「ライフカード」はポイント還元率が高く、年会費無料のクレジットカードです。
しかし「他のクレジットカードがメインでほとんど使わなくなった」「ステータスの高いカードに変更したい」という理由などで、解約を考えている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ライフカードの解約手続きについて流れや注意点を解説していきたいと思います。
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ライフカードの解約は電話一本で手続き可能!
ライフカードはいつでも解約でき、手数料は一切かかりません。また解約手続きの書類はなく、電話のみの対応となっています。
受付時間は8時〜23時になるので、下記の方法で手続きを済ませましょう。
- 手元にクレジットカードを用意する
- 「045-914-7003」に電話
- サービス番号は「32#」の脱会を選択
- 案内に沿ってクレジットカード番号を入力する
- 暗証番号を入力する
- 解約時の注意事項が流れるので確認して完了
ライフカードの解約手続きは音声ガイダンスのみで完了するので、非常に便利です。
自動音声ガイダンスだけでは解約できない場合も
解約にはいくつかの注意点があり、以下の4つの場合はガイダンスでの解約が不可になります。
- 暗証番号が不明
- 利用残高が残っている
- カードを紛失した
- ETCカードも契約している
いずれかに該当している人は、オペレーターを通じて解約する必要があります。
電話番号は同じ「045-914-7003」で、サービス番号「7#」を押してオペレーターに繋いでもらいましょう。
受付時間は9:30〜17:30で日曜・祝日は繋がりません。
解約が完了したら残ったカードは忘れずに処分
解約が完了しても、ライフカード側から書類の送付などはありません。手元にあるライフカードは、持ち主がハサミを入れて破棄してください。
ライフカードはネットで解約できないので注意
ライフカードの解約はオンライン上ではできません。面倒に感じる方もいると思いますが、必ず電話をかける必要があります。
本人以外の解約も基本的にはできない
ライフカードに限らず、通常のクレジットカードは本人のみが解約できる規定です。
夫婦や家族であっても、必ず本人が手続きをする必要があります。
ただし契約者本人が死亡してしまった、もしくは電話ができない状況であるという場合は、代理人を立てて解約手続きを行うことができます。
代理人は音声ガイダンスではなく、オペレーターを通して解約の手続きを済ませましょう。
ライフカードを解約する前にチェックしておきたいポイント
ライフカードの解約を考えている人は、必ず以下の5つのポイントを確認してから手続きに進みましょう。ここを無視してしまうと、解約で損をしてしまうかもしれません。
- 残っているポイントを全て使い切ったか
- 公共料金の支払い方法を変更したか
- 携帯電話の支払方法を変更したか
- 家族カードを利用する予定はないか
- ETCカードを利用する予定がないか
では、それぞれの内容を詳しく解説します。
残っているポイントを全て使い切ったか
ライフカードを解約してしまうと、これまで溜めてきたポイントが無効になります。
ライフカードのポイントは最大5年間も有効なので、普段あまりクレジットカードを利用しない人でもポイントが溜まっているのではないでしょうか?
ポイントはさまざまな利用法があるので、捨ててしまうのは非常にもったいないです。以下の方法で、解約前にポイントを消費するようにしましょう。
- ポイント移行(ANAマイルやWalletポイントなど)
- 電子マネー(Vプリカやamazonギフト券など)
- ギフトカード(JCB・ AOYAMAギフトカードなど)
公共料金の支払い方法を変更したか
公共料金をライフカードで支払っている場合は、解約前に支払い方法を変更する必要があります。
- 電気代
- ガス代
- 水道代
- 家賃
- NHK受信料
- 国民年金保険料
- ショッピングサイト
近年はあらゆるサービスがクレジットカードでの支払いを受け付けているため、どのサービスをカード払いにしているか確認が必要です。
万が一、変更手続きを忘れて解約をしてしまうと、支払い遅延が発生して利息が発生したり、あなたの信用情報に傷がついたりする可能性があるので注意しましょう。
携帯電話の支払方法を変更したか
最近は携帯電話の支払いも、クレジットカードに設定している人が多いようです。
使用料のみではなく、携帯やスマホの本体を分割払いにしている場合は、支払いの変更手続きを絶対に忘れないでください!
分割払いはローンを組んでいるのと同じことですので、支払いが61日以上遅れてしまうと、信用情報機関に傷がついてしまいます。
この情報は他のクレジットカード会社や金融機関でも閲覧できるので、「クレジットカードの審査に通らない」「ローンが組みづらい」といった状況になりかねません。
これから住宅ローンや自動車ローンなどを借り入れようと考えている方は、必ず支払い方法を変更して解約の手続きを済ませましょう。
家族カードを利用する予定はないか
契約者本人がライフカードを解約すると、家族カードも自動的に無効になります。
家族に相談せず独断で解約してしまうと、家族に迷惑がかかってしまうケースもあるので注意しましょう。
家族が引き続きライフカードを使用したい場合は、利用者本人が本会員になる必要があります。
ETCカードを利用する予定がないか
ETCカードを発行している場合は、ライフカードの解約とともに利用不可になります。
ETCカードを通勤などの日常で利用している方は、他のETCカードを使うか、他のクレジットカードでETCカードを発行してからの解約がオススメです。
ライフカードを利用する際の注意点
ライフカードに入会する前に、利用するときの注意点について理解しておきましょう。知らずに入会してしまうと、あとで後悔するかもしれません。
入会から半年以内で解約すると信用情報に傷がついてしまう
ライフカードを解約しようと思ったら、入会から半年以上が経過しているかを計算してみましょう。
クレジットカードの大半が当てはまりますが、入会して半年以内の解約は信用情報に傷がついてしまう恐れがあります。
その理由は、「入会の特典・サービス目当てだった」と思われてしまうからです。そうなると他のクレジットカードに入会しようとしても審査が通らないことも考えられます。
ライフカードに入会して半年未満の方は、半年以上経つまで待ってから解約に移りましょう。
年会費を払ったばかりでも返金されない
ライフカードは年会費無料ですが、個人によって年会費が必要なケースがあります。
解約するタイミングを間違えれば、余計な年会費を支払ってしまうことになるでしょう。
自分は年会費が発生するタイプかを確認するには、「045-914-7003」に電話をして、オペレーターに直接聞いてみてください。
ライフカードは年会費無料なので解約せずに保管しておくのもあり
通常、ライフカードは年会費無料で利用可能です。
2年目以降も年会費はかかりませんので、わざわざ解約せず手元に置いておくのもアリではないでしょうか?
他のクレジットカードをメインカードとして利用し、ライフカードのポイントが3倍になる誕生月に利用するのもいい方法です。
せっかく貯めたポイントを捨ててしまわないように注意してください。
ライフカードの解約は手軽にできるもののよく考えてから解約しよう!
ライフカードの解約方法や注意点について解説しました。ライフカードは解約金も発生せず、電話1本で簡単に解約手続きができるようになっています。
しかし解約のタイミングが早すぎたり、個人によっては年会費を損したりするケースもあるので注意が必要です。解約時は慌てずに、よくよく考えてから手続きに進むようにしましょう。