ライフカードデポジットはカードを発行するとともに、「保証金(デポジット)」を預けることにより、通常のカードと同様に使用できるカードになります。
デポジットを預けるため審査に通りやすく、審査に不安がある方におすすめのカードです。
そんなライフカードデポジットを解約するためには、どのようにすれば良いのでしょうか?
この記事ではライフカードデポジットの解約方法、解約時の注意点について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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ライフカードデポジット(dp)の解約手順
ライフカードデポジットを解約するためには、ライフカードに問い合わせる必要があります。
WEB上で解約することはできません。解約手順は下記の通りです。
- 解約したいライフカードデポジットを手元に用意する
- ライフカードに問い合わせる
- ガイダンスに従い手続きをする
- 解約完了
以上の手順で解約が完了するのですが、下記のケースはオペレーターに問い合わせる必要があります。
音声ガイダンスで解約できないケースは下記の通りです。
- 暗証番号が不明な場合
- カードが手元にない場合
- ETCカードの契約がある場合
上記のケースでもオペレーターに問い合わせることで解約することは可能です。
ライフカードデポジットを解約したい場合は、下記の電話番号に問い合わせてください。
「音声ガイダンス」
電話番号 | 045-914-7003 |
---|---|
受付時間 | 8:00〜23:00 |
「オペレーター」
電話番号 | 045-914-7003 |
---|---|
受付時間 | 9:30〜17:30(日・祝・1/1〜1/3休み) |
音声ガンダンスとオペレーターの電話番号は同じですが、受付時間が違うので注意してください。
解約ができないケースもある
ライフカードに問い合わせることで解約することができるのですが、利用残高がある場合は解約できません。
通常のカードの場合は利用残高があっても、カード自体は解約することができるのですが、ライフカードデポジットはデポジット型のカードになるので解約不可能です。
「保証金を預けているじゃん」という方も多いと思いますが、保証金は利用代金が一定期間支払われなかった際に充当されるお金です。
そのため保証金を預けている方といって、利用残高があっても解約できるわけではありません。
保証金は解約後に返還されます。
ライフカードデポジットを解約したい場合は、利用残高を0円にしましょう。
ライフカードデポジット(dp)の解約前の7つの注意点
ライフカードデポジットは比較的簡単に解約することが可能ですが、解約時にはいくつか注意しなくてはいけない点があります。
手軽に解約できることで気が抜けてしまいがちだと思うので、下記の7つの注意点を参考にしてください。
- 支払い残金は解約後も引き落とされる
- 残ったポイントは全て無効
- 家族カード・ETCカードは利用できなくなる
- 電子マネーも利用できなくなる
- 携帯料金・公共料金の支払い方法を変更したか確認する
- 年会費の支払うタイミングを確認する
- 入会してどのくらい経過しているか確認する
1つ1つ解説していきます。
支払い残金は解約後も引き落とされる
1つの注意点は「支払い残高は解約後の引き落とされる」ということです。
ライフカードデポジットは利用残高があると「解約できない」ということになっているので、多くの方が「もう請求は来ない」と思います。
しかし、サービス契約会社(公共料金・携帯電話料金など)をライフカードデポジットで支払うように登録していると、解約後に引き落とされる可能性があります。
解約したことはサービス契約会社に伝わりませんので、自身で解約前に登録を解除しておく必要があります。
登録を解除しない限り、ライフカードデポジットに請求が行き解約後でも引き落とされます。
少なからず解約後でも引き落とされる可能性があるということは、把握しておきましょう。
残ったポイントは全て無効
2つ目の注意点は「ポイントが全て失効される」ということです。
ライフカードデポジットでは「LIFEサンクスポイント」がたまるのですが、解約すると残っていたポイントは全て無効化されます。
解約後にポイントを復元させることはできません。
そのため解約する際には、LIFEサンクスポイントが残っていないか確認しましょう。
残ったポイントの交換終了後に解約する
ライフカードデポジットを解約するとLIFEサンクスポイントは無効になるので、残ったポイントを交換した後、解約するようにしましょう。
LIFEサンクスポイントの残高は、会員向けWEBサービス「LIFE-Web Desk」より確認することが可能です。
残っているポイントを交換する際も「LIFE-Web Desk」から申し込めます。
LIFEサンクスポイントの可能な交換先は下記の通りです。
- キャッシュバック(750ポイント:3,000円)
- プリペイドカード(600ポイント:3,000円分)
- 食料品(ビール・野菜ジュース・ハム)
- 家電(炊飯ジャー・掃除機・空気清浄機)
- 他社のポイント移行(dポイント・楽天ポイント・pontaポイント) など
上記のポイント交換先以外にもありますので、「LIFE-Web Desk」より確認してみてください。
そして満足のいくポイント交換をしましょう。
家族カード・ETCカードは利用できなくなる
3つ目の注意点は「追加カードが利用できなくなる」ということです。
ライフカードデポジットでは追加カードとして「家族カード・ETCカード」を発行することができるのですが、解約すると両方とも利用できなくなります。
特にETCカードは車に挿入したままの方が多いと思うので、注意が必要です。
解約したことを忘れてETCレーンに入ってしまうと、大きな事故につながる可能性が大いにあります。
さらに家族で1枚のETCカードを利用していた際には、利用していた家族全員に報告するようにしてください。
また解約する際には、ETCカードを利用する予定が直近でないかも確認しましょう。
電子マネーも利用できなくなる
4つ目の注意点は「電子マネーが利用できなくなる」ということです。
ライフカードデポジットでは「ライフカードID」や「Apple Pay」などが登録できるですが、全ての電子マネーが利用できなくなります。
日頃から財布を待たずに電子マネーで決済されていた方は、特に注意が必要です。
電子マネーはクレジットカードと連携していなくても利用できるので、解約するタイミングで他の電子マネーに登録しておきましょう。
携帯料金・公共料金の支払い方法を変更したか確認する
5つ目の注意点が「携帯料金・公共料金の支払い方法を変更したか確認する」ということです。
上記でもお伝えしましたが、携帯料金・公共料金の支払い方法を変更していないと、解約してもずっと請求がきます。
さらにその請求に気付かずに携帯料金・公共料金を支払えていないと、携帯電話が使用できなくなったり、水道やガスが止められる可能性もあります。
そのためライフカードデポジットを解約する際には、携帯料金・公共料金の支払い方法を変更するようにしてください。
万が一忘れてしまっていた場合は、支払いが止まっていないかすぐに確認しましょう。
年会費の支払うタイミングを確認する
6つ目の注意点が「年会費の支払うタイミングを確認する」ということです。
ライフカードデポジットではカードの種類によって5,000円・10,000円・20,000円と年会費が発生します。
年会費は言葉の通り、1年分の料金を一回で支払います。
そのため支払うタイミングを把握していないと、無駄に年会費を支払うことになります。
例えば、年会費の支払いは2月だったしましょう。
その場合3月に解約することになると、約11ヶ月分の年会費が無駄になります。
年会費の支払いが2月だった場合は、1月中に解約することが最適でしょう。
もし、ライフカードデポジットの年会費を支払ってしまった場合は、1年間利用してから解約することをおすすめします、どうしてもすぐに解約した場合は、年会費には目を瞑り解約しましょう。
入会してどのくらい経過しているか確認する
最後の注意点が「入会してからどのくらい経過しているか」ということです。
クレジットカードに入会したばかりで解約してしまうと、「すぐに解約する人」という認識をされます。
カードの申し込み・発行・解約の情報は全てのカード会社が確認できるので、どのカード会社からも「すぐに解約する人」と認識されて、ライフカード以外のカードも発行しにくくなります。
クレジットカードの審査では、発行から解約までの期間も確認されるので、解約する際はどのぐらい経過しているか確認するようにしてください。
目安としては最低6カ月は経過しておく必要があります。
解約したあと保証金が返還される
冒頭でもお伝えしましたが、ライフカードデポジットは「保証金(デポジット」を預けるクレジットカードです。
保証金を預けることで、過去に延滞経験がある方や審査に不安のある方でも審査に通りやすくなります。
その保証金は解約後に返還されます。
ただし、入金の利用明細が存在しないことを条件に補償金が返還されます。
そして返還されるタイミングは、解約日より2カ月後が目安となります。
少し気が遠くなりますが、必ず返還されるので気長に待ちましょう。
注意点を確認して損しないように解約する
この記事ではライフカードデポジットで解約方法についてお伝えしましたが、利用残高が残っていると解約できません。
解約を希望される方は、利用残高を0円にしてから解約するようにしましょう。
そしてライフカードデポジットを解約する際には、7つ注意すべき点があります。
解約後のトラブルやポイントを無駄にしないためにも、上記でお伝えした注意点を参考に解約してください。