「クレジットカードでポイントが貯まるのはお得そうだけど、めんどくさいな…」「忘れっぽいからポイントを交換せずに放置してしまいそう」
お店のポイントカードもいつも貯めきれず中途半端になってしまう。忘れっぽい方におすすめなのが「キャッシュバック型のクレジットカード」です。
クレジットカードは通常貯めたポイントを他社のポイントに交換して使いますが、キャッシュバック型のクレジットカードは貯めたポイントが何もしなくてもカードの支払いに充てられます。
めんどくさがりな方もポイントを失効せずに使えておすすめです。
ここではそんなキャッシュバック型のおすすめクレジットカードを紹介していきます。
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キャッシュバック型のクレジットカードは3種類ある
キャッシュバック型と一口にいっても、3種類のパターンがあります。
- クレジットカード請求料金から割引される【自動割引型】
- 現金で口座に振り込まれる【口座入金型】
- 電子マネーに交換される【電子マネー型】
直接現金を受け取れるものと、ポイントや値引きでキャッシュバックされるパターンがあります。
【自動割引型】クレジットカード請求料金から割引される
自動割引型はクレジットカードの利用額から貯めたポイントが差し引かれて請求されます。
キャッシュバック型のカードで一番オーソドックスなパターンです。
(例)P-oneカード・VIASOカード
払う金額が目にみえて少なくなるので、キャッシュバックされているのを目に見えて体感できます。
クレジットカードでポイントを貯めても何に使えばいいか分からない…という方にぴったりです。
ただし、カードの請求がなかった年はキャッシュバックも当然ないので、キャッシュバックの条件がカード利用になります。
【口座入金型】現金で口座に振り込まれる
口座入金型は、カードに貯まったポイントが現金に変わって銀行口座に直接振り込まれます。
(例)学生専用ライフカード
通帳に直接入金されるので、キャッシュバックされた金額の使い道は自由です。使い方に縛られないのが口座入金型のクレジットカードのメリット。
しかし口座入金型は自動割引型に比べて還元率が低くなる傾向なのがデメリットです。
【電子マネー型】電子マネーに交換される
電子マネー型は、カードで貯まったポイントがEdyやWAON・Suicaにチャージされます。
ある意味キャッシュバックではありますが、ポイント交換が必要なため口座入金型や自動割引型と比べて手間がかかります。
(例)楽天カード・ビュー・スイカカード
キャッシュバック型といいながら、一般的なクレジットカードとかわりません。しかし、「自動割引型」や「口座入金型」に比べて還元率がいいのがメリットです。
ポイント還元率にこだわるなら、キャッシュバック型のクレジットカードではなく、一般的なクレジットカードを申し込みをおすすめします。
キャッシュバックがお得なおすすめクレジットカード
キャッシュバック型クレジットカードには以下の3つがあります。
- クレジットカード請求料金から割引される【自動割引型】
- 現金で口座に振り込まれる【口座入金型】
- 電子マネーに交換される【電子マネー型】
ここからはそれぞれのパターンごとにおすすめクレジットカードを紹介します。
キャッシュバックのパターンや、キャッシュバックの条件を確認してみてください。
【自動割引型】P-oneカード<Standard>
P-oneカード<Standard>
カード年会費 | 無料 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 1,000円+税 |
還元率 | 1.0% |
電子マネー | – |
- 請求時に自動的に1.0%OFF
- ショッピング・公共料金・国民年金保険料も自動で1%OFF
- ポイントモールでポイントアップも可能
キャッシュバック型のクレジットカードの中でも特におすすめなP-oneカード<Standard>
魅力は「自動1%OFF」です。カードの利用額に対して手続きが不要で請求額が自動的に1%OFFになるので非常に分かりやすいです。
P-oneカード<Standard>で割引になるのはショッピングだけではありません。
公共料金・電話料金・国民年金保険料も支払いで自動的に1%OFFになります。キャッシュバックの条件も限度もなく、すべての支払いが1%OFFになるので便利です。
ただし、以下はキャッシュバックの対象にならないので注意が必要です。
- ETCカード利用金額
- 電子マネーのチャージ
- 金券
- 生命保険などの保険料
ただし、ETCカードの支払いではポイントが貯まらないこと、100円未満の金額はすべて切り捨てになってしまうことには注意しましょう。
P-oneカード<Standard>は還元率1.0%と高いので、キャッシュバックを使いたいけど還元率は下げたくない…という方におすすめです。
【口座入金型】VIASOカード
VIASOカード
カード年会費 | 無料 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 1000円+税 |
還元率 | 0.5% |
電子マネー | — |
- 貯まったポイントは自動的にキャッシュバック!
- 海外旅行傷害保険が最高2000万円付帯
- 最短翌日営業日発行
VIASOカードは1000円の利用で1ポイントが貯まります。1ポイント=5円の価値があるため、還元率は0.5%です。
入会日から1年が経過した月に引き落とし口座に自動キャッシュバックされます。口座入金型なので、キャッシュバックされた金額を自由に使えます。
通常還元率はP-oneカード<Standard>に比べて半分になってしまいますが、ETCカード・携帯電話・プロバイダ料金の利用でポイント2倍(還元率1.0%)になります。
キャッシュバックの条件は1000ポイント以上のため、年間に100万円以上の決済が必要です。しかし、携帯電話料金とETCカード料金をVIASOカードで支払えばその他の支払いは年間に20万円程度でも達成できるでしょう。
しかし、クレジットカードやETCカードの利用金額が大きくない方はキャッシュバックされる時期が遅くなってしまうので、他のカードがおすすめです。
【電子マネー】ビュー・スイカカード
ビュー・スイカカード
カード年会費 | 477円+税 |
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ETC年会費 | 524円 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 0.5% |
電子マネー |
- Suicaオートチャージ機能付き!Suicaチャージでポイント1.5倍
- Suica定期券と一体型にできる!
- 海外旅行保険が自動付帯・国内旅行保険が利用付帯
交通系電子マネーSuicaを利用したい方やJRを通勤・通学で利用している方におすすめです。
ビュー・スイカカードは通常の支払いでの還元率は0.5%ですが、定期券の購入やSuicaへのチャージではポイントが3倍になります。(還元率1.5%)
貯まったポイントはSuicaへチャージできるので、これをキャッシュバックと捉えています。
しかしポイントをSuicaに移動するには駅構内にあるVIEW ALTTEで交換が必要です。操作は簡単なのですが、ポイント交換が面倒という方には向かないでしょう。
年会費は初年度無料、次年度からは477円かかってしまうのですが、WEB明細に切り替えればその分のポイントがもらえるので実質無料です。
また、Suicaポイントクラブに無料登録すれば、KIOSKやNewdaysなどの加盟店でSuicaポイントが0.5%~1.0%加算されるので、2重でポイントが貯まります。
ポイントをSuicaにチャージする手間はかかりますが、Suicaは利用できる店舗が多く、定期券とも一体型にできるため、JJRをよく利用する方にはおすすめです。
【自動割引型】REX CARD
REX CARD(レックスカード)
カード年会費 | 無料 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 1.25% |
電子マネー | — |
申し込み資格 | 満18歳以上で電話連絡が可能な方 |
- ポイント還元率が1.25%
- 海外旅行保険が自動付帯
- JACCSモールの利用で還元率がアップ
REX CARDは通常還元率が1.25%という超高還元率カードです。2000円の利用ごとに25ポイントが貯まり、貯まったポイントをJデポに交換するとカードの支払い額から値引きができます。
貯まったポイントをJデポに交換する手間は必要になりますが、1.25%という高い還元率を魅力に感じる方におすすめです。
ただし、ポイント付与が2000円の利用ごとのため、あまりカードで買い物をしない方にとってはポイントが貯まりにくい…と感じるため注意が必要です。
しかし、JACCSモールを経由すれば還元率が3.5%になる店舗もあるので、ネットショッピングを利用すればポイントは貯まりやすいでしょう。
【自動割引型】リーダーズカード
リーダーズカード
カード年会費 | 初年度年会費無料 2750円 |
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ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 1.25% |
電子マネー | — |
- 通常還元率1.25%!ネットショッピングで1.75%
- 年間30万円以上の利用で次年度年会費無料
- 請求時に値引き可能
リーダーズカードは通常還元率が1.25%で、ネットショッピングで1.75%の高還元率カードです。
毎月の合計金額1000円毎に11ポイントが貯まります。またJACCSモールを経由するとJデポか0.5%加算され、合計還元率は1.75%になります。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでも還元率1.75%です。JCB CARD WではAmazon還元率2.0%なので、特別高いとは言えませんが、普段の還元率はJCB CARD Wより高いです。
リーダーズカードで貯まったJデポはクレジットカードの値引きに利用できます。
初年度年会費は無料で次年度から2750円かかりますが、年間に30万円以上利用すれば翌年の年会費は無料になります。
【口座入金型】学生専用ライフカード
学生専用ライフカード
カード年会費 | 永年無料 |
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ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 0.5% |
電子マネー | |
申し込み資格 | 満18歳以上25歳以下の学生 |
- 誕生月はポイント還元率3倍
- カード・ETC年会費が無料
- 海外保険が最高2000万円自動付帯
学生専用ライフカードは18歳以上25歳以下の学生の方が、海外旅行に行く際におすすめなカードです。
学生専用ライフカードは事前に申請をした上で海外でカードを利用すると、利用金額の5%が自動的にキャッシュバックされます。
1年に5万円までという制限はありますが、5%の還元がされるのは学生専用ライフカードのみ。
海外旅行に行く学生の方は見逃せません。
また、ライフカードは誕生月にポイントが3倍(還元率1.5%)になり、海外旅行保険が最高2000万円自動付帯します。
2019年10月からキャッシュレス決済で2%~5%還元
※既に終了
2019年10月1日から消費税が増税されたことにより、クレジットカード・電子マネーなどのキャッシュレス決済を利用すると購入額の5%~2%のポイントやキャッシュバックが受けられます。
#消費税 が10%に引きあげられました。
コンビニのレシートには、軽減税率を示す「軽」やキャッシュレス還元額などが印字されます。#消費増税 pic.twitter.com/8nzXBrLyj4— 東京新聞写真部 (@tokyoshashinbu) September 30, 2019
このキャッシュレス還元のマークがあるお店であれば最大5%が還元されます。
キャッシュバック型のクレジットカードをお店で利用すれば、クレジットカードの還元だけでなくキャッシュレスの還元も受けられます。
現金で支払うと1円も帰ってこないので、クレジットカード払いはお得ですね。
入会キャンペーンでさらにお得にポイントをゲットしよう
クレジットカードのキャッシュバック+国のキャッシュレス還元に加えて、カードの新規入会でもポイントを獲得できます。
VIASOカード:最大10,000円キャッシュバック
VIASOカードの入会キャンペーンは以下の通りです。(2020年6月30日まで)
- 新規入会後に3ヵ月で15万円以上VIASOカードを利用…7000円分のVIASOポイント
- 登録型リボ「楽Pay(らくペイ)」登録…2000円分のポイント
- 携帯電話料金の支払い…1000円のVIASOポイント
リボ登録はおすすめしませんが、新規入会3ヵ月以内に15万円は難しくない条件でしょう。
入会キャンペーンで獲得したポイントは入会から1年後にキャッシュバックされます。
三井住友カード:新規入会で20%還元
三井住友カードの入会キャンペーンは以下の通りです。(2020年2月3日~2020年4月30日まで)
- 新規入会・入会2か月末までにVpassアプリへログイン
- クレジットカード(またはiD)で買い物
→利用金額の20%還元
- 1/50の確率で上限10万円が全額タダになる
入会キャンペーンの「リボ払い」には注意
クレジットカードの入会キャンペーンは最大1万円以上還元されたり、ポイントがもらえたりと大変お得です。
しかし、ポイントを貰う条件に「リボ払い」が含まれている場合は注意が必要です。
リボ払いは月々の支払い額を利用金額に関わらず一定にできる支払い方ですが、月々の負担を減らす分金利が高くつきます。
手数料が15%ほど取られてしまい、トータルで見るとポイントで相殺できないほどの金額を支払ってしまうので、リボ払はおすすめできません。
三井住友カードのようにリボの上限を自分で調節すれば手数料がかかりませんが、万が一設定を失敗してしまったり、忘れてしまっていると高い金利がかかります。
入会ポイント目当てにリボ払いを設定するのは危険なので、極力避けるようにしましょう。
キャッシュバック型のカードは節約にも使える
キャッシュバック型のクレジットカードは、貯まったポイントを他社のポイントに交換する手間がかからないため、忘れっぽい人や交換手続きが面倒な方には便利です。
ただし、選ぶカードによってはETCカードでポイントが貯まらなかったり、年間利用額によって年会費がかかってしまうものがあるので自分にあったカードを選びましょう。
- ETCカードを利用利用しない+ポイント交換をしたくない方→P-oneカード
- 年間に20万円以上利用+高速道路でETCカードをよく使う方
- Suicaを利用する+JR定期券を利用する→VIASOカード
- 学生で海外旅行に行く方→学生専用ライフカード
- 年間に30万以上利用する+ネットショッピングを利用する方→リーダーズカード
- キャッシュバックに時間がかかっても高還元率がいい+海外旅行保険が欲しい方→REXCARD
ただし、ポイントを色々な商品に交換したい方や、マイルを貯めたい方にはキャッシュバック型のカードでなく、通常のクレジットカードを選択しましょう。