ソラチカカードはもう役に立たない?改悪と言われている理由について解説

ソラチカカード 改悪 東京メトロ To Me CARD

マイルが貯まりやすいと人気のソラチカカード、実は最近改悪されたと言われていることが多いようです。

なぜそのように言われているのか、これからも使ってよいのかわからないという人もいると思います。

この記事ではソラチカカードがなぜ改悪されたと言われているのか、実際にいま使ったらお得になるのかなど気になるポイントを解説しています。

ソラチカカードを持っている人、これから作る予定のある人はぜひチェックしてみてください!

※本ページにはPRが含まれます。

ソラチカカードってどんなもの?

そもそもソラチカカードがどんなものか知らないという人もいると思います。

まず最初にソラチカカードがどんなものなのか説明していきます。

ANAカードの機能が使えるクレジットカードのこと

ソラチカカードとはJCBが発行しているクレジットカードのことです。

PASMO機能がついている他ANAカードとしても使用が可能となっており、マイルが貯まりやすいという特徴を持っています。

また様々なポイントに対応しており、東京メトロやメトロポイントの加盟店で買い物する事でもポイントをためることが出来ます。

他のクレジットカードを比較して対応しているポイントの幅が広く、様々な場面でお得感を得られるところが特徴であると言えます。

ANAカードとしても利用できるため、空港を良く利用する方にもおすすめのカードです。

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)のメリット・デメリット!ETCカード・年会費・手数料・ポイント徹底比較

PASMOとしても利用できる

ソラチカカードはPASMOとしても利用することができ、東京メトロをはじめとした各路線でスムーズに改札を通過することが出来ます。

また自動チャージにも対応しているため残高不足で改札で止められてしまったり、面倒なチャージ手続きを行わずに使用することが可能です。

さらに最大の特徴として、オートチャージで使用した分の金額もポイント還元の対象として扱われます。

そのため普段の通勤で電車やバスを利用するだけでも勝手にポイントが貯まっていくというお得感のあるカードです。

普段電車を良く利用する人であれば効率よくポイントをためることが出来ます。

マイルをためることが出来る

ソラチカカードを選ぶ理由としてよくあるのが「マイルを貯めたい」というものです。

このカードはANAマイルにも対応しており、また他のポイントをマイルに変換することが可能です。

そのためマイルを貯めたい人にはうってつけのカードとなっています。

通常であれば、マイルは飛行機に乗ったり空港を利用しないとたまらないというイメージが強いと思います。

ですが実は飛行機を利用しなくても各種ポイント制度などを利用することでマイルをためることができます。

このような方法でマイルを貯める人は「陸マイラー」と呼ばれ、ソラチカカードを利用してマイルを貯めている場合が多いようです。

一見抜け道を利用したり悪い事をしているような印象を受けるかもしれませんが、陸マイラーはポイントの制度を利用しているだけで違法やルール違反という訳ではありません。

あくまで正規の方法でポイントを稼いでいる人を指す言葉として使われているようです。

改悪と言われている理由について

ここまでサービス内容の説明をしてきましたが、ソラチカカードが改悪されたと言われている理由は何なのでしょうか?

ここでは改悪と言われている理由について解説していきます。

マイルを効率よく貯めることができなくなった

以前の制度ではソラチカカードは非常にマイルを貯めやすいカードとして知られていました。

これは他のサイトや買い物などで貯めたポイントを全てマイルとして変換することが可能であり、またその還元レートが非常に高かったためです。

このため他サイトなどで貯めたポイントをマイルに変換する手順が「ソラチカルート」と呼ばれ、マイルを貯める最も効率の良い方法と言われていました。

ところが2019年にLINEポイントについてのルール変更があり、LINEポイントからメトロポイントへの変換が不可能となりました。

これによって従来の方法で集めたポイントをマイルに変換することが不可能となり、以前より利用されていた「ソラチカルート」が実質使用不可能となりました。

これがマイルを貯めている人たちから「改悪」と言われている内容になります。

「陸マイラー」と呼ばれる方法に使用されていた

陸マイラーは基本的に飛行機を利用せずにポイントを貯める人のことを指します。

そのため以前の方法でマイルが貯められなくなったことを残念に思っている人が多いようです。

とはいえソラチカカードが完全に使えなくなったわけでは無く、普通に使用することでポイントを貯めることも出来ます。

あくまで効率の良いマイル稼ぎが出来なくなっただけであり、クレジットカードとしての機能が使えなくなったわけではありません。

今はあまり使ってもメリットがないの?

マイルを貯めにくくなったことは分かりましたが、それではソラチカカードは持っていても意味のない物になってしまったのでしょうか?

ソラチカカードの使い道や持っているメリットについて説明したいと思います。

東京メトロを利用するなら持っていて損はない

ソラチカカードはポイントの変換機能以外にも様々な場所で利用することでポイントを貯めることが出来ます。

その中でもメトロポイントは比較的貯まりやすく、東京メトロを利用するのであれば持っていて損をすることはないと言えます。

特に定期券の購入についてはメトロポイントの他にOkiDokiポイントも貯めることが出来ます。

これらのポイントは別々に加算される仕組みとなっており、定期券を買っただけでメトロポイントとOkiDokiポイントの両方が貯まることになります。

還元率も高いためおすすめの方法です。

あくまでポイント還元の手順が使用不可能になっただけであり、ソラチカカードのポイント制度自体が使えなくなったわけではありません。

東京メトロ関連の特典だけでも、今でも十分に使用する価値のあるカードであると言えます。

ポイントをためる目的で作るのもあり

ソラチカカードのもう1つの特徴として、実は持っているだけでポイントを貯めることが出来るという点が挙げられます。

ソラチカカードはスマリボというサービスを活用することで年会費が825円になるのですが、この状態で持っているだけでも毎年継続ボーナスマイルという制度で1000マイルが加算されるようになります。

そのため毎年175マイルが勝手に加算されていき、持っているだけでマイルが勝手に溜まっているのと同じ状態になります。

少ない額とはいえ持っているデメリットがないため、マイルを貯めたいという人であれば作って持っておくのも良いと思います。

またカードのランクが上がるとマイルも貯まりやすくなるため、普段から頻繁に買い物で使用する場合はランクの高いカードを選ぶのも1つの手です。

いろんな種類のポイントに対応している

ソラチカカードのメリットとして、対応しているポイントの種類が多いという点が挙げられます。

他社のカードであれば1~2種類程度のポイントが貯まるものが多いですが、ソラチカカードの場合は以下のポイントが利用可能となっています

  • ANAマイル
  • メトロポイント
  • OkiDokiポイント

これらのポイントを別々に貯めることが出来るほか、使い方によっては2種類のポイントが同時に還元される場合もあります。

普段ポイントを気にする人やポイントを貯めるのが好きな人にとってはうってつけのカードと言えるでしょう。

またポイントの種類が多いということはポイントを手に入れるチャンスが多いということでもあります。

実際ソラチカカードであれば買い物以外にも電車やバスの利用、空港の利用でもポイントが貯まっていきます。

普段これらを良く利用する人であればかなりお得に利用できるカードであると言えるでしょう。

ソラチカゴールドカードの方がポイントは貯まりやすい

ソラチカカードにはランクがあり、中でもゴールドカードの場合は普段のポイントが貯まりやすくなるという特徴があります。

通常のソラチカカードと比べるとマイルの還元率がなんと2倍になるため、カードを使う機会が多いのであればかなりお得に利用できるカードであると言えます。

また同様にメトロポイントについても通常のソラチカカードの2倍の還元率になります。

このメトロポイントはマイルに変換することが出来るため、普段東京メトロを利用している人であればマイルがあっと言う間に溜まっていきます。

年会費は多少高くなりますが、人によっては十分元が取れる内容となっています。

具体的には月に3万円以上の買い物をしたり、年に何回かANAの飛行機を利用する方であれば十分元は取れると言われています。

気になる人は一度チェックしてみることをオススメします。

ソラチカゴールドカードのメリット・デメリット!一般カードとの違い・ポイント・マイルを徹底解説!

マイルって何に使えるの?

ここまでマイルの貯まりやすさについて説明してきましたが、実はマイルの使い方を良く知らないという人もいると思います。

ここではマイルの使い方の例をいくつか紹介したいと思います。

航空券と引き換えることができる

一番オーソドックスな使い方として、マイルは航空券と引き換えることが出来ます。

国内線と国際線で値段は違いますが、目安として国内線であれば片道5000マイル、国際線の場合は往復で12000マイル程度あれば交換が可能です。

選べる路線も豊富なため、飛行機に乗る予定があるのであれば一度確認してみましょう。

また購入した航空券をアップグレードする事にも使用可能となっており、座席のランクを上げるのに使用することも出来ます。

たまに自分へのご褒美としてグレードの高い座席にアップグレードしてみるなどの使い方もオススメです。

電子クーポンに変えることが出来る

マイルはANA SKYコインという電子クーポンに交換することができます。

こちらは1マイルでも持っていれば交換可能となっており、交換したマイルの数や会員のステータスに応じて交換率が変動するという特徴があります。

そのため交換するのであれば一度に多くのマイルを交換するか、グレードの高いカードに交換したタイミングなどがオススメです。

こちらのクーポンは交換してから1年間が期限となります。

そのため期限が近くなったマイルを交換することで使用できる期限を1年間伸ばすというような使い方も可能です。

空港以外のショッピングでも利用可能

実はマイルは空港以外のショッピングなどでも利用することが出来ます。

電子マネーのチャージなどでも利用することが出来るため、意外と幅広い場面で使用することが出来ます。

代表的な例としては以下のようなポイント等と交換することが出来ます。

  • スターバックスカード
  • iTunesギフトカード
  • 楽天スーパーポイント
  • nanacoポイント
  • ヤマダポイント

意外と空港と関係ない場所でも使用できるため、自分が欲しい物や利用したいお店のものが無いかチェックしてみることをオススメします。

ソラチカカードは今でも十分クレジットカードとして役に立つ

いかがだったでしょうか?

ソラチカカードは一部で改悪されたと言われてしまっているようですが、今でも十分に魅力的なサービス内容のあるカードであると言えます。

特にポイントに興味がある方であれば作っておいて損することはないと言っても良いでしょう。

ソラチカカードをうまく利用し、欲しいポイントを効率よく貯められるよう工夫してみましょう!

タイトルとURLをコピーしました