三井住友プラチナカードは三井住友カードが発行する最上位のクレジットカードで、ステータスの高さが特徴です。
そのため、「審査は厳しい?」「申込みの条件は?」などの疑問や不安を持つ人も多いでしょう。
実際に申し込みする前に、審査に関する情報は把握しておきたいですよね。
そこで今回は、三井住友プラチナカードの審査について、落ちる要因と通過するための秘訣をご紹介します。
※本ページにはPRが含まれます。
三井住友プラチナカードの詳細
三井住友プラチナカードは、三井住友カードの最上位カードです。国内外1,200以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティパスが付帯しています。
さらに、ホテル宿泊やレストラン利用においてアップグレードが受けられます。
旅行以外でもセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドでカードを利用すると、通常200円ごとに1ポイントのところ、5倍のポイント還元となります。
選べる国際ブランド | VISA、Mastercard |
---|---|
年会費 | 55,000円 |
ポイント還元率 | 0.50%~2.50% |
オプションサービス | ETCカード、家族カード |
付帯保険 | ショッピング |
インビテーションが無くてもOK
三井住友プラチナカードは、招待制ではないためインビテーションがなくても申し込みが可能です。
他社のクレジットカードでランクが高いものだと、通常のクレジットカードの利用額が一定以上で招待されて入会する流れが多いです。
しかし、三井住友プラチナカードは、入会したい人が誰でも申し込みできるようになっています。
基準となる年収はおおよそ600万円以上
三井住友プラチナカードの総利用額は原則300万円以上なので、基準となる年収はその2倍以上の600万円程度と予想できます。
通常の三井住友カードの総利用枠は100万円以下なので、三井住友プラチナカードの基準年収は高めといえます。
三井住友プラチナカードの審査に落ちる要因
三井住友プラチナカードの審査に落ちる要因は、以下のケースが考えられます。
- そもそも申し込み条件を満たしていない
- 申し込み情報に不備がある
- これまでに金融事故を起こしている
- 信用できる収入が見込めない
- キャッシング枠を高額に設定している
- 在籍確認の電話に対応できなかった
- 短期間に複数のクレジットカードに申し込みをしている
- これまでにクレジットカードを利用したことがない(スーパーホワイト)
そもそも申し込み条件を満たしていない
三井住友プラチナカードは、原則として、満30歳以上で本人に安定継続収入のある方が申し込み対象となっています。
上記条件に当てはまらない場合、審査には通りません。
また、公式サイトには三井住友カード プラチナ独自の審査基準により発行との記載があるため、通常の三井住友カードよりも審査条件が厳しいでしょう。
申し込み情報に不備がある
申し込み時の情報に不備があると、審査に落ちる可能性があります。間違えて記入したり、嘘の内容を申告したりすると審査に落ちやすくなります。
自分にとって不利な部分に嘘をついて申告しても、審査ではそれがばれてしまいます。事実のみを入力するようにしましょう。
また、申し込み時は入力内容で必須項目以外の部分も、できるだけ入力するのがおすすめです。
申し込み用紙に記入できる情報が多いと、それだけ審査で判断する材料が多くなります。記入できる部分に関しては、必須項目以外もなるべく入力しましょう。
これまでに金融事故を起こしている
過去に金融事故を起こしている場合、クレジットカードの審査は通りづらいでしょう。
金融事故の情報は、金融機関で共有されています。いわゆるブラックリストに載っている状態で、一般的に5年〜10年間は情報が残るといわれています。
ブラックリストに載った状態だと、クレジットカードの審査には通りません。ブラックリストから外れて、安定して継続した収入があれば、再度クレジットカードの審査に通る可能性が出てきます。
過去に金融事故を起こした経験があるひとは、理解しておきましょう。
信用できる収入が見込めない
申告内容として信用できる収入が見込めない場合、審査に通りづらいでしょう。前述の通り、三井住友プラチナカードの基準となる年収はおおよそ600万円以上です。
600万円近くの年収がない限り、審査に通る可能性は低くなります。
一方、年収が600万円近くあっても、収入が安定していないと判断されると審査に落ちる可能性があります。
クレジットカードでは年収の高さよりも、収入が毎月安定しているかも判断基準のひとつです。よって、毎月の収入が安定していないと、信用できる収入が見込めないと判断されるかもしれません。
キャッシング枠を高額に設定している
キャッシング枠を高額に設定していると、その分審査に通りづらくなる可能性があります。
キャッシングやローンの総額は、金融機関で共有されています。クレジットカードのキャッシングは、総量規制の対象で、年収の3分の1を超える貸付けが禁止されています。
もし複数枚のクレジットカードを所持していて、すべてキャッシング枠がついていると、他社からの借り入れが多いと判断されてしまいます。
ローンやキャッシングの総額を把握して、クレジットカード申し込み時には注意しましょう。
在籍確認の電話に対応できなかった
クレジットカードの申し込みでは、職場や自宅に在籍確認の電話がくる場合があります。
在籍確認の電話に対応できなかった場合、時間をあけて複数回電話がかかってくることがう予想されます。
しかし、何度も在籍確認の電話に応じられなかった場合、審査に落ちてしまうこともあるでしょう。
短期間に複数のクレジットカードに申し込みをしている
短期間のクレジットカード多重申し込みは、審査に落ちる原因のひとつです。審査に落ちたら不安で、複数のクレジットカードに同時申し込みする人もいるでしょう。
しかし、多重申込をすると「経済的に困っている?」「他社の審査に落ちたから申し込んでいる?」と疑われてしまいます。
クレジットカードの審査では、短期間での多重申し込みを行わないようにしましょう。
これまでにクレジットカードを利用したことがない(スーパーホワイト)
30代以上の人で、クレジットカードを所持したことがない場合、審査に通りづらくなります。これは、逆にカード利用実績がなさすぎて、審査が通らない「スーパーホワイト」と呼ばれる状態です。
30代以上でクレジットカードを所持したことがない人は、審査に通りやすいクレジットカードを作成して、良好なクレヒスを積むことでクレジットカードを作りやすくなります。
30代でニコスカードを作成したいときは、一旦作りやすいクレジットカードを作成して、ある程度利用してから検討するのがおすすめです。
三井住友プラチナカードの審査に通過するためのポイント
三井住友プラチナカードの審査に通過するためのポイントは、以下の3つです。
- キャッシング枠は0円で申し込む
- 携帯代や公共料金の支払いを滞納しない
- 短期間に複数のクレジットカードに申し込みをしない
キャッシング枠は0円で申し込む
クレジットカードには「ショッピング枠」と「キャッシング枠」があります。
ショッピング枠は通常の買い物する利用限度額で、キャッシング枠は、お金を借りる限度額です。よって、キャッシング枠をゼロにすることで、お金を借りられないため、クレヒスにも影響が出づらいです。
また、クレジットカードを紛失してしまった際を想定しても、キャッシング枠がゼロの方がよいでしょう。
携帯代や公共料金の支払いを滞納しない
公共料金や携帯代などの支払いを滞納しないことは重要です。実際に、公共料金や携帯代などをクレジットカード払いにしていて、滞納した場合、履歴が残ります。
特に、携帯電話の機種代金が含まれている料金の支払い延滞は、クレジットカードを利用していなくても、クレジット延滞と同じ扱いです。
この延滞情報は金融機関で共有されてしまうので、注意しましょう。
クレジットカードでは支払いの延滞が3ヶ月以上、複数回続くと「金融事故」となります。
長期間ローンやクレジットの利用が制限され、審査はかなり通りづらくなることを理解しておきましょう。
短期間に複数のクレジットカードに申し込みをしない
短期間に複数のクレジットカードに申し込むと、審査に通過しづらくなります。
複数のクレジットカードに同時申し込みすると、クレジットカード会社で情報が共有されます。よって、審査側から申し込みブラックリストと判断されて、審査に悪影響が出ます。
同時期に複数のクレジットカードに申し込みをする多重申し込みは、行わないようにしましょう。
審査に落ちたら次の申し込みまで6ヶ月の期間を空ける
三井住友プラチナカードで審査に落ちて、再申し込みする際は、最低半年の期間を空けることがおすすめです。クレジットカードの審査は一度落ちたら、再度落ちる可能性がかなり高くなります。
一度審査に落ちた場合、金融事故を起こすリスクがあり、信用力が落ちるので通常の申込者よりも審査が厳しくなります。
また、クレジットカード会社では、審査に落ちた人がすぐに2回目の申し込みをしてきたとき、自動的に審査に落とすシステムを採用しているケースもあります。
信用情報として審査に落ちた申し込み情報がある期間は避けて、最低半年以上期間をあけてから再度申し込みをするのがおすすめです。
三井住友プラチナカードの申し込みから発行までの流れ
三井住友プラチナカードの申し込み方法は、以下の2つです。
- インターネット申し込み
- 郵送での申し込み
インターネット申し込みの場合
三井住友プラチナカードをインターネットで申し込む場合、以下の手順で行います。
- 三井住友プラチナカード公式サイトへアクセス
- 「新規のお申込み」をタップ
- 利用規約に同意
- 必要事項を入力
- 支払口座を設定
- 入会審査後、カード発行(申込みから最短翌営業日)
- 自宅にカードが届く(申込みから約1週間)
郵送での申し込みの場合
三井住友プラチナカードを郵送で申し込む場合、以下の手順で行います。
- 三井住友プラチナカード公式サイトへアクセス
- 資料請求ページから資料を請求
- 郵送された書類を記入して申込み
- 入会審査後、カード発行(申込みから最短翌営業日)
- 自宅にカードが届く(申込みから約1週間)
※インターネット申込みよりも発行まで日数がかかります。
三井住友プラチナカードの審査で必要な書類
三井住友プラチナカードの審査で必要な書類は、現住所記載の本人確認書類のコピー2種類です。
現住所記載の本人確認書類のコピー2種類
三井住友プラチナカードでは、審査に以下の現住所記載の本人確認書類のコピー2種類が必要です。
- 運転免許証または経歴証明書
- パスポート(写真印刷面および最終ページの住所記載面)
- 健康保険証(ご本人の氏名・生年月日・住所のページ)※カードタイプの場合は両面
- 住民票または印鑑登録証明書(発行日より6ヵ月以内のもの)
①原本の場合、2種類のコピーの提出は不要。
②住民票コードの記載がある書類は受付不可。 - 個人番号(マイナンバー)カード
※裏面(個人番号)は提出不要。
本人確認書類は、氏名・現住所・生年月日が確認できること(有効期限のあるものは期限内のもの)が条件です。コピーの際は、A4用紙中央にセットし、鮮明にコピーするように注意しましょう。
現住所記載の本人確認書類が1種類しかない場合
現住所記載の本人確認書類が1種類しかない場合は、本人確認書類に加えて以下書類のコピーの提出が必要です。
- 公共料金の領収証書(電気・都市ガス(プロパンガス不可)・水道・NHK受信料のいずれか1点)
当該領収書に限り、同居するご家族名義のものでも可 - 社会保険料の領収証書
- 国税、地方税の領収証書または納税証明書
上記書類は氏名、現住所が確認できるもので、領収日付または発行日より6ヵ月以内のものに限られます。
三井住友プラチナカードの審査に落ちた人におすすめのプラチナカード
三井住友プラチナカードの審査に落ちた人におすすめのプラチナカードは、以下の3つです。
- JCBプラチナカード
- Orico Card THE PLATINUM
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
JCBプラチナカード
JCBプラチナカードは、最大5%の高いポイント還元率を誇るカードです。
24時間365日対応のプラチナ・コンシェルジュデスクが付帯していて、旅行やゴルフ場、チケットやレストランの手配を専任のスタッフが対応してくれます。
世界中の空港ラウンジが無料で利用できるプライオリティ・パスが付いている点でも、プラチナクラスのカードとなっています。
選べる国際ブランド | JCB |
---|---|
年会費 | 27,500円 |
ポイント還元率 | 0.50%~5.00% |
オプションサービス | ETCカード、家族カード |
付帯保険 | ショッピング、海外旅行、国内旅行 |
Orico Card THE PLATINUM
Orico Card THE PLATINUMは、ポイントが加算されやすいカードです。通常どこでもショッピング利用で100円につき1ポイント貯まります。
加えて、オリコモールの利用は+1%、電子マネーの利用は+0.5%、リボルビング払いは+0.5%、海外でのショッピング利用は+0.5%、お誕生月は+1.0%とさまざまな加算要素があります。
24時間365日対応のコンシェルジュサービスや、国内外の空港ラウンジサービス、手荷物手配無料などのプラチナクラスのサービスも充実しています。
選べる国際ブランド | Mastercard |
---|---|
年会費 | 20,370円 |
ポイント還元率 | 1.00%~2.50% |
オプションサービス | ETCカード、家族カード |
付帯保険 | ショッピング、海外旅行、国内旅行 |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、国内外の旅行料外保険が最高1億円まで補償されています。
さらに、世界中の空港ラウンジが無料で利用できるプライオリティ・パスが付帯されている点で、海外へ行く機会が多い人におすすめです。
年会費は通常22,000円ですが、入会が年間ショッピング利用金額が200万円以上になると、次年度の年会費が半額になります。
プラチナクラスのカードで年会費が割引されるカードは多くないのでお得に利用できるでしょう。
選べる国際ブランド | American Express |
---|---|
年会費 | 22,000円 |
ポイント還元率 | 0.50%~1.00% |
オプションサービス | ETCカード、家族カード |
付帯保険 | ショッピング、海外旅行、国内旅行 |
三井住友プラチナカードは審査厳しめ!良好なクレヒスを築こう!
三井住友プラチナカードは、三井住友カードが発行するカードの中で最上位のカードです。通常のクレジットカードよりも審査項目が多く、審査は厳し目です。
しかし、インビテーションがなくても「満30歳以上で本人に安定継続収入のある人」が対象なので比較的申込みやすいプラチナカードです。
また、審査に落ちたひとは、再申し込みする際は、最低半年の期間を空けるようにしましょう。ぜひこの記事を参考に、三井住友プラチナカードへの入会を検討してみてください。