プラチナカードは欲しいが、ステータスが高いクレジットカードなので、審査基準は厳しいのではと誰もが考えます。
確かにプラチナカードはゴールドカードよりランクが上なので、審査は非常に厳しいと言っても過言ではないでしょう。
そこで、プラチナカードの審査に悩んでいる人達に向けて、プラチナカードの審査基準について紹介いたします。
審査基準の内容だけでなく、求められる年収、プラチナカードを入手する方法を解説していくので、プラチナカードの審査通過したい人や、プラチナカードを入手したい人達は必見です。
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プラチナカードはゴールドカードのさらに上のランク
プラチナカードはゴールドカードよりランクが上のクレジットカードです。
ゴールドカードの場合は付帯サービスが充実しており、年会費も格安である傾向にあります。中には1万円を超えるゴールドカードがあるのですが、2千円前後でゴールドカードを提供しているカード会社のほうが多いです。
プラチナカードの場合は、ゴールドカードより付帯サービスが充実しているのですが、年会費が高いというデメリットがあります。
中にはプラチナカードの年会費を格安で提供しているカード会社はあるのですが、年会費が格安な分、付帯サービスがゴールドカードと同等になってしまうのです。
プラチナの上はブラックカード
ブラックカードはプラチナカードの上にして、クレジットカードの最高峰であります。
一般からの申し込みで入手できず、逆にブラックカードを発行するカード会社からの招待が唯一、ブラックカードの入手方法です。
どのようにしてブラックカードの招待を受けられるかは基本的に非公開となっておりますが、ブラックカードに関する情報も非公開になっているのがほとんどであります。
年会費は数十万円が平均的で、最低1,000万円以上の年収がないと招待されないと言われているのです。
プラチナカードで利用実績を積み重ね、支払いに対する延滞と滞納がなく、さらに年収1,000万円以上があることが、ブラックカードの招待を受けられるのが近道であると考えています。
プラチナカードはステータス抜群
プラチナカードはゴールドカードよりランクが上であることが証明するかのように、ステータスが抜群です。ステータス抜群と言っても、カード会社によってステータスや付帯サービスが異なってきます。
そこで、プラチナカードの共通するステータスと付帯サービスをまとめました。
- 専用コンシェルジュが付く
- 世界140ヶ所1,200ヶ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる
- 海外保険の額が高い
- 国際線手荷物無料宅配
プラチナカードを持つ人に専用コンシェルジュが付きます。ゴールドカードにはそういった付帯サービスが存在しません。
ゴールドカードでも空港ラウンジを無料に利用できますが、プラチナカードほどではありません。国内主要空港や指定された海外の空港ラウンジの利用に限定されるのです。
プラチナカードの場合だと、世界140ヶ所1,200ヶ所以上の空港ラウンジを無料で利用できます。
プライオリティ・パスの利用は必須ですが、そのプライオリティ・パスはプラチナカード保有者に対して無料で提供されます。
海外保険の額については、ゴールドカードは高くて5,000万円であるのが平均的ですが、プラチナカードの海外保険額は最高1億円が設定されているのです。
国際手荷物無料宅配もプラチナカード以上しか利用できません。
ゴールドカードの優待サービスをプラチナカードで利用できるのかは、利用できると断言いたします。
プラチナカードはゴールドカードよりステータスが高いと説明していますが、ゴールドカードに利用できて、プラチナカードに利用できないサービスは存在しません。
プラチナカードを入手する方法
プラチナカードの入手方法は以下のとおりです。
- ゴールドカードからのインビテーション
- 多くのプラチナカードは直接申し込み可能
この2つを次に挙げて、内容を解説していきます。
ゴールドカードからのインビテーション
インビテーションとは、英語で「招待」を意味します。カード会社から「プラチナカードを利用しませんか?」と招待されたら、カード会員が望めばプラチナカードを入手できるのです。
もちろん、利用の拒否はできます。
プラチナカードのインビテーションを受けるには、ゴールドカードを積極的に利用し、堅実的に利用することです。
プラチナカードを比較的簡単に入手できる方法の中でも、ゴールドカードからのインビテーションはおすすめであります。
インビテーションのメリットは、審査がないことです。
カード会社からの招待なので、厳しいプラチナカードの審査を受ける必要はありません。声がかかれば、プラチナカードを入手できる仕組みです。
どのくらい利用すれば招待がかかるのかは不明ですが、1年~3年でかつ年間100万円以上の利用でプラチナカードが入手できたというケースはあります。
だからと言って、自分の経済力を相談せずにプラチナカードの入手を目的だけで積極的に利用するのは抑えましょう。
三井住友プラチナカードは三井住友ゴールドカードから
三井住友プラチナカードの入手方法は、三井住友ゴールドカードからのインビテーションに限定されます。
三井住友ゴールドカードの利用実績を積み重ねるだけで、インビテーションでプラチナカードが入手できるのです。
多くのプラチナカードは直接申し込み可能
三井住友プラチナカードを除き、多くのプラチナカードは直接申し込みが可能となります。
今までクラシックカードを使ってきたが、長期に渡る海外の滞在などを理由にプラチナカードが必要になったという人達が多くいるのです。
そういった人達はゴールドカードではなくプラチナカードが向いているのですが、年会費が高く、審査が非常に厳しいというデメリットがあります。
プラチナカードの審査基準は後ほど解説していきますが、プラチナカードの保有に見合ったステータスが求められるのです。
プラチナカードの審査基準
プラチナカードの審査基準は基本的に非公開です。しかし、3つのポイントを抑えておけば、審査を通過できる確率が上がるでしょう。
- 勤続年数と職業
- 年収
- 個人信用情報に傷がないかどうか
この3つのポイントを次に挙げて、解説していきます。
勤続年数と職業
仮にその人が勤めている会社に5年以上在籍し、年収が1,000万円だとします。確かに、このスペックならプラチナカードの審査を通っても不思議ではありません。
しかし、職業がどういうものなのかが不明です。
収入と雇用が安定していても、怪しげな職業に就いている人にプラチナカードは発行しません。
その人がもし、反社会的勢力などに在籍していたら、プラチナカードを発行したカード会社の信用が低下する恐れがあります。
誰もが知っている会社に勤務し、なおかつ社会的地位が高い人に、プラチナカードが発行されるのです。
自営業でもプラチナカードを持っている人はいるのですが、この場合は事業年数と職業と収入で判断されます。
年収
カード会社によりますが、年収は最低700万円以上が望ましいでしょう。なぜかと言いますと、プラチナカードの利用枠の仕組みにあります。
プラチナカードの利用枠は「最低300万円~」となっているのです。300万円以上利用しないとダメだということになり、プラチナカードを持つには相応の年収が必要になります。
カード会社によっては、年収350万円でもプラチナカードを持てるというケースはあるのですが、年会費が非常に高いと考えると、プラチナカードの保有はおすすめしません。
個人信用情報に傷がないかどうか
これはプラチナカードに限ったことではなく、全てのクレジットカードにも言えることです。どんなにその人のスペックが高くても、個人信用情報に傷があった場合、プラチナカードの審査通過は不可能となります。
個人信用情報について具体的に説明すると、支払いに対する延滞や滞納などの金融事故です。金融事故を起こさないためにも、支払いに対して堅実的になりましょう。
プラチナカードの年収の条件は?
プラチナカードの年収の条件について、「年収」という見出しで説明したのですが、プラチナカードを発行するカード会社によって、年収の条件が異なります。
そこで、主要プラチナカードの種類を挙げて、最低年収についてまとめました。
プラチナカードの種類 | 最低年収 |
---|---|
MUFGプラチナ・アメリカン・エキスプレス | 350万円 |
オリコカード ザ プラチナ | 450万円 |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 700万円 |
アメリカンエクスプレス プラチナカード | 1,000万円 |
年収350万円程度で持てるプラチナカードがあるのですが、これは「MUFGプラチナ・アメリカン・エキスプレス」という見出しで詳しく解説していきます。
最低年収が700万円~1,000万円以上でなければ持てないプラチナカードがあるのですが、そういったプラチナカードの年会費は高いです。
しかし、その分の付帯サービスが充実しているというメリットもあります。
年収がプラチナカードの審査基準の中でも重要と言っても過言ではないでしょう。
直接申し込み可能なおすすめプラチナカード
プラチナカードの多くは直接申し込みが可能ですが、三井住友プラチナカードのように、インビテーションでしか手に入らないプラチナカードも存在します。
プラチナカードが欲しい、だけどインビテーションまでに待てないという人は、直接申し込みが可能なプラチナカードがおすすめです。
しかし、直接申し込みが可能なプラチナカードが多く、どれを選べばいいのかとわからない人が多くいます。
そこでおすすめなのは、MUFGプラチナ・アメリカン・エキスプレスです。
MUFGプラチナ・アメリカン・エキスプレス
MUFGプラチナ・アメリカン・エキスプレスは「プラチナカードの年収の条件は?」という見出しでも説明に触れましたが、特徴は最低年収350万円からという手軽さにあります。
高年収の人がプラチナカードを持っているというイメージが世間的に強いのですが、MUFGプラチナ・アメリカン・エキスプレスであれば、年収350万円の人でも持てる可能性があるのです。
年会費は22,000円(税込)で、ご利用枠は50~500万円となっています。
コンシェルジュサービスやプライオリティ・パスの申し込み(無料)など、プラチナカードが備わっているサービスが充実しているのです。
コスパが高いプラチナカードなので、プラチナカードだけ欲しいなら、MUFGプラチナ・アメリカン・エキスプレスがおすすめであります。
プラチナカードを手に入れるならまずゴールドカードを目指す
プラチナカードを手に入れる一番の近道は、ゴールドカードで利用実績を積み重ねることです。
ゴールドカードは、プラチナカードほど審査基準は厳しくありませんが、甘くもありません。
プラチナカードはゴールドカードの利用実績で、インビテーションという形で入手できるだけでなく、カード会社が認めたので審査は免除されます。
ゴールドカードからであれば、プラチナカードを手に入れる一番の近道です。