クレジットカードはカード会社に一時的にお金を立て替えてもらい、あとから利用料金を払います。
クレジットカード・カードローン・銀行や消費者金融でお金を借りる際には保証人が必要なのでは?と思いますよね。
しかし、クレジットカードは保証人が不要です。
利用限度額を設定した場合でも、キャッシング枠を設定した場合でも保証人不要で利用できるので、利用しやすいです。
しかし未成年の方は親の同意が必要であり、これを保証人と捉えるならすべてのクレジットカードですべての方が保証人が100%不要とは言い切れません。
ここではクレジットカードが保証人が不要な理由と未成年がクレジットカードに申し込む方法について解説していきます。
そもそも保証人って何…?という方も是非参考にしてみてください。
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クレジットカードに保証人は不要
クレジットカードは申し込む際にも利用する際にも保証人は必要ありません。キャッシングを利用してお金を借りた際に不要になっています。
カードを作る・利用するのに保証人が不要な代わりに、カードを作るために審査が設けられています。
クレジットカードの審査では、年収・職業・勤務先の規模・家族構成などが審査されます。
クレジットカードに保証人が不要な理由
住宅ローンを組んだり、金融機関からお金を借りるのには保証人が必要なのに、なぜクレジットカードは保証人が必要なの?
と思う方も多いでしょう。
クレジットカードに保証人が不要な理由は2つです。
- クレジットカード会社の損失が少ない
- 総量規制によって多額の現金が借りられないようになっている
クレジットカード会社の損失が少ない
保証人はもしお金を借りた本人が返すことができなくなったときに、お金を回収できなくなるリスクを減らすために導入されています。
わざわざ保証人を立てるのは、会社側にとってお金を回収できなくなると損失が大きいからです。
例えば住宅ローンや自動車ローン。数百万~数千万単位で、時には億を超える契約をするとき、貸し倒れてしまったら会社側に大きなダメージです。
しかし、クレジットカードは住宅ローンや自動車ローンに比べて利用する金額がそこまで多くありません。月に50万円利用する人はいるかもしれませんが、月に数百万利用する方はあまりいないでしょう。
もちろんカード会社も貸し倒れは避けたいので、最初の審査や途上審査を設けていますが、保証人を用意するほど大きな損失はありません。
総量規制によって多額の現金が借りられないようになっている
クレジットカードはショッピング枠とキャッシング枠があり、キャッシング枠ではATMで現金借りることができます。
キャッシングはクレジットカード会社の定めた枠の範囲内でしか借りることができないため、利用者は返せないほどの額のお金を借りてしまうことはそうそうありません。
キャッシング枠は学生や専業主婦で5~10万円ほど、会社員の方なら20万円~30万円程度です。
キャッシング枠はついていないクレジットカードも多いですし、枠を付けようとすると厳しい審査が行われます。枠を増額したい場合も再度審査が行われます。
また、クレジットカードのキャッシング枠は「総量規制」の対象になっています。
「総量規制」とは年収の3分の1以上の借入はできない法律のことです。
例えば年収が300万円のAさんは最高100万円までしかお金を借入することができません。
1つのクレジットカードのキャッシング額だけでなく、すべての金融機関(闇金除く)での合計借入額が年収の3分の1以内になるように定められているので、保証人がいないくても大丈夫と考えられます。
未成年は保証人でなく親の同意が必要
基本的にクレジットカードは保証人不要で、つまり人の力を借りることなく借りることができます。
クレジットカードの申し込み条件は18歳以上の方、または20歳以上の方であれば申し込み可能ですが、未成年の方は親の同意が必要になります。
といっても保証人という立場にはならず、あくまで「同意」という形になります。
クレジットカード会社は未成年に対する貸倒れのリスクを少しでも減らすために、親権者の同意を必要としています。
例外:未成年でも保証人が求められるケース
未成年は基本的に親権者の同意は必要ですが、保証人は必要ではありません。しかし、親権者の同意が得らえない場合は保証人を立てることを求められるケースもあります。
親権者の同意が得られないケースとは、例えば未成年者の親権者がサインできない状態(両親が意識不明・すでに亡くなっている)になっている場合です。
このような場合には、保証人を立てなければならず、未成年者がカードの支払いができなかった場合は保証人に支払いの請求が届きます。
親権者の同意を得る手段はクレジットカード会社によってまちまちですが、
- 親権者の同意者を記入して郵送
- 親権者の電話連絡をして確認をとる
このどちらかの方法で確認を取ります。
未成年が申し込みをする際には必ず親権者の氏名と連絡先が必要であり、親に内緒でクレジットカードを作ることはできません。
デビットカードなら親の同意なしで作れる
「未成年でも親の同意なしでクレジットカードを作りたい…」「まだ16歳だけど現金を持ち歩かずに支払いたい」
そんな方にはデビットカードがおすすめです。デビットカードはクレジットカードのように審査が必要なく、高校生でも作成ができます。
クレジットカードは使った料金をまとめてあとから払うシステムですが、デビットカードは利用した額が銀行口座からその場で引き落とされます。
そもため銀行残高以上に使い過ぎる心配もなく、現金を持ち歩かずに会計ができます。
最近では楽天銀行デビットカードのように、デビットカードでも還元率が高いカードもあり未成年の方におすすめです。
専業主婦の方は配偶者の情報記入が必要
専業主婦・専業主夫の方は自身での収入がありません。アルバイト・パートをしていて収入が0円ではないかもしれませんが、十分な収入とは言えない額です。
基本的に収入のない方はクレジットカードの審査に通らないため、家計を支えている配偶者の年収や勤務先・勤続年数などの情報を記入する必要があります。
・専業主婦…夫の年収
・専業主夫…妻の年収
・学生…父親・母親
しかし、あくまでカードの審査に必要なだけあって、保証人扱いではありません。
もしカード利用者が支払えなくなったからといって、その配偶者の方に請求が届くことはありません。
そもそも保証人って何?
「保証人」とは債務者が何らかの理由によって返済ができなくなってしまった場合、債務者の代わりに返済を求められる立場にある人のことです。
保証人に支払い義務が発生するのは、債務者が死亡した・行方不明になった・失踪したなどの事情です。
保証人が必要になるのは以下の場合です。
- ビジネスローンを組むとき
- 住宅ローンを組むとき
- マイカーローンを組むとき
- 未成年がお金を借りるとき
- 収入のない専業主婦がお金を借りるとき
- カードローンの申し込むとき
消費者金融・銀行カードローン・住宅ローンなどのカードローンは申し込み者の信用情報や、支払い能力(年収)しだいでは、保証人が不要になります。
「保証人」と「連帯保証人」の違いに注意
保証人には通常の保証人と連帯保証人の2つの種類があります。
連帯保証人は保証人より責任が重いので十分に注意してください。
債務者が返済できる状態(資産を保有している・行方が分かって請求できる)にあるにも関わらず、債務を請求された場合、保証人であれば支払いを拒否できますが、連帯保証人は保証人と違い、支払いの請求拒否できません。
保証人 | 連帯保証人 | |
---|---|---|
催告の抗弁権(債務者に連絡していないのに請求された) | 拒否できる | 拒否できない |
検索の抗弁権(債務者が支払える能力があるのに請求された) | 拒否できる | 拒否できない |
保証人が複数いる場合 | 総額を人数分で割った額を負担 | 全額負担しなければいけないことも… |
例えばAさんが300万円の債務を抱えてBさんが保証人になった場合、取り立てがきても「催告の抗弁権」と「検索の抗弁権」を持ちません。
「Aさんはまだ持ち家もあるし、返済できる能力があるから先にAさんに請求してから、私のところに来て」ということができますが、
Bさんが連帯保証人だった場合、「Aさんはまだ持ち家もあるし、返済できる能力があるから先にAさんに請求してから、私のところに来て」といっても拒否されてしまいます。
「連帯」と聞くと保証人より責任は軽いのかな?とイメージしてしまいがちですが、
債務者=連帯保証人>保証人で、連帯保証人は債務者同等の支払い義務を持っています。
また、Aさんの保証人が3人いた場合、保証人であれば300円を3でわった100万円の支払い義務しか生じませんが、連帯保証人だった場合300万円全額負担しなければいけないケースもあります。
「他の人にあたって」と言っても、先にBさんのとことに来てしまった以上は、金融機関に従わなくてはいけません。
連帯保証人と保証人は全く別物
同じ保証人の立場であっても「保証人」と「連帯保証人」は全く別物です。
連帯保証人は債務者とほぼ同じ立場になってしまうため、そうそう簡単に引き受けるものではありません。
クレジットカードやカードには基本的に保証人は必要ありませんが、もし「保証人になって欲しい」と頼まれたら、安易に引き受けるのではなく、慎重に考えましょう。
クレジットカードに保証人は必要ない
クレジットカード・カードローンを作る際には保証人は必要ありません。
クレジットカードの保証人は存在しないので、もし頼まれたら警戒する必要があります。
また保証人は不要になっているため、審査のハードルも住宅ローンやマイカーローンに比べて低いことが分かります。
もし審査に不安がある方は審査の甘いカードに申し込みましょう。
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カード年会費 | 永年無料 |
---|---|
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電子マネー | |
申し込み資格 | 満18歳以上 |
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そのほか、審査の甘いクレジットカードを探している方はこちらも参考にしてみてください。
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