ETCカードの利用料は時間帯や曜日によって割引されるため、高速道路でいくらかかっていのか計算が難しいですよね。
クレジットで毎月届く前に、アプリで料金を確認できたら便利なのに…
web上でETCカードの利用履歴を確認することもできますが、スマートフォンからは利用することができません。
今回はスマートフォンでも高速道路の料金が簡単に確認できる3つアプリと、パソコンのweb上でETCカード利用履歴を確認する方法をご紹介していきます。
※本ページにはPRが含まれます。
ETCカードの利用履歴を見る方法
ETCカードの利用履歴を見る方法は3通りです。
- 専用アプリで確認する
- パソコンのETC利用照会サービスを利用する
- 月に一回のクレジット明細で確認する
「料金だけ知りたい」「月に1回確認するだけでいい」という方は、クレジットの明細を確認するだけでもいいですが、どのくらい割引が適応されているのか、どこまでポイントで支払っているのかなど細かい情報を知ることはできません。
ETCカードの利用履歴を確認する際におすすめの無料アプリ3選
おすすめアプリ①ドラなび
Android専用のアプリなので、iPhoneユーザーは利用できない点に注意しましょう。
「ドラなび」で出来ること
ポイント
- ETCカードの利用履歴が最長31日間まで確認できる
- 金額と同時に通過した日時も知ることができる
- ETCカードの複数登録が可能
- ドライブに便利!ルートの比較ができる
- サービスエリア・パーキングエリアを確認できる
ETCカードの利用履歴が最長31日間まで確認できる
ドラなびの中では、登録済みのECカード番号を入力すれば、カードの利用履歴が成長31日間まで、確認できます。
ETCカードの複数登録が可能
ETCカード番号を車両番号をそれぞれ登録することができます。
友人や親戚から車を借りて出かけた場合などに使えますね。
また家族がETCカードを持っている場合は、まとめて登録できるので交通費をアプリで一括管理することができます。
ドライブに便利!ルートの比較ができる
ドラなびは、目的地までの経路が複数あったとき、簡単にどのルートが最適か比較することができます。
出発地と目的地を入力したあと、車両区分、時間・距離・料金などの優先順序、出発日をそれぞれ選択して検索すると、各経路の所要時間・距離・料金が表示されます。
サービスエリア・パーキングエリアを確認できる
経路内にあるサービスエリアやパーキングエリアを見ることができます。
SA・PAごとに詳細をみることもできるので、休憩する場所やお土産を買う場所を調べるのにも便利ですね。
おすすめアプリ②ドラぷら
ドラぷらはAndroidだけでなく、iPhoneのIOS7.0以上にも対応しています。
「ドラぷら」で出来ること
ポイント
- 渋滞予測情報を確認できる
- 事故が多い場所を知らせてくれる
渋滞予測情報を確認できる
ドラぷらはNEXCO東日本の渋滞予報士が出している情報をチェックすることができます。
予想の的中率はなんと80%!
さらに1時間ごとの渋滞予想を確認することができるので、渋滞を素早く見つけて避けることができます。
渋滞だけではなく、通行止めや片側交互通行などの情報を地図上でリアルタイムで知ることができるので、快適にドライブすることができそうですね。
事故が多い場所を知らせてくれる
高速道路には急カーブや長い下り坂、また冬は路面が凍結してしまったりと危険な箇所があります。
特に運転を始めたばかりの方や、久しぶりに高速道路を使う方は、「高速道路を利用するのが少し怖い…」という方もいるのではないでしょうか。
ドラぷらは、過去に事故発生状況から特に注意して運転したい「ヒヤリ箇所」を事前に知らせて利用している方への運転の注意喚起をしてくれます。
おすすめアプリ③高速料金
「高速料金」はドラぷらやドラなびのような付帯情報がたくさんつくわけではありませんが、シンプルに高速道路の料金や経路だけを確認したいという方におすすめです。
「高速料金」で出来ること
ポイント
- 5ルートまで検索結果を表示してくれる
- シンプルな使いやすさ
5ルートまで検索結果を表示してくれる
「高速料金」では1つのルートを検索すると、5つまで検索結果を表示してくれます。
検索した結果の料金が高くて、別ルートで調べ直したいときに、検索結果を消して1から打ち直すのは大変ですよね。
高速料金を使えば、検索した際に5つのルートが表示されるので、調べ直す手間がかかりません。
また出発地や到着地の設定も、過去の履歴から簡単に調べることができます。
アプリのメリット・デメリットとは
メリット
- 経路や料金を簡単に検索できる
- 複雑な割引料金も簡単にみることができる
- 渋滞やサービスエリアの情報を見られるアプリもある
デメリット
- シンプルにETCカードの利用履歴だけ確認したい場合は付帯機能が邪魔に感じるかも・・
- スマートフォンアプリをインストールする必要がある
アプリをダウンロードすれば、料金所を通過する前に経路や料金を確認することができるほか、サービスエリアなどの料金を簡単に確認することができます。
もし「付帯機能はいらない!シンプルに料金だけ確認したいんだ!」という場合は「高速料金」を使うか、次に紹介する「ETC利用照会サービス」を利用しましょう。
ETCカードの履歴を確認できる「ETC利用照会サービス」
ETC利用紹介サービスとはNEXCO東日本・中日本・西日本など、複数の高速道路会社が運営しているETCカード履歴紹介用のサイトです。
ETC利用紹介サービスで出来ること
ポイント
- ETCカードの履歴確認
- 高速道路の利用証明書の印刷
なお、ETC利用明細サービスはパソコン用のサイトなので、スマートフォン閲覧したい際は、専用のアプリをダウンロードして閲覧しましょう。
ETC利用紹介サービスの登録方法
登録に必要なもの
ETC利用紹介サービスに登録する際には以下の情報を入力する必要があります。
登録の際には以下の項目を埋めてみましょう。
- ETCカードの番号
- 直近のETCカードの利用年月月日
- 車載器管理番号
- 車両番号(ナンバープレート)
- メールアドレス
登録する際には、ETCカードの場合過去15か月以内に1回以上、
ETCコーポレートカードの場合は過去62日以内に1回以上、ETCレーンを通過していないと登録ができません。
車載器管理番号の調べ方
車載器管理番号とは、ETC車載器ごとに付けられている19桁の認識番号のことです。
車載器番号を確認する方法は以下の3つです。
- ETC車載器の保証書や外箱を確認する
- ETC車載器に貼り付けてあるラベルを確認する
- ETCセットアップ申込書・証明書を確認する
ETC車載器によっては車載器番号を音声で確認できたり、ETC車載器の画面に表示されているものもあります。
また、ETCマイレージサービスに登録済の場合、ETCマイレージサービスのユーザーIDとパスワードを入力すると車載器管理番号が引用できるようになっています。
ETC利用紹介サービスの登録の手順
- ETC利用紹介サービストップ画面の「新規登録はこちら」をクリック
- 必要事項・注意事項を確認し、「次へ」をクリックする
- ETC利用照会サービスの規定を確認し、「同意する」をクリック
- メールアドレスと画像認証を入力する
- 登録したメールアドレスに届いたURLをクリックする
- 画面内の手持ちのETCカードの種類に該当するほうの「本登録お申込み入力画面へ」をクリック
- 必要事項を入力する
- 入力情報に間違いがないか確認する
- 登録完了!
ETC利用照会サービスへの本登録完了後、ETCカードの履歴が反映されるまで4時間かかるので注意しましょう。
ETC利用照会サービスでできること
ETC利用照会で確認できること
- ETCカードを利用したIC・利用年月日・通過時刻
- 高速道路の割引前の通常料金
- ETCカード利用によって受けられる割引額
- 割引後の料金
- 通行料金のうち、ETCマイレージで支払われた金額
- 通行料金のうち、ETCカードによって後払いされる金額
- ETCカードを利用した車の車種・車両番号
- 利用したETCカードの番号
また、ETC利用照会サービスの利用明細や利用証明書は印刷すれば、領収書代わりとして利用することもできます。
印刷の手順
- ETC利用照会サービスにログイン後、利用明細を表示する
- 印刷したい利用明細の「対象」にチェック
- 「利用証明書発行」「利用明細PDF出力」「利用明細CSV出力」の中から、印刷したいものを選択する
- 印刷する
ETC利用照会サービスで印刷した利用明細や利用証明書は、領収書の代用であって、領収書そのものではないという点に注意してください。
自宅にプリンターがない場合の明細印刷の仕方
自宅にプリンターがない場合、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアに設置されている、ETC利用履歴発行プリンターで利用明細を発行することができます。
運転の休憩の際に発行できますが、ETC利用履歴発行プリンターでは、料金確定後の明細しか確認することができません。
細かい割引がどのように適応されているのかは確認することができない点に注意してください。
ETCの利用履歴はアプリや利用照会サービスで確認可能
アプリで確認するにしても、利用照会サービスで確認するにしても、ETCカードの番号や車載器管理番号などの情報が必要になりますので、あらかじめ調べておくとスムーズです。
アプリ明細を確認すると、カードの利用履歴だけでなく、各道路の料金や渋滞情報なども知れるのが嬉しいですね。
紹介した3つのアプリはすべて無料で登録できるので、ぜひ試してみてはいかかでしょうか。