楽天ビジネスカードのメリット・デメリット!審査・ポイントを徹底解説!

楽天カード 法人 楽天ビジネスカード

楽天ビジネスカードはその名のとおり、法人・個人向けのクレジットカードです。

しかし、通常のビジネスカードと異なり、楽天ビジネスカードは単体での発行はできません。

楽天ビジネスカードを申し込むためには、楽天カードのゴールドカードにあたる楽天プレミアムカードの発行が必ず必要になります。

楽天ビジネスカード単体では発行できないことを頭にいれて、楽天ビジネスカードのメリット・デメリット・特典内容を見ていきましょう!

※本ページにはPRが含まれます。

楽天ビジネスカードの基本情報

楽天ビジネスカード

楽天ビジネスカード
カード年会費 2160円
ETC年会費 1枚無料
2枚目以降500円
ETC発行手数料 無料
還元率 1.0%~5.0%
電子マネー
  • ETCカードが何枚でも発行可能!
  • 楽天市場でポイント5倍
  • 会社としての審査が不要

 

国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
入会資格 20歳以上
本人に安定した継続的な収入のある方
楽天プレミアムカードを所持している方
ショッピング利用可能枠 ~300万円
楽天プレミアムカードと併せて最高300万円
支払い方法 国内:1回払い、2回払い、分割払い、リボ払い、ボーナス払い
海外:1回払い
締め日・支払日 月末締め・翌月27日払い
交換可能ポイント 楽天ポイント
交換可能マイル ANAマイル
電子マネー機能
スマホ決済

楽天ビジネスカードは単体での発行ができない!

楽天ビジネスカードは単体での発行ができません。

楽天ビジネスカードを発行するには、楽天プレミアムカードを申し込む必要があります。

つまり、楽天ビジネスカード自体の年会費2160円ですが、楽天プレミアムカードの年会費10000円も必然的にかかってくるため、年会費は2160円+10000円(+税)がかかります。

楽天ビジネスカードのメリット

  • 通常還元率が1.0%以上
  • ETCカードは何枚でも発行可能
  • 一般的なクレジットカードと比較して審査が甘め
  • VISAビジネスオファーが使える

通常還元率が1.0%

楽天カードは還元率1.0%以上で有名ですが、楽天ビジネスカードも同様に通常還元率が1.0%です。

100円で1ポイント貯まり、貯まったポイントは1ポイント1円から使えます。

楽天市場ではポイント最大5倍

通常還元率は1.0%ですが、楽天市場で楽天ビジネスカードを利用すると合計最大5倍のポイントが貯まります。

通常ポイント1倍+楽天ビジネスカードでの決済最大4倍=最大5倍

ただし、常に5倍のポイントが貯まるわけではなく、「スーパーポイントアッププログラム」の特典になります。

楽天ポイントクラブの会員ランクに応じて獲得上限があるので、よく確認しておきましょう。

楽天ビジネスカードで貯まったポイントは、楽天プレミアムカードに貯まる

楽天ビジネスカードで貯めたポイントは、楽天プレミアムカードに貯まります。

ビジネスカードで貯まったポイントをどういう風に使えばいいか分からない方も多いのではないでしょうか。

楽天ビジネスカードなら、貯まったポイントを個人で自由に使えるため使い道にも困りません。

ETCカードは何枚でも発行可能

楽天カードは子カードを発行できませんが、ETCカードは何枚でも発行可能です。

年会費は1名目は年会費無料、2枚目以降はETCカード1枚につき500円+税の年会費がかかります。

利用明細は個人用・会社用で2枚発行される

楽天ビジネスカードと楽天プレミアムカードのポイントは合算されますが、利用明細は会社用と個人用で2枚発行されます。

利用明細が2枚ため、カードを使ったのかが会社なのか個人なのかをきちんと把握できます。

一般的なクレジットカードと比較して審査が甘め

楽天ビジネスカードは、通常のビジネスカードに比べて審査に通りやすいのが特徴です。

楽天プレミアムカードを発行できたなら、楽天ビジネスカードの審査に通る可能性はかなり高いです。

法人の方はもちろん、個人事業主の方や赤字続きの会社でも審査通過可能です。

楽天ビジネスカードの審査に会社の業績は関係ない

楽天ビジネスカードは、楽天プレミアムカードの追加カードとして申し込みます。

つまり、審査は個人に対してになるため、会社の業績や設立年数、会社の規模は全く関係ありません。

新しい会社でも、個人事業主でも法人カードが持てる点が、楽天ビジネスカードの人気の秘密です。

VISAビジネスオファーが使える

楽天ビジネスカードでは、ビジネスシーンで使える特典「VISAビジネスオファー」が利用可能です。

VISAビジネスオファーでは以下のようなサービスが受けられます。

  • 全国提携レストランで飲食代10%OFF、コース料金割引
  • 東武トップツアーズの自社商品3%引き
  • ワシントンホテル10%OFF
  • プリントサービス5%OFF
  • 日本交通ハイヤー料金優待
  • 事務用品通販サイト割引
  • フラワーギフト5%OFF
  • ウォーターサーバー1ヵ月無料
  • マネーフォワード特定プラン3ヵ月無料
  • クラウド翻訳サービス最大25%OFF

接待などで使えるお店の優待はもちろん、ビジネスシーンで会計が楽になるサービスも受けられます。

楽天ビジネスカードのデメリット

  • 従業員向けのカードを発行できない
  • 国際ブランドがVISAのみ
  • 支払い方法が一括払いのみ
  • 楽天プレミアムカードと限度額が共有である

従業員向けのカードを発行できない

通常、ビジネスカードというと、本カードと別に従業員向けのカードを複数枚発行します。

しかし、楽天ビジネスカードでは従業員向けに複数枚カードを発行することができません。

法人カードなので、家族カードを発行できないのはもちろんですが、子カードも作れないので注意しましょう。

従業員にも複数枚カードを持たせて、経費をまとめたい場合は子カードを作れる法人カードを選択した方がよいです。

楽天ビジネスカードは国際ブランドがVISAのみ

楽天プレミアムカードは国際ブランドがVISA・Mastercard・JCBの中から選べますが、楽天ビジネスカードはVISAしか使えません。

VISAは国際ブランドNO.1のシェアを誇るので特に問題はないと思いますが、たまにMasterCardしか使えないお店もあるので注意しましょう。

支払い方法は一括払いのみ

楽天プレミアムカードは一括払いの他、分割払いも選べますが、楽天ビジネスカードは一括払いのみです。

もし分割で支払いたい場合は、楽天プレミアムカードを使うか、他の法人カードを使った方がよいでしょう。

楽天プレミアムカードと限度額が共有である

楽天ビジネスカードの限度額は楽天プレミアムカードと共有です。

楽天プレミアムカードの限度額が300万円のため、残った金額が楽天ビジネスカードで使える額になります。

つまり、楽天プレミアムカードで200万円使ってしまうと、楽天ビジネスカードで使える額は100万円です。

両方のカードを合わせて限度額300万円で足りる!という方はいいかもしれません。

しかし、ビジネスカードとして300万円以上利用したい方には不向きですので注意しましょう。

楽天ビジネスカードに申し込み~発行までの流れ

楽天ビジネスカードはインターネットからの申し込みができます。

申し込む際には楽天プレミアムカードの番号を記入し、申し込み内容に必要事項を入力します。

入力した内容を送信すると勤務先に必要書類が郵送されるので、書類に必要事項記入し返送してください。

書類が楽天カードに届き次第、審査が行われ通過すれば晴れて楽天ビジネスカードをゲットできます。

なお、審査にかかる時間はおおよそ3日~1週間程度です。

※楽天ビジネスカードは本カードとなるプレミアムカードを持っていないと申し込みができないので注意しておきましょう。

楽天プレミアムカードの特典=楽天ビジネスカードの特典

楽天ビジネスカードを申し込むには、楽天プレミアムカードへの申し込みが必須です。

つまり、楽天プレミアムカードを所持している人のみが利用できるカード。そのため、楽天プレミアムカードがどのようなカードなのかもチェックして置いた方が賢明です。

楽天プレミアムカードの特徴

楽天プレミアムカード

 楽天プレミアムカード
カード年会費 10800円
ETC年会費 無料
ETC発行手数料 無料
還元率 1.0%
電子マネー
  • 国内・海外の空港ラウンジ利用可能
  • プライオリティパスのプレステージ会員になれる
  • 海外・国内旅行保険が自動付帯!

楽天プレミアムカードは楽天カードの上位のカードです。

楽天カードのランクでは上から2番目のカードにあたり、ランクでいうと以下のようになります。

  1. 楽天ブラックカード
  2. 楽天プレミアムカード
  3. 楽天ゴールドカード
  4. 楽天カード(通常)

楽天プレミアムカードのメリット

  • 通常還元率はもちろん1.0%以上
  • 国内・海外の空港ラウンジ利用可能
  • プライオリティパス付帯
  • 海外旅行保険・国内旅行保険が付帯
  • 楽天プレミアムトラベルデスクが使える
  • 手荷物無料宅配サービスつき

国内・海外の空港ラウンジが無料で利用可能

楽天プレミアムカードでは国内28空港と海外2空港が無料で利用可能です。

国内28空港というとピンとこないかもしれませんが、日本の主要空港はほぼ網羅しています。

楽天プレミアムカードとト当日の空港券(または半券)の提示で無料でラウンジを利用できます。

プライオリティパスのプレステージ会員になれる

楽天プレミアムカードも目玉はなんといっても「プライオリティパスのプレステージ会員」が付帯する点です。

プライオリティパスとは、国内外世界143か国以上・1200ヵ所以上の空港ラウンジが利用できるサービスです。

プライオリティパスには3つのランクがあり、ランクによって年会費は利用できる回数・同伴者の料金が異なります。

ランク スタンダード会員 スタンダード・プラス会員 プレステージ会員
年会費 99$ 249$ 399$
ラウンジ利用料金 1回利用ごとに27$ 年10回まで無料
11回目から27$
無制限
同伴者利用料金 27$ 27$ 27$

ご覧のとおり、プレステージ会員は一番ランクが高いです。

プレステージ会員になるには通常399$、日本円にして約43,000円相当(2019/07/12現在)の年会費がかかります。

しかし、楽天プレミアムカードを持っていれば、年会費無料でプレステージ会員の資格が得られます。

例えば、楽天プレミアムカードより年会費の高い、アメックスゴールドカード(年会費3万円)であってもスタンダード資格しか得られません。

年会費1万円の楽天プレミアムカードがいかにコストパフォーマンスがいいか分かりますね。

海外旅行保険・国内旅行保険が付帯

楽天プレミアムカードは、海外旅行保険が自動付帯しています。補償額は以下の通りです。

補償内容 補償額
死亡・後遺障害 自動付帯4000万円
障害治療費用 300万円
疾病治療費用 300万円
賠償責任 3000万円
 携行品障害 30万円
救済者費用 200万円

自動付帯のため、旅行費用を楽天プレミアムカードで支払わなくても補償が受けられます。

また国内旅行保険も自動付帯となっています。

補償内容 補償額
傷害死亡・後遺障害保険金 最大5000万円
傷害入院保険金 日額5000円
傷害通院保険金 日額3000円

その他にも、楽天プレミアムカードで購入した商品が盗難・破損した際に最高300万円まで補償される「ショッピングガード保険」や、クレジットカードが不正利用された際の損害金を補償してくれる「ネット不正あんしん制度」が付帯しています。

旅行に嬉しいサービスも付帯

楽天プレミアムカードには他にも以下のような特典が付帯しています。

  • 楽天プレミアムトラベルデスク
  • 手荷物無料宅配サービス

楽天プレミアムトラベルデスクでは、旅行先での盗難や病気・怪我時のサポートや、レストラン・ツアーの手配などを行ってくれます。

さらにアメックスブランドを選択すると、「アメリカン・コネクト」使えるようになります。

レストランの優待特典や、チケットの先行販売など興味のある方は、是非みてみてください。

楽天ビジネスカードに関するSNS上の口コミ

楽天ビジネスカードが人気の理由はコスパのよさと審査難易度!

ビジネスカード単体での申し込みができない特殊なカード、楽天ビジネスカードの概要について説明しました。

単体で申し込めない点、ポイントが楽天プレミアムカードにしか貯まらない、子カードが発行できない点など変わったカードではあります。

しかし、それでも人気の秘密は「審査難易度」と「コスパの良さ」です。

ビジネスカードでありながら会社としての審査が全くないため、設立して間もない会社、個人事業主の方、業績があまりよくない法人の方にもおすすめです。

また、楽天プレミアムカードの特典=楽天ビジネスカードの特典です。

特にプライオリティパスの最高ランクである、プレステージ会員の資格が付帯する点は魅力でしょう。

ステータスよりもコストパフォーマンスを重視する方、よく海外に行く法人または個人の方におすすめです。

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