「東京メトロを利用していて、PASMOもオートチャージ機能付きだし、定期券購入でお得らしい」
と申し込んでみたものの、まさかの審査落ち…。審査落ちの結果はメールで知らされますが、メールに落ちた理由は書いてありません。
審査落ちしてしまった原因が気になりますよね。そして、できるならもう一度審査にチャレンジしたいと思っている方は多いでしょう。
ここでは東京メトロ(To Me CARD)のクレジットカードの審査に落ちてしまった原因と、再審査を受ける際の注意点をご紹介します。
審査落ちしてしまったかたも、まだTo Me CARDを諦められない方も参考にしてみてください。
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東京メトロ(To Me CARD)の審査に落ちる原因
クレジットカードヒストリーに傷がついている
東京メトロ(To Me CARD)の審査に落ちてしまう主な原因はクレジットカードヒストリー(クレヒス)に傷があることです。
クレジットカードを申し込み所有すると申し込み状況と支払状況が「個人信用情報機関」というところに登録されます。
- 毎月カードの支払いができているか
- 毎月の返済に困るほどのカードを大量に申し込んでいないか
- 過去にブラックリストに載ったことがないか
など、クレジットカードに関するすべての情報が記録されているのが、この「個人信用情報機関」です。個人信用情報機関に登録された情報は、すべてのカード会社で共有されます。
クレジットカードの支払いの遅延や延滞など、ネガティブな記録が残るとカードの審査に不利なのは明白ですね。
クレジットカードは信用情報が命…です。支払いを長期間滞納していたり、過去に金融事故を起こした方はカード会社から「自社のカードの支払いも遅れるリスクがある」と判断するため審査に落ちてしまいます。
勤続年数が短い
一般的には勤続年数が長ければ昇給していくため、年収が高くなりますよね。反対に勤続年数が1年未満の方は試用期間だったり、契約社員だったりして収入も少ないです。
年収がすべてではありませんが、年収が高ければカード支払いの滞納のリスクが減るのも事実です。そのため勤続年数が短い1年目社員の方は審査に落ちやすい傾向にあります。
キャッシング枠を希望してしまった
いつか使うかもしれないから…といってキャッシング枠を申し込んでしまうと審査落ちの原因になります。
キャッシング枠を使う人はお金が足りなくて、カード会社からお金を借りる人です。カード会社からしてみれば、キャッシング枠を申し込んだ時点で「借金する可能性がある人」「お金に困っている人」と判断します。
借金するかもしれない人にお金を貸すのは友人でも怖いですよね…知らない人なら尚更です。
また、キャッシング枠の審査は、通常の東京メトロ(To Me CARD)の審査とは別に行われます。つまり、カードの審査とキャッシングの審査が2重に行われることになるのです。
審査は当然厳しくなるため、審査落ちしてしまうのですね。
同時期にカードを複数枚申し込んだ
東京メトロ(To Me CARD)のカードの審査に落ちるのが不安だから…といって複数枚のカードに申し込んでも審査落ち原因になります。
To Me CARDの審査結果が来なくて不安だから、他のカードでお得なキャンペーンがあったからと言って複数枚申し込んでいませんでしたか?
クレジットカードを短期間に複数枚(具体的に言うと半年間で4枚以上)のカードを申し込むと、カード会社からよくない印象を持たれます。
- お金に困っている人なのか
- キャンペーン目当てで申し込んで、自社のカードを使ってくれないのではないか
- 何枚ものカードを申し込んで、毎月きちんと支払えるのか…
カード会社からしてみれば、毎月きちんと返済を行ってくれる人を審査に通したいのです。
東京メトロ(To Me CARD)を再審査するときに注意するポイント
東京メトロ(To Me CARD)の申し込み資格をおさらい
「東京メトロユーザーだからもう一度審査にチャレンジしたい」という方は、もう一度カードの申し込み資格を確認しましょう。
東京メトロ(To Me CARD)の申し込み資格は以下の通りです。
- 18歳以上で本人または配偶者に安定した収入がある方
- 18歳以上の学生の方
東京メトロ(To Me CARD)は交通系のクレジットカードなので、審査が易しい…とは言えないですが、銀行系のクレジットカードより難しくありません。
PASMO機能付きで学生の方も利用するカードと考えると審査はけっして厳しくありません。配偶者に安定収入があれば専業主婦やアルバイト・パートの方でも審査に通過できます。
学生の方はアルバイト収入がなくても、親の扶養に入っているため収入が理由で審査落ちすることはありません。
申し込みから半年間開ける
クレジットカードを申し込むと個人信用情報機関に申し込みの記録が残ります。
その記録があるうちは申し込みを控えた方が賢明です。半年開けると信用情報から申し込みの記録が消えるため、再び審査にチャレンジが可能です。
しかし、半年たたないで申し込んだ場合、カード会社に半年前に審査落ちした人という印象を持たれてしまいます。
どうしても東京メトロのTo Me CARDが欲しい方は半年以上期間を開けてから申し込みましょう。
勤続年数が1年以上たってから申し込む
先ほど勤続年数が長い方が審査に有利だと説明しました。申し込んだときに、勤続年数が短いなと感じた方は勤務から1年以上経過してから申し込みましょう。
特に転職回数が多い人は「転職回数が多い=仕事を転々としていて収入が安定しない」をいう印象をカード会社に持たれないことが大切です。
キャッシング枠は希望しない
東京メトロ(To Me CARD)を申し込む際にキャッシング枠を申し込むと審査に時間がかかるばかりか、最悪の場合審査落ちしてしまいます。
キャッシング枠が絶対必要!という方以外はキャッシング枠を申し込まないようにしましょう。
東京メトロゴールドカードは審査難易度が上がる
To Me CARDには年会費が高く、さらに乗車ポイントが貯まるTo Me CARDゴールドカードがあります。
ゴールドカードになることで通常のTo Me CARDよりも審査難易度は上がるので注意しましょう。
ゴールドカードの申し込み資格は?
To Me CARDゴールドカードはカードを発行する会社によって申し込み資格が異なります。
申し込む前に、ゴールドカードの申し込み資格を確認しておきましょう。
- JCBブランド…20歳以上で、本人に安定した収入があること
- UCカード…満25歳以上で年収500万円以上の方
- ニコスカード…満25歳以上で、安定した継続収入があること
通常のTo Me CARDは収入に関しての記述はありませんでしたが、ゴールドカードになると「本人に安定収入があること」が条件になります。
特にUCカードは年収500万円以上と明確に収入に関して記しているため、審査難易度は高くなります。
金融事故を起こしたカードブランドには申し込まない
国際ブランドが異なるため、ゴールドカードを申し込もうと思っている方はどのブランドにするか迷うかもしれません。
もちろんカード会社によって付帯特典がことなるため、特典で選んでもいいのですが、「自分が通りやすいブランドで申し込む」ことも審査を通りやすくさせるコツです。
例えばJCBのプロパーカードを持っていた場合、JCBでのクレヒスを積めているため審査通過はしやすいです。
しかし、反対にUCカードで過去に延滞や遅延など、ネガティブな情報がかかれてしまっていると審査に通過しにくくなってしまいます。
審査落ちの理由を知って、再審査に備えよう
東京メトロTo Me CARDの審査に落ちてしまった理由が何となく理解できたのではないかと思います。
どうしてもTo Me CARDが欲しい方は、再審査に備えてきちんと準備しましょう。
また、審査の甘いクレジットカードを探している方はこちらをご覧ください。