「高い年会費を払ってまでプラチナカードを持つ意味はあるのだろうか?」と考える方も多くいると思います。
年会費無料のクレジットカードもあれば、年会費が数十万円とかかるものまで様々なランクが存在。
プラチナカードでは会員者が得をする「特典」や「サービス」、「補償」などが利用できます。
使い方次第では、年会費以上にメリットがあることも。
また会員者のステータス性も高く、付加価値や満足感のあるカードです。
今回、「プラチナカードの年会費は無駄ではない!」と言える点について解説していきます。
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プラチナカードの年会費が高い理由の一つ!ステータスが高い
クレジットカードにより会員ランクが設けられていて、プラチナカードの場合は一般カードやゴールドカードよりもステータスの高いカードです。
高級感のあるデザインのものも多く、ゴールドカード以上に充実したサービスや特典が付帯しています。
プラチナカードを持ちたいと思う人も多く、ステータスを手に入れたい方やサービスを重視する方など目的は様々。
カードの提示だけで受けられるサービスや、カードを使用することで得をすることもあります。
プラチナカードはとても魅力的で様々な特典が充実しています。
年会費はどのくらい?
それでは年会費はどのくらいなのでしょうか。
年会費はカード会社により価格帯は様々で、2万円~6万円のものもあれば、中には10万円台のものもあります。
比較的、年会費が高いものの方が、補償やサービス内容などより充実していることも。
しかし、高ければ何でも良い訳でもなく、人により求める内容が違うので、自分に合っているのか規約等の内容を確認する必要があります。
中には、高いものにしようと考えていたけれど、安い年会費のプラチナカードの方が合っている、という方もいるかもしれません。
しっかりと見極めていきましょう。
「年会費が無駄」と言われるワケは?
年会費が無駄だと思われる理由として考えられるポイントはいくつかあります。
その理由をご紹介していきます。
- 年会費以上にプラチナカードのサービスや補償を満足に使い切れていない
- 使用する頻度が少ない
- サービスに満足がいかなかった
年会費以上にプラチナカードのサービスや補償を使い切れていない
プラチナカードには多くのサービスが付帯されています。
充実した補償やサービスがあるのはとても嬉しいポイントでもありますが、一方で規約が細かく、そして幅広過ぎるために使いきれないなど内容を網羅しきれないケースも。
一般カードやゴールドカード以上に盛りだくさんになっているため、本来なら受けられたサービスや補償を利用できていない方もいるのでもったいないですよね。
そうなると、別途に他社へ支払いをしてサービスや補償を受けてしまうことになるので結果的に損してしまいます。
サービス内容を理解していないと、プラチナカードのメリットを感じることができずに年会費が「無駄」だと考える方も。
せっかく会員になるのならば、しっかりと内容を確認したうえでお得に利用できると満足感が高くなります。
使用する頻度が少ない
「プラチナカードを作ったのはいいけれど、あまり使わない…」「使わないからポイントも貯まらない…」
このように感じる会員も多くいるのではないでしょうか。
プラチナ会員に限らず、クレジットカードのポイントがなかなか貯まらないと感じる方も多くいます。
その原因として、複数枚のクレジットカードを使用することで、それぞれポイントが分散している可能性があります。
ポイントを重視し、貯めていきたい方はメインのクレジットカードに絞りクレジットカードで支払をするとポイントが貯まりやすいでしょう。
また、日ごろの買い物や支払いをキャッシュ払いにしているかたは、メインのクレジットカードに絞ることでポイントが貯まりやすくなり、更に支払った金額をアプリでチェックできるのでとても便利です。
また、プラチナカードによってはカードを利用して購入した商品に対し返品補償や破損時の保証が適用されることも。
プラチナカード会員になったら、日頃の買い物や公共料金の支払などを含めメインカードとして利用してみてください。
サービスに満足がいかなかった
各クレジットカード会社や国際ブランドにより、サービス内容は様々。
申込みをする前に、自分の求めるサービスや補償が入っているのか確認を怠らないように気を付けましょう。
また、他のプラチナカードとの比較し、自分に合ったものを選ぶことがとても大事です。
例えば、電話でコンシェルジュサービスに問い合わせることが多い方は、自動音声案内ではなく、直通のコンシェルジュサービスのあるプラチナカードを選択するなど自分が付帯サービスに求めるポイントを決めておくといいかもしれません。
年会費以上に得をする!プラチナカードを持つメリットとは?
プラチナカードには、年会費を支払うだけの価値やメリットがあります。
会員が無料で利用できる下記5つのメリットについて紹介していきます!
- コンシェルジュサービスの利用
- 空港ラウンジの利用
- プライオリティ・パスが無料で付帯
- 保険や補償の付帯
- ホテルやレストランでの優待
コンシェルジュサービスの利用
コンシェルジュサービスを通じて、レストランやホテル、旅行などの予約してもらうことができます。
また希望条件を伝えることで、その条件に合ったものを代行で調べてくれます。
忙しくて調べることや予約をついつい後回しにしてしまう方におすすめ。
また、プラチナ会員向けの舞台やコンサートのチケットを優先的に確保してくれます。
レストランでは、2名以上のコース料理予約で会員1名無料になる優待サービスを受けられるお店の選定と予約まで完了してくれることも。
優待サービスが多すぎて覚えきれない方も、コンシェルジュサービスで聞けばすぐに解決します!
プラチナカードの種類によっては電話以外にもメールで対応してくれるので、メール派の人も利用しやすいですよね。
空港ラウンジの利用
ほぼ全てのプラチナカード空港ラウンジを無料で利用できる特典が付いています。
空港ラウンジでは、出発前の空き時間にゆっくり過ごしたり、ビジネスマンは仕事を進めたりなど時間を有効的に活用することができます。
空港ラウンジ内では下記のサービス利用が可能です。
- ドリンクサービス
- Wi-Fiの利用
- 雑誌・新聞の閲覧
- マッサージ機の利用
- コピー機の利用
※内容はラウンジにより異なり、一部有料のサービス有
プラチナカードにより、同伴者1名無料になる特典もあります。
プライオリティ・パスが無料で付帯
大体のプラチナカードには、世界中のVIPラウンジを利用することができる「プライオリティ・パス」が無料で付帯。
プライオリティ・パス会員になるには本来年会費がかかり、最も安いスタンダード会員であっても99ドル以上の年会費と、利用ごとに毎回32ドル料金の支払が必要となります。
プラチナカードによっては無料で最高ランクのプレステージ会員に登録することができ、429ドルの年会費が無料になります。
プライオリティ・パスで利用できるラウンジでは、通常の空港ラウンジより利用できる範囲が広がり無料の軽食や、アルコール等が用意されているところも。
一部のラウンジでは仮眠室、スパトリートメント、マッサージルーム等が利用できるラウンジもあります。
中には有料のサービスもありますが、支払は提携したクレジットカードから引き落としされるので、現金を持ち歩かずに利用できるラウンジも。
また、会員カード所持不要でスマートフォン上で提示する「デジタル会員カード」もあります。
プライオリティ・パスを利用することで、空港での待ち時間も有意義な時間を過ごすことができるので、プラチナカードを保有している人は利用する価値あり!
保険や補償の付帯
プラチナカードには充実した保険や補償が付帯しているものがとても多いです。
主に下記の様な保険や補償が付帯していることがほとんどですが、各プラチナカードにより規約や内容違うため必ず約款を確認しましょう。
- 旅行傷害保険
- 個人賠償責任保険
- 買い物保険
- 航空便遅延保険
クレジットカードに保険・補償が組み込まれていることで別途保険の契約をする手間やお金がかからないことがメリットです。
例えば、海外旅行の際に「海外旅行保険」に必ず加入するという方は、プラチナカードで同等の保証を備えている場合もあるので、手続きの必要がありません。
ホテルやレストランでの優待
提携したホテルやレストランで優待を受けることができます。
ホテルの場合、無料で部屋のアップグレードや朝食無料、アーリーチェックイン、レイトチェックアウト等ができることも。
また提携レストランでは、2名以上のコース料理予約で1名分無料になるプランもあります。
事前予約を必須としていることも多いため、利用前に料理店へ必ず確認をしましょう。
自分で確認をとる時間がない方は、コンシェルジュサービスを利用もおすすめ。
優待に利用回数制限がないのも嬉しいですよね。
それでも年会費の金額が気になる…という方。
プラチナカードの年会費は安いものではありませんよね。
便利なことはわかったけど、それだけの金額を支払うメリットはあるのかな?と考える方が多いと思います。
実際に利用するとどのくらい得をすることができるのでしょうか
海外旅行や出張へ行く方の場合
例えば、会社員の男性が年に一度夫婦で海外旅行と、年に数回海外出張に行く場合。
- 海外旅行(年間1回):海外旅行保険料金 約1万円
- 宿泊ホテルのアップグレード・朝食料金の無料 約2万円相当額(空室状況による)
- 空港ラウンジの利用:別途プライオリティ・パスの加入 約43,600円
一名で実質年間約73,600円分プラチナカードの保証とサービスにより無料で利用していることになります。
それが夫婦となれば、73,600円×2人=147,200円
家族カードの発行が無料!さらに補償内容はそのままというプラチナカードもあるので、一人分の年会費で家族も補償やサービスの対象となります。
あくまで一つの例ではありますが、使い方次第で数十万円もお得になる場合もあります。
さらにマイルが貯まり、還元率の良いプラチナカードの場合は決済をするだけで将来的にマイルを航空券に交換することもできるようになります。
年会費5万円は月額で考えると以外にも安い!
年会費が5万円の場合、5万円÷12か月=一か月あたり4,167円
と、大手の通信会社でスマートフォン契約をするよりも安価で、利用することができます。
1か月あたり4,167円でこれまでご紹介したサービスや補償内容が使えることを考えるととてもお得だと思いませんか?
また日常で使用している家電の故障などに備えた保証も含まれているカードもあるので、毎月の保険料をプラチナカードでまとめると考えるだけでも大きなメリット。
プラチナカードの年会費を無駄にしない使い方をしよう
プラチナカードはステータス性の高いクレジットカードのため、様々な面で優遇やサービス、補償を受けることができます。
プラチナカードのメリットを最大限に活かすためには、自分に合ったカード選びと必ず利用規約を読むことが大切。
金額面でのメリットも重要ですが、プラチナカード会員は満足度を重要視している方が多く使用しています。
プラチナカードは使い方次第で年会費以上に価値のあるものになります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!