リーダーズカードは、株式会社ジャックスが発行するクレジットカードです。
条件付きとはいえ、年間30万円以上の利用で年会費が無料になり、通常ポイント還元率1.25%とかなり高水準に設定されているなど、様々なメリットがあります。
さらに、ジャックスモールという株式会社ジャックスが運営するポイント優待サイトを経由してネットショップを利用すると、ポイント還元率が1.75%にアップします。
そこで今回、リーダーズカードのメリット・デメリット、特徴について解説していきます。これからリーダーズカードの入会・利用を考えている方は是非、参考にしてみてください。
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リーダーズカードの基本スペック
年会費 | 2,500円(税抜) ※初年度無料・次年度以降条件付 |
---|---|
入会費 | 無料 |
ブランド | Mastercard |
利用可能枠 | 60万円~100万円 |
支払い方法 | 1回払い、ボーナス1回払い、ボーナス2回払い、分割払い、リボ払い |
付帯保険 | 旅行傷害保険(国内・海外) |
付帯機能 | – |
リーダーズカードの基本スペックで注目していただきたいのが、次年度以降条件付無料というところです。
これは、ある条件を満たすことで、2年目以降にかかる年会費を無料にするというものです。
2年目以降にかかる年会費を無料にする条件は、リーダーズカードを年間30万円利用することにあります。年間30万円未満だと年会費2,500円(税抜)かかるのが注意点です
リーダーズカードのメリット
リーダーズカードのメリットは4つあります。
- ジャックスモール経由だとポイント還元率が1.75%
- 海外・国内旅行保険が付帯されている
- 家族カードが持てる
- フリーランスの人が持てるほど審査が緩め
その4つのメリットを次に挙げて、解説していきます。
ジャックスモール経由だとポイント還元率が1.75%
リーダーズカードの通常ポイント還元率は1.25%と高水準ですが、ジャックスモール経由でネットショップを利用すると、ポイント還元率は1.75%とさらにアップします。
普段からネットショップを利用する人にとっては、嬉しいメリットだと言えるでしょう。
ジャックスモールに掲載されている店舗によって、ポイント増加などのキャンペーンが行われています。
中には、1.75%以上のポイント還元率を設定している店舗もあるので、特にキャンペーンは見逃せません。
海外・国内旅行保険が付帯されている
リーダーズカードは海外と国内の旅行保険がそれぞれ付帯されています。
注目していただきたいのが、旅行保険の内容です。
海外旅行保険の保険金は最高2000万円で、自動付帯となっています。
自動付帯なので、持っているだけで保険が適用される仕組みです。国内旅行保険の保険金は最高1,000万円で、利用付帯となります。
利用付帯なので、ツアー代金や交通費などの旅行代金を必ずリーダーズカードで支払わなければ、保険が適用されません。
一度だけでもリーダーズカードで決済すれば保険が適用されるので、ツアー代金を事前に支払えば保険適用条件がクリアとなります。
普段から旅行している人にとって、旅行保険が付帯されているリーダーズカードは大きな助けとなるでしょう。
家族カードが持てる
家族カードとは文字どおり、本カード会員の家族が持てるクレジットカードです。
本カード会員と同じサービスを受けられ、なおかつ年会費が安く持てます。
家族カードの年会費は400円(税抜)ですが、初年度無料と次年度以降条件付無料があります。2年目以降、年会費が無料になる条件は、年間の利用額が30万円以上であることです。
年会費が安いとはいえ、年会費にお金をかけたくない、だけどクレジットカードを使ったキャッシュレス決済を積極的に行っているという家族にはおすすめだと言えるでしょう。
フリーランスの人が持てるほど審査が緩め
多くの人が気になっているのは、リーダーズカードの審査難易度です。
リーダーズカードの申し込み資格は原則として、年齢が18歳以上(※高校生除く)で電話連絡が可能な方となります。未成年者が申し込む場合は、親権者(保護者)の同意が必要です。
この申し込み資格は、ショッピング枠のみ申し込む場合に限り、キャッシング枠も申し込む場合は、申し込み資格が異なってきます。
キャッシング枠の申し込み資格は、年齢20歳以上65歳以下であり、申込者ご本人が勤務先に勤めて、なおかつ毎月安定した収入があることです。
もちろん、ショッピング枠のみ申し込んだときの審査難易度は低く、申し込み資格に「毎月安定した収入があること」という記述が記載されていません。
とはいえ、収入があるほうが審査に有利ですし、フリーランスでもリーダーズカードを持てるほど、比較的に審査が緩めだという一面がございます。
リーダーズカードのデメリット
リーダーズカードを持つメリットの内容は魅力ですが、反対にデメリットがあることを注意しなければなりません。主なデメリットは3つあります。
- 年間の利用額30万円未満だと年会費がかかる
- ポイントの交換先が4種類しかない
- 対応ブランドがMastercardしかない
3つのデメリットを次に挙げて、解説していきます。
年間の利用額30万円未満だと年会費がかかる
初年度は年会費無料ですが、年間の利用額が30万円に満たない場合、年会費2,500円(税抜)が発生します。
年会費2,500円(税抜)は、数多くある年会費無料のクレジットカードと比較すると、安くありません。
2年目以降、年会費無料の条件を満たすためには年間30万円以上の利用が求められます。
ポイントの交換先が4種類しかない
リーダーズカードで貯めたポイントは商品やギフト券に交換できますが、実は交換先が4種類しかありません。
- Jデポ
- Amazonギフト券
- G-Point
- ANAマイル
Jデポは貯まった金額分、カード利用金額から自動的に値引きされるというキャッシュバックシステムを持っています。
例えばJデポに1万円分が貯まっていた場合、2万円分の買い物すると1万円値引きされ、実質1万円分の買い物ができるというわけです。
G-Pointは、様々なギフト券やポイントなどに交換できて、現金でも交換できます。
リーダーズカードなどで貯めたポイントをG-Pointに送り、G-Pointから商品を交換するのが、G-Pointの使い方です。
対応ブランドがMastercardしかない
リーダーズカードはMastercardのみしか対応していません。
いくらクレジットカードの支払いが店舗で対応しても、Mastercardに対応していなければ意味がありません。とはいえ、Mastercardに対応している日本の店舗は数多いです。
しかし、少なからずMastercardに対応していない店舗も存在するので、Mastercardの対応しているかどうかなどを確認し、注意しましょう。
リーダーズカードのポイント制度
リーダーズカードは高いポイント還元率を誇ります。注目していただきたいポイント制度は3つです。
その3つを次に挙げて、解説していきます。
通常のポイント還元率が1.25%
リーダーズカードのポイント還元率は通常1.25%です。
他のクレジットカードのポイント還元率は0.5%と多くみられ、中には1%のポイント還元率をクレジットカードに設定している他社も存在します。
ジャックスモール経由でポイント還元率1.75%アップ
ジャックスモールを経由してネットショップで買い物し、さらにリーダーズカードで決済すれば、ポイント還元率1.75%となります。
ポイント増加などのキャンペーンを行っているネットショップもあるので、キャンペーンを実施しているネットショップで買い物すれば、還元率1.75%以上のポイントを得ることが可能です。
カード利用金額の0.5%がJデポに還元される
カード利用金額のち0.5%がJデポに還元されます。
還元された分は今後、カード利用金額から値引きされるので、リーダーズカードを積極的に利用すればするほど、特になるというわけです。
リボ払いだとポイント還元率最大1.68%
リーダーズカードは、カードショッピングの利用金額をリボ払いに設定すると、ポイント還元率が最大1.68%になるという仕組みを持っています。
確かに、一括払いが難しい大きな買い物をする場合は、リボ払いは大きな武器となるでしょう。
しかし、ジャックスモールを利用すればポイント還元率が1.75%になるので、ポイントだけを見るなら、ジャックスモール経由だとお得です。
また、リボ払いに設定すると、金利手数料が発生するので、リボ払いを利用する際は十分、注意しましょう。
リーダーズカードのETCカードの申し込み方法
リーダーズカードは追加カードとして、ETCカードの発行に対応しています。申し込み方法は以下の手順にまとめました。
- リーダーズカードを取得後、インターコムクラブに登録
- 登録後、インターコムクラブにログイン
- ログイン後、各種サービスから「ETCカードのお申し込み」をクリック
- 画面の指示に従って手続きを行う
インターコムクラブとは、クレジットカードの利用明細や支払い方法の変更、各種サービスの手続きが行える会員専用のWebサービスです。
ETCカードの発行期間は10日から2週間程度となるので、ETCカード発行を申し込んだ後、ETCカードが到着するまで待ちましょう。
リーダーズカードのETCカードの年会費・発行可能枚数・ポイントは?
リーダーズカードのETCカードで注目していただきたいのが、年会費と発行可能枚数とポイントの3つです。
その3つを次に挙げて、内容を解説していきます。
ETCカードの年会費は無料
ETCカードの年会費は無料となります。家族カードでもETCカードは持てますが、家族カードのETCカードでも年会費は無料です。
有料高速道路を利用するが、利用する頻度が少ないという人には、ETCカードがおすすめです。
ETCカードの発行可能枚数は会員1人につき1枚のみ
ETCカードは基本的に、会員1人につき1枚のみとなっています。家族カード会員も、1人1枚です。
ETCカードのポイント還元率は通常1.25%
ETCカードのポイント還元率は通常1.25%ですが、それでもクレジットカードの中でも高水準なのに変わりありません。
リーダーズカードとETCカードを併用すれば、効率よくポイントが貯められます。
リーダーズカードはどのような人におすすめ?
リーダーズカードはどのような人でもおすすめできますが、特におすすめしたい人が2人います。
その2人を次に挙げて、なぜおすすめなのかを解説していきます。
高還元率のクレジットカードが欲しい人
リーダーズカードは通常ポイント還元率1.25%、ジャックスモール経由で還元率1.75%です。
高還元率のクレジットカードを求めているという人には、リーダーズカードがおすすめです。
旅行する頻度が高い人
旅行する頻度が高い人に、リーダーズカードはおすすめです。その理由は、リーダーズカードに国内と海外の旅行保険が付帯され、なおかつ充実していることにあります。
出張する人にも、リーダーズカードはおすすめです。
リーダーズカードのポイント還元率を他社と比較
リーダーズカードと他社のクレジットカードのポイント還元率を比較し、まとめました。
カード名 | 還元率 |
---|---|
リーダーズカード | 1.25%~1.75% |
OricoCard THE POINT | 1.0%~3.0% |
dカード | 1.0%~3.0% |
楽天カード | 1.0%~3.0% |
リーダーズカードより還元率が高いクレジットカードは存在します。
ポイント還元率3.0%にアップするには条件があるのですが、その条件はクレジットカードによって異なります。
リーダーズカードの場合、通常ポイント還元率は1.25%、ジャックスモール経由でポイント還元率が1.75%と、条件がわかりやすく、満たしやすいです。
リーダーズカードがご自宅までに届くタイミングは?
リーダーズカードは公式のWebサイトで申し込んでも、ご自宅に届くまでには大体2週間かかります
。なぜ2週間なのかと言いますと、審査期間と発行日数を合わせて最短1週間かかり、申込者のご自宅までに届くのに日数かかるからです。
また、審査状況によって、リーダーズカードがご自宅に届くまでの期間が長くなることがあります。目安として、2週間程度を見ておくとよいでしょう。
リーダーズカードの引き落とし日はいつ?
リーダーズカードは毎月月末が締め日。引き落としがその翌月27日となります。支払い当日と金融機関の休業日が重なった場合は、翌営業日に引き落としされます。
毎月月末で締め切り、翌月27日(金融機関が休業日の場合は翌営業日)に、ご指定の口座よりお引き落としとなります。
※事務上等の都合により、翌々月以降のご請求となる場合がございます。