憧れのプラチナカードを若いうちからもって周りに差をつけたい…。
「プラチナカードホルダー」というとほんとのお金持ちしか持てない、大企業に勤めているエリートしか持てないというイメージがある方も多いのではないでしょうか。
ゴールドカードは年々審査難易度が下がり、女性の方でも持っているくらいですから、「人とは違ったワンランク上のカードで差をつけたい」という方も多いでしょう。
プラチナカードというと審査が厳しいイメージがあるともいますが、中にはプラチナカードの中でも比較的審査が甘く、20代の方でも作れるプラチナカードも存在します。
ここでは、プラチナカードが欲しいけど審査が不安…という方に対して、審査が甘く通過しやすいプラチナカードを紹介していきます。
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プラチナカードの入手方法
現在プラチナカードの入手方法は2通りあります。
- ゴールドカードからの招待制(インビテーション)
- 直接申し込み
ゴールドカードからのインビテーションで入手するには、プラチナカードを手に入れたいカード会社のゴールドカードを作り、利用で信用実績を積むとカード会社から招待状が届きます。
今まではこちらの招待制のカードが普通でしたが、アメックス・プラチナカードなどの主要カードもインビテーションなしで直接申し込めるようになりました。
直接申し込みできるようになったため、プラチナカードの審査のハードルはだんだんさがってきています。
審査が甘いプラチナカードの特徴
プラチナカードの審査が下がったといっても、やはり一部のプラチナカードは審査難易度が高く、年収に自信がない20代の方が申し込んでも審査落ちしてしまいます。
しかし、以下の条件を含むプラチナカードは比較的審査が甘めです。審査に自信がない方は参考にしてみてください。
- 申し込み年齢が20歳のカード
- 年会費が2万円程度しかかからない
- プロパーカードではなく提携カード
申し込み年齢が20歳以上のカード
申し込み資格が20歳以上のプラチナカードは比較的審査が甘めです。
もし申し込み資格が30歳以上となっている場合、年齢相応の収入を求められます。大手転職サイトdodaが行ったでは、年齢別の年収は以下のようになっています。
年代 | 全体 | 男性 | 女性 |
---|---|---|---|
20代 | 356万円 | 367万円 | 319万円 |
30代 | 452万円 | 487万円 | 382万円 |
20代と30代の平均年収は全体で約100万円違っているのが分かりますね。
申し込み資格が30歳以上のプラチナカードより、20歳以上のプラチナカードの方が若い人向けの基準で設定されているため、審査に通りやすいです。
年会費が2万円程度しかかからない
プラチナカードでかかる年会費は最安で1万円、最高で13万円ものもあります。
年会費が高いカードは、年会費に見合った年収がないと審査に通りにくいです。月収が20万円の人に年会費13万円はカード会社としては審査に通すのが不安なんですね…。
それに比べて年会費2万円前後のカードは、ゴールドカードと変わらない審査基準になっているものも多いです。
審査の甘いプラチナカードを選ぶ基準として、年会費の安いプラチナカードを選ぶようにしましょう。
プロパーカードではなく提携カード
難易度の低いプラチナカードを選びたいなら、プロパーカードではなく提携カードを狙うようにしましょう。
プロパーカードとはカード会社が自ら直接発行しているクレジットカードで、提携カードはカード会社が別の会社と提携しているクレジットカードです。
プロパーカードのプラチナカードはアメックスが直接発行しているアメックスプラチナカードやJCBプラチナカードなどが上げられます。
提携カードはセゾンとアメックス社が提携したセゾンアメックスが代表的な例です。プロパーカードはプラチナカードの中でも審査難易度が高いので申し込みを避け、提携カードに申し込みましょう。
審査が甘いプラチナカード
審査が甘いプラチナカードの特徴として「申し込み年齢が20歳以上」「年会費が2万円前後」「プロパーカードより提携カード」の3つを上げました。ここからはこの3つの着目して審査が甘めのプラチナカードを紹介していきます。
審査が甘いだけでなく、プラチナカードの特典も備わっていてサービスも申し分ないカードなので、「審査が甘いから不満足…」といったことはありませんよ。
セゾン・ビジネス・プラチナ・アメックス
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード
カード年会費 | 20,000円+税(年間200万以上の利用で次年度半額) 初年度無料 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
家族カード年会費 | 3枚まで無料 |
還元率 | 0.5% |
- 国内外の空港ラウンジ無料!同伴者も無料
- 手荷物宅配3つまで無料
- 還元率1.0%
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの審査が甘い理由
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスはセゾン社とアメックス社が提携している提携カードです。
ビジネスという名前ですが、個人事業主はもちろん会社勤めの方でも申し込み可能です。会社の決済書は必要なく、身分証明書だけで申し込みできるからです。
申し込み年齢は「学生の除く20歳以上の方」で、年会費は通常2万円ですが、年間200万円利用する方なら年会費が1万円になります。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスはコスパ最強!特典も充実
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは特典内容も優れています。
- 海外旅行保険が最高1億円自動付帯
- 24時間365日対応のプラチナカードデスク
- プライオリティパス無料付帯
- 「スモール・ラクシャリー・ホテルズ」の上級会員資格
- JALマイルが還元率最大1.375%で貯まる
2名以上のコース予約で1名以上無料の特典はつきませんが、海外旅行保険・コンシェルジュ・プライオリティパスが付帯しています。
年間200万円以上利用する方が、年会費が1万円になります。年会費1万円でプラチナカードの特典が付くと考えるとすごいですね…ゴールドカードと同様の年会費で上質なサービスが受けられます。
また、海外旅行でポイント2倍、JALマイル還元率最大1.375%と、海外に行く方にもおすすめです。
Orico Card THE PLATINUM
Orico Card THE PLATINUM
Orico Card THE PLATINUMは高還元率で有名なオリコが発行する最上級のカードです。
プラチナカードなどのステータスカードになると還元率が低くなることが多いのですが、Orico Card THE PLATINUMはポイント還元率も充実しています。
Orico Card THE PLATINUMの審査基準
Orico Card THE PLATINUMの申し込み資格は「20歳以上で安定した収入のある方」
です。
年会費は2万円程度になっていること、オリコカード自体がもともとステータス重視のカードでないことから、プラチナカードの難易度としては審査が甘めになります。
Orico Card THE PLATINUMはダイニング特典もあり!
Orico Card THE PLATINUMは年会費が安いですが、プラチナカードの特典はしっかり押さえています。
- 24時間365日対応のコンシェルジュサービス
- 世界の空港ラウンジを利用できる「Lounge Key」
- 2名以上のコース予約で1名分の料金無料のダイニング特典
Orico Card THE PLATINUMにはプライオリティ・パスは付帯しません。しかし、プライオリティパスと似た「Lounge Key」が利用できるので、空港ラウンジに困ることはないでしょう。
セゾンプラチナ・ビジネスアメックスはダイニング特典が付帯していないので、ダイニング特典を求める方に向いています。
また、オリコプラチナカードの通常還元率は1.0%で、誕生日はポイント2倍、電子マネーの利用で還元率1.5%なのでポイントを貯めるのにもピッタリです。
MileagePlusセゾンプラチナカード
MileagePlusセゾンプラチナカード
カード年会費 | 50,000円 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 1.5% |
電子マネー | — |
- 還元率1.5%でユナイテッド航空のマイルが貯まる
- VISAプラチナ特典が付帯
- 貯まったマイルはANAマイルにも交換可能
MileagePlusセゾンプラチナカードの審査基準
MileagePlusセゾンプラチナカードの申し込み資格は「20歳以上で安定収入がある方」です。年会費が5万円と多少高めなので、審査が難しい感じがしますが、審査は甘めのプラチナカードに分類されます。
審査が甘めな理由は利用限度額。通常プラチナカードの利用限度額はスタート時に200万円以上、マックスで500万円以上、人によっては1500万円程度まで使えることも珍しくありません。
しかしMileagePlusセゾンプラチナカードの利用限度額は100万円~と少々低めです。そのため、審査難易度は低めと言えるでしょう。
MileagePlusセゾンプラチナカードはユナイテッド航空のマイルが貯まりやすい
MileagePlusセゾンプラチナカードはユナイテッド航空のマイルが1.5%という高還元率で貯まることです。
年間のマイル獲得上限はなく、無期限でマイルが貯められるのでユナイテッド航空のマイルを貯めている方におすすめです。ユナイテッド航空に乗らない方も、ANAマイルが同じ割合で貯められる、と聞けば欲しくなるのではないでしょうか。
また、MileagePlusセゾンプラチナカードは国際ブランドVISAプラチナ特典を受けることができます。
- 24時間対応可能なコンシェルジュサービス
- 最高1億円の海外旅行保険
- 国内外での提携レストランのホテルのレストランでの優待特典あり
プライオリティパスや1名無料のグルメ特典は付帯していないので、特典内容で言えば他に紹介しているプラチナカードに少々劣ります。
マイル還元率がいいので、プラチナカードの特典目当て、というよりはユナイテッド航空のマイルを貯めたい方のプラチナカードです。年会費も高いのでマイルを貯める目的には適していますが、それ以外のサービスを求める方は他のプラチナカードをおすすめします。
MUFGカード・プラチナ・アメリカンエキスプレスカード
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスカード
カード年会費 | 20,000円+税 |
---|---|
ETC年会費 | 無料(手数料1,000円) |
家族カード年会費 | 1枚無料 2枚目以降3,000円+税 |
還元率 | 0.3%~ |
- プライオリティパス無料!家族も利用可能
- 国内外の空港ラウンジ無料!同伴者1名も無料
- 海外旅行保険が自動付帯で最高1億円
MUFGカード・プラチナ・アメリカンエキスプレスカードの審査基準
MUFGカード・プラチナ・アメリカンエキスプレスカードは三菱UFJニコスが発行するMUFGカードとアメックス社が提携しているクレジットカードです。
申し込み資格は「20歳以上で、ご本人に安定した収入のある方(学生除く)」となっています。年会費は2万円と格安で、申し込みの年齢も20歳以上になっているので、審査基準は難しくないカードと言えます。
MUFGカード・プラチナ・アメリカンエキスプレスカードはコスパがいい
セゾンプラチナ・ビジネスアメックスと並んで、コスパがいうのがこのMUFGカード・プラチナアメックスです。
年会費は2万円ながら、プラチナカード特有の特典はすべて付帯しています。
- 24時間365日対応のコンシェルジュ
- プライオリティパス付帯
- 2名以上のコース予約で1名分無料サービス
- 海外旅行保険が1億円自動付帯
見て分かる通り、プラチナカード特有の特典はすべて付帯しています。セゾンプラチナ・ビジネスアメックスはコース料金の1名無料がありませんでしたが、MUFGプラチナ・アメックスにはグルメ特典もしっかり付帯しています。
セゾンプラチナ・ビジネスアメックスはグルメ特典がない代わりに、年会費が1万円で持てる可能性が高いので1番目に紹介しましたが、接待やデートなどでレストランに行くことが多い方はMUFGカード・プラチナアメックスがおすすめです。
エポスプラチナカード
エポスプラチナカード
カード年会費 | 30,000円+税 条件次第で20,000円+税 |
---|---|
ETC年会費 | 実質無料 |
家族カード | — |
還元率 | 0.5%~ |
- 年間100万円以上の利用で年会費2万円
- プライオリティパス無料付帯
- 高級レストラン1名無料
エポスプラチナカードの審査基準
エポスプラチナカードの申し込み資格は「20歳以上の方(学生除く)」です。プラチナカードなので安定収入がある程度あることは必須条件なのですが、他のプラチナカードのように「本人に安定収入」「継続収入があること」の記載がないので審査は甘めに設定されています。
実際に主婦の方でもエポスプラチナカードのインビテーションが来たという口コミも見られます。
エポスプラチナカードはゴールドカードからのインビテーションでしか申し込みができませんでしたが、現在では直接申し込みが可能になっています。ただインビテーションなしだと年会費が3万円になってしまいます。
インビテーションから申し込むと年会費は2万円になります。インビテーションの基準はエポスゴールドカードを持って年間100万円以上決済すると招待状が届きやすいと言われています。
エポスプラチナカードは利用で年会費以上のポイントがもらえる
エポスカードプラチナカードは年間利用額が100万円以上で2万円ポイント、200万円以上で3万ポイント、と使えばつかうほど年会費以上のポイントがもらえるクレジットカードになっています。
実質無料でプラチナカードを手にできるカードはなかなかないので、特典とポイント率どちらとも欲しい方におすすめのクレジットカードです。
- ポイントの有効期限なし
- プライオリティパス付帯
- 国内の空港ラウンジ付帯
- 24時間365日対応のコンシェルジュ付帯
- 海外旅行保険が最高1億円自動付帯
- 2名以上のコース利用で1名分無料
年会費2万円でプラチナカードに付帯している特典がほぼすべて付帯しています。MUFGカードとの違いはステータス性と国際ブランドの違いでしょうか。VISAブランドは世界シェアNO.1なので使いどころに迷うこともありませんよ。
SuMi TRUST CLUB プラチナカード
SuMi TRUST CLUB プラチナカード
SuMi TRUST CLUB プラチナカードの審査基準
SuMi TRUST CLUB プラチナカードの申し込み資格は「25歳以上(SuMi TRUST CLUB プラチナカード VISAカードとしての所定の審査あり)」です。
所定の審査とありますが、SuMi TRUST CLUB プラチナカードに限ったことでなく、一般カード~プラチナカードにいたるまでカード会社の所定の審査があることは必須なので、あまり気にする必要はありません。
他のカードに比べると年会費や申し込み年齢が高めですが、審査突破に必要な年収は400万円~450万円程度です。
SuMi TRUST CLUB プラチナカードの特典内容
SuMi TRUST CLUB プラチナカードは還元率が高く、1.0%~1.6%です。100円の買い物で4ポイントが貯まります。
さらに年間利用金額に応じてボーナスポイントがもらえます。ポイントの有効期限がないので貯めやすいカードです。
- 高還元率でポイントの有効期限なし
- コース料金2名以上で1名無料
- 24時間365日対応のコンシェルジュサービス
- 海外旅行傷害保険が1億円利用付帯
- プライオリティパス付帯
- カードラウンジが無料
海外旅行保険は利用付帯なのが残念ですが、ポイント還元率に特化しておりプライオリティパス・コース料金無料特典が付帯しています。
人と被らないですし、見た目もオシャレなので見ためで選びたい方にもおすすめです。
いつかは上級カード…ステータス性のあるプラチナカードを入手する方法
今は年収や勤続年数的に上級プラチナカードの審査が怖いけどいずれは…と思っている方はゴールドカードからのインビテーションでプラチナカードを狙いましょう。
プラチナカードを一刻も早く手に入れたい気持ちも分かりますが、後々上級ランクのプラチナカードを狙うなら欲しいカードのゴールドカードを持っておくべきです。
上級ランクのプラチナカードをいきなり申し込むのは審査ハードルが高いですが、インビテーションなら直接申し込みよりはるかに低い基準で審査に通過できますよ。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
カード年会費 | 29,000円+税 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 0.5% |
電子マネー | — |
- 国内外の空港ラウンジ無料!同伴者1名も無料
- 提携レストラン2名以上の利用で1名無料
- プライオリティパスが年に2回無料
ステータスと言えばアメックス…のイメージの方も多いのではないかと思います。審査の甘いプラチナカードでセゾンプラチナ・アメックスを紹介しましたが、やはりプロパーのアメックスプラチナとは年会費はもちろん審査難易度やステータスも異なります。
やはりアメックスオリジナルのプラチナカードが欲しいという方は、プラチナを目指すためにアメックス・ゴールドカードに申し込みましょう。
アメックスゴールドはゴールドカードの中で1番といってもいいぐらい特典内容が充実しており、プライオリティオパス無料(年に2回)、提携レストラン2名以上のコース利用で1名無料など、通常プラチナカードに付帯している特典が付帯しています。
ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカード
カード年会費 | 22,000円+税 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
家族カード年会費 | 4枚まで無料 |
還元率 | 0.4~1.0% |
- 利用金額に一律の制限なし
- ポイントの有効期限が無期限
- 海外旅行保険が最高5000万円自動付帯+空港ラウンジ無料
アメックスと並んでステータスカードの代表として知られるダイナースクラブ、ダイナースクラブカードの最上位をして「ダイナースクラブプレミアムカード」はサービスもステータスも充実しています。
プラチナカード、ブラックカードを少しでも調べたことのある方の中には、憧れのある方も多いのではないでしょうか。
ダイナースクラブプレミアムカードは招待制のみなので、欲しい方はダイナースクラブカードに申し込むことをおすすめします。
ポイントの有効期限がなく、マイル還元率も高いのでマイルを貯めているかたにもおすすめです。
審査の甘いプラチナカードで憧れのプラチナカードホルダーになろう
プラチナカードといってもゴールドカードとほぼ年会費が変わらないカード、年収400万円程度で申し込み可能など審査の甘いプラチナカードはたくさんあることが分かりました。
ゴールドカードからのインビーてションではなく、プラチナカードの直接申し込みをしたい方は以下のポイントに注意してプラチナカードを申し込みましょう。
- 年会費が2万円前後
- 申し込み資格が20歳以上
- プロパーカードでなく提携カードを申し込む
審査に通りやすいカードに申し込み、ある程度の年収(最低でも年収300万円以上)がある方は20代でも十分プラチナカードホルダーになれますよ!