「dカードで在籍確認が行われないか気になる」
「在籍確認をされたくない」
そうお考えではないでしょうか。
在籍確認は勤務先に電話がかかってくるため、dカードの申し込みがバレてしまうなど、気になる人も多いのではないでしょうか。
しかし、在籍確認が行われるのはそれほど悪いことばかりではなく、また実際にかかっているものも、それほど警戒する必要があるわけではありません。
この記事ではdカードの在籍確認は本当に行われるのか、行われやすいのはどんな人か、行われにくくするためのポイントについて詳しく解説します。
この記事を読めば、在籍確認では何をするべきで、行われないようにするためにはどんなことを意識するべきなのか、その方法がわかりますよ。
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dカードの在籍確認の電話がある?
dカードは他のカードと同様、条件によっては在籍確認の電話があります。
在籍確認とは、その人の勤務先に電話をし、申し込み内容の通りに勤務しているかどうか確認するために行われます。
とはいえ、dカードは年会費無料で審査のハードルがそれほど高くないため、在籍確認が行われないことも多いです。
ただし条件を満たしている、支払い能力に不安があるとみなされると、在籍確認を行われる可能性は0ではありません。
在籍確認をされることがないよう、クレジットカードなどを持っている場合は毎月の支払いをきちんと行い、信用情報を積むことを意識しましょう。
在籍確認の電話に出ないと審査に落ちてしまう
「在籍確認の電話に出たくない」
そんな人もいるかもしれませんが、在籍確認が行われた場合、在籍確認の電話に出なければ、審査に確実に落ちてしまいます。
というのも、在籍確認の電話に出られないということは、本人が在籍しているかどうか確認できず、信用情報に不安があるとみなされるからです。
在籍確認は本人が出る必要はなく、その会社の人が出ても、申込者が本当に勤務していることさえ確認できれば問題はありません。
そもそも電話に出られないということ自体が会社として問題のため、あまり考えられないことではありますが、在籍確認の電話があった場合には必ず出るようにしましょう。
dカードで在籍確認があるのはどんな人?
dカードで在籍確認が行われやすいのはどんな人でしょうか。
ドコモの携帯を携帯しており、月々の支払をきちんとしている場合は、在籍確認もほぼ不要な場合が多いです。
またdカードの審査は5分程度で終わるもので、ドコモの携帯を利用している人の場合には、より行われない場合が多くなります。
しかし、場合によって、在籍確認がされる場合も決して0ではありません。
考えられる場合としては以下のものがあります。
- 過去に延滞などの金融事故をおこした
- 他社で借入をしている
- 複数のカードを同時に申し込んだ
- 申し込み内容に不備があった
- 初めてカードを作る場合
- 転勤をした場合
ではそれぞれの特徴について簡単に解説します。
過去に延滞などの金融事故をおこした
これまでクレジットカードの延滞など、金融事故がある人の場合、審査が厳しくなる傾向にあり、在籍確認を行われる可能性が高くなります。
ただし、この金融事故そのもので在籍確認が決定的になるわけではありません。個人情報に変更などがなければ、されない場合もあります。
ただし、審査そのものも厳しくなるため、審査に落ちる可能性も少なからずあります。
むしろ、電話がかかってくること自体がありがたい場合もあります。そのため、支払いの延滞など金融事故は起こさないよう注意し、月々の支払いはきちんと行いましょう。
他社で借入をしている
他社で借り入れをしている場合、審査を行われる可能性が高くなります。
消費者金融はもちろんのこと、他社のキャッシング枠も審査の時には確認されます。
そのため、これらの借り入れが行われていて、以前に在籍確認をしてから時間が経過している場合には、お金に困っている可能性があるとみなされ、在籍確認が行われる可能性が高くなります。
ただし、それほど金額が大きくない場合は行われないことも多いです。
複数のカードを同時に申し込んだ
複数のカードを同時に申し込んでいる場合、在籍確認が行われる可能性が高くなります。
これは複数のカードで支払いを行わなければならないほど、月々のお金に困っていると考えられるためです。
また、複数カードを同時に申し込んでいると、審査の際に確認され、それが原因で審査に落ちてしまう可能性もかなり高くなります。
そのため、複数カードの申し込みは控え、1枚申し込んだら、最低6ヶ月は空けておくべきでしょう。
申し込み内容に不備があった
申し込み内容に不備がある場合、在籍確認が行われる可能性があります。
特に申し込み内容の不備に厳しく、本人確認書類と申し込み内容で、漢字の表記が間違っている場合なども確認の対象になります。
また、この場合は在籍確認が行われれば、まだ良い方で、不備があることが原因でカードの審査に落ちる可能性が高くなります。
そのためdカードに申し込みするときには、dカードの申し込み内容に間違いがないか、不備がないか、確認して申し込みしましょう。
初めてカードを作る場合
また初めてカードを作る場合、特に学生や新社会人の場合には、信用情報が少なく、在籍確認を行われる可能性が高いです。
この場合は「止むを得ないもの」と考えて在籍確認されるものと考えた方が無難です。
在籍確認は虚偽申告がなく、電話にさえ出られれば、大きな問題にはなりませんので、それほど恐れることはありません。
転勤・転職をした場合
転勤をしてから、初めてカードの申し込みをする場合は、在籍確認の電話がされることがあります。
なぜなら、申し込み情報と、信用情報機関の情報で、勤務地にズレが生じてしまうことがあるからです。
転職や引っ越しの際にきちんとそのカード会社に対して、変更の手続きを行っていれば、在籍確認をされる可能性は少なくなりますが、そうではない場合には、在籍確認されやすくなります。
dカードの在籍確認の電話はどんな内容でかかってくる?
dカードの在籍確認の電話はどんな内容でかかってくるのか、気になる人も多いのではないでしょうか。
審査に関わる電話のため、「しっかりと受け答えできなければ落ちてしまうのでは」なんて人もいると思います。
具体的には以下のポイントを押さえておきましょう。
- 電話には本人がでなくても大丈夫
- 会社名ではなく、個人名でかけてくる
- 増額審査の時は在籍確認はほとんどない
ここではdカードの在籍確認ではどんなことが行われるのか、詳しく解説します。
電話には本人がでなくても大丈夫
在籍電話の電話がかかってきた場合、本人が必ずしも出なければいけないわけではありません。
なぜなら、在籍確認の最大の目的は「申込者が本当にその会社で働いているのか、事実確認を取るため」だからです。
その会社に勤めているかどうかは、本人でなくても、その事務所の別の人でもわかる話ですよね。
「自分が電話に出ないと審査に落ちるのでは」なんて考える人もいるかもしれませんが、そうではないのです。
ただし、「そのようなものは在籍していません」なんて言われると、審査に落ちてしまう原因になります。
勤務先の情報としては、本社などではなく、自分が実際に所属している場所の住所や電話番号を記載し、在籍確認ができるような状態にしておきましょう。
会社名ではなく、個人名でかけてくる
在籍確認をする場合、会社名はなしで、個人の名前でかけてくることが一般的です。
ただし、在籍確認で、実際にどのような内容でかけてくるのかどうかは公開されていないため、実際にどのような内容でかかってくるか、正確には把握できません。
増額審査の時は在籍確認はほとんどない
クレジットカードの増額審査の場合、在籍確認がされることはほとんどありません。
なぜなら、増額審査の場合には、在籍しているかよりも、これまでの支払い情報や収入の状況が重視されるからです。
ただし、引越しや転職をしていて住所や勤務先が変わっている場合、またはその変更手続きをしていない場合には、在籍確認が行われる可能性が0ではないため、念頭に置いておきましょう。
dカードからの在籍確認の電話=悪ではない理由
「在籍確認は信用情報がないから行われる」
そう考え、在籍確認を悪いものだと思っている人もいるのではないでしょうか。
在籍確認はそれ自体が悪いものとは言い切れません。
ここでは在籍確認がそこまで悪いものではないと言い切れる理由について解説します。
在籍確認の電話は審査の最終段階
在籍確認の電話が悪ではない理由は、在籍確認が審査の最終段階だからです。
通常審査が行われる過程は以下のようになっています。
- 申し込み情報と信用情報の審査
- 在籍確認
- 審査結果の通知
以上の点から考えると、在籍確認は審査の最終段階であり、審査に問題がある場合には、在籍確認される前に落とされてしまうことがほとんどです。
在籍確認はその人に向けて電話で確認を取るため、手間と人件費がかかります。そのため、そもそも審査に通らない人に対してほとんどの場合在籍確認は行われません。
在籍確認の電話があって電話に出たから、必ず審査に通るとは言い切れませんが、審査に通る可能性が高いと考えることは十分にできるでしょう。
在籍確認で情報の不備を修正できることも
在籍確認のメリットは情報の不備を修正できる場合があることです。
万が一登録情報に不備があった場合、その情報を変更するのはかなり手間がかかります。
なぜなら、そのような情報の確認や修正はその登録情報に照らし合わせて行われるからです。
間違って入力している場合、自分が実際にどう入力したのかわからなくなり、申し込み内容の変更などの手続きを行うことが難しい、または手続きができないことも考えられます。
またそのような情報の不備が原因で審査に落ちてしまうことも。
在籍確認があることで、その間違いを修正できるのであれば、在籍確認は必ずしも悪いとは言い切れないのではないでしょうか。
在籍確認の電話が不安な方は自分の信用情報をクリーンに保とう
この記事ではdカードで在籍確認が行われるのか、実際にはどんな内容で行われるのか、在籍確認されやすい人はどんな人なのか詳しく解説しました。
在籍確認は近年では手間とコストがかかるため、信用情報に問題がない人の場合には、行われないことも多くなってきています。
しかし、信用情報に何らかの心配事項がある場合には、在籍確認が行われる可能性は十分に考えられます。
在籍確認を行われないようにするためには、信用情報をクリーンに保っておくことが大切です。
この記事を参考に信用情報をきれいにしておき、在籍確認なしでdカード審査に通るよう万全の準備を整えておきましょう。