イオンカードの付帯する2つの保険とは?海外旅行保険は付帯しないので注意

イオンカードの付帯する2つの保険とは?海外旅行保険は付帯しないので注意 イオンカード

「イオンカードの付帯保険について詳しく知りたい」
「イオンカードの付帯保険おすすめなの?」
そう気になっていませんか?

イオンカードの付帯保険はそれ自体がそれほど充実しているわけではなく、そのままではおすすめできるカードとは言えません。

しかし、条件を満たすことで、イオンゴールドカードにランクアップでき、海外旅行保険を年会費無料で充実させることができます。

とは言え、海外旅行保険や保険の内容が今ひとつわからない人も多いかと思います。

そこでこの記事ではイオンカードの保険内容やイオンゴールドカードで付帯される海外旅行傷害保険の内容について詳しく解説します。

この記事を読めば、イオンカードで海外旅行保険などの保険を充実させる方法がわかり、イオンカードの持つメリットを最大限活用できますよ。

※本ページにはPRが含まれます。

通常のイオンカードには海外旅行保険が付帯しない

イオンカードにはいくつか種類があり、通常のイオンカードには海外旅行保険が付帯していません。

海外旅行傷害保険とは、海外旅行でケガや病気によって、病院に通うことになった場合に、その治療費を一定額保証してくれるサービスです。

海外旅行では日本国内のように保険がきかないため、入院など重大なトラブルになった場合、治療費が膨大になることも少なくありません。

そんなときに海外旅行傷害保険が付帯されているカードがあれば、治療費を補償してくれます。

そのため、海外旅行傷害保険はカードの中でも重要視されることが少なくありません。

通常のイオンカードには海外旅行傷害保険は付帯していないものの、イオンカードには57種類もの種類があり、その中には、海外旅行傷害保険が付帯しているカードもあります。

ここでは海外旅行傷害保険が付帯されているカードにはどんなものがあるか、紹介します。

海外旅行傷害保険が付帯するイオンカード

イオンカードの中には、海外旅行傷害保険が付帯されているものがいくつかあります。

海外旅行傷害保険が付帯されているカードには以下のものがあります。

  • イオンSuicaカード
  • KNTカード

ではこれらのカードの補償内容を簡単に紹介します。

イオンSuicaカード

イオンSuicaカードは海外旅行保険が付帯されているカードで、補償内容は以下の通りです。

  • 障害死亡・後遺障害:500万
  • 障害・疾病治療補償:50万円

これは海外旅行傷害保険の中ではかなり補償額が低く、海外旅行傷害保険を目的にこのカードを利用するのはあまりおすすめはできません。

年会費無料で発行できるカードの中にはVIASOカードなど、より補償が充実しているカードがあるため、そちらを選ぶ方がおすすめです。

KNTカード

KNTカードは海外旅行傷害保険の一部として、障害死亡・後遺障害について最大で2000万円の補償がついています。

しかし、それ以外には何の補償もついていないことがネックです。

海外旅行傷害保険では障害死亡・後遺障害保険を利用するケースは少なく、こうした観点からKNTカードは海外旅行傷害保険を目的に利用できるカードではありません。

イオンカードに付帯する3つの保険とは

通常のイオンカードには海外旅行傷害保険はついていないものの、以下3つの保険がついています。

  • ショッピングセーフティ保険
  • クレジットカード盗難保険
  • (ETCカードのみ)ETCゲート車両損傷お見舞金制度

ではそれぞれの保険のないようについて、詳しく解説します。

ショッピングセーフティ保険

ショッピングセーフティ保険とは、イオンカードを利用して購入したもので税込5,000円以上のものが何らかの事故によって損害を受けた場合に、補償を受けられる制度です。

購入時の利用控えを持っており、偶発的に起きた事故がこの補償の対象になります。

クレジットカード盗難保険

クレジットカード盗難保険とは、クレジットカードが盗難・紛失によって不正利用された場合でも、手続きを行うことで、不正利用された金額を補償してくれるサービスです。

この補償はイオン銀行がカード紛失の手続きを受理してから、61日前までの買い物がその対象になります。

そのため、手続きが遅れてしまうと、補償の対象外になってしまうため、万が一カードの紛失、盗難にあった場合は早めに手続きをおこなうようにしましょう。

(ETCカードのみ)ETCゲート車両損傷お見舞金制度

イオンカードセレクトでETCカードを発行した場合に利用できるのが、ETCゲート車両損傷お見舞金制度です。

この補償金を利用するためには、カーディーラーやカー用品店でETCが利用できるようセットアップする必要があります。

この制度ではETCゲートに追突し、車両が損傷を負ってしまった場合、年に1回ですが、5万円のお見舞金を受け取れます。

ETCゲートにぶつけて車両を損傷させる機会はそうないとは思いますが、あると便利な保険ではあるでしょう。

海外旅行保険付きのイオンカードが欲しい方はイオンゴールドカード

「海外旅行傷害保険がきちんとついたイオンカードが欲しい」
そうお考えではないでしょうか。

通常のイオンカードは海外旅行傷害保険が充実しているとは言えず、あまりおすすめできる選択肢ではありません。

しかし、イオンカードゴールドの場合であれば、海外旅行傷害保険が付帯しているだけではなく、その補償も充実しているため、海外旅行保険を発行するメリットが十分にありますよ。

ここではイオンゴールドカードの補償額やそれぞれの保険のないようについて詳しく解説します。

イオンゴールドカードの補償額

イオンゴールドカードは海外旅行と国内旅行の両方で、補償を受けることができます。

具体的な補償内容は以下の通りです。

  • 傷害による死亡・後遺障害:最高5000万円
  • 傷害・疾病による治療費用限度額:最大300万円
  • 賠償責任限度額:最大3000万円
  • 携行品の損害限度額:1旅行につき30万円
  • 救援者費用:200万円

イオンカードを持っていることで、上記の補償を受けることができます。

また国内旅行でも、補償を受けられます。

  • 傷害による死亡・後遺障害:最高5000万円
  • 傷害による入院:日額5,000円
  • 障害による通院:日額3,000円

これらの補償を条件さえ満たしていれば、年会費無料で利用できるのはイオンゴールドカードの大きな強みだと言えるでしょう。

イオンゴールドカードは利用付帯のため注意

イオンゴールドカードの海外旅行傷害保険は、利用付帯であることに注意が必要です。

利用付帯とは、海外旅行傷害保険を適用させるのに、その旅行のための飛行機代などをカードで支払うことが条件になっています。

クレジットカードの中には自動付帯と行って、カードを持っているだけで補償を受けられるものもあります。

「海外旅行傷害保険をもっと充実させたい」という場合には、イオンゴールドカードに加えてこの自動付帯のカードを持つのもおすすめです。

自動付帯のものと利用付帯のものを同時に適用させることができ、うまく適用させることで、海外旅行に対する備えをより万全にできます。

それぞれの保険の内容

ではイオンゴールドカードの海外旅行傷害保険のそれぞれの内容について解説します。

障がい死亡保険・傷害後遺障がい保険

障害死亡・後遺障害とは、被保険者が旅行期間中発生した事故により負った怪我が原因で死亡、または後遺障害が残った場合に適用される保険です。

この場合には事故があってから180日以内に上記の症状があった場合に適用させることができます。

この保険は怪我によるものが原因のため、病気の場合は適用されません。

ただし、あまりこのような事故が起きるものではなく、利用頻度も高くないため、カードの保証内容はそれほど重要視されないことが多いです。

傷害・疾病治療費用

障害治療費用は、旅行中偶発的な事故により怪我をし、医師による治療を受けた場合に適用される保険です。

海外旅行中は伝染病のリスクがあり、比較的利用頻度が高い保険のため、保険の中でも重要視される項目です。

「海外で水道水を飲んだらお腹がいたくなってきた…」
「世界遺産を見る途中に転んでケガをした…」
そんなときに海外の病院では保険が適用できないため、海外で病院にいくと高額の治療費を請求されます。

そんな場合にクレジットカードの海外旅行傷害保険が役にたちます。

他の補償項目と比べると、利用頻度が高いため、海外旅行傷害保険の補償内容の中でも特に重要視するべき項目の一つです。

賠償責任

賠償責任とは、偶然の事故で他人に怪我をさせる、または他人のものを壊して賠償責任を負った場合に適用されます。

例えば、車の運転中に不可抗力で他人に怪我をさせてしまった場合がこれに該当します。

ただし、これはホテルの備品やレンタル品を壊した場合などには適用されません。

携行品損害

携行品障害とは、盗難、破損、火災など、偶発的な事故により、身の回りの品物に損壊があった場合に適用される保険です。

具体的には旅行中に常に持ち歩く、カメラや腕時計、携帯電話などが該当します。

海外旅行で盗難にあったら不安というときでも携行品損害があれば、海外旅行中に自分の荷物が盗まれたり、事故で壊れてしまったりした場合に1旅行につき、最高50万円まで補償してくれます。

救済者費用

救援車費用とは、被保険者が病気や怪我によって、親族の助けが必要になった場合に適用される保険です。

例えば、旅行中の怪我が原因で日本に帰ることが困難になった場合に来た親族の交通費やホテル代金が支払われます。

イオンゴールドカードの入手条件

「でもイオンゴールドカードはどうやって手に入れたら良いの?」
そうお悩みの方もいるのではないでしょうか。

イオンゴールドカードは招待制のカードになっており、ネット入会などは受け付けていません。

イオンカードゴールドに入会するには、イオンカードの1年間の利用総額を100万円以上利用することが条件です。

それ以外にも公開されていない条件があり、その条件を満たすことで、イオンカードから切り替えの案内状が届きます。

イオンゴールドカードは年会費無料

「イオンゴールドカードは年会費がかかるんじゃないか」
そう考える人もいるかもしれません。

しかし、イオンゴールドカードは年会費が無料です。

入会には条件があるものの、年会費がかからないというのは大きなアドバンテージです。

イオンゴールドカードその他のメリット

イオンゴールドカードにはそれ以外にも以下のメリットがあります。

  • ショッピング保険の上限が年間300万に
  • イオンラウンジサービスや空港ラウンジが利用可能

ゴールドカードの中ではやや控えめとも言える特典内容ですが、年会費無料のゴールドカードであるということを考えると、費用対効果は決して悪くありません。

イオンカードの付帯保険まとめ

この記事ではイオンカードに付帯されている保険について詳しく紹介しました。

イオンカードにはクレジットカードの盗難補償などのサービスはついていますが、海外旅行保険はほとんどの場合付帯しておらず、付帯されているカードも補償が十分とは言えません。

しかし、イオンゴールドカードに切り替えすることで、なんと年会費無料で海外旅行傷害保険を付帯させることができます。

利用には条件がありますが、メインカードとして利用する分には決して不可能なわけではありません。

この機会にイオンゴールドカードの入手を検討してみてはいかがでしょうか。

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