インヴァストカードのメリット・デメリット！ETCカード・年会費・手数料・ポイント徹底比較

インヴァスト証券がクレジットカード発行会社のジャックスと提携して誕生したのが「インヴァストカード」です。

このカードにはポイント積み立て投資専用クレジットカードとも呼ばれており、少し珍しい特徴を持っています。

そんなインヴァストカードのメリットやデメリットについて解説していきます。年会費や手数料のことも詳しく説明します。

※本ページにはPRが含まれます。

インヴァストカードの基本スペック

年会費	初年度無料 次年度以降は1,250円＋税(1年に1回以上の利用で次年度以降も年会費無料)
入会費	無料
利用可能枠	100万円または60万円
申し込み資格	年齢20歳以上(高校生を除く)で電話での連絡が可能な方
ポイント還元率	1.0%から1.5％
海外保険	なし
家族カード	あり(年会費400円、1年に1回以上の利用で年会費無料)
ETC専用カード	あり(年会費無料)
カード発行まで	2週間から3週間
更新期間	自動更新(審査あり)

インヴァストカードのメリット

• 貯めたポイントを使った投資を行うことが出来る
• ポイント還元率が安定して高く、さらにアップするキャンペーンもある
• 年会費を簡単に無料にすることが出来る

貯めたポイントを使った投資を行うことが出来る

インヴァストカードの最大の特徴とも言えるのが、貯めたポイントで投資を行うことが出来るということです。

投資に興味はあるものの実際に行うのは不安と言う方にうってつけの仕組みです。貯めたポイントは自動的に投資信託に投入されるので、何もしなくても問題はありません。

忙しくて投資を自分で行う時間がなかなかないという方にもマッチしていると言えるでしょう。また、使用するのはポイントであり現金ではないのでリスクが少ないです。

このシステムにより、実質的にポイントが失効してしまうこともありません。ポイントが自動的に投資に回されることには注意が必要ですが、活用できることは大きなメリットとなっています。

ポイント還元率が安定して高く、さらに還元率がアップするキャンペーンもある

インヴァストカードのポイント還元率は状況やショップなどに左右されることなく1％以上を維持しています。

そのため、安定的にポイントを稼ぐことが可能です。また、ポイント還元率が1.5％になるキャンペーンが年に2、3回ほど開催されています。

キャンペーン中にまとめ買いなどをすることによって一層お得を実感することが出来ます。ポイントアップキャンペーンの日程についてはホームページ上で公開されるので、チェックしておくと役立つ可能性があります。

年会費を簡単に無料にすることが出来る

インヴァストカードの年会費は初年度無料であり、次年度以降は条件付き無料となっています。その条件は年に1回以上の利用をすることです。

つまり、1年に1回でもインヴァストカードを使って買い物をすれば年会費は無料です。簡単な買い物にインヴァストカードをひとまず使っておけば年会費がかかる心配はありません。

さらに、家族カードも同様の条件で年会費がかからないため、コストをほとんどかけずに持つことが出来るカードです。

例えば、携帯料金などをこのカードで支払う設定にしている場合、自動的にカードを使用することになるので年会費無料を維持することが可能です。

インヴァストカードのデメリット

• ポイントが投資に回るので一般的なクレジットカードに比べて、堅実なポイント使用が少ししにくい
• 一部の電子マネーへのチャージではポイントが貯まらない
• ポイントアップモールでのポイントは投資信託に投入されない

ポイントが投資に回るので一般的なクレジットカードに比べて、堅実なポイント使用が少ししにくい

インヴァストカードは特定状況で貯めたポイント以外、は全て投資信託へと回る仕組みになっています。

投資に回るということは貯まったポイントをすぐに自由に使えるわけではないということです。そのため、一般的なクレジットカードに比べると堅実にポイントを使用しにくい部分もあります。

ポイントの使い道もやや少なめ

また、ポイントの使い道についてもやや少なめとなっているため、ポイントを使って多種多様な商品と交換するのが好きという方は戸惑うかもしれません。

ポイントは投資信託に回ることはインヴァストカードの最大の特徴であり、そのことをメリットに感じるかデメリットに感じるかは利用者次第とも言えるでしょう。

一部の電子マネーへのチャージではポイントが貯まらない

電子マネーへのチャージをクレジットカードで行うことによって、電子マネー側とクレジットカードの両方のポイントを得るという手法があります。

これはインヴァストカードにおいても基本的に行うことが出来ます。しかし、インヴァストカードからの電子マネーでポイントが貯まるのはsuicaとSMARTICOCAの2つであり、nanacoとEdyにはチャージが出来てもポイントが貯まらないことに注意が必要です。

同じくキャッシングサービスの利用代金にもポイントは付きません。逆に言えば、これら以外の用途においてはほぼ全てポイントが貯まります。

ポイントアップモールでのポイントは投資信託に投入されない

インヴァストカードではポイントアップモールを利用することができます。

ここで買い物をすることで通常よりもポイントを効率良く貯めることが出来ますが、ここで貯まった分のポイントは投資信託に投入されない仕組みになっています。

これはポイントを投資信託にどんどん投入していきたい方にとってはデメリットと言えるでしょう。ポイントアップモールで貯まったポイントはJデポとして貯まり、カードの利用金額から値引きされます。

したがって、無駄になるわけではありませんが、他のポイントと違って投資に回らないことは覚えておく必要があります。

インヴァストカードのポイント制度

• 1.0%と1.5％という安定して高めの還元率が適用されている
• ポイントは積み立て投資に回されるので期間が経っても失効しない
• ポイントを使った積み立て投資のスタイルを選択できる

1.0%と1.5％という安定して高めの還元率が適用されている

インヴァストカードのポイント還元率は基本的に1.0％となっています。ショップや状況などを問わず1.0％のポイント還元率が確保されていることは、このカードの強みの1つと言えるでしょう。

さらに、キャンペーン中になると1.5％の還元率になります。これは一般のクレジットカードと比べてもかなり高水準の部類に含まれます。

キャンペーン期間も長めに設定されていることが多く、ポイントアップの恩恵を受けられる方は多いと言えるでしょう。

ポイントは積み立て投資に回されるので期間が経っても失効しない

インヴァストカードは貯まったポイントが自動的に積み立て投資に回されることになります。これにより、有効期限切れなどの問題は基本的には発生しません。

したがって、ついついクレジットカードのポイントを無駄にしてしまいがちという方も、このシステムならば安心です。

投資ではありますが、積み立て式なのでリスクが少ないこともメリットと言えるでしょう。もちろん、リターンが得られることでポイントが増える可能性も十分にあります。

ポイントを使った積み立て投資のスタイルを選択できる

積み立て投資の方法については利用者の意思で選択することが出来るようになっています。

利用者は以下の３つの投資スタイルから選択可能です。

• アグレッシブ型
• バランス型
• パッシブ型

アグレッシブ型

アグレッシブ型の場合は積極的に攻めの投資を行います。ポイントを大きく増やしたい方、チャンスに賭けたいという方にうってつけです。

バランス型

バランス型は攻めと守りをバランス良く調整するスタイルとなっています。

投資についてよく分からないという方もこのスタイルを選んでおけばある程度安心できます。

パッシブ型

パッシブ型は守りを重視したスタイルで、堅実にポイントを増やしていきたい方にぴったりです。

これらのスタイルについては利用者の任意のタイミングで変えることも出来ます。

ポイントの貯まり具合を確認しつつ選択できるところも魅力と言えるでしょう。

ただし、ポイントが少ない時には選べるスタイルがやや限定されることもあるのでその点には注意が必要です。

インヴァストカードはETCカードを無料で発行できる？

インヴァストカードではETCカードを無料発行することが出来ます。

年会費もかからないので発行しておいて損はないと言えるでしょう。

また、ETCカードでもポイントを貯めることが出来、そのポイントも投資に使用される仕組みになっています。

インヴァストカードはどんな人におすすめ？

• 投資に興味があるものの、なかなかその機会がない方
• ついついクレジットカードのポイントを失効させてしまうという方
• 買いだめをするタイプの方

投資に興味があるものの、なかなかその機会がない方

インヴァストカードは、ポイントを投資に使用するという珍しい性質を持ったカードです。

その性質に対してメリットを感じられる方に向いているカードと言えるでしょう。特に投資に興味がありつつ、その機会に恵まれないという方にとってはまさにうってつけです。

インヴァストカードで貯まったポイントは自動的に積み立て投資へと回されます。面倒な手続きなどはありません。

投資の機会がない方もこのカードならば使用するだけで投資にチャレンジすることが出来ます。

また、スタイルの選択についても、悩んだらバランス型にしておけば問題ありません。投資が初めてという方にとってはハードルを大きく下げてくれるカードとなっており、投資デビューにもぴったりです。

ついついクレジットカードのポイントを失効させてしまうという方

多くのクレジットカードには何らかのポイントが貯まる仕組みが適用されています。しかし、そのポイントを使用せずに失効させてしまっているという方も少なくありません。

そんな方にもこのインヴァストカードはマッチします。インヴァストカードで貯まるポイントは一部を除き、自動的に投資信託に投入されることになります。

1度投資信託に投入されたポイントからは有効期限の概念がなくなるので、失効してしまう可能性がありません。

ポイントアップモールで獲得したポイントは投資信託に投入されませんが、Jデポに回されて値引きに使用されるのでそちらも失効することがないと言えます。

まさにポイントを無駄にする心配がないカードとなっています。

買いだめをするタイプの方

インヴァストカードではポイントアップキャンペーンを行うことがあります。キャンペーン中は一律ポイント還元率が1.5％となります。

この時に買い物をすれば普段の1.5倍のポイントを貯められるということです。したがって、買いだめをするタイプの方はキャンペーン中に一気にまとめ買いをすることで大幅にポイントを貯められる可能性があります。

また、キャンペーン期間は数週間と比較的長めに設けられているので買いだめしやすいと言えるでしょう。なお、インヴァストカードのポイントアップキャンペーンは、ほぼ全ての用途において適用されています。

インヴァストカードポイント還元率を他社と比較

カード名	ポイント還元率
インヴァストカード	1.0％～1.5％
楽天カード	1.0％
dカード	1.0％
エポスカード	0.5％～1.25％
三井住友VISAゴールドカード	0.5％～2.5％

インヴァストカードは、他のポイント還元率が良いとされるカードと比べても遜色ないほど優秀な還元率を誇ります。

ポイントが投資信託に回るという特殊性を踏まえてもなお、ポイントを獲得しやすいカードと言えるでしょう。

また、ポイントがアップする条件も厳しくないため、多くの方がその恩恵を実感しやすくなっています。

インヴァストカードが届くタイミングは？

インヴァストカードは2週間から3週間ほどで届くことが多いです。

ただし、申し込んだタイミングによって送られてくるまでの期間が大きく変わることがあります。例えば、年末年始などに申し込みを行うと、どうしても届くまでの時間が長くなります。

逆に、連休の前後を避けた時期に申し込むとやや早めに届くこともあります。

インヴァストカードの引き落とし日はいつ？

インヴァストカードの引き落とし日は27日です。締め日は末日であり、その良くつきの27日に引き落とされます。

つまり、1月1日から1月31日までに利用した分は2月27日に引き落とされる仕組みです。27日が金融機関の休業日にあたる場合は、翌営業日以降の引き落としとなります。

なお、連休などによって引き落とし日が大きくずれる際にはホームページ上で告知されます。

インヴァストカードを実際に利用した人たちの口コミ

30代
会社員