DCカードは、三菱UFJ銀行系クレジットカードという信頼性と、CMによる知名度で気になっているという人もいるでしょう。
CMが流れていることも考えるとサービスやサポートも良いイメージがあります。
DCカードはイメージだけでなく、本当に使い勝手が良いクレジットカードなのでしょうか?
今回は、DCカードのメリットとデメリットについて説明します。
また、年会費やポイント還元率についてもまとめていますので、他のクレジットカードとの違いも確認してください。
※本ページにはPRが含まれます。
DCカードの基本スペック
年会費 | 初年度無料、1,250円(税別) |
---|---|
入会費 | 無料 |
利用可能枠 | ショッピング利用枠10万円~100万円 |
申し込み資格 | 18歳以上で安定した収入がある人 |
ポイント還元率 | 0.49% |
国際ブランド | VISA・MasterCard |
海外保険 | なし |
家族カード | あり 1名につき400円(税別) |
ETC専用カード | あり 無料 発行手数料1,000円(税別) |
カード発行まで | 通常1~2週間 |
更新期間 | 自動更新 |
DCカードのメリット
- 国際ブランドがVISAとMasterCardで選べること
- 海外アシスタントデスクの「ハローデスク」で、海外旅行もサポートしてもらえる
- ポイント残高アプリを使って、スマホで残高を管理
- DCネットセーフティサービスで、ネット利用も安心
国際ブランドがVISAとMasterCardで選べること
「VISA」「MasterCard」「JCB」「アメリカン・エキスプレス」「銀聯」とは、クレジットカードに付いている国際ブランドのことをいいます。
国際ブランドで加盟店が違うので、お店によってはカードが使えないこともあります。
このなかで、世界的にシェアが大きいのがVISAで、その次がMasterCardです。
DCカードでは、2大国際ブランドのVISAとMasterCard、どちらかが選べるので、国内だけでなく、海外でも安心して利用できます。
海外旅行に強いクレジットカードを探しているなら、DCカードはおすすめです。
海外アシスタントデスクの「ハローデスク」で、海外旅行もサポートしてもらえる
言葉がわからない海外でトラブルに巻き込まれたりしたら、不安な気持ちになるでしょう。
そんな時に心強いのが、海外アシスタントデスクの「ハローデスク」です。
ヨーロッパ、アジア、オセアニア、アメリカの主要都市51ヶ所に設置しており、日本語で対応してもらえます。体調を崩してしまったり、盗難に遭った時もサポートが受けられます。
近くにあるお店の紹介やイベントの情報、レストランの予約も行います。個人旅行で海外旅行を予定しているなら、ハローデスク東京に相談をしましょう。
飛行機や宿泊の手配の他に、レストランや現地ツアーの予約も代行します。
海外旅行の際のアドバイスも受けられるので、初めての海外旅行も安心です。
ポイント残高アプリを使って、スマホで残高を管理
DCカードにはWEB明細もありますが、スマホアプリを使えば、毎月の請求額だけでなく、銀行口座や電子マネーも一緒に管理できます。
過去の利用分も確認でき、何に使ったかもわかるので、クレジットカードの使い過ぎも防げます。
ポイント残高もアプリでわかるので、有効期限が来る前に、商品やマイルに換えられます。
DCカードはポイントの有効期限が短いので、常に確認して無駄にならないようにしましょう。
DCネットセーフティサービスで、ネット利用も安心
クレジットカードの不正利用や情報が抜き取られる「スキミング」といった犯罪が増えています。
インターネットショッピングが普及していることから支払いにクレジットカードを使うという人もいるでしょう。
請求書に身に覚えがない金額があったら、犯罪に巻き込まれているかもしれません。
DCカードでは「インターネットショッピング」「モバイルショッピング」「電話、プロバイダーの通信料金」に使っている場合、DCネットセーフティサービスが、損害を補償します。
クレジットカードの不正利用に気付いたらコールセンターに連絡して、サポートしてもらいましょう。
補償してもらえるのは、請求書が届いてから60日以内になります。
DCカードのデメリット
- 初年度は無料だけど、2年目以降は年会費が発生する
- 国際ブランドはVISAとMasterCardで選べるのに、海外旅行傷害保険の付帯がない
- ポイントの有効期限が短い
- インターネットショッピング利用以外では、ポイントは倍増できない
初年度は無料だけど、2年目以降は年会費が発生する
一般カードには、初年度だけでなく会員の期間中は「永年無料」のクレジットカードも多いのに、DCカードは2年目以降は1,250円(税別)の年会費が発生します。
条件付きで無料になるクレジットカードもありますが、DCカードはカードの利用があってもタダにはなりません。
登録型リボ払いの「楽Pay」を利用している場合のみ、年会費が割引されます。
支払いが何ヶ月も続くリボ払いは、あまりおすすめできないやり方です。
繰り越し金額分が年会費に優遇されても、支払いが終わらないのでは意味がありません。
支払いは1回払いにして年会費を払った方が、クレヒスもきれいでしょう。
国際ブランドはVISAとMasterCardで選べるのに、海外旅行傷害保険の付帯がない
DCカードは、海外旅行傷害保険の付帯はありません。
国際ブランドは海外でも使えるVISAとMasterCardから選べますし、海外旅行アシスタントサービスもあることを考えると、万が一の補償がないのは不便です。
永年無料のクレジットカードでも補償が受けられる所もあるのに、2年目以降は年会費が発生するDCカードに海外旅行傷害保険の付帯がないのはデメリットといえます。
一般カードということもあり、国内旅行傷害保険の付帯もありません。
ポイントの有効期限が短い
DCカードは、1ヶ月の利用金額が1,000円になるごとに1ポイント貯まる仕組みになっています。
貯まったポイントは商品やマイル、電子マネーに交換できます。ポイントの付与期間が毎年4月~翌年3月の請求分となり、200ポイントに到達していれば3年間有効ですが、ポイント数が少なければ3月末日で消滅してしまいます。
DCカードは、利用頻度が高ければお得になるクレジットカードですが、使わなければ、年会費だけ取られてポイントも貯めにくいカードになります。
インターネットショッピング利用以外では、ポイントは倍増できない
DCカードは使うシーンを選ばないので、ショッピング、食事、公共料金といつでもどこでも使えるクレジットカードです。
ポイントも貯まりそうな感じもしますが、専用モールの「ポイント名人.com」以外の利用ではポイント倍増はできません。
クレジットカードというと入会特典で1ヶ月や半年間、ポイントが倍になったり、ショッピングや食事の際に提携店舗を利用すればポイントが2倍や5倍になる所もあります。
DCカードの場合、こうしたサービスがインターネット以外ではありません。
クレジットカードを使う目的が「ポイントを貯めること」という人には、DCカードは使いにくいと感じることもあるでしょう。
DCカードのポイント制度
- ポイント名人.comを使ってネットショッピングをすれば、最大で25倍のポイントが付く
- リボ払いや分割払いをすると通常ポイントの2倍になる
- カード利用で貯めたポイントは「DCハッピープレゼント」で、商品やマイルと交換
ポイント名人.comを使ってネットショッピングをすれば、最大で25倍のポイントが付く
DCカードを利用して効率良くポイントを貯めるには、インターネットショッピングがおすすめです。
DCカードには「ポイント名人.com」という、ネットショッピング専用のモールがあります。
「楽天」や「Amazon」といった利用頻度が多いECサイトだと通常よりも2倍のポイントが付きます。
おすすめショップや特集されているECサイトだと、利用した際に最大で25倍のポイントを付けられます。
タイムセールも実施されており、割引やポイントが増やせるチャンスもあります。
DCカードはインターネットショッピングに向いているクレジットカードといえます。
リボ払いや分割払いをすると通常ポイントの2倍になる
DCカードは、支払いをリボ払いから3回以上の分割払いにするとポイントが2倍になります。
ポイントを貯めたいなら1回払いよりもリボ払いや分割払いの方がお得です。
リボ払いはボーナス時などお金の余裕がある時にまとめて払うことができますが、支払いの繰り越しが多いのでポイントのためだけに設定するのは危険です。
分割払いも手数料がかかるので1回払いに比べると割高になります。
また、リボ払いでも繰り越し分が、年会費の割引対象になる登録型の「楽Pay」は、ポイント2倍の対象外です。
カード利用で貯めたポイントは「DCハッピープレゼント」で、商品やマイルと交換
日々の支払いで貯めたポイントは、DCハッピープレゼントとして「WEB商品カタログ」にある商品や航空会社のマイル、電子マネーに交換できます。
WEB商品カタログには、人気のロボット掃除機や美容家電といった豪華賞品や食品、商品券が掲載されています。
ポイントは寄付や利用料金の支払いにも使えます。
ハッピースゥイングコースの利用ならJALのマイル、Ponta、dポイント、auウォレット、Tポイント、楽天ポイント、WAON、nanakoと身近な電子マネーに交換できます。
マイルや電子マネーへの移行は100ポイントからできるので、ある程度ポイントがまとまったら、その都度交換をすれば期限切れで消滅ということも防げます。
マイルや電子マネーを提携している企業のなかには、ポイント名人.comに参加している所もあるので、ネットショッピングも上手に活用してしっかりポイントを貯めましょう。
毎月1,000円の利用で1ポイントというと貯まりにくい感じもしますが、公共料金やプロバイダー料金、定期券というように毎月決まった金額を使うようにするとポイントは貯めやすいはずです。
DCカードはどんな人におすすめ?
- ETCカードや家族カードを追加で作りたい人
- 普段からインターネットの利用が多い人
- 不正利用などのトラブルに巻き込まれた時に補償してもらえるクレジットカードが欲しい人
- 海外旅行に強いクレジットカードが欲しい人
ETCカードや家族カードを追加で作りたい人
DCカードのメリットは、ETCカードと家族カードが追加で作れることです。
ETCカードは作成時に手数料が発生しますが、年会費無料なので車の運転を良くするという人は作っておくとよいでしょう。
DCカードの申込資格は「18歳以上で安定した収入がある人」なので、学生や主婦だと審査に通らないかもしれません。
配偶者や子供のために家族カードを作れば、海外旅行の時などに便利です。
家族カードは1人につき400円(税別)の年会費がかかりますが、利用する家族が高校生を除く18歳以上なら申込できます。
本会員が未成年者や学生の場合には、家族カードは作れません。
普段からインターネットの利用が多い人
DCカードは、「ポイント名人.com」というインターネットショッピング専用のポイントモールがあるように、普段からインターネットの利用が多い人にお得なクレジットカードです。
インターネットショッピングで心配なクレジットカードのセキュリティもしっかりしており、不正利用があれば、DCネットセーフティサービスでサポートしてもらえます。
2年目以降は年会費が発生するので、サブで使うのはもったいない感じもしますが、インターネット専用で持っていても損はしないクレジットカードです。
不正利用などのトラブルに巻き込まれた時に補償してもらえるクレジットカードが欲しい人
DCカードは、インターネット上でのトラブル以外にもサポートが受けられます。
クレジットカードを盗まれたもしくは失くして、第三者に使われてしまったという時は届け出をした時から60日以内に遡って調査をしてもらえます。
こちらも不正利用が確認された場合には、補償が受けられます。
盗難や紛失の場合は気が付いたらすぐに連絡をしてください。
早ければ早いほど、被害は防げます。
盗難や紛失の届け出をした場合、今使っているクレジットカードは停止されますので、再発行が必要になります。
海外旅行に強いクレジットカードが欲しい人
海外旅行傷害保険の付帯はありませんが、VISAとMasterCardから選べるというのは、海外旅行好きには堪りません。
海外アシスタントデスクの「ハローデスク」の他にも、DCカードのツアーデスクがあり、旅行会社のパッケージツアーが3~5%割引きになります。
おみやげを出発前に注文できる「JTB商事の海外おみやげ」も利用できます。
こちらはWEBサイトからだと24時間受け付けをしています。
他にもレンタカーのサービスやWi-Fiに必要なルーターのレンタルもできるので、海外旅行時はお得なサービスが受けられるクレジットカードです。
DCカードポイント還元率を他社と比較
カード名 | 還元率 |
---|---|
DCカード | 0.49% |
dカード | 1.00%~4.00% |
JCB一般カード | 0.50%~1.50% |
ライフカード Stella | 0.50%~1.00% |
シェル-Ponta クレジットカード | 0.50%~4.00% |
ここで紹介するカードでポイント還元率が高いのは、dカードとシェル-Pontaクレジットカードです。
この2つのカードとDCカードは「dポイント」「Ponta」「JALマイル」にポイントを移行することができます。
DCカードに関してはTポイントへの移行も可能です。
JCB一般カードもTポイントにかえられますが、国際ブランドはJCBしか選べません。
海外での利用を考えているならVISAとMasterCardで選べるDCカードのほうが使い勝手はよいでしょう。
クレジットカードは、自分のライフスタイルに合わせて使いやすい物を選んでください。
DCカードが届くタイミングは?
DCカードの審査は1~2週間かかるといわれています。
クレジットカードが手元に届くのは、早くても1週間、場合によっては2週間以上かかることもあります。
申込方法は「インターネット」と「郵送」で選べます。
少しでも早くカードを使いたいなら、インターネット申込がおすすめです。
申込の手順は、会員規約に同意し、必要事項を入力します。
DCカードでは「三菱UFJ銀行」「三井住友銀行」「みずほ銀行」といった大手メガバンクの口座を持っているとオンラインで登録できます。
入力内容を確認したら送信します。申込が完了すると確認メールが届きます。
審査結果もメールで届きます。
申込資格は「18歳以上で安定した収入がある方」となっていますが、未成年者は親権者の同意が必要なため、審査に時間がかかる場合もあります。
DCカードの引き落とし日はいつ?
DCカードは、毎月15日が締め日で翌月10日に引き落としされます。
土日や祝日が重なると10日以降に引き落とされることもあります。
クレジットカードの利用分は、引き落とし日の前日までに口座に振り込むようにしましょう。
クレジットカードの支払い口座と給与口座を一緒にしておけば、引き落としができないということも避けられるはずです。
一般企業の給料日は25日という所が多く、10日が引き落とし日だと財政的に厳しいという人もいるでしょう。
クレジットカードというとポイントや付帯サービスに目が行きますが、引き落とし日もチェック項目のひとつです。
カードで利用した分の支払いができなければ、停止してしまいます。
クレジットカードは、給料日と引き落とし日までの期間も確認した上で選ぶようにしましょう。
DCカードを実際に利用した人たちの口コミ
年代 | 20代 |
---|---|
職業 | 会社員 |
銀行系のカードだから安心かなと思い申込をしました。携帯代やインターネットのプロバイダー料金、公共料金の支払いに利用しています。ネットショッピングをよくするので、セキュリティがしっかりしている点も評価できます。また、パソコンやスマホで明細が見られるので、いくら利用したかわかるのも便利です。今後は貯めたポイントをマイルに移行して、飛行機の利用をお得にしたいと思います。そのときは、海外アシスタントデスクの「ハローデスク」も活用します。
年代 | 30代 |
---|---|
職業 | 会社員 |
ポイントが貯めやすくてサポートが充実しているカードを探していて、いくつか検討した結果DCカードにしました。普段から支払いにカードを利用しポイントを貯めています。貯まったポイントはキャッシュバックして支払いに使っています。カード利用分が節約できるので、家計も大助かりです。WEB明細にしているので、使ったらすぐに確認でき、無駄遣いを防ぐこともできます。2年目以降は年会費がかかりますが、普段から使っていれば、そんなに気になりません。
年代 | 40代 |
---|---|
職業 | 会社員 |
ドライブが好きなのでETCカードが追加できるのが決め手になりました。2年目以降は発生する年会費も、DCカードのサービスを使う分だと思えば安い物です。実際に家族で海外旅行をした時には、ハローデスクを通してホテルの宿泊を手配してもらいました。旅行した時に免税店のキャンペーンも開催していた時だったので優待も受けられて、少し得した気分に。今後は「ふるさと納税」の支払いなどにもDCカードを使って、寄付にも挑戦してみたいです。