ミライノカードでキャッシングする方法!金利・返済方法は?

ミライノカードでキャッシングする方法!金利・返済方法は? クレジットカード一覧

クレジットカードは買い物をするのが本来の機能ですが、キャッシング枠も付いています。
一切使わない人から、まとまった額を借り入れる人まで使い方は様々ですが、きちんと使うならキャッシングは便利なものです。

カードによっては、キャッシングの性能が消費者金融を上回るものもあります。
比較的新しい住信SBIネット銀行のクレジットカード、ミライノカードのキャッシング機能はどうでしょうか。

キャッシング目的で作る価値も十分あるカードだといえます。その特性を見ていきましょう。

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クレジットカードキャッシングの注意点

ミライノカードについて触れる前に、クレジットカードキャッシング全般について振り返っておきましょう。

キャッシングは利息が付くもの

クレジットカードは、1回払いや2回払い、ボーナス一括払いなどで支払っていれば利息は付きません。

利息の発生する使い方が、ショッピングのリボ払い、分割払いとともに、キャッシングです。
当然のことですが、キャッシングをする際は、利息を付けて返済しなければならないことに注意しましょう。

消費者金融のカードローンより気軽に思うかもしれませんが、性質は一緒です。
額の多少にかかわらず、借金であることを自覚して使うようにしましょう。

キャッシングに頼り過ぎないためには、日ごろから支払全般をキャッシュレスに移行しておくことも重要です。手元に現金がなくても困らないようにしておきたいものです。

海外キャッシングは非常に便利

キャッシングは利息が発生するので、使い方には十分気を付けるべきです。
とはいえ、海外キャッシングのように、積極的に使って構わない方法もあります。

海外キャッシングは、海外のATMで、クレジットカードから現金を引き出す行為です。現地通貨が出てくること以外、国内でのキャッシングと一緒です。

さらに形は借入れであっても、同時に両替もできています。

海外キャッシングは両替レートが有利なため、利息を支払っても十分に得になるのです。
海外では、特に欧州などではJCBカードは利用可能店舗が少なく分が悪いのですが、キャッシングに関しては提携ATMが多いので、全く問題ありません。
この記事で取り上げるミライノカード(JCB)も、海外キャッシングの利便性ではそん色ありません。

ミライノカードのキャッシング枠の使い方

ミライノカードのキャッシング枠の利用方法を見てみましょう。

まず気を付けたいのは、このカードは国際ブランドが2種類あって、性質が大きく違うこと。
2種類とはJCBとMastercardですが、それぞれのカードを発行している会社も違い、キャッシング枠の特徴も異なります。ですから、それぞれ別個に見ていきます。

なおミライノカードの場合、キャッシングも含めて、ほとんどの機能においてJCBのほうが優れています。
Mastercardは世界2位のカードブランドです。ですから海外旅行の際は、Mastercardののほうがずっと強いです。

ですが普段使いにおいては、ミライノカードを持つならJCBのほうがお勧めです。

ミライノカード(JCB)のキャッシング利用方法

キャッシングの手段として、振込みとATM、キャッシングの内容として一括払いとリボ払いが選べます。
この点、ミライノカード(JCB)も、多くのクレジットカードと同様です。

最近のクレジットカードでは、ほぼ例外なく個人別のログインページが用意されていて、そちらでキャッシングを含め多くの手続きが可能です。

ミライノカード(JCB)の場合、「My JCB」にログインします。
平日の午前9時から午後2時30分までの間なら、My JCBから振込キャッシングを申し込めば、手数料無料で即座に振り込んでもらえます。

カード本体を使って、コンビニや銀行のATMで暗証番号を入力して引き出すこともできます。
ATMの場合、手数料が必ず発生します。1万円まで100円、1万円超の場合で200円(それぞれ税別)です。
平日であれば、手数料の掛からない振込キャッシングがお勧めです。

借りる際には、一括払いとリボ払いとが選べます。

リボ払いは毎月一定額を返済する借入れ方法で、長期的に返済していく場合に便利ですが、そのケースだけに役立つものではありません。

ちょっと借入れをして、支払日を待たずすぐに返済したいという場合も、リボ払いを選びましょう。リボ払いの場合、残高をATMでいつでも返済できます。入金時には、手数料は発生しません。

一括払いでの借入れを、後でリボ払いに変更することもできます。これもMy JCBからおこないます。

ミライノカード(Mastercard)のキャッシング利用方法

ミライノカード(Mastercard)の場合、「LIFE -Web Desk」にログインして手続きします。

ログイン先から振込キャッシングの依頼をすることができます。
平日午前0時から10時までに申し込むと、当日午後4時頃入金されます。
ライフカードの共通項ですが、10時までなので使い勝手はよくありません。
10時を過ぎると、翌営業日の振込みです。
ATMでの出金に関しては、ミライノカード(JCB)と同様です。
JCBと大きく違っているのが、随時返済

発行元であるライフカードの共通項ですが、リボ払いの際の随時返済がATMでできません。

ライフカードのインフォメーションセンターに電話し、振込でおこなわなければなりません。
ミライノカード(Mastercard)は、返済については、著しく利便性が落ちるわけです。

ミライノカードの年会費に注意

ミライノカード、特にJCBは、キャッシング枠のために持ってもいい1枚です。
ですがカードローンと異なり、年会費が発生するので気を付けましょう。

ミライノカードのスタンダードカードは、年会費は900円(税別)です。JCB、Mastercard共通です。
決して高いものではありませんが、年会費はカードローン商品にはないものです。
ただしこの年会費、発生させないことができます。

入会初年度は無料ですし、1年目のショッピング額合計が10万円以上あれば、翌年度の年会費も無料となります。

ショッピング枠も月1万円程度は使ったほうがいいでしょう。

ミライノカード(JCB)のキャッシング枠

改めて、ミライノカードのキャッシング枠について国際ブランド別に詳しく見ていきます。
ミライノカード(JCB)は、住信SBIネット銀行が直接発行しています。

銀行発行のクレジットカードは、貸金業法ではなく銀行法に基づいてキャッシング枠を付けてくれるものがあります。
このタイプは、申込みの際入力するフォームに、キャッシング枠の希望設定額を入力する欄がないので識別できます。

ミライノカード(JCB)については、銀行発行であっても、このタイプではありません。ですからカード申込み時に、キャッシング枠の希望額を入力します。

キャッシング枠を選ばないことで、クレジットカード審査の確実性を上げることもできます。
もちろん、キャッシング枠目当てでカードを申し込む人もいるでしょう。ですがその場合も、確実に審査を通すためには、過大な数字を入力しないほうがいいでしょう。

ミライノカード(JCB)は、住信SBIネット銀行口座がなくても申し込めますが、あったほうが有利です。口座があると、ポイント還元率が0.5%から1.0%になるため。
もっとも、キャッシング枠を主として使いたいのなら、どの銀行口座でもいいでしょう。

ミライノカード(JCB)の金利は低い

ミライノカード(JCB)のキャッシング枠で特筆すべきは、金利の低さ。実に15.0%です。

一般的なクレジットカードのキャッシング枠では、18.0%というものがほとんど。これは、利息制限法で定められた上限の数字です。
消費者金融のカードローンも、ほぼこの数字。

15.0%とは、100万円以上の限度額の場合の、法律上の上限利息です。
ゴールドカード以上の高グレードのクレジットカードの場合、キャッシング枠をこの数字にしてくれる場合があります。もっとも、必ずではありません。

スタンダードクラスのカードでもこの低い金利でスタートできるミライノカードは、キャッシングをするのにかなり恵まれています。

公式サイトでもまったくこの低い金利を強調していませんが、実はかなり珍しいものです。
金利に敏感な人なら、最初から金利狙いでミライノカードのキャッシングを考えてもいいでしょう。

金利の違いを計算する

ミライノカード(JCB)の金利が18.0%でなく15.0%であることが、具体的にどういった差になるか見てみましょう。

30万円を、1年間借りっぱなしにすると仮定します。実際には返済をしていかなければなりませんので、便宜上です。

  • 金利18.0%のときの利息・・・54,000円
  • 金利15.0%のときの利息・・・45,000円

1年間で実に9,000円の差が付くわけです。
ちなみに、消費者金融やクレジットカード以外で申し込む機会が多いのが、銀行カードローン。審査はやや厳しくなります。

銀行の場合、14%台の金利が多いです。14.6%というよくある金利で30万円を1年借りっぱなしにした場合は、こうなります。

  • 金利14.6%のときの利息・・・43,800円

ミライノカード(JCB)の金利は、消費者金融よりも銀行カードローンにずっと近いことがわかります。

ミライノカード(JCB)の締め日支払日など

ミライノカード(JCB)は、毎月15日締めの、翌月10日払いです

支払いの日数は、月により23~26日となります。ただし、10日が土日祝日の場合は次の平日にズレますので、さらに開く場合があります。

キャッシングリボ払いの場合、毎月の返済額は、限度額と連動した最低支払額だけが初期設定で決まっています。

返済額が少ないと利息が減りませんので、My JCBで変更するといいでしょう。
最低支払額のままで使う場合、ATMでの随時返済を積極的に行うと、利息の発生を最小限にできます。

ミライノカード(Mastercard)のキャッシング枠

ミライノカード(Mastercard)は、ライフカードが発行しています。
決済口座が住信SBIネット銀行のみとなっているカードで、このカードが欲しい場合は先に口座を作成しておかなければなりません。

金利は18.0%です。ごく一般的な金利のキャッシング枠です。
100万円のキャッシング枠の場合は、法律にのっとって15.0%となります。

ただし、100万円のキャッシング枠はそうそう手に入らないでしょう。
100万円のキャッシング枠を入手するためには、法律上、最低でも年収が300万円は必要ですが、実際にはもっと高い年収が必要になるでしょう。

ミライノカード(Mastercard)の締め日支払日など

ミライノカード(Mastercard)は、毎月5日締めの、当月27日払いです。

支払いの日数は、22日。27日が土日祝日の場合は次の平日にズレますので、さらに開く場合があります。
ショッピングに関しては、支払いまでの期間、いわゆる支払いサイトの狭さは、JCBよりも不利となります。

ただしキャッシングの場合は、支払いサイトが何日であっても、有利不利の問題はありません。利用日から返済日までの間までの利息が発生するからです。
毎月の支払額は、前月末の借入残高に応じて自動で決定されます。残高に応じて、1万円~4万円となります。

ATMで随時返済ができませんので、細かく返済していくことがしづらいカードですが、なるべく大きい単位でまとめて振込みにより、返済をしていきましょう。

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