払い
分割払いはビューカード利用時に支払い回数を自由に選べる支払い方法のことで、月々1000円~で、「2~24回払い」から支払い回数を選択できます。
なお、加盟店によって支払回数が制限されているケースもあるため、会計時に確認しておくことをおすすめします。
以下の支払いでは分割払いが選択できないので注意しておきましょう。
- Suica定期券
- MySuica(記名式)
- Suicaカード
- Suicaへのチャージ
- 定期券
- 飲食店・食品店・ホテル・駅レンタカー・海外ショッピングの利用
また、3回以上の分割払いには支払い手数料が加算されるケースもあるので注意しておきましょう。
ボーナス併用払い(JR東日本のびゅうプラザのみ)
JR東日本のびゅうプラザのみ、分割支払いの際、ボーナス月のみ少し多めに支払いをできるのがボーナス併用払いです。
月々の支払いが5,000円の定額で、ボーナス月(1月・8月)だけ支払額を1万円以上に増やせます。
金銭的に余裕がある時のみ、支払を多めにできるので、無理なく返済ができるのが魅力です。
ビューカードの支払い日に間に合わない際の対処法
「ビューカードの支払日に間に合わない!」クレジットカードを利用している中ではこのような状況に陥ることもあるでしょう。
ビューカードは支払い日に引き落としができなかった場合、後日の再引き落としが行われないため、自ら入金をしなければなりません。
そんな支払い日に残高が足りない時の対処法を紹介していきます。
- VIEW ALTTE(ビューアルッテ)から入金する
- ビューカードの銀行口座に振込み
VIEW ALTTE(ビューアルッテ)から入金する
JR東日本の駅に設置されているATMのVIEW ALTTE(ビューアルッテ)から、利用金額分を支払うのが一つ目の方法です。
JR東日本の駅であれば駅ナカに設置されているので、駅を利用するついでに料金の支払いができます。
なお、VIEW ALTTEでの支払いは、ビューカードと紙幣を利用します。硬貨での支払いはできないので注意しておきましょう。
ビューカードの銀行口座に振込み
ビューカードの発行会社の銀行口座宛てに振り込みをして支払うこともできます。
振り込みでの郵送では、毎月郵送されてくる「利用明細書」か、ビューカードの会員専用ネットサービス「VIEW’s NET」の利用明細で確認が可能です。
株式会社ビューカードの振込口座は下記の通りです。
銀行名 | 三菱UFJ銀行 |
---|---|
支店名 | 振込第一支店 (店番コード313) |
預金種別 | 普通 |
受取人 | (株)ビューカード |
口座番号 | 明細で確認 |
ビューカードの支払を滞納し続けると…?
ビューカードでの支払いを滞納し続けると様々なリスクを巻き起こしてしまいます。
ここからはそのリスクについて紹介していきます。
- 強制的に解約・利用ができなくなる
- 別のクレジットカードを利用できなくなる
ビューカードの利用が制限されてしまう
ビューカードの支払いを遅延してしまった場合、支払いが完了するまでビューカードの利用が制限されます。
クレジットカードはクレジットカード会社との信頼関係で利用できるもので、支払いが遅延してしまうとこの信頼関係が崩れてしまいます。
そのため、支払いをしてもらい信頼関係が回復するまで利用が制限されてしまうのです。
また、支払いの滞納が続いてしまうと、強制解約されることもあるので計画的に返済をするようにしましょう。
別のクレジットカードを利用できなくなる
ビューカードに限らず全てのクレジットカードは利用履歴が信用機関に保管されています。
そのため、カードの利用に問題があるとその情報が信用機関からカード会社に開示され、審査などをする際にネックとなります。
審査に影響が生じると別のクレジットカードを発行できなくなってしまうのです。
ビューカードも利用できず、他のクレジットカードも発行できなくなってしまい、現金のみでやりくりをしなければならなくなるので注意しておきましょう。
ビューカードの締め日を理解して上手に利用しよう!
ビューカードの締め日は毎月末日で支払い日は翌々月の4日です。
締め日と支払日を把握しておけば、自分の金銭面と利用額に合わせてクレジットカードを利用できるので、引き落としができないという状況は極力防げます。
支払いの滞納は様々なリスクを引き起こしてしまうので、上手にビューカードを利用するようにしましょう!