昔から変わらず人気のクレジットカードといえば楽天カードです。既に利用している人もこれからも発行してみたい人も多くいることでしょう。
楽天カードを利用するにあたり重要なことは締め日と支払日です。
この点を理解していなければ楽天カードの利用で失敗してしまう可能性もあります。
人気のクレジットカードだからこそ意外とこの点が理解されていないこともあります。この機会に正しい理解を持つようにしていきましょう。
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楽天カードの締め日は毎月末日・引き落とし日は翌月27日
楽天カードの締め日は毎月末日、引き落とし日は翌月27日です。
つまり2月27日に引き落とされるのは、1月の末日までに利用した金額です。
カード利用締日 | 月末 |
---|---|
引き落とし日 | 月27日 (金融機関が休業日の場合は翌営業日) |
請求が発生するのはクレジットカード会社に請求の伝票が届いてから
楽天カードの請求が発生するのはクレジットカード会社に請求の伝票が届いてからです。
そのため場合によっては、1月の月末に利用したものは2月に利用したものとして扱われることがあります。
つまり、実質的には毎月28日頃までに利用した金額が請求されるという訳です。
楽天カードの支払日は27日に固定されているので、カードを利用してから支払日はでは1ヶ月程度の差が発生します。
利用したことを忘れて支払いに困らないように注意しなければなりません。
金融機関が休日の場合は引き落とし日が翌営業日になる
楽天カードの支払いに設定している銀行が休日の場合、引き落とし日が翌営業日まで先延ばしされます。
つまり、毎月27日が土日祝の場合には、次の平日まで支払いが先延ばしされるのです。例えば27日が土曜日であれば支払日が29日になるはずです。
以前のクレジットカードでは引き落とし日が前倒しされるものも存在していました。
しかし、現在は引き落とし日が先延ばしされるものが大半です。楽天カードに関しても支払日が先延ばしされます。
ただ、支払日が先延ばしされても入金には余裕を持っておくことを忘れてはいけません。支払日が先延ばしされたことで入金を忘れてしまうと、後からトラブルになってしまいます。
通常の支払日と同じように入金しておきましょう。
締め日・引き落とし日の変更はできない
クレジットカードの中には締め日・引き落とし日の変更に対応しているものもありますが、楽天カードでは締め日・引き落とし日変更はできません。
毎月必ず末日が締め日・支払いは翌月の27日と決まっているので注意しておきましょう。
楽天カードのETCカードの締め日・引き落とし日も本カードと同じ!
楽天カードのETCカードは、締め日も支払日もクレジットカードと同様です。
つまり末日に締め日があり、支払日は翌月の27日です。クレジットカードと同時にETCカードの支払いもします。
クレジットカードによってはETCカードの締め日だけ異なっているものがあります。
そのため、ETCカードの利用金額が大きい人は締め日の都合で支払金額が想定と異なることもあります。思ったほど請求金額がなく心配してしまうこともあるのです。
それに対して楽天カードのETCカードは、通常のショッピング利用と同じタイミングで締め日が来ます。また、支払日もショッピング利用したものと同様です。
そのため上記でご説明したクレジットカードのように、ETCカードの利用で支払い金額が大きく左右されることはありません。
ETCカードの利用に関してもショッピング利用と同様に利用してから請求まで多少のラグがあります。月末に利用した金額に関しては、場合によっては翌月の請求となることがあります。
基本的な考え方はクレジットカードのショッピング利用と同様です。
締め日=買い物をした日ではない
よく勘違いされているのが締め日は買い物をした日で換算されるということです。いつ買い物をしたかで締め日に含まれるかどうかが判断されると考えている人が大半です。
しかし、締め日とはクレジットカードで支払いした金額がクレジットカード会社に届いた日付で判断されます。
楽天カードでの支払いであれば、運営している楽天カードに請求が届いた日付が判断基準です。
つまり楽天カードで支払いをしていたとしても、毎月末日までに請求が届いていなければ締め日に含まれない仕組みです。
例えば1月の25日に支払いをしても請求が届いたのが2月の1日であれば、1月の締め日には含まれません。1月の支払いではありますが2月の締め日に含まれる仕組みです。
請求がいつ届くのかはクレジットカードの加盟店次第です。できるだけ早く請求が届くように加盟店は努力しています。ただ、何かしらの理由で加盟店からの請求が遅くなってしまうことはあります。
これはクレジットカードの利用者側やクレジットカード会社側でもどうしようもありません。加盟店の事務手続き次第です。場合によっては忘れた頃に請求が届くこともあります。
どの程度の期間が必要となるかは加盟店によって左右されます。一概に言えるものではありませんので、締め日を意識して買い物をするのは難しいことです。
楽天カードの引き落としに間に合わなそうな場合の対処法
唐突な出費などで楽天カードの引き落としに間に合わない月もあり、残高不足になるケースもあるはずです。、
そんな場合の対処法を紹介していきます。
あとから分割払い・あとからリボ払いに変更する
引き落とし日までにお金を用意できない!そんな人におすすめなのが、支払い方法を「あとから分割払い」「あとからリボ払い」に変更する方法です。
あとから分割払い・あとからリボ払いは楽天e-NAVIから簡単に支払い方法の変更ができるので、いざという時でも安心。
ちなみにあとから分割払い・あとからリボ払いは申請の締め切り日が毎月20日までです。
20日を過ぎてしまうと支払い方法の変更ができなくなってしまうので注意しておきましょう。
楽天カードに貯まっている楽天ポイントで支払う
楽天カードに貯まっている楽天ポイントを支払いに充てるのも1つの方法です。
楽天ポイントが10,000ポイント貯まっている場合、カードの支払いに充当することで引き落とし金額を10,000円減らすことが可能です。
楽天ポイントをカードの支払いに充てる際の申請も楽天e-NAVIでできますが、期日は「毎月12日~20日22時」もしくは「毎月12日~15日22時」の間のみ。
申し込める期間が非常に限られているので、注意しておきましょう。
楽天カードの引き落としが間に合わなかった!再引き落としはいつ?
楽天カードの引き落としが間に合わなかった場合にはどうすれば良いのでしょうか。
この時の対処法について以下でご説明します。
金融機関によっては再引き落としが可能
楽天カードの支払いに利用している金融機関によっては再引き落としがあります。
この場合には、不足していた金額を入金しておくことで自動的に再引き落としされます。楽天カード再引き落としの手続きを依頼することがなく、自動的に再引き落としされますのでスムーズです。
万が一残高不足であってもスムーズに対応してもらえる仕組みが用意されているのです。
再引き落としで問題なく引き落としがされれば、楽天カードの場合は遅延扱いになりません。クレジットカード会社によっては遅延扱いされてしまいますので、楽天カードは良心的であると考えられます。
再引き落としが行われる日は金融機関によって異なる
再引き落としがいつ実施されるのかは利用している金融機関によって異なります。
金融機関ごとの楽天カードの再振替サービス対象金融機関は下記の通りです。
- 楽天銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 北海道銀行
- 北陸銀行
- 横浜銀行
- 千葉銀行
- 広島銀行
- 福岡銀行
- 熊本銀行
- 十八親和銀行
- 常陽銀行
- 肥後銀行
- 八十二銀行
- ゆうちょ銀行
再引き落としに対応していない金融機関や再引き落とし以降は振込をする
一部の金融機関を利用している場合には再引き落としに対応していません。この時には自分で楽天カードへの振込手続きをしなければなりません。
どこに振り込みをしなければならないのかは利用者によって異なるとされています。
そのため万が一支払い遅延をしてしまった場合には、楽天カードに連絡をして振込先などを確認しましょう。再引き落としがある場合には再引き落としで対応可能ですので、公式サイトを確認して再引き落としに対応していない場合のみ連絡が必要です。
また、再引き落としに間に合わなかった場合にも電話連絡が必要です。
何回も再引き落としをしてくれるわけではありませんので、電話連絡をして所定の口座に振り込みをしなければなりません。
楽天カードで引き落としができないことで巻き起こるリスク
楽天カードの引き落としが間に合わないことにはリスクもあります。
- 支払いが完了するまで楽天カードの利用が制限される
- 支払いの遅延はずっと記録に残ってしまう
支払いが完了するまで楽天カードの利用が制限される
楽天カードの支払いを遅延してしまった場合、支払いが完了するまで楽天カードの利用が制限されることがあります。
クレジットカードはクレジットカード会社との信頼関係で利用できるものです、支払いが遅延してしまうとこの信頼関係が崩れてしまいます。
そのため支払いをしてもらい信頼関係が回復するまで利用が制限されてしまうのです。
まれに支払い遅延をするだけであれば楽天カードも大目にはみてくれます。
しかし、支払い遅延が続くと楽天カードの利用が制限されるのではなく、強制解約になる可能性もありますので注意が必要です。
支払いの遅延はずっと記録に残ってしまう
クレジットカードの支払い履歴は信用情報に記録されています。
正しく支払いができていればそれが記録されますし、支払いが遅延してしまうとそれも記録されてしまいます。楽天カードの支払いが遅延してしまうとその記録はずっと信用情報に記録されてしまうのです。
利用を続けていれば、一定期間経過後に削除されますのでその点は安心です。
しかし、楽天カードが保有している支払履歴に関しては保存期間が公開されていません。一度支払い遅延してしまった場合には、それがずっと記録されている可能性があります。
楽天カードの締め日と引き落とし日を確認して支払い遅延がないようにしよう!
楽天カードを利用するにあたり締め日と支払日は特に意識しておかなければならない部分です。
この点の理解を誤ってしまうと楽天カードの利用で失敗する可能性があります。
楽天カードは締め日も支払日も固定されているクレジットカードです。
そのため、一度理解をしておけば間違えてしまうようなことはないでしょう。楽天カードの支払いで失敗しないためにも、締め日と支払日について今回で正しく理解することが重要です。