急な飲み会やゼミ合宿など、学生は思わぬ出費が多いですよね。
「今すぐお金がほしい!」「今月はバイト代だけじゃ足りない!」という学生の方もたくさんいらっしゃると思います。
筆者も学生時代、長期休暇に旅行の予定を入れすぎて金欠になったことがありました。
そこで今回は、お金を借りる手段の一つである「クレジットカードのキャッシング」についてご紹介していきます!
今すぐ現金が欲しい学生の方は、この記事を読んでぜひ選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか?
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学生でもキャッシングでお金を借りられる!キャッシングの基礎知識を解説
実際、「クレジットカードのキャッシング枠ってよくわからないし、そもそも学生が審査に通るの?」と思っている学生の方が大半だと思います。
そこで、クレジットカードのキャッシングについて、詳しく解説していきます!
キャッシングに対する不安をなくしましょう!
そもそもキャッシングとは?
そもそもキャッシングとはどのようなものでしょうか?
クレジットカードには「キャッシング枠」という枠があります。
クレジットカードを発行する際に審査があることは皆さんご存知だと思いますが、キャッシング枠の審査はカードの審査とは別に行われます。
カード会社によるキャッシング枠の審査に通過すると、キャッシングの利用が可能となり、提携先のATMなどで、好きな時に現金でお金を借りられるようになります。
急な出費やどうしても現金が必要な時にはとても便利ですよね。
ショッピング枠とキャッシング枠がある
先程も少し触れましたが、クレジットカードには、「ショッピング枠」と「キャッシング枠」の2つの枠があります。
ショッピング枠とは、ショッピングで利用できる限度額のことで、 お店やネットでクレジットカードを使って買い物をすることです。 つまり、普通にカードを使っている分はすべてショッピング枠になります。
キャッシング枠とは、先ほども述べた通りお金を借りられる枠のことです。
また、クレジットカードには、カード利用者がカードを利用できる可能額のことである「総利用可能額」という考え方があります。
総利用可能額は主に「ショッピング枠」と「キャッシング枠」の二つから成り立ちます。
例えば、総利用可能額が10万で、ショッピング枠が10万円、キャッシング利用額が5万円という内訳だったとします。仮に、ショッピング枠を10万利用した場合、キャッシング枠が0円になります。反対に、キャッシング枠を5万円利用した場合、ショッピング枠は5万円となります。
つまり、総利用可能額とは、ショッピングで利用した額とキャッシングで利用した額を足して最大で利用できる額のことなのです。
ショッピング利用枠とは別でキャッシング利用ができるわけではないので注意してください。
学生が利用できるキャッシング枠は平均5万円
学生が利用できるカードは、そもそも総利用可能額が10万円程度のものが多いです。そのため、キャッシング枠は5万円程度が平均であると言えます。
特に入会直後は、限度額のなかでも最低金額が設定されることがほとんどです。
一見少ないように感じるかもしれませんが、特に学生は安定した収入がないため、妥当な金額であると言えます。
実は、キャッシングには年率約15%~18%程度の高額な利息が発生します。あまり借りすぎると結果的に返済に追われ、さらに金欠になってしまうことも考えられます。
キャッシングを利用する場合は、返済できるのかしっかり考えてから利用することをおすすめします。
キャッシングで借りたお金の返済方法
では、キャッシングで借りたお金はどのように返済するのでしょうか?
先程申し上げたように、キャッシングには年率15%~18%程度の利息が発生します。利息は返済期間が長いほど高くなります。
つまり、支払い回数を抑えて、1回で支払う額を高くすることで、利息を最低限に抑えることができます。クレジットカードのキャッシング枠の返済方法は、一括払いがほとんどですが、分割払いやリボ払いを選択することもできます。
しかし、利息を低く抑えたいなら、ぜひ一括払いにすることをおすすめします。
キャッシング枠をつけると審査は厳しくなる!審査の注意点
前章で、キャッシングの仕組みについてはご理解いただけたかと思います。
キャッシングはいわば借金です。当然、その分高い返済能力を求められます。
審査も通常のカード審査より厳しくなるのです。
ここからは、クレジットカードのキャッシング枠の審査の際に注意すべきことをご紹介していきます。
キャッシング審査には時間がかかる
キャッシング枠に申し込む際に絶対に知っておいてほしいことは、キャッシング審査には時間がかかることです。
通常の申し込みの場合よりも、絶対に審査期間は長くなってしまいます。
長いと1週間以上かかってしまうこともあります。
なぜなら、キャッシングは、通常のクレジットカード審査とは別で綿密に審査が行われるためです。
審査項目も、年収、勤続年数、勤務形態、信用情報機関への照会など、多くの観点から審査されます。
「今すぐカードを利用したい」という人は、とりあえずショッピング枠のみで申し込みをして、発行されてからキャッシングの申し込みをすることをおすすめします。
学生のキャッシング枠審査はアルバイト先に在籍確認が行われる可能性あり
学生がキャッシング枠に申し込んだ場合、クレジットカード会社からアルバイト先に在籍確認の電話がかかってくる場合があります。
在籍確認とは、カード会社の審査担当者がキャッシング枠利用希望者の職場に電話をかけ、申告通りの職場で働いているか確認を取ることです。
学生の場合は、申告したバイト先にかかってきます。
周囲にキャッシングの審査に申し込んでいることがバレてしまうのではないかと不安に思われるかもしれませんが、安心してください。
在籍確認の電話では、審査担当者は個人名を名乗り、クレジットカード会社の在籍確認であることは言いません。そのため、周囲に悪い印象を持たれることもないのです。
お金を借りられるのは年収の3分の1まで
クレジットカードのキャッシングは総量規制の対象となっています。
総量規制とは、借入可能額を年収の3分の1以下に制限する法律です。
そのため、すでに年収の3分の1以上お金を借りてしまっていたり、3分の1まではいかなくても借り入れがある状態だと、審査に通りにくくなる可能性があります。
キャッシングに申し込みをする際には、すでに借り入れているお金はないか、ある場合は年収の3分1に届いていないかを確認してから申し込むようにしましょう。
学生がキャッシング審査に通るコツをご紹介!
クレジットカードのキャッシング審査の注意点をご紹介してきましたが、ここからは、注意点を踏まえて、学生の皆さんがキャッシング審査に通るコツをご紹介します!
今からご紹介するコツを意識すれば、厳しいと言われるキャッシングの審査も怖くありません。
アルバイトでの安定した収入は必須
クレジットカードのキャッシングに申し込むなら、アルバイトでの安定した収入は必須です。
先程クレジットカードのキャッシングは総量規制の対象であるとお伝えした際、借入ができるのは年収の3分の1までと申し上げました。
つまり、キャッシング機能を利用するには年収が必要だということです。
いくら親からの仕送りがあったとしてもアルバイトでの安定した収入がなければ、キャッシング機能の申し込み資格すら持っていないことになってしまいます。
しかし、アルバイトをして安定して収入があれば、たとえ月3万程度の定収入であっても、キャッシング機能を付けられる可能性は高くなります。
審査の際に特に重要視されるのは「勤続年数」です。
一般的には、1年以上働いていると審査においてプラスに働きます。1年以上同じ勤務先でアルバイトをしている学生はキャッシングの審査に通る可能性は十分にあるということです!
実家暮らしのほうが有利
学生がキャッシングに申し込む場合、一人暮らしか実家暮らしかはとても重要なポイントとなります。
学生の場合は、実家暮らしが審査で有利になります。
なぜなら、実家暮らしの場合は、生活するのに必要なお金はすべて親が出してくれるため、アルバイトでの収入をすべて自分の好きなように使うことができるからです。
一人暮らしだと、食費や急な出費などが多く、収入すべてを自由に使うことはできません。
つまり、一人暮らしより実家暮らしの学生のほうが、安定して返済できると期待できます。
クレヒスに傷がないことは絶対条件
学生がキャッシングに申し込む場合、クレヒスに傷がないことは絶対条件です。
クレヒスとは、クレジットカードやローンの契約時の個人情報や、取引の履歴のことで、情報はどんな小さな取引内容であっても、クレジットカード会社が加盟する信用情報機関に集められ、すべてのクレジットカード会社と共有されます。
そのため、キャッシングに申し込む前にクレジットカード支払いの延滞や滞納をしていた場合、審査の際にそれらの情報が共有されてしまうため、キャッシング枠を付けることはほぼ不可能です。
一度延滞や滞納をしてしまうと、最長5年間ブラックリストに載ってしまうこともあるため、キャッシング枠を付ける付けないに関わらず、絶対にしないようにしましょう。
一人暮らしの人は住民票を移す
学生の方の中には一人暮らしをしている方も多いですよね。
その場合に気を付けてほしいことが「住民票の住所」です。
特に学生の方は、親の扶養から外れるわけではないので、下宿をしていても住民票は実家のままという方が多いのではないかと思います。
住民票の住所と現住所が異なることは、キャッシング審査においては非常に不利に働きます。
なぜなら、本人確認所類として提出した免許証の住所と申込書に書いた現住所が違うと、本人確認ができないとして審査に落ちてしまうからです。
しかし、だからと言って現住所を実家にしてしまうと、重要な書類が実家に届いてしまいます。借金をすることを親に内緒にしておきたい学生の方が大半だと思います。
そのため、キャッシング枠に申し込みたい場合は、申し込み前に住民票を移すか、金融業者のサポートセンターで相談してみましょう。
金融業者によっては、別の書類を追加提出することで、本人確認の対応をしてくれることがあります。
【厳選3枚】学生でも安心してキャッシングができるクレジットカード
キャッシング審査に通過するコツはご理解いただけたでしょうか?
ここからは、学生でも安心してキャッシングができるクレジットカードを厳選して3枚おすすめします!
ぜひ参考にしてください!
学生専用ライフカード
学生専用ライフカード
カード年会費 | 永年無料 |
---|---|
ETC年会費 | 実質無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 0.5% |
電子マネー |
|
- 海外利用分の5%が現金でキャッシュバック!
- 学生専用お問い合わせ窓口がある!
- 年会費無料!
1枚目におすすめするクレジットカードは、「学生専用ライフカード」です。
その名の通り、学生専用のクレジットカードのため、学生の方が安心かつお得に利用できる特典がそろっています。
まず、学生専用のお問い合わせ窓口があります。何か不安なことやわからないことがあったらいつでも問い合わせをすることができます。
キャッシングを初めてする学生の方は特に不安なことが多いと思いますが、いつでも聞ける場所があるというだけで、安心してキャッシング機能を利用できますね。
年会費も無料なためカードの維持コストがかからないため、金欠の学生には嬉しいポイントです。
海外のショッピング利用分が5%現金でキャッシュバックされるため、海外に行く機会が多い学生の方にはぜひおすすめしたいクレジットカードです。
三井住友カードデビュープラス
三井住友カードデビュープラス
カード年会費 | 実質無料 |
---|---|
ETC年会費 | 実質無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 1.0% |
電子マネー |
- 入会後3か月はポイント還元率が5倍!
- 通常のポイント還元率も1%と高還元率!
- 年会費実質無料!
2枚目におすすめするクレジットカードは、「三井住友カードデビュープラス」です。
三井住友カードデビュープラスは、まず大手ブランドが発行している安心感があります。
キャッシングをする際は不安がつきものだと思いますが、国内最大手のブランドが発行しているため、余計な心配をしなくてすみます。
年会費も初年度無料に加えて前年度1回でもカードを利用すれば次年度無料となるため、実質無料と言えます。
カード維持にコストがかかりません。
さらに、ポイント還元率が高いのも学生に嬉しいポイントです。
通常のポイント還元率が1%と高還元率なのも嬉しいですが、入会後3か月はなんとポイント還元率が5倍になります!
国内最大手だからこそできることですね。
JCB CARD W
JCB CARD W
カード年会費 | 永年無料 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 1.0% |
電子マネー | |
申し込み資格 | 満18歳以上39歳以下 |
- 海外旅行保険が最高2000万円
- 通常還元率1.0%
- Oki Doki ランド経由で最大20倍のポイント
3枚目におすすめするクレジットカードは、「JCB CARD W」です。
こちらも、2枚目におすすめしたクレジットカードと同様、国内大手のJCBが発行しているため、安心してキャッシング機能を利用することができます。
年会費永年無料なため、カード維持にコストがかからず安心して持つことができます。
また、ポイント還元率が1%と高いのも特徴です。持っているだけでお得になりますね。
とてもバランスがとれたクレジットカードなので、初めてクレジットカードを持つ学生の方には非常におすすめです!
ただ、JCBは海外では全く流通していないため、海外に行く予定がある学生の方にはあまりおすすめできせん。
クレジットカードのキャッシング以外でお金を手にする方法
ここまで、クレジットカードのキャッシングをすることでお金を手にする方法を詳しくお伝えしてきましたが、キャッシングも言い換えれば借金です。
むやみやたらにおすすめできる方法ではありません。
そこで、最後にクレジットカードのキャッシング以外でお金を手にする方法をご紹介します。
どうしてもお金が欲しい気持ちも痛いほどわかりますが、いったん冷静になり最善だと思える方法を選択しましょう。
一番安全でお得!親に借りる
やはり、1番安全でお得な方法は親にお金を借りることです。
親にお金を貸してほしいと言うのはとてもハードルが高いと思います。むしろ、「親に言いたくないからキャッシング枠をつけたいんだ!」と思っている方が大半ではないでしょうか。
しかし、キャッシングにしても金融機関にしても、借金には利子がつきものです。ただでさえお金がないのに、結果的には高額な利子を払い、損をしてしまうのです。
最悪の場合には、借金の返済に追われもっとお金がなくなってしまうことも考えられます。
しかし、親に借りれば無利子で借りられます。
親に言いたくない気持ちもわかりますが、きちんとお金が必要な理由を伝えお願いしましょう。
結果的には1番安全でお得な方法です。
金融機関でお金を借りる
キャッシングと似ていますが、アコムやレイクなどの金融機関でお金を借りる方法もあります。
金融機関によりますが、WEB申し込みをすれば審査が最短30分など、クレジットカードのキャッシング枠に申し込むよりも確実に早くお金を手にすることができます。
審査の方法も独自審査で行われており、「現在の返済能力」を重視されるため、比較的通りやすいと言えます。
借入翌日から30日間は無利子などのキャンペーンを実施している金融機関が多いため、その期間中に返済できる見通しがあるのなら、金融機関で借りたほうがお得です。
真っ当な方法!日払いバイトをする
学生の皆さんも百も承知だと思いますが、最も真っ当なお金の手に入れ方は働いて稼ぐことです。
しかし、通常のアルバイトは給料日が決まっている場合が多いため、今すぐお金が欲しい方には意味がないですよね。
そこでご紹介したいのが、「日払いバイト」です。
工場や試食販売、試験監督などの多くの職種で、働いたその日にお給料をもらえるバイトがあります。
借金と違い審査も利子もないため、1番真っ当で簡単なお金の手に入れ方です。
働ける時間的体力的余裕がある方は、ぜひ日雇いバイトをおすすめします。
「キャッシング=借金」であることを忘れないようにしましょう!
キャッシングは好きな時に現金でお金を手に入れられるとても便利な方法です。
しかし、「キャッシング=借金」です。借りたら利子付きで返済しなくてはなりません。
上手に活用できればとても良いものですが、ハイリスクであることは決して忘れないでください。
学生は急な出費も多く大変かと思いますが、日ごろから自分が払える額を把握し払える額だけを使うことを心掛けるようにしましょう。