「ダイナースクラブカードの審査基準が知りたい」
「ダイナースクラブカードの審査は厳しいと聞くから不安」
そうお考えではないでしょうか。
ダイナースクラブカードの審査基準は非常に高く、ゴールドカード以上のハードルだと言われています。
しかし、ダイナースクラブカードの審査基準は徐々に下がってきており、求められるハードルは徐々に下がってきているんですよ。
この記事ではダイナースクラブカードの審査基準について、審査に通る確率を少しでも上げるためには何をするべきなのかについて詳しく解説します。
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ダイナースクラブの審査基準はゴールドカードより厳しめ
ダイナースクラブカードの審査基準は、一般的なゴールドカードよりも厳しいと言われており、大まかに以下のものを高水準で満たす必要があります。
- 27歳以上
- 年収は最低でも400万円以上
- 収入と信用がある職業
- 勤続年数は3年以上
ではこれらの水準について次で解説します。
27歳以上で申し込み可能
ダイナースカードの申し込み基準は27歳以上となっており、26歳未満の方が申し込むことはできません。
また、この27歳というのはあくまで最低基準であって、この年齢であれば、問題なく審査に通るということではなく、次に述べていくような条件を満たしていなければ、審査に通ることは難しくなってしまいます。
年収は最低でも400万円以上が必要
ダイナースクラブカードの審査に通るためには、年収最低でも400万円以上なければならないと言われています。
多ければ多いほどよいですが、逆に年収が400万円を下回るような状態の場合には、審査に通るのはかなり厳しいと言えるでしょう。
収入が多く信用が高い職業は審査で有利
ダイナースクラブカードの審査は収入と信用が高い職業や役職に就いているほど、審査に通りやすいと言われています。
具体的には以下のような職業が該当します。
- 医師
- 弁護士
- 公認会計士
- 大企業に勤務している
- 経営者
- 会社役員
- 裁判官
- 大学教授
これらの職業についている場合、審査に通りやすいと言えます。
ただし、これらの職業についていないと、発行は難しいというわけではなく、それ以外の条件を満たしていれば、十分に審査に通る可能性はあります。
ただし、学生や専業主婦など定職についていない場合や、派遣社員やアルバイトなど、正社員で勤務していない場合には、審査に通ることはかなり難しいです。
かつてはまず不可能だったということを考えると、それでもハードルは下がっているのですが、決して簡単に審査をパスできるようなカードではありません。
勤続年数は3年以上だと審査に通りやすい
ダイナースクラブカードの審査に通りやすいとされている勤続年数は、3年〜5年だと言われています。
これは以前の場合は10年以上勤務していることが条件であったので、そのときよりは審査基準が緩くなっているのですが、それでも、他のカードに比べると、通りやすくなるでしょう。
審査難易度は年々下がってきている
ダイナースクラブカードの審査難易度は決して簡単ではないものの、徐々に下がってきています。
以前は「クイック診断」という診断機能があり、その診断をパスできないと、そもそも申し込みすらできない状態でした。
現在ではそのような申し込みフォームはなくなり、申し込み自体は、条件を満たしていないような場合や、少し不安があるような方でも、申し込みできるようになっています。
また個人事業主や地方公務員の方など、以前の審査制度では通らないような方も審査に通った事例も出てきました。
ただし、だからといって審査に簡単に通るというわけでは決してなく、審査に通りたいのであれば、年収や職業、勤続年数など審査に関わる項目を少しでもよい状態にすることが大切です。
主婦・パート・アルバイト・学生は審査通過不可
ダイナースクラブカードの審査基準は年々下がってきているものの、主婦・パート・アルバイト・学生の方の場合には、審査に通ることはかなり難しいです。
安定した収入があるとは言い難く、年収400万を仮に満たしていたとしても、あまり現実的とは言えないため、ダイナースクラブカードの審査に通りたいのであれば、まずは正社員になって勤続年数を積み重ねることから始めましょう。
ダイナースクラブカードの審査に通過するコツ
ダイナースクラブカードはステータス性が非常に高いカードで審査基準が下がっているとは言え、簡単に審査に通過できるカードではありません。
少しでも、審査に通る可能性を上げるなら、以下の点を踏まえておきましょう。
- 年収500万円を目指す
- 勤続年数を3年以上にする
- 過去のクレヒスに傷がない
- 今までのクレジットカードでクレヒスを積む
- キャッシング枠や限度額を最小にする
- 複数枚のカードには申し込まない
ではそれぞれのポイントについて解説します。
年収500万円を目指す
ダイナースクラブカードの審査に通過するためには、年収500万円以上を目指しましょう。
年収400万円からで審査に通る可能性はありますが、それより高ければ、他の条件が少々悪い場合でも、審査に通りやすくなります。
かつてはは社会性のある弁護士や医者、大企業の役員の方などでなければ、申し込みはできませんでしたが、現在ではそのようなことはなく、年収や勤続年数などの条件を満たしていれば、そのような職業についていなくても、審査に通る可能性は十分にありますよ。
勤続年数を3年以上にする
ダイナースクラブカードの審査に通る可能性を上げるには、勤続年数をできるだけ長くすることを意識しましょう。
勤続年数が最低でも3年以上、長ければ長いほど、安定した職業に就いていると見なされ、審査に通りやすくなります。
この条件を満たしていなければ、審査に通らないというわけでは必ずしもありませんが、この条件を満たし、勤続年数が長ければ長いほど審査に通る可能性は上がるため、意識しておくとよいでしょう。
過去のクレヒスに傷がない
ダイナースクラブカードに申し込む場合、過去のクレヒスに傷をつけないようにすることが大切です。
クレヒスとはクレジットカードヒストリーの略で、クレジットカードの利用履歴のこと。
このクレヒスは信用情報機関によって管理され過去5年間の間に支払いの遅延などがあると、いわゆるクレヒスに傷がついてしまい、審査に通りにくくなります。
ダイナースクラブカードはステータス性が高いカードであるゆえに、このような傷があると、かなり審査に悪影響を与え、審査に落ちる原因になってしまいますよ。
そのため、ダイナースクラブカードの審査に通りたいのであれば、日々の支払いをきちんとしていくことが大切です。
今までのクレジットカードでクレヒスを積む
ダイナースクラブカードの審査に通過する可能性を上げるためには、今までのクレジットカードでクレヒスを積むことも大切です。
クレヒスをきちんと積み、毎月の支払いをきちんと行っていれば、「この人はきちんと支払いをしてくれる人」という評価がされ、審査に通りやすくなります。
先ほどお伝えしたように、傷がついてしまうと、逆効果ですので、支払い遅延がないようには注意してくださいね。
キャッシング枠や限度額を最小にする
ダイナースクラブカードの審査に通りやすくするためには、キャッシング枠や限度額の設定を最小にすることがおすすめです。
キャッシング枠を利用すると、カードの審査とは別にキャッシング枠の審査が必要になります。
また、限度額の設定を最小にすると、その分だけ審査のハードルが下がります。
キャッシング枠や限度額の設定は審査に通ってからでも行えますので、審査に通ってから考えても遅くはありません。
特に、審査基準ギリギリの方の場合には、この対策は有効です。
複数枚のカードには申し込まない
ダイナースクラブカードの審査に通る可能性を上げるためには、複数枚のカードには申し込まないようにしましょう。
他社のカード申し込み状況は信用情報機関に登録され、過去6ヶ月以内に別のカードへの申し込みがあると、審査に落ちてしまいます。
これは「複数枚のカードを必要とするほどお金に困っている」とみなされてしまうからです。
そのため、ダイナースクラブカードに申し込みしたい場合には、このカードのみの申し込みをして、他のカードの申し込みをしたい場合でも、6ヶ月経過してからにしましょう。
ダイナースクラブカードの申し込み方法
ダイナースクラブカードはWEBから申し込みできます。
とはいえ、実際にどう申し込むのかわからない方も多いのではないでしょうか。
ダイナースクラブカードをWEB申し込みするには以下の手順で行います。
- オンライン申し込みフォームにアクセスする
- 必要事項を記入する
- 本人確認書類の写真を撮りアップロードする
本人確認書類として認められるものは以下の通りです。
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証
- 写真付きの住基カード
- 運転経歴証明書
- 在留カード
- 特別永住者証明書
本人確認書類の写真を撮ってアップロードすれば、申し込み完了です。
あとは審査の結果を待ちましょう。
ダイナースクラブカードの審査にかかる時間
ダイナースクラブカードの審査にかかる時間は、申込日からおよそ1週間前後です。
またキャッシング枠を申し込むと、キャッシング枠の審査にかかる時間が上乗せされ、2〜3週間の時間がかかります。
そのためカードの審査を早めたい場合には、キャッシング枠の申し込みを無しにして、審査に通ってから申し込むのも選択肢です。
審査に通ってから、郵送でカードは発送され、審査に通ってから、5営業日以内にカードが手元に届きます。
そのため、大まかに2週間程度の時間がかかります。
審査の結果が気になる気持ちもわかりますが、気長に待ちましょう。
ダイナースクラブカードの審査基準は以前より下がっている
この記事ではダイナースクラブカードの審査基準について詳しく解説しました。
ダイナースクラブカードの審査基準は、以前より確実に下がってきてはいるものの、ステータス性が高いカードのため、一定水準以上の収入や社会的な信頼性が求められます。
とはいえ、適切にカードを利用し、正社員として、ある程度の年収が確保できていれば、審査に通る可能性は十分にありますよ。
この記事を参考に審査に通る可能性を少しでもあげて、ダイナースクラブカードを手に入れましょう。”