エムアイゴールドカードは5,500円の年会費が発生するカードですが、年会費以上の特典や保険が付帯しているカードです。そのため発行しようか悩まれている方が多いと思います。
そこで気になるのが「審査基準」ではないでしょうか。
ゴールドカードということもあり審査に不安を抱いている方も多いと思うので、この記事ではエムアイゴールドカードの審査基準や審査に落ちてしまう理由について解説していきます。
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エムアイゴールドカードの基本情報
エムアイゴールドカードの審査基準を解説するまえに基本情報を解説します。
基本情報は下記の通りです。
年会費 | 5,500円(税込み) |
---|---|
国際ブランド | VISA |
追加カード | ETCカード/家族カード |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険/国内旅行傷害保険/ショッピング保険 |
支払い方法 | 1回払い/2回払い/分割払い/リボ払い/ボーナス払い |
締め日・支払日 | 5日締め/当月26日払い |
ポイント | エムアイポイント |
ポイント還元率 | 1.0%~5.0% |
エムアイゴールドカードは年会費「5,500円(税込み)」が発生するカードですが、付帯している保険や特典は年会費以上の内容になっています。
さらに「ゴールドカード」というステータスも持っているため、年会費よりもステータスや付帯保険を重視される方にはおすすめです。
ただし国際ブランドが「VISA」しか選択できないため、他の国際ブランドを希望する方は他社のゴールドカードを発行しましょう。
エムアイゴールドカードの審査基準
エムアイゴールドの審査基準は一般カードと比べると高く設定されていますが、ゴールドカードの中では比較的低い方です。
ただし申し込めば誰でも審査に通ることができるほど審査基準が低いわけではありません。
具体的な審査基準は公表されていませんが「200万円〜300万円」程度の年収が継続してある場合は審査に通過しやすくなります。
「とにかくゴールドカードが欲しい!」という方には、おすすめのカードです。
エムアイゴールドカードの申し込み資格
審査基準は公表されていませんが、申し込み資格は公表されています。
審査基準を把握しても申し込み資格も満たしていなければ意味はありません。
エムアイゴールドカードの申し込み資格は下記の通りです。
- 満18歳以上で安定した収入のある方、その配偶者の方、学生の方(高校生は除く)
- 入会申し込みフォームに入力の「ご自宅」と「ご勤務先」に電話連絡が可能な方
- 会員規約などを自身で理解したうえで、内容を承認できる方
- 入会申し込みフォームの所定事項を日本語で入力できる方
- 日本国内に住まいの方
- 口座振替の登録できる方
以上6つが申し込み資格です。
中でも押さえておきたい資格が「満18歳以上で安定した収入のある方、その配偶者の方、学生の方」です。まずエムアイゴールドカードは「高校生」での申し込みはできません。
そして「安定した収入」というのが「200万円〜300万円」と推測できます。
しかし「安定した収入」と抽象的な申し込み資格になっているため、300万円以上年収があっても審査に通れるかどうかはわかりません。
エムアイゴールドカードを発行したい方は、まず申し込み資格を満たすようにしましょう。
大学生や専業主婦でも申し込むことができる
ゴールドカードでは「20歳以上」「ご自身の収入が安定している」などという申し込み資格を決められている場合が多いです。
しかしエムアイゴールドカードは「満18歳以上で安定した収入のある方、その配偶者の方、学生の方」と決められているため、大学生でも専業主婦でも申し込むことができます。
その場合に大切になってくるのが「両親」「夫」の年収です。
両親もしくは夫の年収が「安定している年収」とエムアイカードが判断すれば、大学生でも専業主婦でも審査に通ることができるでしょう。
エムアイゴールドカードの審査で重視されるポイント
エムアイゴールドカードの審査で重視されるポイントについて解説します。
発行しようとお考えの方は参考にしてみてください。
過去の支払い能力
エムアイゴールドカードの審査では今までの支払い能力が重視されます。
今までの支払い能力は「信用情報機関」を確認することで簡単に把握できて、支払いの遅延や延滞を繰り返している場合は審査に通りにくくなります。
反対にしっかり支払期限までの支払えている場合は「信用」を得ることができます。
さらに信用情報機関にはクレジットカードの支払い能力以外のことも記録されています。
信用情報機関には下記の項目が記録されています。
- 今まで発行したクレジットカード
- クレジットカードの支払期限は守られているか
- 過去に自己破産や長期延滞はないか
- 携帯電話や家賃の支払い記録
- 住宅ローン・車のローンなど大型ローンの記録
基本的にはクレジットカードの支払い能力を確認しますが、携帯電話や家賃の支払いを遅延・延滞している場合も信用を失います。
そして信用情報機関に記録された情報は最長5年間削除されないため、注意してください。
安定している年収があるか
申し込み資格にも記載されていたように「安定している収入」があるかどうか重視されます。
クレジットカードの支払いは毎月の収入によってするものなので、いくら貯金や資産があっても意味がありません。毎月安定した収入があれば問題なく審査には通ることができます。
ただし明確な記載がないため、何年以上・何円以上という詳しい部分まではわかりませんので、上記でご紹介した「200万円〜300万円」をできるだけ長く継続できるようにしましょう。
もちろん年収は多いれば多いほど審査には通りやすくなっています。
勤務年数・雇用形態
エムアイゴールドカードの審査では勤続年数も重視されます。
勤務年数が長いということは「安定した収入がある」とエムアイカードは判断します。
勤務年数も申し込み資格に記載されていませんでしたが、確実に審査に通るためには「3年」以上必要です。
そのため確実に審査に通りたい方は勤続年数が3年以上になるのを待つことも1つの方法です。そして「雇用形態」も重視されます。
勤続年数と同様に正社員として働いている場合は「安定した収入がある」と判断するため、審査に通りやすくなります。
学生や専業主婦の場合は正社員で働いていることがないので、両親や夫の雇用形態で判断されます。
エムアイゴールドカードの審査に落ちる人の特徴
エムアイゴールドカードの審査基準が高くないとはいえ、誰でも簡単に通れるわけではありません。
ただし審査に落ちる人にはいくつか特徴があるのでご紹介します。
信用に傷がついている
審査では「信用できる人」「信用できない人」という判断をされるため、信用に傷がつくような過去がある場合は審査に落ちやすいです。
例えば、過去に支払いを延滞している場合は「エムアイゴールドカードでも延滞されるんじゃないか」と思われてしまい、信用してもらうことはできません。
そして一度エムアイカードを解約している場合も信用に傷つきます。
「また解約するんじゃないか」と思われてしまうため、エムアイカードからエムアイゴールドカードに変更したい場合は解約して申し込むではなく、変更手続きを行うようにしましょう。
信用に傷がある人は審査に落ちやすいです。
収入が安定していない
安定して収入がない場合も審査に落ちやすいです。
ただし学生や新社会人などは安定した収入がなくても仕方ないと判断されます。
そのため「20代後半でもアルバイト」「30代でも収入が安定していない」などという場合は審査に落ちやすい傾向があります。
もちろんアルバイトでも同じ企業で働き続けていると収入が安定していると判断してもらえる場合はありますが、審査に通る可能性は低いです。
エムアイゴールドカードは「ゴールドカード」というステータスがあるため、年齢の割に安定している収入がない場合は審査に落ちやすいです。
短期間で複数枚クレジットカードに申し込んだ
短期間で複数枚のクレジットカードに申し込むと、信用を失うことにつながるので審査に落ちやすくなります。
その気がなく申し込んでも、エムアイカードは「急ぎでお金が必要なのかな…」「相当お金に困っているのかな」などと良い印象を受けません。
どうしてもお金が必要な場合は新たなクレジットカードに申し込むのではなく、所持しているカードの限度額を引き上げるようにしてください。
具体的に何枚以上というのは公表されていないため、半年に2,3枚程度を目安にしているとよいでしょう。
キャッシング枠を申し込んだ
エムアイゴールドカードではキャッシング枠に申し込むことができるのですが審査は別です。
そのためキャッシング枠を申し込んでしまうと、審査が1つ増えます。
審査が1つから2つになるということは必然的に審査に落ちる可能性が高くなるでしょう。
さらにキャッシング枠の審査はショッピング枠よりも厳しく審査されるため、より審査に落ちやすくなっています。
ショッピング枠とキャッシング枠を間違えて申し込んでしまう場合もあるため、よく確認するようにしましょう。
エムアイゴールドカードの審査に通るコツ
審査に通るためにはいくつかコツがあります。
コツを把握して申し込むことによって審査に通る可能性を上げることができます。
ただし審査基準が公開されているわけではないため、コツを把握したからといって絶対審査に通るわけではありませんので注意してください。
エムアイカードで利用実績を積む
エムアイカードが発行しているカードはエムアイゴールドカード以外にもあります。
そのためエムアイカードが発行しているカードで利用実績を積んでおくことで、信用を得ることができます。利用実績を積むのにおすすめなのは「エムアイカード」です。
最もスタンダードなカードなのですがエムアイゴールドカードよりステータスが低いため、利用実績を積むのに適しています。1年以上利用実績を積むと審査に通りやすくなります。
利用限度額を低く申し込む
エムアイゴールドカードでは希望する利用限度額を記入して申し込むことが出来るのですが、審査に通るためには低く申し込むことが大切です。
金額が増えれば増えるほどカード会社にリスクが伴うので、審査落ちやすくなります。
そして利用限度額はカードを発行してから引き上げてもらうこともできるため、申し込むときは低く記入しましょう。※希望通りの限度額にならない可能性もあります。
キャッシング枠を申し込まない
上記でもお伝えしましたがキャッシング枠を申し込むと1つ審査が増えることになるので、審査に落ちる可能性が増えます。
そのためキャッシング枠は「0円」で申し込むようにしましょう。
また、キャッシング枠はカードを発行してから申し込むこともできます。
どうしても利用する予定のある方はできるだけ金額を低く申し込みましょう。
エムアイゴールドカードの特徴
エムアイゴールドカードはゴールドカードならではの特徴があります。
エムアイカードにはないメリットをいくつかご紹介します。
ポイント還元率が「1.0%」
エムアイゴールドカードのポイント還元率は「1.0%」に設定されています。
エムアイカードでは還元率が「0.5%」に設定されているため、ポイント還元率が2倍になりま
す。さらに海外の利用ではポイント還元率が「1.5%」です。
そのため海外旅行や海外出張によく行かれる方は効率よくポイントをためることができます。
ポイント還元率を重視したい方にはおすすめのカードです。
最高1億円の海外旅行傷害保険が付帯している
エムアイゴールドカードには最高1億円の海外旅行傷害保険が付帯しています。
補償内容と補償額は下記の通りです。
傷害死亡・ 後遺障害 | 最高1億円(自動付帯:5,000万円) |
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傷害治療費用 | 300万円 |
疾病治療費用 | 300万円 |
賠償責任 | 5,000万円 |
携帯品損害 | 100万円 |
救援者費用 | 400万円 |
エムアイゴールドカードに付帯している海外旅行傷害保険は「自動付帯」ではありません。
公共交通乗用具や募集型企画旅行の料金をエムアイゴールドカードで支払った場合のみ保険が適応されます。ただし「傷害死亡・ 後遺障害」は利用しなくても5,000万円は補償されます。
そしてエムアイゴールドカードには海外旅行傷害保険だけではなく、国内旅行傷害保険も付帯しています。補償内容と補償額は下記の通りです。
傷害死亡・ 後遺障害 | 最高5,000万円 |
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入院費用 | 5,000円(日額) |
手術費用 | 5,000円×10倍、20倍、30倍 |
通院費用 | 3,000円(日額) |
国内旅行傷害保険はカード利用することが保険が適応される条件になるため、注意してください。
年会費5,500円のカードでは十分すぎる保険内容になっているでしょう。
空港ラウンジサービスが付帯している
エムアイゴールドカードには「空港ランジサービス」が付帯しています。
「エムアイゴールドカード」と「当日の搭乗券」を提示するだけで、離陸までの時間を有意義に過ごすことができます。
具体的なサービスはソフトドリンク・軽食・シャワールーム・無線LAN・新聞などが無料で利用できます。
そしてエムアイゴールドカードと提携している空港ラウンジは国内だけではありません。
利用できる空港ラウンジは下記の通りです。
- 函館空港
- 仙台空港
- 成田国際空港
- 羽田空港
- 伊丹空港
- 関西国際空港
- 広島空港
- 福岡空港
- 韓国 仁川国際空港
- ダニエル・K・イノウエ国際空港 など
他にも30個以上の空港ランジを利用できます。
海外に行く機会が多い方には嬉しいサービスでしょう。
エムアイゴールドカードは比較的審査に通りやすい
エムアイゴールドカードは学生や専業主婦の方でも審査に通過できるクレジットカードです。
ゴールドカードは若い年代では発行することが難しいと言われていますが、エムアイゴールドカードに申し込むことで発行できる可能性が高まります。
そして「最高1億円の海外旅行傷害保険」「ポイント還元率が通常エムアイカードの2倍」「空港ラウンジサービス」など年会費以上の特典や保険が付帯しているカードになっています。
比較的審査に通りやすいゴールドカードになっているため、上記でお伝えした重視されるポイントや審査に通りやすくなるコツを意識して発行を目指してみましょう。