ANAダイナースカードの特徴とメリット|還元率や年会費を徹底解説!

ANAダイナースカードの特徴とメリット|還元率や年会費を徹底解説! クレジットカード

ANAダイナースカードは、日本で最初に発行された非常に歴史のあるダイナースと大手空港会社であるANAが提携して発行しているクレジットカードです。

ハイステータスのクレジットカードとしても有名で、空港ラウンジや充実した付帯サービスがあります。

誰もが憧れるクレジットカードですが、「具体的にどのような特典があるの?」「どの様な人に向いているの?」など様々な疑問も感じると思います。

そこでこの記事ではANAダイナースカードの特徴やメリットなどについて詳しく紹介していきます。

※本ページにはPRが含まれます。

ANAダイナースカードの特徴

ANAダイナース

カード名 ANAダイナースカード
国際ブランド Diners
入会資格 33歳以上
勤続年数または営業年数10年以上
役職者または自営の方、自家保有の方
年会費 29,700円
ショッピング利用可能枠 一律の利用制限なし
支払い方法 国内:1回払い、リボ払い、ボーナス払い
海外:1回払い
締め日・支払日 15日締め・翌月10日払い
ポイント還元率 1.00%~1.20%
交換可能ポイント 楽天ポイント、ANA SKY コイン
ポイントモール ダイナースクラブポイントモール
ポイント名 ダイナースクラブ リワードポイント
ポイント有効期限 無期限
追加カード
ETCカード 年会費:無料
家族カード 年会費:6,600円
※対象:生計を同一にする配偶者・親・子供(18歳以上)の方
電子マネーチャージ 楽天Edy

ANAダイナースカードの発行元であるダイナースは歴史のあるクレジットカード

ダイナースクラブカードは世界初のクレジットカードとして1950年にアメリカで誕生しました。

日本での設立は1960年。今ではクレジットカードの基本となっているプラスチック製として提供したのはダイナースと言われています。

年会費こそ2万円以上と高額なものの、その分特典やサービスが充実しているのが特徴で、他社のプラチナカードに引けを取りません。

また、ダイナースクラブは利用可能枠に上限を設定していないのが特徴で、会員の利用状況に応じて最適な利用額を設定しています。

ANAダイナースカードの6つのメリット

ANダイナースカードには大きく分けて6つのメリットがあります。

  • 旅行&グルメ特典が充実している
  • 日常生活や旅行を豊かにするサービスが充実
  • 入会・継続・搭乗時にボーナスマイルが貯まる
  • 貯めたポイントの有効期限なし
  • コンパニオンカードを発行できる
  • 利用金額の上限なし

日常生活や旅行を豊かにするサービスが充実

ANAダイナースカードには日常生活や旅行で利用できる充実したサービスが豊富に付帯されています。

国内・海外1,000カ所以上の空港ラウンジが利用できる

ANAダイナースカードには国内国外含めて1,000カ所以上の空港ラウンジを利用できるサービスが付帯されています。

航空会社の上級会員のみ利用できるVIPラウンジも無料で利用する事ができるため、旅行や出張の際に快適に空港を利用できます。

なお、ANAダイナースカードでは家族カード会員も無料でラウンジを利用するでき、家族旅行の際にも役立ちます。

国内国外の利用できるラウンジは下記の通りです。

国内の空港ラウンジ
北海道・東北 新千歳、旭川、函館、青森、秋田、仙台
北陸 新潟、富山、小松
関東 羽田、成田
東海 中部国際、富士山静岡
関西 伊丹、神戸、関西国際
中国 米子、広島、山口宇部、出雲縁結び、岡山
四国 徳島、高松、松山
九州 北九州、福岡、大分、長崎、熊本、鹿児島、那覇
海外空港ラウンジ
アジア 34ヵ国(韓国、中国、台湾など)
ヨーロッパ 39ヵ国(イタリア、フランス、スペインなど)
北アメリカ 20ヵ国(アメリカ、カナダ、メキシコなど
南アメリカ 11ヵ国(ブラジル、エクアドル、ペルーなど)
アフリカ 24ヵ国(エジプト、ケニア、ナイジェリアなど)
オセアニア 4ヵ国(オーストラリア、ニュージーランドなど)

最高1億円の旅行保険が付帯

ANAダイナースカードには海外・国内旅行に付帯している最大1億円が保証される障害保険が付帯しています。

手厚い保険が付帯しているため、旅行や出張の際に安心です。また、さらに保険を手厚くしたい付帯人や補償期間を超える留学などの長期滞在には「海外旅行保険(有料)」も用意されています。

海外旅行保険
傷害死亡・後遺障害 最高1億円
※下記1.と2.の合算額
1.自動付帯分
…最高5,000万円
2.利用条件分
…最高5,000万円
傷害治療費用 300万円(自動付帯)
疾病治療費用 300万円(自動付帯)
賠償責任 1億円(自動付帯)
携行品損害 50万円(自動付帯)
救援者費用 300万円~400万円(自動付帯)

年間500万円までのショッピングリカバリー(動産総合保険)

ダイナースカードを利用して商品を購入した際、商品が盗まれたり、壊れてしまったりした際に年間500万円まで補償がおりる動産総合保険。

カードの名義人だけではなく、家族会員にも保険が適応されるためとても安心です。

ショッピングリカバリーの詳細は下記の通り。

ショッピングリカバリー対象者 ダイナースクラブカードをお持ちの本会員・家族会員
またはこれらの方々から補償の対象となる商品の贈与を受けられた方
補償期間 商品の購入日より90日間
補償内容 ダイナースクラブカードを利用して、補償期間中に購入しあ商品が破損、盗難、火災などの偶然な事故により被害を被った場合に補償。
また国内・海外で購入した商品の海外での事故、さらにプレゼントした商品の事故についても補償対象となります。
保険金額 年間補償限度額:500万円
自己負担額:1品につき10,000円

その他の主なトラベル特典

ANAダイナースカードには、空港ラウンジや保険以外にも様々なトラベル特典があります。

海外現地のトラベルデスク ・観光地や交通に関する案内
・ホテルやレストランの情報提供、予約手配
・航空券、鉄道、観劇などのチケット手配
・観光ガイドの手配
・事故・トラブル発生時のアドバイス
手荷物宅配 海外旅行の際にスーツケースなどの手荷物を無料で配送
空港内店舗「ANA FESTA」での割引 空港にある「ANA FESTA」で1,000円以上の買い物の際ANAダイナースカードの提示で5%割引
エグゼクティブ ダイニング 対象レストラン所定のコース料理が2名以上の利用で1名分無料
ゴルフサービス ・ゴルフ場が特別優待価格で利用できる
・プライベートレッスンが最大50%割引
会員限定イベント ANAダイナースカード会員限定のイベントに招待される

いずれの特典にしてもANAダイナースカードならではのハイスペックなものばかりです。

手厚いサポートを受けられるクレジットカードを利用したいと考えている人にとてもおすすめです。

入会・継続・搭乗時にボーナスマイルが貯まる

ANAダイナースカードは入会・継続・搭乗時のそれぞれでボーナスマイルが貯まります。

入会時 2,000マイル
カード継続毎 2,000マイル
搭乗毎 区間マイル+25%

上記のボーナスマイルに加えて、フライトや提携店でのショッピング利用時に100円ごとに1マイルが加算されます。

また、Edyへのチャージや支払時にも200円につき1マイル貯まるため、普段の買い物時にも効率的にマイルが貯まります。

貯めたポイントの有効期限なし

ANAダイナースカードには貯めたポイントの期限が一切ありません。

有効期限に縛られず好きなタイミングで利用できるので、ポイントが無駄になるリスクを防げます。

コンパニオンカードを発行できる

コンパニオンカードとはダイナースクラブカード専用のMastercardで、プラチナグレードのステータスを備えています。

コンパニオンカードを利用して貯めたポイント・カード利用代金の請求講座・利用代金の明細はANAダイナースカードと一本化できます。

さらに世界中の Mastercard加盟店で使えるため、場所やシーンに合わせてサブカードとして快適な生活をサポートしてくれます。

年会費 無料
国際ブランド Mastercard
ポイント リワードポイントとしてダイナースクラブカードに合算(200円につき1ポイント)
付帯保険 ダイナースクラブカードの保険を適用
利用可能枠 ダイナースクラブカードと共通(利用代金はダイナースクラブカードとまとめて請求)

利用金額の上限なし

ダイナースカードには利用可能額の枠に上限がないため、好きなだけ利用できます。個人の利用状況に応じて利用可能枠を設定されているため、その金額内であればいくらでも使用可能。

高額な買い物や海外旅行の際、支出が多い月でもゆとりをもってカードの利用ができます。

一般的なクレジットカードよりも使い勝手が良いので、ステータスの高さが伺えますね。

ANAダイナースカードの2つのデメリット

様々な特典やサービスが付帯しておりメリットの多いANAダイナースカードですが、実は使用する上でのデメリットもあります。

あらかじめ注意点を理解しておかないと、使い始めてから後悔することも。そんな状況に陥らないためにもデメリットを理解しておきましょう。

  • カードを利用できる場所が限られている
  • ダイナースのポイント移行ができない

カードを利用できる場所が限られている

ダイナースカードはJCBやVISAなどの国際ブランドと比べて、利用できるお店や場所がかなり限られている傾向があります。

買い物や食事の後に支払いをしようとする際に「使えない…」と困ってしまう場面もかなり頻繁にあると考えておきましょう。

そのため、世界中のどこでも利用できるVISA・Mastercardなどのブランドカードも所持しておくことをおすすめします。

なお、コンパニオンカードは国際ブランドがMastercardで年会費無料なので、サブカードにぴったりです。

ダイナースのポイント移行ができない

他のダイナースカードからダイナースカードへの移行を考えている場合に注意しなければならないのは、ポイントの移行ができないという点。

ANAダイナースカードに乗り換えると、他のダイナースカードで貯めていたポイントが失効されてしまうのでくれぐれも注意しておきましょう。

移行する際には溜まっているポイントを利用してからにしましょう。

ANAダイナースカードはこんな人におすすめ!

これまでの特徴を元にすると、ANAダイナースカードはこんな人におすすめといえます。

  • 月々のクレジットカードの利用額が10万円以上の人
  • 海外に行く機会が多い人
  • 収入が500万円以上の人
  • 国内国外問わず飛行機を頻繁に利用する人

ANAダイナースカードの審査難易度とは?

ANAダイナースカードの審査難易度は公表されていません。わかっているのは「33歳以上・勤続年数または営業年数10年以上・役職者または自営の方、自家保有の方」の申し込み情報のみです。

そのため、審査難易度を具体的に伝えることはできないものの、一般的なクレジットカードと比べると審査が難しいのは間違いありません。

クレジットカードの審査基準は、消費者金融系→流通系→信販系→銀行系の順で審査が厳しくなります。

ダイナースクラブはアメリカの信販会社によって発行されているため、審査が厳し目と考えられるのです。

なお、クレジットカードで審査される基準はあまり変わらないので、下記の審査項目をチェックして自分に問題が無いか考えてみましょう。

  • 収入
  • 勤続年数
  • 職業
  • 資産状況
  • 家族構成
  • クレヒス
  • 個人状況
  • 過去の取引履歴
  • 生活状況

ANAダイナースカードで貯めたポイントの使い道

ここからはANAダイナースカードで貯めたポイントの使い道を紹介していきます。

あらゆるシーンで使えるので、お得にポイントを使えるようにチェックしてみてください。

  • キャッシュバック
  • 商品と交換
  • ポイント移行
  • マイル移行

キャッシュバック

ANAダイナースカードで貯めたポイントはカードを利用した代金からの割引きという形で、キャッシュバックに利用できます。

キャッシュバックのポイントは、10,000ポイント=3,000円分。50,000ポイントのキャッシュバック申請を行えば、翌月引き落とし分の利用代金から15,000円安くなります。

商品と交換

ダイナースクラブ リワードプログラムにて、ANAダイナースクラブカードで貯めたポイントを豪華消費と交換することができます。

家電製品やお取り寄せグルメ、商品券などの様々な景品と交換することができます。

交換できる商品の一例は下記の通り。

商品名 ポイント数
バルミューダ ザ・スピーカー 71,000ポイント
ミラブルプラス/ウルトラファインミストシャワーヘッド 110,000ポイント
【蔦屋家電セレクト】popIn Aladdin 2 240,000ポイント
ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2002 – プレニチュード2(ボックス付) 125,000ポイント
エアウィーヴ/ピロー スタンダード 30,000ポイント
iRobot ロボット掃除機 ルンバ i7+ 350,000ポイント
松阪牛 焼肉用 23,900ポイント
siroca/全自動コーヒーメーカー 28,000ポイント
JCBギフトカード2千円分(1,000円券2枚) 6,000ポイント
Amazonギフト券 2,000円分 5,000ポイント
アップル/iTunesカード5千円分 12,000ポイント
JAL旅行券5千円分 13,000ポイント

なお、上記以外にも交換できる商品はたくさんあるので、詳しく知りたい人は三井トラストクラブホームページをチェックしてみてください。

ポイント移行

ANAダイナースカードで貯めたポイントは、提携しているサービスのポイントに移行することができます。

提携先のポイントサービスは4つです。

ポイント名 移行レート
Tポイント 2,500ポイント→1,000ポイント
ANAスカイコイン 1,000ポイント→400コイン
※ANAダイナースカードは1,000ポイント→1,200コイン
スターバックスカードチャージ 5,000ポイント→2,000円チャージ
楽天スーパーポイント 2,500ポイント→1,000ポイント

マイル移行

ANAダイナースカードで貯めたポイントは、ダイナースグローバルマイレージの参加航空会社のマイルに移行できます。

マイルを移行できる航空会社は5つです。

航空会社/マイル名 移行レート
全日本空輸/ANAマイル 1,000ポイント= 1,000マイル
大韓航空/スカイパス 2,000ポイント= 1,000マイル
ユナイテッド航空/マイレージ プラス 2,000ポイント= 1,000マイル
デルタ航空/スカイマイル 2,000ポイント= 1,000マイル
アリタリア-イタリア航空/ミッレミリア 2,000ポイント= 1,000マイル

ANAダイナースカードと他のANAカードを比較!

カード名 年会費(税込) ポイント有効期限 マイル還元率
『ANAダイナースカード』 29,700円 無期限 1%
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD 2,200円
スマリボで825円
初年度無料
3年間 1%〜1.56%
ANA VISA/マスターワイドゴールドカード 15,400円 3年間 1%〜約1.3%
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード 15,400円
スマリボで10,400円
無期限 1%:通常利用
2%:ANA航空券購入時
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード 38,500円 無期限 1%:通常利用
5%:ANA航空券購入時

ANAダイナースカードで実施されているキャンペーン

ANAダイナースカード キャンペーン

キャンペーン内容 Aコース:最大200,000マイル獲得
Bコース:初年度年会費無料+最大85,000マイル獲得
キャンペーン対象者 期間中に、対象カードに新規入会・参加登録をし、各種条件を達成されたお客様
キャンペーン期間 2021年3月15日~2021年6月30日まで

キャンペーンの詳細はダイナースクラブカードのホームページをチェックしてみてください。

ANAダイナースカードを実際に利用している人の口コミ

ANAダイナースカードはハイステータスなクレジットカード

ANAダイナースカードは様々な特典や手厚い保険が付帯されている入ステータスなクレジットカードです。

利用金額の上限もなく、ポイントの有効期限もないため、使い勝手と自由度の高さも魅力です。

所持していれば周りから一目置かれる存在になること間違いなしなので、この機会にぜひ利用を検討してみてくださいね。

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