クレジットカードで支払いをするメリットとして「支払いでポイントが貯まる」を上げる方は多いのではないかと思います.
水道代・光熱費は毎日生活していく上で絶対にかかってくる出費です。光熱費は毎月1万円程度かかるため、1年間で見ると12万円程度になりかなり大きな出費になります。
公共料金をクレジットカードで支払うと以下のメリットがあります。
- ポイントが貯まる
- 支払い忘れがなくなる
- 家計簿での管理がしやすい
しかし、メリットと同時にクレジットカードで公共料金を支払うメリットもあります。
ここでは公共料金をクレジットカードで支払うメリット・デメリットと、公共料金を支払うのにおすすめのクレジットカードを紹介していきます。
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公共料金をクレジットカードで支払うメリット
公共料金をクレジットカードで支払うと以下のメリットがあります。
- 公共料金の支払いでポイントが貯まる
- 公共料金の支払い忘れがなくなる
- 家計簿で支出を管理しやすい
今まで現金で公共料金の支払いをしていた方は、かなりもったいないことをしています…。
早急にクレジットカード払いまたは銀行振替に変更しましょう。
公共料金の支払いでポイントが貯まる
現金で公共料金を支払ってもポイントが貯まりませんが、クレジットカード払いにすれば毎月コンスタントにポイントを貯めることができます。
公共料金をクレジットカードで支払うと実際にどれくらいポイントが貯まるのか見てみましょう。
(例)公共料金にかかるお金 1人暮らしの場合
・水道代…2500円
・電気代…3500円
・ガス代…3000円
・NHK受信料…7000円
・携帯料金…10,000円
・通信費(Wi-Fiなど)…5000円
計:31,000円
毎月暮らしていくだけで31,000円は必要になり、これが1年間続くと31,000円×12か月で372,000円になります。
計算していくと結構な金額になりますよね…。
1000円で1ポイント貯まる還元率1.0%のクレジットカードを利用すれば、1ヵ月で310ポイント、1年間で3720円のポイントが貯まります。
公共料金を支払うと1ポイントももらえませんが、カード払いにすれば3720円分のポイントを貯められるので、節約になります。
公共料金の支払い忘れがなくなる
支払おう支払おうおと思っていながら、うっかり公共料金を支払い忘れることってありますよね…。
公共料金を支払いが滞ると、ライフラインが止まります。電気がつかない・お湯が沸かせないとなると死活問題です。
クレジットカードで公共料金を支払えば、支払い忘れも2重支払いのミスもなくなります。
忘れっぽい方にもクレジットカード払いは便利です。
家計簿で支出を管理しやすい
クレジットカードが反映される会計簿アプリを利用すれば、簡単に公共料金にどのくらい使っているのかを確認することができます。
アプリをダウンロードしなくても、毎月の利用明細を確認すれが公共料金の使用料が一目瞭然です。
個別の利用明細とにらめっこする手間が省けます。
公共料金をクレジットカードで支払うデメリット
ポイントがついて管理も楽になるクレジットカード払いですが、メリットだけではありません。
公共料金をクレジットカードで支払うデメリットもきちんと理解しておきましょう。
- 銀行引き落としにした方が料金的にお得になる
- クレジットカード引き落としに対応していない場合もある
- カードを解約・変更したら引き落とし先を新しく設定する必要がある
銀行引き落としにした方が料金的にお得になる
公共料金の支払いには現金払い・クレジットカード払いのほかに、指定した銀行口座から直接引き落としがかかる「口座振替」での支払い方法があります。
実はこの口座振替、割引サービスがある電力会社やガス会社会社があります。
会社名 | 割引額(月割引) |
---|---|
東京ガス | 55円(税込) |
京葉ガス | 55円(税込) |
東京電力 | 55円(税込) |
北陸電力 | 55円(税込) |
中部電力 | 55円(税込) |
関西電力 | 55円(税込) |
中国電力 | 55円(税込) |
四国電力 | 55円(税込) |
九州電力 | 55円(税込) |
100円で1ポイント貯まるクレジットカードで3000円の光熱費を払った場合、貯まるポイントは30ポイント、つまり30円の得です。
しかし口座振替割引がある電力会社やガス会社なら3000円の光熱費を払った場合、55円の得になります。
ポイント還元率が1.0%のクレジットカードの場合、1ヵ月に5,500円以上の支払いがあればクレジットカード払いが得ですが、5,499円以下の場合は口座振替の方がお得になります。
自分の契約している電力会社やガス会社が口座振替割引を行っている場合は、どちらの支払い方法がお得が調べてみましょう。
クレジットカード引き落としに対応していない場合もある
大手の電力会社やガス会社はクレジットカード支払いに対応していますが、一部地域によってはカード払いができないところもあります。
ライフラインを契約する際には必ず住んでいる地域の電力会社やガス会社・水道局がカード払いに対応しているかどうか確認しましょう。
カードを解約・変更したら引き落とし先を新しく設定する必要がある
クレジットカードはライフスタイルに合わせて解約したり、新しくカードを契約するでしょう。
クレジットカードと公共料金の支払いが紐ついていると、解約した際に公共料金の支払いが滞ってしまいます。
ライフラインの支払いがされないと、電気やガス・水道などが止まってしまうので注意しましょう。
カードを解約・変更するさいは、先に新しいカードを登録してから解約するようにしましょう。
公共料金の支払いにおすすめのクレジットカード
公共料金の支払いにおすすめなのは還元率が高いカードです。クレジットカードの還元率は通常0.5%程度ですが、還元率1.0%のカードを使えば2倍のスピードでポイントが貯まります。
どうせカード払いにするなら還元率が高いカードを選択してポイントを貯めましょう。
楽天カード
楽天カード
カード年会費 | 永年無料 |
---|---|
ETC年会費 | 540円 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 1.0% |
電子マネー | |
申し込み資格 | 満18歳以上 |
- 還元率が常に1.0%以上
- 楽天市場でポイント還元率3.0%以上
- カード年会費無料
楽天カードは100円で1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まる還元率1.0%のクレジットカードです。
普段の買い物ではもちろん、公共料金の支払いでもポイントが1.0%の割合で貯まるので、非常にポイントが貯めやすいです。
貯めたポイントは1ポイント=1円からネットショッピングやカード利用料金の値引きとして使えます。
また、楽天カードは楽天市場で還元率が3.0%になるため、楽天市場で普段買い物をする方にもおすすめです。
JCB CARD W
JCB CARD W
カード年会費 | 永年無料 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 1.0% |
電子マネー | |
申し込み資格 | 満18歳以上39歳以下 |
- 海外旅行保険が最高2000万円
- 通常還元率1.0%
- Oki Doki ランド経由で最大20倍のポイント
JCB CARD Wは1000円の利用で2ポイントのOki Dokiポイントが貯まります。1ポイントには10円の価値があるので還元率は1.0%です。
JCB CARD Wは通常還元率1.0%に加えて、セブンイレブン・スターバックス・AmazonなどのJCBオリジナルパートナー店舗でポイントがアップします。
セブンイレブンで3倍・スターバックスカードへのチャージでポイント10倍・Amazonでポイント2倍になります。
ポイントを貯めたい方はもちろん、セブンイレブン・Amazon・スターバックスなどの優待店舗をよく利用する方におすすめです。
MyJCBから簡単に公共料金の支払い設定ができる
JCBカードの会員専用サイト「MyJCB」では、ほぼすべての公共料金の支払いを申し込めます。
通常のカードだと、電力会社・ガス会社・水道料金…など各会社のホームページにアクセスして手続きをしなければいけません。
JCBカードを持っていれば、すべての手続きをMyJCB上から行えるので簡単に手続きできます。
JCBカードは通常還元率が0.5%ですが、JCB CARD Wは通常還元率が1.0%で2倍ポイントが貯まるのでおすすめです。
dカード
dカード
カード年会費 | 無料 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 1.0% |
電子マネー | |
申し込み資格 | 満20歳以上 |
- 還元率が常に1.0%以上
- dポイント加盟店多数でポイントが貯めやすい
- ローソンでの利用で自動的に3%OFF!合計5%お得
dカードは通常還元率が1.0%で、ローソンで合計5%お得になるクレジットカードです。
ローソンでカードの提示で還元率1.0%・利用で1.0%・お会計の合計から3%割引の合計5%お得になるので、近所にローソンがある方は持っておくべき。
ドコモの携帯端末を使っている方にはさらに還元率がお得になる「dカードGOLD」がおすすめです。
REX CARD
REX CARD(レックスカード)
カード年会費 | 無料 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 1.25% |
電子マネー | — |
申し込み資格 | 満18歳以上で電話連絡が可能な方 |
- ポイント還元率が1.25%
- 海外旅行保険が自動付帯
- JACCSモールの利用で還元率がアップ
REX CARDは通常還元率が1.25%の超高還元率カードです。2000円の利用で25ポイント貯まるクレジットカードでやや特殊なカードですね。
REXCARDで貯まるレックスポイントは1500ポイント貯めると、カードの引き落としに充てられます。
また、年会費無料カードにしては珍しく、最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯しています。
ただ、1500ポイント貯めるためにはレックスカードで10万円の利用が必要です。ポイントを貯めてはやく景品に交換したいという方は向かないですが、光熱費の支払いを利用すれば10万円に到達することはあまり難しくありません。
リクルートカード
リクルートカード
カード年会費 | 無料 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 1.2% |
電子マネー | — |
- 通常還元率1.2%
- リクルートサービスの利用で最大還元率3.2%
- pontaポイントが貯まる
リクルートカードは常に還元率が1.2%の高還元率クレジットカードです。
さらにホットペッパーやじゃらんなどのリクルート系サービスの利用で還元率が最大3.2%になります。
リクルートカードを使って貯まったポイントはPontaポイント交換やリクルート系サービス割引に利用できます。
反対にリクルート系サービスを使わない方やPontaポイントを使用しない方は還元率が高くても使い勝手が悪いでしょう。
nanacoチャージでも還元率が1.2%
リクルートカードを公共料金の支払いにおすすめする理由は、還元率だけではありません。
セゾンイレブンで公共料金を支払おうとすると「お会計は現金またはnanacoで…」と音声が流れますよね。
nanacoでは公共料金の他、税金も支払うことができる便利なポイントですが、実はリクルートカードはnanacoカードへのチャージでも還元率1.2%でポイントが貯まります。
リクルートカードは年会費無料なので、気になる人は申し込んでみてはいかがでしょうか。
公共料金をクレジットカード払いに変更する方法
公共料金の支払い方法を変更するには「WEB申し込み」と「郵送申し込み」の2種類の方法があります。
どちらの方法を採用しているかどうかは各会社によって異なりますが、できればインターネット手続きがおすすめです。
インターネットであれば24時間手続きが可能ですし、郵送する時間も手間もかかりません。
インターネットで支払い方法を変更する場合、以下の手順で変更が可能です。
- 各電力会社やガス会社・水道会社のホームページにアクセス
- 契約者情報とカード情報を入力
- 手続き完了
3ステップで簡単に手続きが完了します。
契約時に必要なお客様情報は公共料金の振り込み用紙に記載されています。あらかじめ準備して申し込みましょう。
手続きが完了すると、約1~2か月で反映されます。郵送より早いといっても1ヵ月程度はかかってしまうので、翌月はまだカード払いができない可能性もあります。
支払い方法の切り替えは早めに行いましょう。
公共料金はクレジットカード払いがおすすめ
公共料金をクレジットカードで支払うメリットとデメリットを説明しました。
〇メリット
- 公共料金の支払いでポイントが貯まる
- 公共料金の支払い忘れがなくなる
- 家計簿で支出を管理しやすい
〇デメリット
- 銀行引き落としにした方が料金的にお得になる
- クレジットカード引き落としに対応していない場合もある
- カードを解約・変更したら引き落とし先を新しく設定する必要がある
クレジットカードを払いをするなら還元率の高いクレジットカードカード選んで、ポイントを貯めましょう。
特にリクルートカードはnanacoへのチャージでもポイントが貯まり、公共料金や税金の支払いに使えます。
高還元率カードをもっと見てみたい!という方はこちらの記事もどうぞ。