年会費無料で還元率の高いクレジットカードにリクルートカードが挙げられます。年会費無料で還元率を意識したクレジットカードは多く発行されていますが、その中でもリクルートカードは抜き出ているものです。
リクルートカードを利用するとどの程度ポイントが貯まるのでしょうか。また、貯めたポイントはどのように利用できるのでしょうか。
リクルートカードのポイント還元率と使い道についてご紹介します。
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リクルートカードのポイント還元率
リクルートカードは100円(税込)につき1.2ポイントが貯まります。1ポイントは1円相当ですので還元率は1.2%です。
クレジットカードの標準的な還元率は0.5%です。
これと比較するとリクルートカードは2倍以上の還元率が設定されていて特にお得なクレジットカードと言えます。
リクルートカードは年会費無料でポイント還元率1.2%
リクルートカードは年会費無料でありながらポイント還元率1.2%の高還元率クレジットカードです。
年会費無料のクレジットカードの中で還元率が1%を超えるものはあまりありません。
還元率1%のクレジットカードで高還元率のクレジットカードとされています。そのことを踏まえるとリクルートカードは年会費無料で特に還元率の高いクレジットカードに分類されます。
リクルート系サービスの利用でポイント還元率アップ
リクルートのクレジットカードですのでリクルート系サービスを利用することでポイント還元率がアップします。
具体的に利用するサービスと獲得できるポイントをまとめると以下の通りです。
利用サービス | リクルートカード支払い時の還元率 |
---|---|
じゃらんnet | 3.2%~11.2% |
ポンパレモール | 4.2%~21.2% |
Hot Pepper Beauty | 3.2% |
ホットペッパーお食事券(Hot Pepper グルメ) | 3.2% |
主要なリクルート系サービスが対象となっています。
じゃらんnetやポンパレモールは利用する対象によって適用される還元率が異なります。最低でも3%以上の還元率が適用されますし、ポンパレモールであれば最大21.2%もの還元率が適用されますので非常にお得です。
日頃からこれらのサービスを利用しているのであれば、リクルートカードを発行して支払いを切り替えるだけで格段に支払いがお得になります。
リクルートポイントはPontaポイントに等価交換できる
リクルートポイントは共通ポイントのPontaポイントに等価交換できます。リクルートポイント1ポイントをPontaポイント1ポイントのレートです。
交換にあたり手数料などは発生しませんので、ポイントの価値を全く下げることなくPontaポイントに交換できます。
Pontaポイントは日本でも特に利用されている共通ポイントです。加盟店数も多いですので、幅広いお店でポイントが利用できるようになります。
リクルートポイントのままではポイントを使いこなせないと感じている人もいるかもしれません。しかし、Pontaポイントであれば活用できる人も多いことでしょう。Pontaポイントに交換して利便性を高めることが可能です。
リクルートカードでお得なポイントの貯め方
リクルートカードは日々の支払いに利用することでどんどんとポイントが貯まります。
加えて、工夫をすることでさらに効率よくポイントが貯まります。お得にポイントを貯めるための4つの方法をご紹介します。
①リクルート系のサービスで貯める
リクルート系のサービスにリクルートカードを利用することでボーナスポイントが貯まります。具体的なサービス名と還元率は上記でご紹介したとおりです。
利用サービス | リクルートカード支払い時の還元率 |
---|---|
じゃらんnet | 3.2%~11.2% |
ポンパレモール | 4.2%~21.2% |
Hot Pepper Beauty | 3.2% |
ホットペッパーお食事券(Hot Pepper グルメ) | 3.2% |
リクルート系の対象サービスを利用すると還元率が最低でも3.2%になります。年会費無料のクレジットカードでここまで高い還元率が適用されるものはほとんどありません。
他の還元率の高いクレジットカードを利用するよりも圧倒的にお得になるはずですので、リクルート系のサービスを利用するときはリクルートカードでポイントを貯めてみましょう。
②電子マネーへのチャージでポイントを貯める
リクルートカードは電子マネーのチャージでもポイントが貯まるクレジットカードです。電子マネーへのチャージはポイント対象外となるクレジットカードも増えていますのでポイントが貯まることはメリットです。
しかも、電子マネーへチャージするときも還元率1.2%でポイントが貯まります。電子マネーのチャージで適用される還元率の中では最高クラスのものです。参考までに還元率0.5%で電子マネーをチャージしたときとのお得さを比較してみましょう。
利用金額 | 還元率1.2% | 還元率0.5% | 金額差 |
---|---|---|---|
5,000円 | 60円相当 | 25円相当 | 35円相当 |
10,000円 | 120円相当 | 50円相当 | 70円相当 |
30,000円 | 360円相当 | 150円相当 | 210円相当 |
毎月電子マネーを1万円チャージするのであれば、リクルートカードを利用している限り年間1440円相当のポイントを獲得できます。しかし、還元率0.5%のクレジットカードであれば600円相当のポイントしか獲得できません。1年間で840円相当の差が出ますのでリクルートカードを利用するとお得であることが分かります。
月間で30,000円分のチャージはポイント付与対象外
nanacoや楽天Edyへのチャージがおすすめ
電子マネーのチャージ先に困っている人はnanacoや楽天Edyにチャージすることをおすすめします。
これらの電子マネーは日本でも幅広く利用されていて加盟店も多いものです。しかも、nanacoや楽天Edyは電子マネーでの支払いでもポイントが貯まります。
チャージでのポイントと電子マネー利用でのポイントの二重取りが可能ですので、さらに効率よくお得に支払いができます。
なお、楽天Edyにチャージしたい場合にはリクルートカードの国際ブランドにVISAかMasterCardを選択しなければなりません。JCBブランドのリクルートカードではチャージできません。
③公共料金の支払いで貯める
公共料金の支払いにも対応しています。そのため、リクルートカードを公共料金の支払いに設定することで効率よくポイントを貯める方法もあります。例えば公共料金には以下のものが挙げられます。
- 電気
- ガス
- 水道
- 通信費
基本的に公共料金の支払いは毎月発生するものです。多少のぶれはあるものですが、それを踏まえても毎月ある程度は安定してポイントを獲得できるはずです。
公共料金の支払いをするだけで毎月安定したポイントを獲得できるとお得感が増します。
公共料金の支払いは銀行引き落としとしている人も多いことでしょう。昔から支払いをしているとそのまま銀行引き落としになっているものです。
これらの支払いをリクルートカードの発行とともにクレジットカード支払いに切り替えると、それだけでお得にポイントが貯まります。
④ポンパレモールでネットショッピングをする
ポンパレモールはリクルートが提供するネットショッピングモールです。オンライン通販やオンラインでの予約など様々なネットショッピングが楽しめます。
ネットショッピングモールですので、ポンパレモールを経由してショッピングサイトにアクセスをすることで還元率が高まります
アクセス先によって還元率は異なりますが、最低でもクレジットカード支払いで還元率4.2%です。
ネットショッピングモール自体は他のクレジットカード会社も提供しています。しかし、ここまで高い還元率で安定して利用できるものは少ないです。
リクルートポイントの使い道
リクルートポイントはどのような使い道があるのでしょうか。貯めたポイントの使い道についても解説します。
リクルートのサービスで1ポイント=1円で使える
リクルートのポイントですのでリクルートのサービスで利用することが基本です。この場合1ポイントを1円の価値で利用できます。リクルートポイントの具体的な使い道は以下のサービスが挙げられます。
- じゃらんnet
- ポンパレモール
- Hot Pepper グルメ
- Hot Pepper Beauty
これらのサービスを日頃から利用している人であれば、リクルートカードを利用することで効率よくポイントを貯めて使えます。
もちろん貯めたリクルートポイントは貯めたサービスでしか利用できないわけではありません。じゃらんnetで貯めたリクルートポイントをHot Pepper グルメで利用することも可能です。
Pontaポイントに交換する
リクルート以外でもポイントを利用することを考えるのであればPontaポイントに交換することをおすすめします。
上記でもご紹介したとおりPontaポイントは共通ポイントの一つです。そのためリクルート以外でも幅広くポイントを利用できます。
しかもPontaポイントに交換してもポイントの価値は下がりません。つまりリクルートのサービスで利用する時と同様に、1ポイント1円相当で利用できるのです。
1ポイントリクルートポイント=1ポイントPontaポイント
さらに共通ポイントは1ポイントから利用できます。コンビニの支払いで端数が出た時に利用するなど幅広い用途で利用できるのです。
JALマイルに交換する
リクルートポイントは間接的にですがJALマイルに交換可能です。ポイントの用途としてJALマイルに交換することもおすすめです。
JALマイルに交換する場合、まずはPontaポイントに交換しなければなりません。リクルートポイントから直接JALマイルには交換できないのです。PontaポイントからJALマイルはPontaポイント2ポイントをJALマイル1マイルのレートで交換できます。
共通ポイントからマイルへ交換する場合、2ポイントを1マイルのレートで交換するものが多いです。そのためPontaポイントからJALマイルへの交換は特段レートが悪いわけではありません。
リクルートポイントからは2回交換する手間が発生します。ただ、PontaポイントからJALマイルへの交換も手数料は発生しませんので航空機を利用する人であればJALマイルにまとめてしまうのも使い方の一つです。
まだまだリクルートポイントは使いにくい
リクルートカードはポイント還元率の高いクレジットカードです。しかし、リクルートカードで貯まるリクルートポイントはまだまだ使いにくいポイントです。
そのためポイント還元率に注目するだけではなくポイントの使い道にも注目してリクルートカードを発行するべきです。
ただ、リクルートポイントは使いにくいものですがPontaポイントに交換すると幅広い用途に利用できます。
そのため日頃からPontaポイントの加盟店で買い物をする人であればリクルートカードを持っておいて損はないでしょう。
むしろポイントを交換する手間はかかりますが、Pontaポイントを貯めるためのクレジットカードであると考えると高還元率です。
年会費無料かつ還元率1.2%でPontaポイントの貯まるクレジットカードは他にはありません。
リクルートカードはリクルート系のサービスを使う方におすすめ
基本的にはリクルート系のサービスを利用する人にリクルートカードをおすすめします。発行することで効率よくポイントが貯まりリクルートのサービスをお得に利用できます。
そのためまずはリクルート系のサービスを利用する額がどの程度あるかを考えてみましょう。
年会費無料のクレジットカードですので、リクルート系のサービスをあまり利用しない人でも持っておいて損をすることはないでしょう。
ただ、年間一度もリクルート系サービスを利用しないのであれば、他の高還元率クレジットカードも検討すると良いでしょう。