「クレジットカードの発行時間はどのくらいかかるのか」や「あのカードの発行時間を知りたい」…。
当記事では、クレジットカードの発行時間について解説していきます。
クレジットカードにかかる平均的な発行時間、審査期間、人気カードにかかる発行時間をまとめました。
これからクレジットカードを利用したい人は必見です。
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クレジットカードの発行にかかる期間は平均2週間程度
クレジットカードの発行期間は平均的に2週間程度とされています。
なぜ2週間程度なのかというと、審査期間とカード発行期間の2つが要因となっているからです。
審査時間とは
審査期間は長くて5日間かかるのですが、5日間かかる理由は、申込者の信用度と返済能力などをチェックするのに時間がかかることにあります。
カード会社は信用情報機関を通じて、申込者の信用度や返済能力や年収などのステータスを調査するのです。問題がなければ、発行が正式に決定されます。
発行期間とは
カード発行期間とは、クレジットカードが出来上がるまでの間です。クレジットカードが出来上がるまでに平均5日かかります。
なぜこれほどまでにかかるのかというと、クレジットカードに埋め込まれているICチップに、申込者の個人情報や認証情報など、様々な情報の書き込みに時間がかかるのです。
郵送期間も含めると、到着までに2日~4日かかります。
しかし、カードの種類やキャンペーンなどの状況で、発行期間が変動する場合があるのです。
クレジットカードの発行時間はカードによって異なる
クレジットカードは種類によって発行期間が異なりますが、カード会社によっても異なります。
カード発行までに2週間かかる場合があれば、1ヶ月かかる場合があり、中には1週間も経過しないでカードが手元に届く場合があるのです。
消費者金融系と流通系のカード会社は当日の審査に対応しているのですが、もっとも早いのは消費者金融です。
後ほど「クレジットカードの審査にかかる期間は当日の場合も」という見出しで説明していきますが、すぐにクレジットカードが欲しいという方には、当日審査対応のカードがおすすめです。
審査の甘いカードは連絡も早い
審査が甘い傾向にあるカードだと、審査決定の連絡が早い傾向にあるのです。
電話がかかってくることはあるのですが、ほとんどの場合だとメールでの連絡となります。しかし、注意してほしいのは、審査が甘いからと言っても、審査に落ちる要素がいくつかあれば、審査通過が不可能になるのです。
例えば、申込者が延滞や滞納や自己破産などの金融事故を過去に行った場合は、クレジットカード審査は不可能になります。
申込者がブラックリストに登録されているのが理由で、いくら申込者が安定的な収入を得て返済能力を持っていても、支払いしていなければ意味がないからです。
また、クレジットカードを複数利用しているという点もマイナスポイントになります。
なぜかというと「お金に困っている」と、カード会社に判断されるからです。電話などで利用目的を問われた場合は、聞かれたことを正直に答えましょう。
ゴールドカード以上は発行時間が長くなる
新規で申し込む場合は、ゴールドカード以上の発行時間は長くなります。
3週間かかるのが平均的で、一般のクラシックカードと比較すると、発行期間が長くなる傾向にあると同時に審査が厳しいのです。
カード会社は信用情報機関などを通じて、申込者の情報を細かくチェックするために時間をかけるのが理由です。
2週間で発行が決まる場合がありますが、この部分についてはカード会社によると言っても過言ではありません。なお、クラシックカードからの切り替えの場合、審査期間が短いです。どれくらい短いかどうかもカード会社によりますが、長くて1週間が平均的となります。
キャンペーン中はカード発行期間が長くなることも…
キャンペーン期間中に、カード発行期間が長くなる場合があるのですが、理由は利用申込者の増加にあります。クレジットカードのキャンペーンで注目していただきたいのが、入会特典です。
入会特典でよく見られるのは、一定期間ポイント数倍やポイント付与やキャッシュバックなどが挙げられます。入会特典を目的にクレジットカードを申し込む顧客も多いと言っても過言ではありません。
カード会社は申込者一人ひとりの審査を行うので、新規の申込者が多ければ多いほど、発行の期間が長くなります。
どうしてもクレジットカードを早く利用したい場合は、キャンペーンを行っていないカードの会社を選ぶのが最適です。なぜなら、キャンペーンが行われていないカード会社への利用申込者が多くありません。審査が早く行われ、短期間での発行が見込めます。
クレジットカードの審査にかかる期間は当日の場合も
クレジットカードの中に、審査期間が当日の場合もあります。すぐにクレジットカードが欲しい人は、審査が当日に決まるカードが適切です。
当日に審査が決まるカードを扱っているのは、消費者金融系と流通系のカードなのです。
消費者金融系のカード会社の場合、審査期間だけでも最短30分で決まる場合があるのです。流通系のカード会社も、最短当日で審査が決まるのがほとんどですが、当日で審査が決まるにしても、数時間かかります。
なぜ当日で審査を決めることができるのかというと、スコアリングシステムにあるのです。
スコアリングシステムとは、個人または企業の信用度を数値化にできるシステムです。コンピューターが申込者の与信を行うというもので、審査にかかる負担を減らしてくれるというものです。
さらに、CICなど信用情報機関で申込者の情報をチェックすることで、短時間で審査に決定を行えます。
人気のクレジットカードの発行にかかる時間まとめ
おすすめできる人気のクレジットカードを12種類挙げて、カード発行時間についてまとめてみました。なお、全てインターネットでのお申し込みを仮定しています。
カード名 | 発行時間 |
---|---|
JCBカード | 5営業日 |
MUFGカード | 1営業日(JCBブランドは2営業日) |
三井住友カード | 3営業日 |
イオンカード | 5営業日 |
楽天カード | 5営業日 |
Yahoo!JAPANカード | 5営業日 |
エポスカード | 当日発行 |
アメックスカード | 5営業日 |
ライフカード | 3営業日 |
オリコカード | 5営業日 |
リクルートカード | 5営業日 |
発行時間を最速で表示しているので、あくまで目安と考えてください。
審査の状況によって発行時間が長くなり、申込者に延滞や滞納の履歴があった場合はさらに長くなります。人気クレジットカードについてまとめてみると、エポスカードのほうが発行時間は短いです。
逆に紹介した中で、オリコカードは発行時間が長いというデメリットはあります。「Orico Card THE POINT」というクレジットカードの場合は、年会費が永続的に無料になっているのですが、発行時間が長いだけあって、航空券の割引やホテル予約サービスなどが充実しているのがメリットです。