法人カードを利用して「マイル」を貯めたい!
そう考えている方も多くいますよね。
実は、法人カードでマイル自体を貯められるクレジットカードは数少ないのです!
多くの法人カードでは、利用ごとに付与されるポイントを貯めて、マイルへ交換ができるクレジットカードが多くなっています!
せっかくなら、マイルが貯まりやすく、業務をサポートしてくれるような法人カードを見つけたいですよね!
また、ビジネスで使用した分を法人カードで経費精算をするだけで、ポイントだけでなく会社としても経費や人件費の削減に繋がることも!
今回、効率的にマイルを貯め、利用するためのポイントや法人カードを持つメリットについてご紹介してきます!
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法人カードのポイントをマイル移行する方法とは?
法人カードで支払を行うことで、個人カードのようにマイルを貯めることができるものがあります。
各カード会社によってマイルの貯め方は様々。
航空会社が発行している提携カードであっても支払いなどでマイルが貯まらない場合も…
また法人カードの場合、個人カードに比べると選択の幅が狭くなります。
法人カードを利用しマイルを貯めるには2通りあります。
- 航空会社が発行している法人カードを使用
- 航空会社のマイルと提携している法人カードを使用
今回は、「②航空会社のマイルと提携している法人カードを使用」についてご紹介をしていきますが、まずはそれぞれをどのような違いがあるのかご紹介していきます
航空会社が発行している法人カードを使用
① の方法では、マイルを直接貯めることができるため、マイル交換の手間や交換手数料がかかりません。
フライトマイルに加え、搭乗ごとにもらえるボーナスマイルの付与や、航空会社と提携しているお店・レストラン・ホテルなどの利用で通常よりもマイルが多く貯まります。
ですが、日常での買い物などクレジットカード支払い金額に応じてマイルが付かないものもあるのです。
よく飛行機に搭乗する方や、航空会社提携先を利用する方であればマイルが貯まっていきますが、あまり利用しない方にとってはあまりマイルが貯まらないでしょう。
会社の経費精算手段として法人カードを申込みする場合は、マイルが貯まりにくいといえるので、注意してください!
航空会社のマイルと提携している法人カードを使用
現在、航空会社のマイルと提携している法人カードの種類はとても多くなっています。
基本的に航空会社と提携している法人カードは、クレジットカード会社利用ごとに「ポイント」が貯まります。
貯まったポイントを、提携している航空会社のマイルへ交換をすることで、マイルとして利用することが可能。
法人カードにより、ポイント付与数やポイントをマイル交換ができる還元率が異なります。
そこで、マイル提携している法人カードを利用することで得られるメリットと注意点は何でしょうか?
法人カードのポイントをマイル移行するメリット
法人カードを利用することによりポイントが貯まり、様々なメリットがあります。
ビジネス上において効率的に「ポイント」を利用する方法とはどのようなものでしょうか?
- 交換できるマイルの種類を選ぶことができる
- 経費などの支払いに応じ、効率的にポイントを貯めることができる
- ポイントをマイル移行することによって出張費の削減につなげることが可能
- ビジネス上で利用できる優待やサービスを利用することができる
これらの方法で効率的にマイルを貯め、利用することができます。
それでは、さらに詳しく解説していきます!
交換できるマイルの種類を選ぶことができる
日本の二大航空会社であるANAとJALのマイルが人気となっています。
そのため、「ANAマイル」もしくは「JALマイル」を貯める方が多くいます。
航空会社が発行する法人カードであれば、発行元の航空会社のマイルだけ貯まり、使用も発行元の航空会社や提携先のみとなります。
一方で、「航空会社と提携した法人カード」であれば、交換できるマイルの種類を選択ができることも!
様々な土地へ行くことの多い業種の場合、決まった航空会社ではなくいくつかの航空会社を利用することもあります。
その場合は、利用したい航空会社のマイルに変換することが可能に!
普段利用する航空会社や出張先などを考慮し、申込み前にどのマイルと交換することできるのか確認しておくといいでしょう!
経費などの支払いに応じ、効率的にポイントを貯めることができる
ビジネス上での支払いを法人カードにまとめることにより、支払い金額に応じたポイントが付与されます。
これまで、現金支払いや引き落とし、振り込みで経費精算を行っていたものについて支払を法人カードにまとめることで「ポイント」獲得することが可能に。
法人カードを利用するだけでポイントが貯まり、その貯まったポイントをマイルなど業務で活用できるものに変換できたらとてもお得ですよね!
他にも、経費の支払を法人カードにまとめることで多くのメリットがあります。
- 利用金額の管理
- 明細が発行されるため経理処理が簡略化される
- 経費計上漏れを防ぐことができる
- 領収書等紛失しても履歴を辿ることができる
- 立替え金精算の手間が省ける
経理処理が簡単になり、更に社員自身も経理精算などの事務処理が減るため業務がスムーズになります。
法人カードで支払いを行うことで、振り込みの手間が無くなるだけでなく、振込手数料が不要になります。
毎月、他行へ振り込みを行っていると更に経費としての出費が増えてしまいますよね。
1回の振り込み手数料が数百円として、毎月何カ所にも振込先があると、年間にして数万円かかる場合も。
また、法人カードで利用した金額をシステム上で管理することができるので、誰がいつ・どこで・いくら支払ったのかを簡単に確認することができます。
ポイントをマイル移行することによって出張費の削減につなげることが可能
「経費の削減」はどの企業においても課題ですよね。
貯まったポイントをマイルに変換し、出張時に航空券に交換することで経費削減に大きく繋がります。
普段の経費精算を現金から法人カードにするだけでポイントが貯まり、更にマイルに移行できるのでとてもお得ですよね!
ビジネス上で利用できる優待やサービスを利用することができる
クレジットカードには、様々な優待やサービスが付帯しているので、法人カードを保有していることで様々な特典を受けることができます。
実際に、ビジネス上でよく利用される優待サービスや特典はどのようなものでしょうか?
- 国内・海外旅行保険
- 空港ラウンジの利用
- 手荷物無料配送サービス
- 福利厚生の充実
国内・海外旅行保険
法人カードに国内・海外旅行保険が付帯することにより出張時などの緊急事態も補償してくれます。
カード規約にもよりますが、主に下記のようなリスクに対応しています。
- 死亡・後遺障害
- 急病やケガの治療費
- 賠償責任
- 携行品損害
- 救援者費用
- 飛行機遅延費用の保証
- 寄託手荷物の保証
法人カードにこのような補償が付帯していることで、別途保険に加入せずに済みます!
ただでさえ、出張の準備で忙しいのに更に保険の手続きまで面倒ですよね…
そんな時に、クレジットカード付帯の保証を利用することで、手続きがラクになります。
更に、保険料を別途支払わずに済むので、経費の節約にも繋がりますね!
空港ラウンジの利用
出張時、空港の待ち時間でパソコンを利用し仕事を進めたい方や休息を取りたい方もいます。
そのようなときに、空港ラウンジを「無料」であれば、気兼ねなく利用できますし、空き時間を使って仕事を進めることもできますよね!
法人カードのランクがゴールドカード以上であれば、多くの「カードラウンジ」を利用することができます。
通常は使用料金が発生しますが、ゴールドカードを提示することでラウンジに入ることができ、Wi-Fiやドリンクサービスなど様々なサービスを利用することができます。
また、「プライオリティ・パス」が無料付帯している法人カードを申し込むことで、世界中140か国1200カ所以上のVIPラウンジの利用も可能に!
プライオリティ・パスでは、カードラウンジに比べサービス内容が増え、無料で利用できるものが増えるので、フライトまでゆっくりしたい方にはおすすめのラウンジです。
- ドリンク・アルコール・軽食サービス
- Wi-Fiや電源の利用
- シャワー室の利用
- マッサージチェアの利用
- 航空会社関係なく利用可能
中には一部有料となるサービスもあるので、利用前に確認してから利用するように注意してください。
空港ラウンジを利用することで、効率的に仕事を進めることが可能に!
以下、プライオリティ・パスが無料付帯している法人カードです。
カード名称 | 年会費(税別) | 限度額 | ポイント還元率 | 入会基準 | 国際ブランド |
---|---|---|---|---|---|
セゾンプラチナ・ビジネス・ アメリカンエキスプレス・カード |
20,000円
条件を満たした場合半額 |
一定制限なし | 0.48% | 法人代表または個人事業主 | JCB |
JCBプラチナ法人カード | 30,000円 | 一定制限なし | 0.48% | 法人代表または個人事業主 | JCB |
三井住友ビジネスプラチナカード for Owners |
50,000円 | 500万円 | 0.3~0.5% | 法人 個人事業主 |
VISA・Master Card |
楽天ビジネスカード | 2,000円
(+10,000円の楽天プレミアムカードの年会費) |
300万円 | 1~3% | 法人 個人事業主 |
VISA |
手荷物無料配送サービス
出張時は荷物が多く持ち歩くだけでも大変ですよね。
自宅から空港まで、あるいは空港から自宅まで手荷物を無料で配送してくれるサービスが付帯している法人カードも。
自宅から発送の場合は、1週間前までに予約が必要となる場合もあるのでご注意ください。
また、出張からの帰りは会社へのお土産など荷物が増えますよね。
自宅まで持って帰るのが大変!という方は、「手荷物無料配送サービス」を利用し、専用カウンターから自宅に発送すれば手ぶらで帰宅することもできます。
福利厚生の充実
クレジットカード付帯の特典を活用することで、会社の福利厚生の幅が広がります!
会社として、福利厚生を充実させたい!と考えている方は、法人カード付帯の特典を利用することにより「無料」で社員の満足度向上を目指すこともできるのでおすすめです。
飲食店や、ショップ、レジャー施設などの割引優待が利用できる法人カードもあります。
注意点
法人カード上で貯まったポイントを、マイル移行する際にいくつか注意点があります。
- ポイントをマイル移行する際に手数料がかかる場合がある
- マイル移行するのに上限額がある
- ポイントやマイルを個人利用しない
法人カードの種類やマイルにより、年間にマイル移行できるマイル数・移行回数の上限が決められている場合があるので確認が必要です。
また、マイル移行手数料が必要となる法人カードもあるので事前に手数料をチェックしておきましょう!
中には、カードのクラスや種類によりマイル移行手数料不要のものも。
その場合、年会費が高くなるケースもありますが、支払い金額に応じたポイント付与率や還元率が良くなることもあります。
「年会費」や「移行手数料」の金額のみで判断せずに、使用金額や頻度などを考慮し、お得に「貯まる・使える」カード選びが重要です!
法人カードに貯まったポイントやマイルは、あくまで「法人」の経費支払いに伴って付与されたものです。
個人でポイントやマイルを使用しないようにしましょう。
場合によっては、横領とみなされるケースもあるので、扱いには十分注意するようにしましょう!
ポイント還元率とは?
貯めたポイントをマイル変換することができるとご説明しましたが、各クレジット会社ごとに返還時の「還元率」が異なります。
ポイント付与率とは、「利用金額に応じてもらえるポイント」のことで、カードを利用して付与されるポイントがいくらになり、その率を計算して割り出したものです。
例えば、100円の利用で1ポイント付与されるクレジットカードが、1ポイントあたり1円が換算される場合の還元率はこのようになります・
1÷100=1.0%
つまり還元率は1.0%となります。
法人カードにより付帯サービスや補償が異なるように還元率も異なるため、比較し還元率を比較してみてください。
法人カードの基本的な還現率として、およそ0.5%~1.0%が多く、還元率の高い法人カードは効率的にポイントを貯めることができるようになっています。
特典航空券以外の「マイル」の使い道
「マイル」は特典航空券との交換以外にも「飛行機シートのアップグレード」をすることができます!
エコノミークラスで予約した座席をビジネスクラスのシートへ、またビジネスクラスで予約した座席をファーストクラスへアップグレードすることも可能です。
ポイントの有効期限が迫っている場合や、他に使い道がないとき、少し贅沢をしたい時などに利用するのもありですよね!
また、座席のアップグレードをすることによって仕事がしやすい環境づくりや、渡航疲れが軽減されビジネスでのパフォーマンス向上に繋がる可能性も!
まとめ
法人カードを利用することで、業務上で発生した支払い金額に応じてポイントを貯めることができ、そのポイントをマイルへ変換することも可能!
変換したマイルはまた業務で利用できるので、経費の削減に繋がることもわかりましたね!
また、法人カードにはビジネスに強い特典やサービスも充実しているため、使い方次第では年会費以上に得することができます!
まずは法人カード作成にあたり審査を通過する必要があるので、自分の会社に合ったものを選ぶところから始めることが大事。