ネットショッピングの決済やサブスクサービスの決済など、さまざまな場面で「クレジットカード」は必要不可欠なアイテムとなっています。
しかし、クレジットカードを発行している会社は数多くありその中でもさまざまな種類があるので、「どのクレジットカードが良いかわからない…」という方は多いと思います。
この記事では大手信販会社「株式会社ジャックス」が発行している「ジャックスカード」のメリット・デメリットについて解説します。
ジャックスカードは「株式会社ジャックス」が発行する最もスタンダードな種類になるので、ぜひ参考にしてみてください。
※本ページにはPRが含まれます。
ジャックスカードの基本スペック
年会費 | 1,250円(税抜き) |
---|---|
入会費 | 無料 |
申込み条件 | 年齢18歳以上(除く高校生)で電話連絡可能な方 |
国際ブランド | VISA・Mastercard・JCB |
ポイント | ラブリィポイント |
ポイント還元率 | 0.5% |
付帯保険 | 海外国内旅行傷害保険・カード盗難保険・ネットあんしんサービス |
家族カード | あり(年会費:400円) |
ETCカード | あり(年会費:無料) |
締め日・支払日 | 末日締め・翌月27日払い |
ジャックスカードのステータスは通常カードになるのですが、年会費は「1,250円」かかります。
通常カードは年会費が無料なことが多いので、注意してください。
しかし、年会費が発生する分付帯している保険・特典は充実しています。
ジャックスカードのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
ジャックスカードのメリット
年会費無料のクレジットカードよりもおすすめできるのが、ジャックスカードです。
ジャックスカードがおすすめできる理由は下記の通りです。
- 申し込み条件が低く設定されている
- 3種類の国際ブランドから選択できる
- 海外旅行傷害保険が付帯している
- ETCカードが無料で発行できる
- 優待サービス「J’s コンシェル」
1つずつ解説していきます。
申し込み条件が低く設定されている
ジャックスカードは申し込み条件が低く設定されています。
上記でもお伝えしたように、「年齢18歳以上(除く高校生)で電話連絡可能な方」であれば申し込むことが可能です。
カードの種類によっては「20歳以上」「安定した雇用形態」などと申し込むこと自体難しい場合もあります。
さらにジャックスカードの審査基準はそれほど高くありません。
申し込み条件を満たしている方であれば、審査に通過することは可能です。
ただし、未成年の場合は親権者の同意が必要になります。
ジャックスカードの審査難易度は比較的厳しい!審査基準と通過する4つのコツを解説!
3種類の国際ブランドから選択できる
ジャックスカードでは「VISA・Mastercard・JCB」と3種類の国際ブランドより選択できます。
カードの種類によっては、国際ブランドが指定されている場合などがあるので、3種類から選択できることはジャックスカードのメリットになると思います。
国際ブランドによって利用できる国や店舗が異なるので、自分の用途によって選択する必要があります。
世界シェアNo.1は「VISA」になり、ヨーロッパで加盟店が多いのは「MasterCard」になり、「JCB」はプロパカードを発行しています。
国際ブランドにこだわりを持っている方は嬉しいでしょう。
海外旅行傷害保険が付帯している
ジャックスカードでは、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯しています。
年会費1,250円のクレジットカードで、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯していることは珍しいです。
さらにジャックスカードは「自動付帯」になります。
ジャックスカードで旅行費などを支払っていなくても、保険が適応されます。
ジャックスカードに付帯している補償内容と補償金額は下記の通りです。
傷害死亡 | 最高2,000万円 |
---|---|
後遺障害 | 80万円〜2,000万円 |
傷害治療費用 | 最高200万円 |
疾病治療費用 | 最高200万円 |
賠償責任 | 最高2,000万円 |
携行品損害 | 最高200万円 |
救済者費用 | 最高200万円 |
そしてジャックスカードには「国内旅行傷害保険・カード盗難保険・ネットあんしんサービス」が付帯していて、海外旅行傷害保険以外の保険も充実しています。
ETCカードが無料で発行できる
ジャックスカードでは、追加カードとして「ETCカード」を発行することが可能なのですが、発行手数料・年会費が一切かかりません。完全無料でETCカードを発行することが可能です。
家族会員の場合でも完全無料でETCカードを発行できます。
ただし、ETCカードを再発行する際には、再発行手数料が1,000円かかるので注意してください。
ジャックスカードのETCカードは「インターコムクラブ(会員専用サイト)」より、申し込むことができるので、簡単に発行できます。
優待サービス「J’s コンシェル」
ジャックスカードでは、優待サービスとして「J’s コンシェル」が付帯しています。
J’sコンシェルとは、旅行やグルメなどに関する優待特典が受けられるサービスになり、全国170,000件以上の優待特典が掲載されています。
具体的な特典は下記の通りです。
国内・海外のパッケージツアー | 5〜12%オフ |
---|---|
109シネマズ&ムービル | 400円割引 |
カラオケルーム歌広場 | 室料20%オフ |
日産レンタカー | 12〜50%オフ |
てもみんグループ | 120円割引 |
東京お台場大江戸温泉物語 | 782円割引 |
上記以外にもさまざまな優待特典があり、1年間の利用制限などはありません。
またカード会員以外の方も優待特典を受けられます。
ただし、J’sコンシェルを利用するためには「Web明細サービス」の登録が条件になるので、注意してください。
ジャックスカードのデメリット
ジャックスカードのメリットについてお伝えしましたが、デメリットもあります。
発行しようか悩んでいる方はメリット・デメリットを比較して判断してください。
デメリットは下記の通りです。
- 年会費が発生する
- ポイント還元率が低い
- 紙の明細は手数料が発生する
年会費が発生する
ジャックスカードでは、1,250円の年会費がかかります。
1年間で「1,250円」と考えると「安いじゃん」という方も多いと思いますが、年会費無料のクレジットカードがあることを考えるとデメリットになるでしょう。
特にジャックスカードはステータス性があるカードではないため、1,250円でも年会費がかかることはデメリットだと思います。
少しでも年会費を支払いたくない方は、年会費無料のクレジットカードを発行しましょう。
ジャックスカードの年会費は1375円(税込)!高スペックな機能・特典とデメリットを解説!
ポイント還元率が低い
ジャックスカードのポイント還元率は「0.5%」で、200円の利用で1ポイントたまります。
ポイント還元率が低すぎるわけではないですが、100円で1ポイントたまるカードも存在するため、200円で1ポイントは低くなるでしょう。
さらにジャックスカードでたまる「ラブリィポイント 」はそのまま利用できません。
他社のポイントに移行するか、商品券などに交換する必要があるため、ポイントを利用するにも一手間かかります。
ジャックスカードの「ラブリィポイント」とは?貯め方やお得な利用方法も解説!
紙の明細は手数料が発生する
ジャックスカードで紙の明細書を希望する場合は、発行手数料がかかります。
1通につき88円の発行手数料がカード会員の負担になり、1年間で「88円×12カ月=1,056円」になります。
「何年もジャックスカードを利用したい」と思っている方は、明細書だけで2,000円、3,000円と必要になります。
紙の明細書ではなく「Web明細サービス」に登録すると、発行手数料は必要ないです。
そのため、ジャックスカードを利用される場合は「Web明細サービス」に登録するようにしましょう。
ジャックスカードのポイント制度
ジャックスカードでは「ラブリィポイント 」がたまります。
200円で1ポイントたまるのですが、ポイント還元率を上げる方法が2つあります。
ジャックスカードのポイント制度は少し複雑になるので、ぜひ参考にしてみてください。
「ラブリィ・アップステージ」でポイントアップ
ラブリィポイントの還元率を向上させる1つ目の方法は「ラブリィ・アップステージ」です。
ラブリィ・アップステージとは、ジャックスカードのショッピング年間利用金額によってポイント還元率がアップするサービスです。
ステージが決まる年間利用金額は1月1日〜12月31日分になり、決まったポイントアップ率は翌年の2月〜翌々年の1月が対象になります。
ラブリィアップステージの利用合計金額とポイントアップ率は下記の通りです。
50万円以上 | 50% |
---|---|
100万円以上 | 70% |
150万円以上 | 80% |
200万円以上 | 90% |
300万円以上 | 100% |
※表記変更必須
ラブリィアップステージのアップ率は当月獲得ポイントに乗じられます。
簡単にお伝えすると、ポイントアップ率が100%になると100円で1ポイント付与されて、50%になると150円で1ポイントという計算になります。
最低でも50万円以上年間で利用される方は還元率を向上させることが可能です。
ただし一度ポイントアップ率を100%にしたからといって、継続されるわけではありません。
対象は翌年の2月〜翌々年の1月になるので注意してください。
「JACCSモール」経由で最大12%アップ
ラブリィポイントの還元率を向上させる2つ目の方法が「JACCSモール」を経由することです。
JACCSモールを経由することで、ポイントを最大12倍にすることが可能です。
JACCSモールでは「楽天市場」「Yahooショッピング」「じゃらん」などと提携しているので、例えばJACCSモールを経由して「楽天市場」で買い物すると、ポイントの還元率が高くなります。
さらにJACCSモールを経由すると、利用代金の口座引き落とし時に適応される割引枠「Jデポ」も還元されます。
JACCSモールを経由するだけで自動的にポイント還元率が向上するので、ネットショッピングする際は経由するようにしましょう。
ジャックスカードはどんな人におすすめ?
ジャックスカードのメリット・デメリットについてお伝えしてきましたが、具体的にどのような方におすすめなのかご紹介します。
あくまで向いている方になるので、下記の特徴に当てはまらない方が発行しても満足することは可能です。
付帯している保険を重視される方
ジャックスカードは「付帯している保険を重視したい方」におすすめのカードです。
年会費は1,250円かかりますが、付帯している保険は年会費以上のものが付帯しています。
特に「海外旅行傷害保険」が十分すぎる内容になっています。
自動付帯になっているので、ジャックスカードを海外旅行傷害保険目的で発行することもおすすめです。
年会費よりも付帯している保険を重視される方におすすめできるカードです。
ジャックスカードをメインで使用する予定の方
ジャックスカードは「メインカードとして利用する方」におすすめのカードです。
ジャックスカードのデメリットとして「ポイント還元率が低い」ということが挙げられるのですが、メインカードとして利用する場合は、「ラブリィ・アップステージ」で還元率を上げることが可能です。
特に年間300万円以上利用される予定のある方にはおすすめです。
100万円でも200万円でも還元率は上がるので、メインカードとして利用される方にはおすすめできるカードです。
ジャックスカードを実際に利用した人の口コミ
この記事ではジャックスカードのメリット・デメリットについてお伝えしました。
最後に実際に利用した方の口コミをいくつかご紹介します。